
2023年 入試情報
偏差値 |
60.0~65.0 |
倍率(2022年度) |
4.1倍 |
文|文、史学地理、心理社会/学部別3科目
【英語】配点/100点 時間/60分
【国語】配点/100点 時間/60分
【地歴(日B、世B、地Bから1科目)】配点/100点 時間/60分
詳しい入試情報は明治大学公式の入試要項をご覧ください
2023年 明治大学文学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「素早く解答する必要がある」
明治大学文学部の英語は例年大問5題構成です。
文法・語法、語彙といった知識問題が2題、1000語程度の長文読解問題が2題、400語程度の長文読解問題または会話文問題が1題となっています。
試験時間が60分と短く、速読力が要求されます。
知識問題は記述式となっています。長文読解問題で扱うテーマは社会、文化、歴史、エッセイ、物語と幅広いです。
長文読解問題の英文レベルは標準的ですが、知識問題はやや難しいレベルで出題される傾向にあります。
【対策】「精読力をつけるところから始める」
知識問題対策としては、やや難の単語帳や問題集を1冊きちんと仕上げましょう。派生語の問題が出題されるので、細かく網羅された単語帳や英英辞書を使うなどして知識を深めることが大切です。
また、記述式であるため、実際に書く練習をして、正確なスペルを書けるようにしましょう。
長文読解問題では速読力が求められるので、まず行うべきことは基礎となる精読力を鍛えることです。1文1文を丁寧に読み解くところから始め、徐々に全文一貫して読み解けるようにします。
最終的に速度を意識しながら正確に読み進められることが目標です。
国語の傾向・対策
【傾向】「現古漢がそれぞれ独立した大問」
明治大学文学部の国語は例年3題構成で、現代文が1題、古文が1題、漢文が1題と各分野から1題ずつになっています。
各大問の文章量は平均的ですが、60分の試験時間に対して大問数が多く、全問解答にはスピードが求められるでしょう。
漢文は標準的なレベルであるものの、難易度は全体的にやや難です。
現代文は評論文が頻出で、哲学や芸術、文学、文化など幅広いテーマが見られます。
古典も題材は多様ですが、漢詩からの出題はほとんど見られません。また、知識問題としては漢字や文学史が頻出です。
【対策】「漢文で確実に得点する」
現代文対策としては日頃から評論文に触れることが大切です。
明治大学文学部の評論文は比較的読みやすいものの、独特の文章の流れや主張を把握するには評論文に慣れることが求められます。標準レベル以上の問題集を用いて、数多くの評論文を解きましょう。
古典は文法や句法、古典常識といった基礎知識をつけることから始まります。
とくに漢文は標準レベルなので、得点源とするために対策をおろそかにしないことが大切です。
過去問演習では時間内にどれだけ解けたか、どこに時間がかかったのか振り返りましょう。
日本史の傾向・対策
【傾向】「幅広い時代からまんべんなく出題」
明治大学文学部の日本史は例年大問5題構成で、原始・古代~近現代まで幅広く各時代均等に、時系列順で出題されるのが特徴です。
なかでも、幕末~昭和の近代の割合が比較的高くなっています。テーマ別には政治史が頻出で、外交史や文化史からの出題も見られます。
基本的に教科書レベルの問題で、語句のレベルも標準的です。史料問題が頻出で、他に年代配列問題や論述問題も見られます。
【対策】「教科書を中心に全時代を網羅」
勉強の中心は教科書で、本文だけでなく脚注や図表にも目を通して知識を定着させることから始まります。
幅広い時代から出題されるので、苦手を作らず、教科書全体を網羅的に勉強しましょう。また、単に暗記するのではなく、歴史の流れを理解するよう勉強すると効率的です。
教科書での基礎固めが終わったら、問題集や用語集を用いてさらに知識を深めます。語句や人名を漢字で書けるようにしておきましょう。
とくに頻出である史料問題対策では、史料集でたくさんの史料を読み込みましょう。さまざまな出題形式があるので、それぞれに合わせた問題集で慣れることも大切です。
世界史の傾向・対策
【傾向】「基礎~標準レベルの難易度」
明治大学文学部の世界史は例年大問4題構成です。
テーマ史が頻出で、とくに文化史からの出題が多く見られます。通史では政治史や外交史からの出題が頻出傾向です。地域別での頻出はアジア史、とくに東アジア史になります。
時代を広範に扱った大問が多く、場合によっては世紀単位の範囲となるため、幅広い知識が求められるでしょう。
全体的な難易度は基礎~標準レベルですが、合格するためには高得点を獲得する必要があるといえるでしょう。年代序列問題が頻出で、いかに年号を覚えているかも問われます。
【対策】「テーマごとに時代の流れを理解」
基礎~標準レベルであるため、まずは教科書を軸として知識を定着させましょう。
基礎固めでは、脚注や図表も含めて、教科書で取り扱っている範囲を網羅的に勉強します。その後、問題集に移るという対策を取ると効果的です。
1つのテーマを幅広い時代で扱うため、苦手な時代を作らないようにしましょう。
同時に、テーマ別にノートに整理してまとめるといった、時代をまたいだタテの流れの理解に重点を置きましょう。また、用語だけでなく年号も忘れずに覚えることが、年代序列問題対策につながります。
地理の傾向・対策
【傾向】「難問が混ざるが標準レベルの試験」
明治大学文学部の地理は例年大問3~5題構成になります。全体的には標準レベルの難易度となっていますが、一部難問が見られるのが特徴です。
統計表や地図、地形図を扱った問題が頻出であり、難易度の高い問題も出題されることがあります。
選択肢の紛らわしい問題もあるため、ただ単に知識を使って解答するのではなく、思考力が必要となるでしょう。
【対策】「標準レベルの問題を落とさない」
難問が気になる受験生も多いと思いますが、試験の多くを占める標準レベルの問題を確実に解けるようにすることが一番の対策です。
教科書を中心に、地図帳や資料集、白地図などを使い、基礎知識を固めましょう。
用語の意味が説明できるレベルまで知識が定着したら、問題集を使って知識を深めたり、過去問演習を通して出題形式や傾向に慣れたりします。
統計表や地図、地形図は慣れが重要なので、重点的に数多くの問題に取り組み、思考力や処理能力を高めましょう。
明治大学文学部受験におすすめの教師
一歩一歩着実に、それでいて高みに到達できるような丁寧で生徒様に寄り添った指導を心がけます。

岡田先生(慶應義塾大学文学部在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/日本史/文系数学/化学/生物/小論文
生徒さんの性格に寄り添い、アットホームな雰囲気を保ちつつ的確な指導を行います。不明点はなんでも聞いてください。
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川原田先生(早稲田大学文学部在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/日本史/世界史/政経/倫理/小論文