
2023年 入試情報
津田塾大学の一般選抜はA方式~C方式まであり、A方式は大学の個別試験、B方式が大学共通テスト+個別試験、C方式が共通テストのみの形式となっています。以下では個別試験における各学部の入試情報・共通テストをご紹介します。
学芸|英語英文・国際関係・多文化国際協力/A方式
【英語】配点/200点 時間/100分
【国語】配点/100点 時間/80分
【数学(数ⅠAⅡB)】配点/100点 時間/80分
【地歴(日本史B、世界史Bから1科目)】配点/100点 時間/80分
※地歴、数学のうちから1科目選択
学芸|数学/A方式
【英語】配点/100点 時間/80分
【数学(数ⅠAⅡBⅢ)】配点/200点 時間/120分
学芸|情報科学/A方式
【英語】配点/120点 時間/80分
【数学(数ⅠAⅡBⅢ)】配点/180点 時間/120分
※数学科と情報科学科の問題は同一で、併願可能
総合政策/個別学部日程
【英語】配点/150点 時間/90分
【国語(古文・漢文を除く)】配点/100点 時間/80分
※地歴、数学のうちから1科目選択
2023年 津田塾大学
科目別 入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「標準以上の英語力が求められる」
受験する学部学科によって試験時間と出題される大問数に違いがあり、試験時間100分の試験では大問6題、90分の場合は大問5題、80分の場合は大問4題です。大問数が違っても出題傾向に大きな違いはありません。
読解問題、文法・語彙問題、会話文、英作文、リスニングが出題されます。大半は選択式で、読解問題の英文和訳と内容説明、和文英訳、文法・語彙問題の一部、リスニングの書き取りは記述式です。幅広い出題形式で、全体的に標準以上の英語力が求められる傾向となっています。
【対策】「速読力と記述力を身につける」
読解問題として出題される文章量は年度によって違いがあるので、長文・短文共に対応できるように速読力を身につけることを意識しておきましょう。
出題される英単語や英熟語は、中学生レベルのものから復習し完璧に仕上げておくようにしましょう。英熟語はセットで覚え、どの部分が空所となっても埋められるくらいにしておくと完璧です。
和訳や内容説明問題などの記述問題は、定形表現を使用し、英訳しやすい表現に直す技術を身につけることが大切です。演習問題や津田塾大学の過去問に少しでも多く取り組みましょう。
国語の傾向・対策
【傾向】 「内容説明・意見論述が出題」
津田塾大学の国語は全学部で統一問題となっています。大問は2題でどちらも現代文が出題され、古文・漢文は出題されません。回答形式はすべて記述式です。
評論・随筆文からの出題が中心で、50~100文字以内で記述する内容説明問題や、意見論述では150文字以内で記述する問題が出題されます。作者の意見に反論する、著者の意見を踏まえて自分の意見を述べる、といった小論文のような出題もみられます。
【対策】 「現代文の正しい知識や技術を習得」
出題された文章を素早く読解するうえでは、対比や具体例など現代文を学ぶうえでの正しい知識や技術を身につけることが大切です。基本的な文法知識を学んだあとは、問題演習を数多くこなし、文章を読むスピードを高めましょう。
また、意味の通じる文章を制限文字数内で迅速にまとめて書く練習も繰り返し行うようにしましょう。時事問題に注視し、日頃から自分の考えを持つことを意識しながら、その考えを文字にまとめる練習をしておくと万全です。
数学の傾向・対策
【傾向】「受験学科で出題傾向が異なる」
国際関係学科・英文学科では、数学ⅠAⅡB範囲から大問3題が出題されます。全範囲から満遍なく標準レベルで出題されますが、特に幾何的な問題、グラフを描かせる問題、数の小数部分を問う問題、論証問題などがよく出題される傾向になります。
数学科・情報科学科では大問4題で、数学ⅠAⅡB(数列、ベクトル)に加えて数学Ⅲからも出題されています。標準からやや難易度高めの構成で、高証明問題と見せかけた計算問題や、論証力・図形的考察を求める問題が出題され、誘導形式の設問も多くあります。
【対策】「基本を怠らず確実に力をつける」
国際関係学科・英文学科の数学対策は、数学ⅠAⅡBの教科書に準ずる問題集を解き、基本的な問題を確実に習得していくのがポイントです。論証問題対策は、計算式をただ書くのではなく、言葉を交えた論理の筋道を文章にする訓練をしておくと良いです。
数学科・情報科学科の数学対策は、出題範囲の基礎力をしっかり身につけ、なおかつ応用力も養うことが大切です。計算のケアレスミスや定理の誤用を少しでも避けるためにも、演習問題や過去問に取り組みながら基礎力をつけ、どんな問題も素早く的確に解く力をつけましょう。
日本史の傾向・対策
【出題傾向】「長文論述が得点に影響を与える」
出題数は大問4題で、全問記述式です。用語の記述、短い説明問題、論述問題が出題されています。幅広い時代から、通史に加え政治史や経済史、外交史といったテーマ史も出題されます。
論述問題では、幕末以降の近現代の出題が多く、特に日清戦争の開始から講和に至るまで、明治初期と戦間期、幕末期と1930年代などです。特に250文字~300文字の長文論述は差が付きやすく、全体の得点に大きく影響するでしょう。
【入試対策】「用語の深い部分まで習得」
近現代史を中心に学習しながら、原始・古代~近世史で基本的な事項もおさえておくようにしましょう。ただ用語を暗記するのではなく、その用語の意味や時代背景、仕組み、歴史的意義なども説明できるように教科書や資料集を読み込んでおくのがポイントです。
論述問題の対策としては、指定語句内におさまるように簡潔にまとめる練習を積んでおくようにしましょう。学校や塾の先生に添削をしてもらい、答案の完成度を高めていきましょう。
世界史の傾向・対策
【出題傾向】「現代史の難易度・出題比重が高め」
大問が3~4題出題され、小問は50問前後あります。全問記述式で、論述問題と語句の穴埋めが中心となっています。近現代を中心に論述問題、語句記入問題、単問式問題も出題されます。
近現代以外にも、古代~中世も出題されますが、地域的に偏ることはありません。現代史は難易度が高めで、出題の比重も大きい傾向にあります。
【入試対策】 「用語について詳しい説明がきるように」
苦手分野を作らないために、教科書や資料集を使ってベースとなる歴史の流れを理解し、重要用語や出来事については資料集や用語集を用いて深堀をしておくと、短答問題対策や論述の対策となります。
論述問題は、100文字以下のものから、200~300文字へ段階を経てマスターしていくようにしましょう。点数につながる論述を意識し、津田塾大学の過去問や、津田塾大学以外の過去問も利用して取り組むようにしましょう。
津田塾大学受験におすすめの教師
誰でも苦手科目、得意科目は存在します。それにどう取り組むか、どう解決していくのかが大切です。適切な勉強法を身に着けられるようにサポートしていきたいので、よろしくお願いします。

小岩井先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/古文/日本史/漢文
苦手な科目を出来る科目にする前に好きになってもらえるような指導に努めます。
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相馬先生(立教大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文/小論文/日本史/政治経済/現代社会/地学/文系数学