
2023年 入試情報
学習院大学の受験方式は他大学と比べると特有で、1つの学部に対してコア・プラス試験を受けることができます。受験方式によって、科目数や配点も異なるので自分に合った受験方法を選びましょう。
受験を検討されている方は、各学部の受験科目と配点、時間を必ずチェックしてください。
※こちらは2022年度一般選抜概要を参考に作成しています。(2022.8.30更新)
法|コア試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文を除く)】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世B、地理Bから1科目)】配点/100点 時間/60分
【公民(政経)】配点/100点 時間/60分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/100点 時間/60分
※地歴・公民・数学から1科目選択。
経済|コア試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文を除く)】配点/120点 時間/60分
【地歴(日B、世B、地理Bから1科目)】配点/120点 時間/60分
【公民(政経)】配点/120点 時間/60分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/120点 時間/60分
※地歴・公民・数学から1科目選択。
経済|プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文を除く)】配点/120点 時間/60分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/120点 時間/60分
【公民(政経)】配点/120点 時間/60分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/120点 時間/60分
※地歴・公民・数学から1科目選択。
文|コア試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文を除く)】配点/150点 時間/90分
【地歴(日B、世B、地理Bから1科目)】配点/100点 時間/90分
【公民(政経)】配点/100点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/100点 時間/90分
※地歴・公民・数学から1科目選択。
文|心理、教育 / プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/150点 時間/90分
【理科(物理、化学、生物から1科目)】配点/100点(1科目60点) 時間/90分
理|物理 / コア、プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/150点 時間/90分
【理科(物理)】配点/150点 時間/90分
理|化学 / コア、プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/150点 時間/90分
【理科(物理、化学から1科目)】配点/150点 時間/90分
理|数学 / コア試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/150点 時間/90分
【理科(物理、化学、生物から1科目)】配点/150点 時間/90分
理|数学 / プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/150点 時間/90分
理|生命科学 / コア、プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/150点 時間/90分
【理科(物理、化学、生物から1科目)】配点/150点 時間/90分
国際社会科|コア試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文を除く)】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/100点 時間/60分
【公民(政経)】配点/100点 時間/60分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/100点 時間/60分
※地歴・公民・数学から1科目選択。
国際社会科|プラス試験
【英語】配点/-点 時間/-分
【国語(漢文を除く)】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/100点 時間/60分
【公民(政経)】配点/100点 時間/60分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/100点 時間/60分
※外部の英語資格・検定試験(4技能)の成績を、英語の得点(150点満点)に換算する
※地歴・公民・数学から1科目選択。
学習院大学
学部別 傾向と対策ポイント
2023年 学習院大学
科目別 入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「基礎知識を問われる問題傾向」
学習院大学の英語は、GMARCHの中でも難易度はそこまで高くなく、基礎的な知識が問われる出題傾向にあります。
特徴としては、多くの受験生が苦手としている自由英作文や読解要約などの記述問題があるので、この英作文で得点できるかどうかが合格のキーポイントとなります。
また設問も英文で出題されるため、普段から速読・精読の練習が必須になります。
【対策】「英作文対策で差をつけよう」
学習院大学の英語の問題レベルはそこまで高くありませんが、基礎知識は満遍なく問われるため、参考書、問題集を1冊を完璧に学習しましょう。
英語の基礎固めが終わっている受験生は、他の受験生に差をつけられるように、英作文の練習や長文読解の解読、解釈を中心にトレーニングを進めておきましょう。英作文練習の際には、予備校のや家庭教師の先生に添削してもらい、丁寧に学習しましょう。
国語の傾向・対策
【傾向】「全体的に長文問題での出題」
学習院大学の国語は、GMARCHの中でも難易度の高い部類に位置付けられます。
現代文がは、文章の読解難易度自体は標準レベルですが、全ての学部においてかなりの文章量が出題されるので、速読力が必要になります。
古文に関しては、読解レベルにおいては私大の中でも最難関です。又、文章量も長いため精読するには、確実な文法知識が必要になります。
学習院大学では、全学部において漢文が必出になっており、配点も高いためしっかりとした対策が必要になります。漢文は学部によって難易度も変わるので、過去問で出題傾向をチェックしておく必要があります。
【対策】 「問題演習で速読+読解力を身に付けよう」
学習院大学の国語のレベルは平均〜難関ですが、問題量が多いためスピード感を持って解答することが大切です。
現代文では、長文の評論もしくは随筆が出題される傾向にありますが、難易度は標準レベルなので、センター試験の過去問などで演習をすると効果的です。
古文は随筆や説話が多く出題されており、非常に難易度の高いものとなっているので基礎的な文法は必ず押さえましょう。語句の意味を問う問題は頻出なので、古文単語もできるかぎり暗記しましょう。
点数の差がつく明確なポイントはありませんが、漢字の読み書きや古文の語句を問う問題でミスをしてしまうのは非常にもったいないので、主要な単語は全て押さえておきましょう。
数学の傾向・対策
【傾向】「学部によって様々な出題傾向を確認しよう」
学習院大学の数学は、学部によってかなり出題傾向に差があるので受験学部の傾向をしっかり確認しておくことが重要です。
全体的な難易度は、教科書レベルの標準的な問題が多いですが、「微分・積分」「三角関数」「確率」が頻出で、年度によっては難易度の高い証明問題も出題されるのでしっかりとした基礎対策と記述問題の対策が必須になります。
【対策】 「教科書レベルの知識を徹底的に学習」
学習院大学の数学は、全く手がつけられないような難題は出題されません。標準レベルの問題が大半を占めているので基礎知識を徹底的に頭に入れましょう。
数研出版『青チャート』や河合出版『チョイス新標準問題集』のようなオールジャンルを網羅している教材を使用して演習を行うことがお薦めです。
微分積分は毎年必ず出題されている分野ですので、苦手意識がある受験生は早めに対策し、確実に得点できるように学習しましょう。
日本史の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の日本史は、日本史が得意という受験生でも苦戦するほどの高い難易度の問題が出題されることもあるように、GMARCHの中でも難易度の高い部類に位置付けられます。
日本史で合格点を取るには、教科書レベルの基礎固めに加え、年表や史料、テーマ史などのあらゆる史実をを暗記することが重要になってきます。
特に史料問題、テーマ史は多くの受験生が苦手としている分野ですので、他の受験生に差をつけるには入念な対策が必要です。
【入試対策】
学習院大学の日本史は私大の中でも最難関レベルなので、教科書レベルの基礎知識を身に付けたら、用語集や図説を利用し、より細かい知識まで暗記するように心がけましょう。
学習院大学の日本史の問題は「史料問題」が幅を占めているので、独自の対策が必要です。模試では出題されたことがなく、教科書にも載っていない史料についての問題が出題されることも珍しくないので、そのような問題にも対応できるように日本史の正確な基礎知識をまずは身に付け、史料の読み方なども学習しましょう。
世界史の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の世界史は、出題範囲がかなり広く、問われる知識もかなり細かいことから日本史同様にかなり高い難易度になっています。又、受験生が最も苦手とする現代史が頻出なので、私大の中でも最難関レベルです。
多くの受験生は、難解な問題が解けずに諦めてしまいますが、確実に合格点を取るには、絶対に得点すべき問題を落とさないことが重要になるので、諦めずにしっかりとした対策を行いましょう。
【入試対策】
学習院大学の世界史は基本的に教科書レベルを完璧にマスターすることで合格圏に入ることが十分に可能ですが、苦手な分野があると得点すべき問題で失点してしまい、致命的になることもあります。
基礎レベルの問題は、確実に正解できるようになるまで、問題集などで演習を行いましょう。学習は幅広くおこない、徐々に詳細まで詰めていく形をとるのが最も効率です。
記述問題も出題されるので、国立2次試験の過去問などを利用して対策する必要があります。
政治経済の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の政治経済は、日本史・世界史同様に私大の中でも最難関レベルです。出題範囲が広範囲にわたるだけでなく歴史学や地理などの知識を要する問題なども出題される傾向にあります。
また、政治経済の分野では、時事問題や統計学の問題の出題がかなり特徴的なため、政治経済の受験者は学習院に特化した学習が必要です。
【入試対策】
学習院大学の政治経済は非常にレベルが高いですが、問題の出題が特徴的なので、学習院に特化した対策を行うことで合格点を取ることができます。まずは、標準レベルの問題で失点しないように確実な基礎知識を身に付けましょう。
現代の時事問題、統計表の解読の対策では、ニュースを見たり新聞を読む習慣をつけておくだけでも十分な対策となります。可能であれば、ニュースで報道されている内容や新聞のトピックとなっている内容に関しては特にメモをする、新聞を切り取っておくなど対策をしておきましょう。
学習院大学の政治経済を攻略するためには「現在の政治事情から目をそらさないこと」が必須です。
地理の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の地理は、GMARCHの中ではやや難易度が高い部類に位置しています。日本史や世界史、政治経済に比べると比較的解きやすい問題が多いですが、地理に関する時事問題など特徴的且つ難易度の高い問題が出題されることもあります。
また、法学部では地理的な現象に関する記述問題が出題されるなど、受ける学部によって必要な対策が異なってくるので、しっかりと過去問をチェックしましょう。
【入試対策】
学習院大学の地理も、他の社会科目同様に標準問題でしっかり得点することができれば十分合格ラインまで達することができるので、基礎的な問題は確実に答えられるように何度も演習を行いましょう。
学習院大学の地理を攻略するためには、基礎問題でミスをすることは許されません。教科書レベルの内容は他の受験生もマスターしてから受験することが予想されますので、基礎レベルを習得した受験生は、応用問題にも積極的にチャレンジしましょう。
物理の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の物理の難易度は標準的ですが、計算に時間を要する問題や難題も含まれているため、基礎問題をいかに完璧にするかが合格のキーポイントとなります。
理学部では大問3題で構成されており、「力学、電磁学」の範囲が例年必出とされているため、入念な対策が必須です。
【入試対策】
学習院大学の物理は、標準問題の出題が多いので得点できる部分で得点を落とさないように教科書レベルの知識は徹底的にマスターしましょう。又、時間配分よりもケアレスミスをしないように計算の質を重視して問題を解きましょう。
受験における手段の1つに「わからない問題は、とりあえず飛ばす」方法があります。学習院大学で出題される物理は「応用問題」が紛れていることが多いので、遭遇した場合は無理をせず、解ける問題から解いていきましょう。
化学の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学で出題される化学の問題はほとんどが基礎レベルであるため、平均点も高く、標準的な問題で構成されています。
全範囲から満遍なく出題されますが、化学式が必須項目であるため、しっかり押さえておきましょう。
【入試対策】
学習院大学の化学は、理論・無機・有機分野から満遍なく問題が出題されます。記述式や計算問題も出題されますが、教科書レベルの問題集で対策すれば、十分得点することができます。
基本的には基礎固めを徹底すれば、問題ありません。時間に余裕があれば応用問題にもチャレンジしておきましょう。
生物の傾向・対策
【出題傾向】
学習院大学の生物は、他の物理・化学に比べると難易度が高く設定されています。基本的な問題も出題されますが、計算・描図・記述・論述などのさまざまな形式で、応用問題が多々出題されるので、過去問などを使用した入念な対策が必要になります。また、遺伝情報の単元が頻出です。
教科書レベルでは対応が難しいような問題が出題されますので、ただ教科書を読むだけではなく問題意識を持って学習することが重要です。
【入試対策】
学習院大学の生物では、応用問題が多く出題される傾向にあるので、基礎知識を身に付けた上でMARCH以上の過去問を用いて、問題演習を行っていきましょう。
難易度の高い問題が多い分、他の受験生との差は応用問題で決まるので、不得意分野を残さないように意識的に全範囲を網羅的に学習しましょう。
学習院大学受験におすすめの教師
苦手な科目を出来る科目にする前に好きになってもらえるような指導に努めます。

田山先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/文系数学/理系数学/物理/化学
生徒様に寄り添って、丁寧な指導をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

大野先生(慶應義塾大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/世界史/地理/文系数学
自分の受験の経験を最大限に生かして生徒さんを導いていきたいと思います。勉強を教えることはとても好きなので、指導するのが楽しみです。愛情と情熱を持って誠心誠意頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
東大家庭教師友の会が大学受験に強い理由
東大家庭教師友の会は、以下の特徴を持っているため毎年多くの難関大学合格者を排出しております。
家庭教師による個別指導で、学習院大学に特化した対策を行うことができます!
料金
東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。
授業を受けた時間数に応じてご請求額は変わり、指導回数や時間を臨機応変に変更することが可能です。
お問い合わせはこちらから
些細なご質問でも受け付けております。
また、無料で授業を体験していただくこともできます。お気軽にお問い合わせください!
首都圏以外にお住まいの方でも授業をお受けいただけるよう、オンライン指導もご用意しております。
オンライン指導をご希望の方は下記のリンク先をご覧ください。
入会をご検討されている方へ
入会をご検討されている方は、上記リンク先のWEBフォームまたはお電話よりお問い合わせください。
入会についての流れや疑問については、リンク先の「入会までの流れ」をご覧ください。
小岩井先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/古文/漢文/日本史