大学受験 物理対策
物理は大学受験において非常に重要な科目です。また、物理は公式だけを暗記しても、なかなか点数には結び付きません。闇雲に公式を暗記するのではなく、法則をしっかり理解し大切なポイントを身につけることが物理攻略の鍵です。物理が苦手な原因と苦手を克服する方法、さらに大学入試頻出のポイントを一緒に抑えましょう。
目次
高校1年生、2年生の方へ
当会に所属する指導経験のある難関大生に聞いたところ、高校1年生の多くが『力学』の”力のつり合い””運動方程式”、『波動』の分野を、高校2年生の多くが『力学』の”運動方程式”、『波動』、『電磁気』 の分野を苦手にしていました。
これらの分野は大学受験において非常に重要です。なぜなら、大学入試センター試験において、毎年これらに関する問題が最低でも1問ずつ出題されています。出題された問題の多くは、高校1,2年生で習う内容を基礎にしています。特に、”力のつり合い”と”運動方程式”は、今後、受験で使う力学全てに必要となる基礎です。つまり、早期にこれらの基礎を固めておくことは、学年が上がった際だけでなく、その先の大学受験においても重要です。
物理の成績が上がらない原因
物理が伸び悩むと、今後の受験勉強も不安になりますよね。
なぜ成績が上がらないのでしょうか。以下では、その原因について説明します。
①学校や塾の授業を理解したつもりになっている
高校1,2年生で勉強する内容は物理基礎などの基本的な概念や公式や、基礎を土台とした問題演習が中心です。場合によっては、小学校や中学校の頃に習った覚えのある分野も出てくるかもしれません。しかし「基礎だから」「知ってる知識だから」と甘く見ていると、いつの間にか授業についていけなくなってしまった…というケースがあります。
基礎を徹底するとは具体的に何を指すのでしょうか。それは、基本的な公式や定理を自力で導き出したり、問題の中でどの法則がなぜ成り立つのかを考えたりすることで、徹底的に理屈を理解する作業のことです。学年が上がり授業が難しくなると、受験生が口をそろえて「もっと基礎を固めておけばよかった…」と言うのは、高校1,2年生のうちにこうした作業を怠った結果、応用問題に太刀打ちできず成績が下降してしまうためです。
ですから、高校1,2年生で学習する基礎学習と典型問題の理解は極めて重要といえます。
②授業の復習が足りない
学校での授業は理解できるし、塾も通っているはずなのにテストの点数が取れない…と感じている場合、学校や塾の授業を受けるだけで満足していないかどうか、ぜひ振り返ってみてください。勉強はインプットからアウトプットの作業の繰り返しです。授業を受けることは知識を入れるインプットであって、アウトプットには授業外の復習が必須です。
自学復習のときに、自分がどこの理解が浅いのか、何でつまづいているかなどの分析を行うことで、初めて点数につながるといえます。
高校1,2年生から物理を対策するべき3つの理由
1. 学年が上がっても授業についていける
物理を選択する高校1,2年生のなかには、学年が上がるにつれて内容の難易度が上がり、授業についていけなくなる方がいます。実際、友の会へのご相談の多くは「授業が理解できなくなってきているので基礎からフォローをしてほしい」という悩みをお持ちのご家庭様からいただいたものです。
学年が上がり授業が難しくなっても授業についていけるよう、今のうちから勉強習慣と基礎理解を定着させることで、受験学年になっても基礎でつまづくことなく、応用問題に取り組むことができます。
2. 他の受験生と大きな差をつけることができる
物理を選択する受験生の約半分が、高校3年生の夏休みになっても模試の成績が上がらないことで苦しんでいます。受験を目前に自分の勉強法を慌てて修正する人と、高校1,2年生のうちから適切な勉強法を理解・実践してきた人とでは、点数に大きな差が現れます。
他の受験生が基礎をやり直したり、勉強法を見直したりする間に、色んな過去問を解き応用力をつけられるという意味でも、物理は早くから対策するに越したことはありません。
3. 志望校合格につながる
物理を早くから攻略しておくと、英語や数学など二次試験で使う他教科に割ける時間が増えます。また、物理を得意科目にしておくことで、試験でも安定して得点を出すことができ、志望校合格により近づきやすくなります。
とはいえどのように対策すれば成績が上がるのか、自分だけではわからないことがたくさんありますよね。東大家庭教師友の会はそうした悩みを、以下のノウハウを持っていち早くかつ的確に解決していきます。
物理に悩む高校1,2年生へ
東大家庭教師友の会ができること
難関大の理系教師が基礎を徹底的に固めます
友の会には東大・東工大・医科歯科大など最難関の入試物理を突破した優秀な理系教師が揃っています。 つい最近まで受験生として勉強してきた様々な経験を生かした本質をつく授業で、確実な基礎力を養成します。
部活の合間を縫った効率の良い勉強法を伝授します
高校1,2年生は部活や習い事で忙しいですよね。勉強しなきゃ…と思っているけれど時間が確保できないという方も多くいらっしゃいます。そんな方には大学生教師を抱える友の会がおすすめ。友の会の教師は自身も部活と勉強を両立させてきた自身の高校生活を踏まえ、少ない時間でも学習量の多くなる、より効率的な勉強法やコツを教えます。
勉強を習慣化させる学習計画を一緒に考えます
「まだ受験生じゃないし勉強しなくても大丈夫かな。」このように考えている方は、まず勉強を習慣化させスケジュールを自立的に組めるようになることが成績アップへの第一歩です。友の会では教師と専任のアドバイザーが学習や指導の計画を一緒に考え、毎日の勉強に寄り添っていきます。
高校3年生の方へ
当会に所属する指導経験のある難関大生に聞いたところ、高校3年生のお子様の多くが、『力学』の”運動方程式” “エネルギー保存” 、『電磁気』の分野を苦手としていました。
これらの分野は大学受験において非常に重要です。なぜなら、大学入試センター試験において、毎年これらに関する問題が数多く出題されているからです。出題された問題の多くは、高校1、2年生で習う内容を用いて解く問題です。特に、”運動方程式”と”エネルギー保存”は、力学全ての基礎です。つまり、早期にこれらの基礎を固めておくことが大学受験においても重要です。
物理の成績が上がらない原因
受験まで残りわずかとなった高3の今、成績が思うように上がらないと精神的に苦しいですよね。
なぜ成績が上がらないのでしょうか。それは、
①公式の理解が不十分だから
②法則のつながりを把握できていないから
③問題量をこなすことばかりにとらわれているから
だということに気付いていますか?以下で、それぞれ詳しくみていきましょう。
公式の理解が不十分である
「公式や定理は理解しているのに、いざ問題を解くとなるとどの定理を使えばいいかわからない。」そんなあなたは、教科書を見ずに公式を自力で導き出すことができますか?もし導き出せないのであれば、なぜその式が成り立つのかという公式の本質が理解できていないということです。
物理における計算問題は、適切な公式や定理を用いて答えへの正しい筋道を組み立てるゲームのような作業ですから、式の意味を完璧に理解していなければ問題が解けないことも納得できますよね。
法則のつながりを把握できていない
物理には多くの法則と現象が存在します。たった一つの分野の中でも、法則の関係性やつながりが理解できていないと、とたんにその分野の全体像が捉えられなくなります。なかなか成績が上がらないという方は、問題を通してつながりを何度も確認するという作業を怠ってきたのではないでしょうか。
「電磁気」分野が多くの受験生に苦手意識を持たれているのは、電位・電界・磁束・電流といったそれぞれ関係性の理解と把握が複雑で整理しにくいからなのです。
問題量をこなすことにとらわれている
「受験生は多くの問題をこなして応用力を身に着けるべきだ。」この考えは間違っていません。しかし、上で述べたような基礎が定着していない状況で問題を解くのは意味がありません。
勉強時間は多いはずなのに物理の成績が上がらない方は、問題量をこなす前に、知識を自分の頭の中で整理し、もう一度基礎を徹底的にさらう必要があります。
成績を上げるためには……
このまま物理の勉強を続けて成績が上がるようになるのかなあ、と漠然と不安を抱えながら問題を解くだけでは、いつまでも点数は伸びません。正しい対策と勉強計画を立てるのが遅くなると、その分だけ他の受験生に勝つことは困難になります。
さて、ここで物理は論理を組み立てる作業だ、ということを思い出してください。なぜ、どこで、組み立てにつまづいているのかに気付き、いち早く対策を立てて作業を反復できさえすれば、必ず点数に結びつくのが物理という科目です。
とはいえどのように勉強すればこれらの弱点を乗り越えられるのか、自分だけではわからないことがたくさんありますよね。東大家庭教師友の会はそうした悩みに、以下のノウハウを持っていち早くかつ的確に解決していきます。
受験は孤独な闘いです。しかし、試験当日までずっと一人で闘う必要はありません。
わからないこと、不安なことは誰かと共有しながら前に進めばいいのです。
物理に悩む高校3年生へ
東大家庭教師友の会ができること
難関大の理系教師が正しい勉強法を教えます
友の会には東大・東工大・医科歯科大など最難関の入試物理を突破した優秀な理系教師が揃っています。 つい最近まで受験生として勉強してきた様々な経験を生かした本質をつく授業で、基礎力アップからセンター・二次試験対策まであらゆる悩みにも応えます。
合格に必要な学習計画を考えます
物理の成績を上げるには適切な対策が必要だとお話ししましたが、学校や塾と並行しながら、自力で基礎を勉強しなおすには大きな労力と時間を割かなければなりません。なぜなら、一人では何が苦手でどこにつまづいているのかを分析し、適切な対策と計画を立てるのは極めて困難だからです。
東大家庭教師友の会では教師と専任のアドバイザーが学習や指導の計画を一緒に考え、効率良く合格へ辿り着けるように寄り添っていきます。
お問い合わせ
東大家庭教師友の会で家庭教師を探してみたいと思った方は、ぜひ一度当会へお問い合わせください。
料金
東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。
授業を受けた時間数に応じてご請求額は変わり、指導回数や時間を臨機応変に変更することが可能です。