
2023年 入試情報
偏差値 |
67.5~70.0 |
倍率(2022年度) |
8.0倍 |
文化構想|個別学部日程 ※22年度情報
【英語】配点/75点 時間/90分
【国語】配点/75点 時間/90分
【地歴(日B、世Bから1科目)】配点/50点 時間/60分
。
2023年 早稲田大学文化構想学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「全体の分量が多い」
例年大問5題であり、長文読解問題が3題、会話文問題1題、英文要約問題1題という構成となります。しかし大問内でさらに問題が分かれており、実質8個の長文を読むこととなります。
ひとつひとつの文章はそれほど長くないものの、全体の分量が多いため精読力に加えて速読力が求められます。 難しい単語や表現も見られますが、他学部と比較すると英文のレベルは標準的です。
文化論や社会論が問題文のテーマとして出題される傾向にあり、英語力だけでなく基礎的な教養も要求されます。
【対策】「基礎を固めることから始める」
長文読解問題主体の文化構想学部の入試では精読力と速読力を必要としますが、基本的な単語や熟語、文法を身につけることが第一です。単語や熟語については、余裕があれば高いレベルのものに取り組んでおくと安心でしょう。
長文読解問題では、文脈を把握することが重要です。そのためには精読力をつけた後に、速読力を鍛えると良いでしょう。精読力と速読力を伸ばすには、スラッシュリーディングやパラグラフリーディングといった読解の技術が役に立ちます。
文化構想学部と文学部の出題傾向は似ているため、文学部の過去問も問題演習として活用しましょう。
国語の傾向・対策
【傾向】「融合問題が頻出」
例年大問3題で、大問1が2~3題の現代文の融合問題、大問2は現代文、大問3は現代文・古文・漢文の融合問題という構成となっています。
大問1は論説文が多く、通常の現代文と明治~昭和初期に見られた文語文が出題されやすいです。大問2は随筆文が多い傾向で、読みにくい文章が出題されます。古文・漢文は幅広い時代や文化から出題される傾向です。
融合問題は、複数の文章の関連性を問う独特な形式で例年出題されています。知識問題も出題され、とくに文学史は難易度の高い問題が見られます。
【対策】「分野別対策をしてから融合問題へ」
文化構想学部の国語に特徴的である融合問題が目に行きがちですが、まずは分野ごとに基本から対策をしましょう。
論説文では、筆者の主張を掴む訓練をします。文語文にはまずは慣れることが重要で、時代背景や文法知識を押さえながら勉強することが効果的です。随筆文は捉えにくい文章が多いため、新書や新聞のコラムなどを読み訓練をしましょう。
分野別に基本的なやり方を身に付けた後、融合問題対策として、複数の文章の関連性を意識しながら読み解く練習をします。各文章の主張を整理し、比較・分析しながら読み進めることが大切です。
日本史の傾向・対策
【傾向】「テーマ史が頻出」
例年大問4題で設問数は約40問、問題内容は主にテーマ史で構成されており、特定の年代からの出題ではなく、幅広い時代から出題されます。これまで近現代の比重は小さい傾向でしたが、近年出題の割合が増えてきたので注意が必要です。
テーマ史としては政治史、経済史、文化史からの出題が頻出で、金属史や農業史などマイナーなテーマ史を扱うこともあります。 ほとんどの問題の難度は標準的ですが、難問もちらほら見られます。
出題形式は記述式が3~4割、選択式が6~7割です。近年、史料問題の出題も見られますので対策をしておくと良いでしょう。
【対策】「教科書を中心に知識を深める」
標準的な問題が多いことから、教科書を読み込んで知識をしっかり定着させることが早稲田大学文化構想学部の日本史における最大の対策となります。本文だけでなく脚注や図表も抜けなく知識として蓄えましょう。
幅広い分野・時代から出題されるため、苦手を作らないことが大切です。教科書で基礎を固めたら、用語集を用いてさらに知識を深め、確実に点を獲得できるように対策しましょう。
問題集や過去問は解いて終わりにするだけでなく、間違えた問題は周辺知識も含めて再度確認をおこない、知識を深めていきましょう。
世界史の傾向・対策
【傾向】「文化史が頻出」
例年大問7~9題で、他学部と比較して大問数が多いですが、総設問数は45問前後と各大問での設問数は少ないです。全体的に問題の難易度は標準的ですが、一部難問が見られます。
ヨーロッパ史と中国史の比重が高いですが、時代と地域ともに全体的にバランスよく出題される傾向です。テーマ史の中では文化史が頻出で、とくに美術作品に関する問題が目立ちます。
【対策】「基礎知識の定着を徹底する」
標準的な問題を確実に正答することが第一なので、教科書を用いて基礎知識の定着を図ることが重要です。教科書本文だけでなく脚注や図表にも目を通し、細かな知識まで漏れなく吸収しましょう。
教科書で基礎知識を固めたら用語集や資料集を用いて、地域やテーマに沿った体系的な知識をつけると良いです。
頻出である文化史は差がつきやすいため、一気に取り組まずに確実に覚えておきたい内容から押さえておくことや、主に美術史対策として教科書や資料集で視覚的な知識の定着を図ることが重要でしょう。
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小岩井先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/古文/漢文/日本史
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長津先生(早稲田大学在籍)
【担当科目】 英語/現代文/古文/漢文