慶應義塾大学理工学部在籍の家庭教師が、慶應義塾大学理工学部合格に導きます。

2023年 入試情報

 

2023年　慶應義塾大学理工学部
科目別入試傾向と対策ポイント

英語数学物理化学

英語の傾向・対策

【傾向】「語彙のレベルが高い」

近年大問４題で、長文読解問題が２題、会話文・対話文が１題、文法・語彙・語法問題や英作文が１題という構成です。

長文読解問題の英文は500~600語程度と標準的な長さであり、自然科学に関する論説文の出題が多く見られます。問題自体は標準レベルであるものの、難しい単語が多く、高い語彙力が求められます。

会話文・対話文は日常的な会話やインタビュー形式の会話が出題され、他の大問に比べ易しい傾向にあります。文法・語彙・語法問題は空欄補充問題が中心で、難易度は他学部よりは平易です。英作文は指定された単語を用いて書く形式であることが多く、熟語の知識が問われます。

【対策】「豊富で高い語彙力を身につける」

高い語彙力が求められる試験となっており、難関大学対策用の単語集や熟語集を使って語彙力を鍛えておくことが求められます。発音・アクセント問題も出題されたことがあるため、覚えておくと良いでしょう。

長文読解対策として、日頃から自然科学に関する知識を集めたり、自然科学系の英文を読む習慣をつけたりすると効果的です。時間がかかる問題なので、過去問演習で時間配分を考えることが大切です。

会話文・対話文問題や文法・語法問題は標準的な問題集を用いて確実に知識を定着させましょう。

英作文対策として、英単語から日本語訳を引き出せるだけでなく英訳する練習をおこない、学校や塾の先生に添削してもらいましょう。

数学の傾向・対策

【傾向】「高い計算力と思考力が要求される」

例年大問５題構成です。複数の分野が混ざった融合問題が多くを占めており、難易度は高く問題量も多いです。そのため、解き切るのは至難の業です。

問題形式は答えのみを解答する形式と記述式の２つがあります。記述式では証明問題が頻出です。

全体的に数学Ⅲからの出題が目立ちますが、頻出分野は微分積分と確率で、この２分野は難易度もトップクラスに高い傾向にあります。

 

【対策】「計算力の向上と問題の難易度の見極めがカギ」

問題量に対して試験時間が短いため、計算速度の向上が欠かせません。時間短縮になる公式を覚えること、様々な解法で解いてみることが計算力アップに重要です。

証明問題も頻出なので、手を動かしながら演習し、標準的な問題は最低限押さえておきましょう。

過去問演習では得点を取れそうな問題を見極めること、計算ミスをしないこと、を意識しながらおこなうと良いです。どの問題なら点を稼げるのか判断し、途中でつまずくことなく解き抜くことが合否の要となります。解けなかった問題は解法を確認し、必ず復習しましょう。

物理の傾向・対策

【傾向】「思考力を必要とする難問ぞろい」

例年大問３題構成で、分野は力学から１題、電磁気学から１題、波動か熱力学から１題であることが多いですが、2020年度に原子から出題されたため今後原子から１題出題される可能性もあります。

医学部レベルの複雑で難解な問題が一部出題され、全体的に思考力を必要とするため難易度は高いです。

電磁気学ではグラフを扱った問題の出題が目立ちます。年度によっては描図問題も出題されることがあり、熱力学では圧力－体積グラフを描く問題が出題されました。

【対策】「基礎を固めてから思考力を鍛える」

慶應義塾大学理工学部の物理の問題は難問ぞろいで要求される知識も幅広いですが、難問を解くためにはまずは基礎を固める必要があります。教科書や参考書などを用いて用語の定義や公式の導出をきちんと押さえ、基礎的な問題集を確実に解けるようにしましょう。

教科書などで広範な基礎知識を付けたら、標準的な問題集で標準的な問題や典型問題を押さえましょう。その上で、思考力を鍛えるために応用的な問題集へと移りましょう。

過去問演習では思考力を鍛えるだけでなく、時間配分を意識しましょう。解ける問題から解き、確実に得点することが合否の分かれ目です。

化学の傾向・対策

【傾向】「難易度が高く、幅広い範囲から出題される」

例年大問３題構成で、高校化学の全範囲からまんべんなく出題されますが、中でも反応速度や構造決定が頻出です。

問題の難易度は高く、高校化学の範囲外の知識からの出題も見られることがあります。複雑で分量の多い計算問題が出題されるため、同試験時間に課される物理と合わせて時間配分を考えることや高い計算力を持つことが求められるでしょう。

理論化学の比重が高く、特に無機化学において理論化学と融合した問題が出題されることが多いです。

 

【対策】「苦手分野をなくし幅広く学習する」

慶應義塾大学理工学部の化学で出題される内容は幅広いため、苦手分野があると失点につながりかねません。全分野まんべんなく学習し、確実に得点しましょう。丸暗記ではなく、用語の意味や原理や法則の成り立ちといった深いところまで理解することが大切です。

基礎固めが終わったら、思考力や知識量を増やすための応用的な問題集や、計算力を鍛えるための計算問題中心の問題集に取り組むと良いです。

過去問演習はどの問題から解くのか判断し、時間配分を考えながらおこないましょう。

東大家庭教師友の会で慶應義塾大学に合格！

東大家庭教師友の会には、慶應義塾大学含め、難関大学に合格した生徒様の実績が多数ございます。

以下では、実際に当会から慶應義塾大学に合格した生徒様の体験記を一部ご紹介いたします。

 

慶應義塾大学理工学部受験におすすめの教師

 

東大家庭教師友の会が大学受験に強い理由

東大家庭教師友の会は、以下の特徴を持っているため毎年多くの難関大学合格者を排出しております。

家庭教師による個別指導で、慶應義塾大学理工学部に特化した対策を行うことができます！

 

 

 ▶︎無料体験授業について見る

 

料金

東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。

授業を受けた時間数に応じてご請求額は変わり、指導回数や時間を臨機応変に変更することが可能です。

お問い合わせはこちらから

些細なご質問でも受け付けております。

また、無料で授業を体験していただくこともできます。お気軽にお問い合わせください！

 

首都圏以外にお住まいの方でも授業をお受けいただけるよう、オンライン指導もご用意しております。

オンライン指導をご希望の方は下記のリンク先をご覧ください。

 

入会をご検討されている方へ

入会をご検討されている方は、上記リンク先のWEBフォームまたはお電話よりお問い合わせください。

入会についての流れや疑問については、リンク先の「入会までの流れ」をご覧ください。

 

他大学の入試傾向・対策