
2023年度入試情報
偏差値 |
60.0 |
倍率(2022年度) |
4.4倍 |
経済学科、経営学科|コア、プラス試験
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語】配点/120点 時間/90分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/120点 時間/60分
【数学(数IA・数IIB)】配点/120点 時間/60分
※地歴・数学から1科目選択
詳しい入試情報は学習院大学公式の入試要項をご覧ください
2023年度 学習院大学経済学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「出題形式が豊富で英語力が問われる」
文法・語彙問題、読解問題、和文英訳の英作文、会話文など出題形式が豊富です。そのため様々な角度から英語力が問われることになります。
大問数は7題あり、解答形式はマークシート式と記述式です。7題ある大問数のうち読解問題が3題、文法・語彙問題が2題、和文英訳の英作文と会話文問題がそれぞれ1題です。
読解問題は、文化や社会、健康といった一般的な内容のものが多く、内容説明や内容真偽、同意表現、語句整序などが問われます。
文法・語彙問題は、短文の空所補充を行い完成させるものなどが出題され、構文や熟語の知識が問われます。
【対策】「単語・文法など偏りのない学習が必須」
長文読解の特徴として、全体の概要を求める設問ではなく細かい内容を問う問題が多く出題されていることから、内容を正しく理解する精読力が必要です。
英単語や熟語、構文、慣用表現など英語の基礎となる部分をしっかり固めるようにしましょう。
問題量が多く、ある程度のスピード感が必要なので、問題慣れするために過去問を繰り返し解くようにすることもおすすめです。
国語の傾向・対策
【傾向】「文学史の問題が頻出」
評論文が頻出している現代文、古文、漢字問題がそれぞれ1題ずつの合計3題が大問として出題されます。文字数指定のある論述説明問題や、空所補充や漢字問題は頻出しています。
評論文の内容は、文芸や芸術、社会、文化、言語、科学などジャンルを問わず、現代社会が抱える問題点について論じている文章が多いです。
古文は、単語の意味、文法など基本的な問題がほとんどで、毎年文学史も出題されています。
【対策】「文章形式に慣れることが大切」
評論文対策としては、日頃から新聞にある評論欄などを読み文章形式に慣れ、文章の内容を素早く理解し要約をする練習を行うようにしましょう。
過去問に取り組む前に、標準レベルの評論文の問題集をひと通り解いて、形式に慣れておくようにすることがおすすめです。
古文は、全体の内容を理解できるだけの基礎知識を身に着けておくことと、文学史についても漏れなく学習しておくようにしましょう。
数学の傾向・対策
【傾向】「微分・積分を中心に証明問題も頻出」
大問数は4題で、解答形式はすべて記述式です。
微分・積分や確率の問題が頻出しているのが特徴ですが、出題範囲は幅広いです。証明問題や図示問題も出題されています。
特に頻出している微分・積分は、増減表の扱いや、最大値や最小値の特定の仕方を中心に計算力も問われます。
【対策】「頻出分野に重点を置いた学習」
まずは、配点の大きい微分・積分に重点を置いて学習しましょう。教科書や問題集に取り組み、解法パターンを把握し計算力を身に付けることで、問題がスラスラと解けるようになります。
証明問題は、過去問から出題パターンと模範解答を暗記しておくと確実に点数に繋げることができます。
ひと通りの学習を終えたら、過去問をひとつでも多く解くようにしましょう。出題される問題の特徴だけではなく、時間感覚を身につけることができます。
日本史の傾向・対策
【傾向】「テーマ史が頻出」
政治史や文化史、社会史、対外関係史など分野別でまとめられたテーマ史が出題されることが多いです。特に、経済学部ということから産業・経済史に関する問題は頻出している傾向にあります。
大問数は5題あり、解答形式は大問3題がマークシート式、2題は記述式です。
出題範囲については偏りがなくまんべんなく出題されますが、比較的原始や戦後史は出題が少ない傾向にあります。
【対策】「教科書をベースに学習」
難易度的には教科書レベルの問題がほとんどなので、まずは教科書の内容をしっかり学習していくことが大切です。教科書に記載されている歴史を体系的に理解した後に、歴史の流れも理解していくようにしましょう。
重要用語を覚えるだけではなく、歴史上起こった事件やその事件が起こる背景、関わった人物、その結果などを網羅できると良いです。
ある程度教科書の学習を終えたら、過去問にも取り組んで試験の傾向や特徴を理解しておくことも大切です。
世界史の傾向・対策
【傾向】「小問が多く、短文論述も頻出」
大問数は5題と一般的な大問数ではありますが、小問が100題前後と多いことが特徴で、スピーディに解き進めることが求められます。解答形式は、マークシート式と記述式の併用で、短文論述の問題も頻出しています。
古代から現代の範囲の問題が中心となっていますが、現代史はそれほど多く出題されません。政治史や経済史などの分野も頻出しています。
【対策】「基礎を固める学習が重要」
問題数が多く出題範囲も広いですが、基本的には教科書レベルの問題となっているので、まずは教科書を使用した学習を徹底し基礎をしっかり固めるようにしましょう。
地理的な知識が問われる問題も頻出しているので、世界史の中で登場する事柄の場所が地図上でどこにあるのか、主要な地域や河川なども地図を見てわかるようにしておくことも大切です。
過去問を利用して、短文論述問題の傾向を知り、重要事項などの概要を簡潔に1行程度でまとめられるような練習もしておくようにしましょう。
政治経済の傾向・対策
【傾向】「時事問題や計算問題が頻出」
政治と経済の両方の分野からバランス良く出題される傾向があります。時事問題と絡めた問題も出題されるため、難易度は高めです。
基礎知識を問う基本的なものから、難易度の高い時事的な内容まで幅広い範囲で出題されるのでしっかり対策が必要です。
特に時事問題は、「経常収支の推移」や「日本再興戦略」など具体的な政治経済に関連する問題が出題されています。
グラフや統計表から読み解く問題も出題されています。
【対策】「教科書で基礎を確実なものにする」
まずは教科書を使用して政治経済の基本的な部分を確実に覚えるように学習を行うようにしましょう。その上で、問題集の問題を解き、理解できていない部分を確認し、抜けのある部分を作らないようにすることが大切です。
時事問題対策としては、政治経済に関するニュースや新聞などに目を通し、わからない言葉や今起きている問題点などを理解しておくようにしましょう。
過去問にも取り組みながら、知識を深めていくと良いでしょう。
地理の傾向・対策
【傾向】「世界各国の地誌問題・時事問題が頻出」
アメリカを中心に世界各国の問題が出題される傾向にあります。大問数は6題~7題あり、解答形式はマークシート式と記述式です。
難易度は標準的ですが、設問の中には、難易度の高い論述問題が出題されることもあります。
ASEANやBRICsなどの新興国なども出題されているので、対策が必要です。
【対策】「地誌問題と論述問題対策に取り組む」
世界各国から出題されている地誌問題対策のためには、地図を活用して大陸や国の特徴を書き込み覚えると良いでしょう。該当する地域だけではなく、その隣接する国や地域についても同じように書き込み、覚えるようにすると地図で位置関係を理解しながら、まとめて整理することが可能となります。
論述問題は、時事問題対策として新聞やニュースをチェックし、どのようなことが起こっているのかを設定した文字数で簡潔にまとめられるような練習をしておくと良いでしょう。
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吉田先生(早稲田大学在籍)
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