
2023年 入試情報
偏差値 |
67.5 |
合格得点率(2022年度) |
A方式:49.8%(209/420) |
B方式:56.9%(239/420) |
倍率(2022年度) |
A方式:3.1倍 |
B方式:4.1倍 |
経済|A方式 / 個別学部日程
【英語】配点/200点 時間/100分
【数学(数IA・数 IIB)】配点/150点 時間/80分
【小論文】配点/70点 時間/60分
経済|B方式 / 個別学部日程
【英語】配点/200点 時間/100分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/150点 時間/80分
【小論文】配点/70点 時間/60分
2023年 慶應義塾大学経済学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「分量も難易度もトップクラス」
大問4~6題構成で、長文読解問題が2~4題、和文英訳が1題、自由英作文が1題出されます。
足切りがあり、長文読解問題で低得点だとその他の採点はおこなわれずに不合格となります。足切り得点は毎年6割程度です。
長文読解の英文は総語数が2500語と他学部や他大学と比べてもトップクラスに長いです。また、自由英作文はこの長文をもとに書く形式になっているため、抜かりなく読解する必要があります。
難易度もトップクラスで、長文読解は英語で現代文を解く感覚に近く、自由英作文は論文調で書く指定があります。
【対策】「難易度が高いからこそ基礎から固める」
まずはどの問題でも必要とされる語彙力を十分に高めておきましょう。英作文があるため、英語から日本語、日本語から英語どちらにも訳せるように単語や熟語の知識をつけることが重要です。
足切りのある長文読解問題対策が必須で、速読力に加えて精読力も求められるため、スラッシュリーディングやパラグラフリーディングなどを身につけると良いでしょう。
和文英訳や自由英作文は、まずは基本的な構文や文章の構成を習得し、レベルの高い問題集や過去問を通して多様な文章を書けるようになると合格に近づきます。
数学の傾向・対策
【傾向】「問題量が多く時間が厳しい」
例年大問6題構成で、前半3題が比較的難易度が低いマーク式問題、後半3題が論述力の試される記述式問題になっています。
前半のマーク式で一定の点数を取れていないと後半は採点されずに足切りとなります。
難易度は文系数学としては標準~やや難レベルですが、時間に対して問題量が多いため、全体としては高い難易度を誇っています。
近年の頻出分野は微分積分、指数対数、ベクトル、確率ですが、全範囲から出題される可能性があります。
【対策】「基礎力と計算力をつける」
教科書を使い、公式の導出や章末問題に取り組み、基礎固めをすることが最初の一歩です。
基礎を固めたら標準的な問題集に移り、マーク式のレベルの問題を確実に得点できるように力をつけましょう。記述式にも対応できるように解法をマスターし、本番を意識した解答づくりをおこなうと記述力アップにつながります。
問題量が多いため、演習を繰り返しおこない素早く解きつつ計算ミスをしない正確さを鍛えましょう。
小論文の傾向・対策
【傾向】「課題文に対し論述する現代文形式」
例年2000~3000字程度の課題文が与えられ、それに対する設問が2題出題されます。文章量は他学部や他大学に比べると少なめです。
1題は課題文について内容理解を問う説明や要約の問題で200~300字程度、もう1題は課題文に対して自分自身の意見を述べる論述問題で300~400字程度で、記述量は合計約600字程度の分量です。
課題文のテーマは社会科学的な内容が頻出ですが、自然科学系のテーマであることも過去にあるため幅広く出題されると考えていいでしょう。
【対策】「論理的に読み書きできるようにする」
課題文を読み解くにはある程度事前知識が求められるため、日頃から新聞やニュースを見たり、新書を読んだり、現代文や小論文の課題文をたくさん読んだりと日頃から知識を蓄えると良いでしょう。
説明や要約ではいかに正確に内容を読み取るかが重要になるため、何が主題なのか、論の展開はどうなのか、序論・本論・結論はどうなっているのか、という論理展開に関するポイントを押さえましょう。
加えて、論述は自分の主張を適切な論理展開で書くことが大切です。小論文の解答はできる限り塾や学校の先生などに添削してもらいましょう。
日本史の傾向・対策
【傾向】「1600年以降の近現代史が中心」
例年大問2~3題構成で、1600年以降の近現代史を中心に出題される傾向があります。
頻出分野は経済史や政治史で、とくに経済関係ではグラフや表を用いた問いが多く出されます。
問題形式は空欄補充、正誤判定、年代並べ替え、30~130字程度の論述などがあります。
全体の解答数は50問前後で、記述と論述の割合は半々となっています。論述問題でいかに得点できるかが合否を分けるポイントです。
【対策】「近現代史を中心に先取り学習を」
標準レベルの問題が多いため、まずは教科書や用語集、史料集で学習を進めて基礎を固めましょう。
一通り基礎を固めたら、経済学部に対応した対策にシフトしましょう。出題の中心となる近現代史は学校の授業後半に学ぶ分野なので、近現代史は先回りして教科書を読んだり、ノートを自分で作ったりと工夫して学習をしなければなりません。
慶應義塾大学経済学部では過去問に似た問題がよく出される特徴があるため、過去問演習は欠かさずに行い、出題形式や論述問題に慣れておきましょう。
世界史の傾向・対策
【傾向】「1500年以降の中世・近現代史が中心」
例年大問1~4題と年度によって構成が変動します。
出題範囲は1500年以降が中心であるため、中世・近現代史を重点的に対策すると良いでしょう。
幅広い分野からバランスよく出題されますが、比較的頻出である分野は政治史や文化史です。現代史に関しては第二次世界大戦後の経済史の出題が例年見られます。
出題形式は知識問題、正誤判定、年号並び替えなどがあり、他にも100字程度の論述が例年必出であるため要注意です。問題量が多いため、スピードを意識して解くことが求められます。
【対策】「年表や世界地図を用いて総合的な理解を深める」
まずは教科書や用語集、参考書、必要に応じて政治経済の教科書も利用して1500年以降を中心に知識や理解を深めていく作業からおこないましょう。
年表や世界地図を用いて通史や地理の理解を深めておくと、様々な記述問題や論述問題に対応できるようになります。
カリキュラムの関係から近現代史は先回りして勉強することが求められ、教科書をもとに自分でノートをまとめたり、問題演習に取り組んだりしましょう。
論述は添削を繰り返し受けることで着実にレベルアップできます。可能であれば塾や学校の先生に見てもらうようにしましょう。
東大家庭教師友の会で慶應義塾大学に合格!
東大家庭教師友の会には、慶應義塾大学含め、難関大学に合格した生徒様の実績が多数ございます。
以下では、実際に当会から慶應義塾大学に合格した生徒様の体験記を一部ご紹介いたします。
家庭教師のココが良かった!
苦手科目を勉強することが気分がのらず大変でした。各教科の時間配分もむずかしかったです。苦手科目はたくさん勉強しても模試の成績が大きく上がらず不安になりました。最終的には得意科目(英語)が唯一の自信で英語で苦手科目の分を補おうという気持ちでのりきりました。
受験勉強で大変だったこと
人前で手をあげて質問するのが苦手なのですが、1対1なので人目を気にせずに発音したり質問することができました。また受験の直前は自宅で学習していましたが、分からないところをメールで先生に聞くことができました。
先生へのメッセージ
夏期講習などで1度予備校で授業をうけたこともあったのですが、先生の授業の方が全然おもしろかったです。受験勉強の中で英語があるから大丈夫と思えたのは先生にはげまして頂いたおかげだと思います。宿題は考えて考えて・・・というものが多くて大変な時もありましたが、文章を読んで考えるということが少しずつできるようになりました。まだ大学の話とか先生とお話ししたいです。ありがとうございました。
慶應義塾大学経済学部受験におすすめの教師

石田先生(慶應義塾大学経済学部在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/世界史/地理/文系数学/小論文
生徒様の気持ちに寄り添って、まずは信頼関係を築き、楽しく時には厳しく指導をしていきたいと思います。一緒に成績アップを目指したいです。

周藤先生(慶應義塾大学経済学部在籍)
【担当科目】 英語/世界史
ぜひ私の体験を生かし、生徒様の目標に向けて一生懸命頑張りたいと思います!
東大家庭教師友の会が大学受験に強い理由
東大家庭教師友の会は、以下の特徴を持っているため毎年多くの難関大学合格者を排出しております。
家庭教師による個別指導で、慶應義塾大学に特化した対策を行うことができます!
料金
東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。
授業を受けた時間数に応じてご請求額は変わり、指導回数や時間を臨機応変に変更することが可能です。
お問い合わせはこちらから
些細なご質問でも受け付けております。
また、無料で授業を体験していただくこともできます。お気軽にお問い合わせください!
首都圏以外にお住まいの方でも授業をお受けいただけるよう、オンライン指導もご用意しております。
オンライン指導をご希望の方は下記のリンク先をご覧ください。
入会をご検討されている方へ
入会をご検討されている方は、上記リンク先のWEBフォームまたはお電話よりお問い合わせください。
入会についての流れや疑問については、リンク先の「入会までの流れ」をご覧ください。
2018年 慶應義塾大学合格
【生徒様からのメッセージ】