
2023年 入試情報
国際基督教大学は、ICUとも呼ばれ、国際教養大学の国際教養学部に匹敵する英語の最難関校です。
学部も教養学部のみで、入試方法が特有なので、受験生は入試科目・傾向をチェックしておきましょう。
教養|個別A方式
【英語】配点/90点 時間/90分
【総合教養】配点/80点 時間/80分
【人文・社会科学】配点/80点 時間/80分
【自然科学】配点/80点 時間/80分
※人文・社会科学、自然科学から1科目選択。
教養|個別B方式
【英語】配点/-点 時間/-分
【総合教養】配点/80点 時間/80分
【面接】配点/-点 時間/-分
※英語の点数は、外部英語試験を利用。IELTS 6.5、TOEFL iBT79以上のスコア出願条件。
※1次選考を通過した場合、2次選考で「面接」を行う。
2023年 国際基督教大学
科目別 入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「速読・精読力が問われるICU」
ICUの英語は、リスニング(30分)と読解問題(60分)で構成されます。
読解問題は、600~700語程度の長文で分量的には長すぎるということはないですが、国際系の大学だけあって難しい単語が出題され、慣れていないと読みにくい傾向にあります。問題自体が全体把握をした上で解くような問題構成のため、ゆっくり読んでいると時間がなくなってしまうので、速読力も問われます。
リスニングについては、適度なスピードで聞きやすいものが例年出題されており、そこまで難解なレベルと身構えなくてよいでしょう。しかし、リスニング自体は1度しか流れないので、本番に聞き逃しがないように、徹底的なリスニング学習が必要になります。
【対策】「英文を英文で捉えられるようになろう」
合格点を取るには英文に目を通しながら、即座に訳をが取れるレベルの読解力が必要です。 そのために、英文を読んで英文で意味が取れる読み方をスラッシュリーディングなどを通して身につけましょう。
速読即解ができるようになるためには、難解な単語の知識も必要になります。教科書や問題集で知らない単語が出てきたらノートにまとめるなどして、日々単語数を増やしていきましょう。
リスニングは、センター試験から私大・国立の過去問などを利用して大学入試のリスニングで演習を行いましょう。シャドーイングなどを行い、1回で聞き取れるまで練習を重ねましょう。
総合教養の傾向・対策
【傾向】「大学入試の中でも特殊な試験方式」
総合教養の試験は日本語の文章を扱う試験で、リスニングと読解の問題で構成されています。
読解は文章が長く感じますが、順を追って読んでいけば内容理解が難しいといったことはおおよそないでしょう。文系・理系関係なく解答できる問題になっているため、書いてある文章の意味を適切に捉えることができれば十分得点できます。
リスニングの文章内容のレベルは、読解と同様のものです。リスニングだから難しく、自分にとっては苦手な問題になるかもしれないと思い込み過ぎずに、よく話を聞いて、読解と全く同様に解釈してみようと試みることがよいアプローチになると考えられます。
【対策】 「過去問で徹底的に演習しよう」
教養の試験というと、特別な知識が何か必要になるかと思うかもしれませんが、基本的に専門的な知識は問われません。常識的な知識を前提に思考する出題傾向なので、現代文や小論文での学習や過去問を使った演習が効果的と言えます。
かなり特殊な試験方式なので、ICU在籍経験のある家庭教師や予備講師をつけて対策を行うのが最も効果的です。
人文・社会科学の傾向・対策
【傾向】「計算スピードが求められる数学」
人文・社会科学は、とにかく長い文章を読んでそれに関する問いに答えるという構成です。かなりの文章量なので、読みながら意味のまとまりを部分ごとに要約して全体を整理しながら読み進める必要があります。情報整理しないと解答の正確性は欠けてくると思った方がいいでしょう。
人文・社会科学に関しての特別な知識は特別要求されませんが、問題形式を知らないと本番に戸惑ってしまうので、過去問は必ずチェックしましょう。
【対策】 「時間配分を意識して、確実に得点を」
人文・社会科学は、読みながら意味のまとまりと思える箇所ごとに要約や重要ポイントをまとめる癖をつけましょう。要約のメモを余白に書き入れながら読みつつ、設問に関係ある所に出くわしたらそのときにその設問を解いてしまうというやり方が効率的です。
上記でも説明した通り、特殊な試験方法なので過去問演習は必須です。
自然科学の傾向・対策
【出題傾向】
自然科学は、「数学」「物理」「化学」「生物」の分野から2種類を選択する方式になっています。いずれの分野にしても長い文章を読みながら問いを解かせる問題構成です。
人文・社会科学と同様に、自然科学に関する特別な知識は特別要求されませんが、受験する分野に関しての基礎的な知識は身につけておきましょう。問題形式を知らないと本番に戸惑ってしまうので、過去問は必ずチェックしましょう。
【入試対策】
自然科学に関しては、それぞれの科目の問題集で基礎レベルの問題を確実に解けるというレベルになっていれば安心です。 基礎が分かっていることが非常に重要です。各科目の基礎力と文章読解力を合わせていい結果を狙おうとすると合格につながります。
文章や図、表の読み取りに要求される力は、共通テストに必要になるものと同種のものと考えられます。この試験においても、各分野の科目のセンター対策・過去問演習をすることが対策として効果的です。
国際基督教大学受験におすすめの教師
母校である国際基督教大学高等学校ではとても密度の濃い時間を過ごしました。高校生活でたくさん先生達と関わり真面目に勉強したからこそ指導できる事があります。未来の後輩を、作ります

渡邉先生(国際基督教大学在籍)
【担当科目】 英語
「純ジャパ」としての英語の指導に心血を注ぎます!
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料金
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入会をご検討されている方へ
入会をご検討されている方は、上記リンク先のWEBフォームまたはお電話よりお問い合わせください。
入会についての流れや疑問については、リンク先の「入会までの流れ」をご覧ください。
小林先生(国際基督教大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/世界史