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2023年 入試情報

 

2023年　立教大学コミュニティ福祉学部
科目別入試傾向と対策ポイント

英語国語数学日本史世界史地理

英語の傾向・対策

【傾向】「外部試験を用いる」

2021年の立教大学の英語は文学部以外独自試験を課さず、検定試験または大学入試共通テストを用いて評価されます。ここでは大学入試共通テストについて解説します。

センター試験ではリスニングの比重は低く設定されていましたが、大学入試共通テストではリーディングとリスニングの点数の割合が1：1と同じ比重で出題されます。

リーディングでは長文読解問題が基本で、知識問題が単独で問われません。また、問題によってリスニングは1回しか読み上げられない点がセンター試験と異なります。

【対策】「基本的なリスニング力・読解力を鍛える」

大学入試共通テストはセンター試験とは異なる傾向ですが、センター試験と同様に総合的な英語力を測っているので、対策の方針は大きく変わりません。

リスニングは時間をかけないとなかなか点数が伸びない分野です。比重も高くなっているので、早くから取り組むことが大切でしょう。基本的な単語や熟語を読みと共に覚えたら、標準的な音声を聞き込みます。

長文読解問題が多いリーディングはスピードが必要ですが、まずは1文1文精読し、文法構造などをすぐに把握できるようになってから時間を意識した学習に取り組むようにしましょう。

国語の傾向・対策

【傾向】「標準レベルの論説文と古文が出題」

国語では論説文が２問、古文が１問出題され、すべて標準的なレベルです。

論説文では漢字の読み書きや空所補充、内容説明のほか、論理的関係を文や段落から読み取る読解問題も出題される傾向が強いです。

古文では中世から近世の文章が頻出で、古語や慣用表現、文法などの基本的な知識が問われます。

【対策】「基本的な国語力と読解力で対策」

標準的な問題が多いため、漢字の読み書きを含めた基本的な国語力や、論理的関係を読み取る読解力を身につけることが大切です。そのため、過去問などの演習問題を繰り返し解くことが重要となります。

古文も標準レベルの問題が出題されるため、高得点を目指すために古文の文法や古語、慣用表現などを理解することが大切です。

 

数学の傾向・対策

【傾向】「幅広い範囲で出題」

数学ではチェバ・メラウルの定理や漸化式をはじめ、微分積分や図形など幅広い範囲の小問集合が１題出題されるほか、場合の数や球面の方程式の範囲からも２題出題される傾向です。

近年は図形に関する出題が頻出となっています。

記述式の問題では小問が4問または5問に分かれており誘導形式となっています。

【対策】「基礎を徹底して攻略」

数学は、小問集合以外は記述式です。そのため、過去問や演習問題を活用して簡潔に記述解答できるような問題を多く解くようにしましょう。

また、特に難しい問題が出題されることはありません。そのため、 教科書の章末問題レベルの問題を多く解き、公式や定理の理解をチェックしておくと良いです。

誘導形式の出題に対しては、出題の意図を意識することで正しい解答を行うことができるようになります。

 

日本史の傾向・対策

【傾向】「解答個数が多く地図・資料に関する出題もあり」

日本史では、例年テーマ史の問題が２題出題されています。

解答形式は、マーク式と記述式の混合となっており、解答個数が大問2問合わせて50個～60個と多いのが特徴です。

近年では近世・近現代からの出題が多く、その中でも特に戦後史が頻出となっています。また、年代の並び替え問題も多く出題される傾向です。

【対策】「テーマ史、通史を攻略」

教科書に基づいた問題からの出題が多いため、教科書の内容を徹底的に理解したうえで人物や歴史用語もしっかり抑えておくと安心です。

また、年代の配列問題や正文・誤文の選択問題などは頻出であるため、日本史の演習問題や過去問などに取り組み、通史を抑えておきましょう。

さらにテーマ史対策として過去問を活用することで、立教大学ならではの出題形式や傾向に慣れることができます。

 

世界史の傾向・対策

【傾向】「幅広い時代・地域が出題」

世界史では、時代や地域に関係なく幅広い内容が出題される傾向です。

大問のうち２題は地域史からの出題となっており、１題はテーマ史から出題されるのが特徴です。

テーマ史では地域や時代を超えて出題され、世界遺産に関する事柄について出題された年もあります。

【対策】「基礎と論述対策を行う」

世界史の入試対策では、教科書を細かく理解していくことが大切です。その際、歴史の流れを把握しながら、内容の詳細や影響を知識として蓄えていくと良いです。

また、人名や用語、年代は正確に解答できるようにしましょう。

 

地理の傾向・対策

【傾向】「基本的な語句と読み取り問題が多数」

地理では、例年大問が３題～４題出題されます。

解答形式は記述式が中心で、行数制限のある論述問題も出題されることが特徴です。

基本的な内容以外にも、グラフや統計図、地形図に関しての出題も多く、読み取り問題をメインとした出題となっています。

【対策】「グラフ読み取りと語句の徹底が必須」

グラフや統計図、地形図などの読み取り問題の対策をしっかり行うことが地理の対策となります。

グラフの読み取りでは、軸や単位、地形図の等高線を正確に理解できるようにしておくと良いです。 その際、過去問を中心に多く解いておきましょう。

また、論述問題対策として過去問を活用し、使うべきキーワードを選ぶことができるようにしておきましょう。

 

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