
2023年 入試情報
偏差値 |
57.5~65.0 |
倍率(2022年度) |
4.4倍 |
文|哲学・日本文学・史学(Ⅰ日程)|個別日程(A方式)
【英語】配点/100点 時間/60分
【国語(古文・漢文含む)】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世B、地理Bから1科目選択)】配点/100点 時間/60分
【公民(政経)】配点/100点 時間/60分
【数学】配点/100点 時間/60分
※地歴、公民、数学のうちから1科目選択
文|英文学・地理学・心理学(Ⅱ日程)|個別日程(A方式)
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(漢文除く)】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世B、地理Bから1科目)】配点/100点 時間/60分
【公民(政経)】配点/100点 時間/60分
【数学】配点/100点 時間/60分
※地歴、公民、数学のうちから1科目選択
詳しい入試情報は法政大学公式の入試要項をご覧ください
2023年 法政大学文学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「標準的な問題がしっかり出題」
大問は4題で、解答形式はマークシート形式のみの出題です。4題ある大問はすべて読解問題となっており、問題で出題される内容は、人文科学系や自然科学系が多いのが特徴です。
設問では、内容真偽、内容説明を中心に、空所補充問題、同意表現問題、語句整序問題など多岐に渡っています。英文の分量はかなり多いものの、標準的なレベルの問題が多いことが特徴です。
【対策】「語彙力とスピード感を持って読む」
出題される英文の分量がかなり多いことから、文章の内容を理解するだけではなく、早く読み解く練習が必要不可欠です。
基本的な単語や熟語の語彙力を定着させるために、教科書はもちろん問題集を積極的に活用し演習量を確保しましょう。 また、ある程度の単語、熟語、文法の基礎を固めたら、過去問を解きながら問題の形式に慣れていくと万全です。
英文は長文・短文に関わらずスピード感を持って内容を理解できるように訓練しておくようにしましょう。
国語の傾向・対策
【傾向】「論述、古文、漢文と幅広く出題」
大問は4題あり、マークシートと記述式の解答形式です。4問ある大問は、文法・語彙問題が1題、論説文と古文、漢文がそれぞれ1題ずつとなっています。記述式の解答形式では、論述問題が出題されており、35文字~45文字、または、20文字以内と文字数が決められていて頻出しています。
難易度は、論説文・古文・漢文などどれも標準レベルで、文法・語彙問題や漢字問題も難問は出題されません。論説文では、待鳥聡史や佐藤洋一郎などの作品がよく用いられています。
【対策】「多くの文章に触れ、要約できるようにする」
論説文・古文・漢文と幅広く出題されるので、どのタイプの文章にも多く触れて慣れておくようにしましょう。
論説文はその内容を素早く捉えることができるように、要約するクセをつけておくと、文章全体を通した主旨が掴みやすくなります。その結果、設問が解きやすくなり、論述問題の対策も行うことができるようになります。
数学の傾向・対策
【傾向】「難易度は普通、項目に分けて出題」
大問は3題あり、解答形式は記述式です。3題ある大問のうち、大問ごとに「数と式」「確率」「微分法」「ベクトル」など項目に分けて出題される傾向があります。
数と式という項目からは、分数式の取り得る値の範囲などが出題されるなど、過去問から傾向を知ることができます。
全体的には標準的な問題がほとんどですが、問題の中には難易度の高い問題もあるのが特徴です。
【対策】「教科書の問題と過去問で対策」
解答形式がすべて記述式になっていることから、答案を整理したものに仕上げることのできる答案作成能力が問われます。日頃からわかりやすく簡潔に答案を作成することを意識して問題を解くようにしましょう。
数学全般の基礎力をしっかり固めたうえで、過去問を解くようにするのがおすすめです。苦手な部分は、教科書の問題を繰り返し解き、公式など忘れてしまっていないかを確認しながら進めていくと良いでしょう。
日本史の傾向・対策
【傾向】「幅広い範囲と史料問題も出題」
大問数は、4題で選択式と記述式の解答形式となっています。大問ごとに中世、近代、近現代から現代という風に出題する時代ごとに項目が分けられており、各時代の政治や文化、外交などが問われる問題が頻出しています。
毎年史料問題や論述問題も出題されているのが特徴です。全般的には標準的な問題が出題されていますが、ある一時代について細かな知識が問われる問題も出題されることがあります。
【対策】「教科書のマスターと過去問で練習」
基本的には教科書に掲載されている史料、用語などが出題されるので、まずは教科書の内容や教科書にのっている史料を確実にマスターするようにしましょう。
基礎を重ねた上で時代の中で起こった出来事や登場した人物、時代背景や意義についてもまとめて理解しておくと、論述問題対策にもなります。 論述問題は80文字程度なので、難易度は高くないものの過去問などを使用して複数回解いておくようにしましょう。正誤問題の練習も過去問で行っておくようにすると万全です。
世界史の傾向・対策
【傾向】「時代やテーマに沿って出題」
大問は3題で、解答形式はマークシートと記述式となっています。3題ある大問は、ギリシア史やヨーロッパ史、旅史、中国関係史、オスマン帝国史などテーマに区切られて出題される傾向が強いのが特徴です。ギリシア史では古代ギリシアを中心に出題されるなど出題傾向はわかりやすいです。
各テーマの中では、地理に関する出題も頻出しています。 標準レベルの問題が多い中、難易度の高い問題も出題されるので、レベル的には、標準からやや難易度の高い問題傾向となっています。
【対策】「地図帳を使用した学習も必須」
標準レベルの問題が多いので、基本的には教科書を中心に学習することを心がけるようにしましょう。教科書を使用しながら用語集や地図帳なども活用し、さらに多くの知識を深く得ることで難易度の高い問題にも対応できるようになります。
また地図上で世界史に登場する地域の位置関係については、学校の授業や演習の際にこまめに確認し、把握しておくようにしましょう。
政治経済の傾向・対策
【傾向】「時事問題が頻出」
大問題は4題あり、解答形式はすべてマークシートとなっています。4題ある大問では、政治、国際、経済と項目に分けて出題されており、その内訳も経済が2題、政治と国際が1題ずつです。
政治では、内閣と行政や、日本の司法制度についてなど項目ごとに細かく出題されます。時事問題が多く出題されているのも大きな特徴です。
難易度は標準的なものとなっていますが、問題の中には細かな知識がなければ解くことのできない問題も出題されています。
【対策】「時事問題対策で新聞やニュースを活用」
時事問題が頻出されていることから、日頃から新聞やニュースなどに興味関心を持っておくようにしましょう。新聞やニュースを見る中で、理解できないことや、わからない用語が出てきたら用語集などで学習しておくと万全です。
政治経済の基本的な部分は、教科書を中心に学習すれば大丈夫なのでまずは教科書の範囲を学習し、資料集なども活用するようにしましょう。正誤問題やデータや史料の読み取り問題は、過去問を中心に学習していくことが大切です。
地理の傾向・対策
【傾向】「バリエーション豊かな問題が頻出」
大問数は3問で、解答形式は選択式または記述式です。大問では、各地域の特性や自然環境、社会など様々な視点で出題されています。年度によってある地域の緯度・経度を求める問題や、統計数値を求める計算問題など特殊な問題も頻出しています。
地図や地形図、写真、グラフ、統計表などが問題として出題し、地名や地理用語を問う問題も頻出しているのが特徴です。選択式の解答形式以外にも、論述問題も出題されるなど様々な形式で知識を問われます。
【対策】「地図や地形図など読み取る練習が必須」
教科書を中心に基礎の学習をしっかり行うようにしましょう。その上で、地図や地形図、写真、グラフ、統計図なども読み取ることができるようにしておくことです。
知識が問われる問題対策は教科書などで行い、図表などを使用して考える思考問題対策は、図表などを正しく読み取る基礎と、それを使用して表現する力を身につけることが重要です。2つの対策を同時に行うためには、より実践的に問題を解くことのできる過去問を何度も解いて問題に慣れるようにしましょう。
法政大学文学部受験におすすめの教師
自分の受験の経験を最大限に生かして生徒さんを導いていきたいと思います。勉強を教えることはとても好きなので、指導するのが楽しみです。愛情と情熱を持って誠心誠意頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

川原田先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/日本史/世界史/倫理/政経/小論文
一歩一歩着実に、それでいて高みに到達できるような丁寧で生徒様に寄り添った指導を心がけます。
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大野先生(慶應義塾大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/世界史/地理/文系数学