
2023年度 入試情報
偏差値 |
65.0 |
倍率(2022年度) |
3.8倍 |
基幹理工|学系Ⅰ,学系Ⅲ / 個別学部日程
【英語】配点/120点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/120点 時間/120分
【理科(物理、化学、または物理、生物、または化学、生物)】配点/120点(1科目60点) 時間/120分
基幹理工|学系Ⅱ / 個別学部日程
【英語】配点/120点 時間/90分
【数学(数IA・数 IIB・数Ⅲ)】配点/120点 時間/120分
【理科(物理、化学の2科目)】配点/120点(1科目60点) 時間/120分
2023年度 早稲田大学基幹理工学部
科目別入試傾向と対策ポイント
英語の傾向・対策
【傾向】「難易度も分量も最高レベル」
例年大問5題構成で、文法や語法、語彙などの大問が1題、長文読解問題が4題です。設問ごとに難易度の差が大きいものの、全体的に難易度が高いです。
長文読解問題では科学技術関係の専門的な話題が多いですが、文系的な文章が出題されることもあります。専門的な用語や難解な表現もあるため、読み解くには苦労することも多いです。
さらに、出題される文章の量はトータルで2500語を超えることもあり、時間配分に工夫が必要です。
【対策】「類推力と速読力を鍛える」
まずは文法や語法、語彙を固めましょう。本番で未知の専門的な用語が出てきても類推できるよう、一般的な語彙を高いレベルで固めることが重要です。単語のスペルを問う問題は形式が独特であるため、過去問で慣れておきましょう。
また、長文読解問題は英分量が多いため、速読力が求められます。まずは速読力の基礎にある精読力を鍛えましょう。精読力を高めたら、文章を読む速度を上げていきます。このとき、パラグラフリーディングやスラッシュリーディングなどの技術を使うことも有効です。
数学の傾向・対策
【傾向】「数学Ⅲが頻出」
例年大問5題で、典型問題もあれば高校数学の範囲を超えるような難問も見られます。出題範囲内で幅広い分野から出題されますが、数学Ⅲ、特に微分積分と極限は頻出であり、高度な処理能力や計算力を必要とする問題が多いです。
また、複数の分野にまたがった融合問題が多く、一筋縄ではいきません。その他、証明問題や図示問題も頻出の出題形式であり、入念な対策が必要です。
【対策】「まずは基礎固めから始める」
教科書や標準的な問題集での演習では太刀打ちできない問題も出題されますが、まずは基本に立ち返りましょう。公式や定理を深く理解し、標準的な問題を解いて基礎力をつけることが大切です。その後、発展的な問題を繰り返し解き、数学力のレベルアップを図りましょう。
また、数学Ⅲの問題や融合問題、証明問題や図示問題の出題が多い傾向であるため、発展レベルの問題集を用いてとくに重点的に演習をしましょう。
過去問では自分の実力を測ることに加えて、問題に慣れること、解ける問題を見抜くことを意識することも重要です。
物理の傾向・対策
【傾向】「解き切るのは至難の業」
例年大問3題で、それぞれ力学から1題、電磁気から1題、残り1題は熱力学または波動、ときどき原子という構成が多くなっています。出題内容は計算問題の割合が高く、描図問題が出題されることもあります。
物理は他科目に比べ問題量が多く、いかに時間内で数多く正答し、得点を稼ぐかの勝負となります。工夫して公式を使わなければ解けない難問も見られるものの、全体的に標準的な問題が多い傾向です。
【対策】「標準的な問題を確実に正答する」
高校物理を超えるレベルの難問もあるものの、基本は標準的な問題なので、難問以外を確実に正答することが合格のための必須事項です。教科書を中心に、公式や物理現象を「暗記する」のではなく「理解する」ように勉強して基礎を固め、問題集で標準的な問題を解けるようにしましょう。
計算問題が多いため、ケアレスミスを防げるように素早く正確な計算ができるような力をつけることも大切です。問題量が多いため、過去問演習を通して、それぞれの問題で難易度や時間がどれだけかかるか見極める訓練をしましょう。
化学の傾向・対策
【傾向】「各分野から幅広く出題」
例年大問3題構成で、大問1は基本的な知識や理論に関する小問集合となっています。設問数は全部で50問程度となっており、計算問題や記述式問題が多くあるため全問解答する時間的な余裕はそれほどありません。
全分野から幅広く出題される傾向にあり、無機化学は理論化学との融合問題として出題されるパターンが多いです。実験問題や観察問題も多く、単純な知識だけでなく化学的思考力を問う問題も少なくありません。標準的な問題が多いものの、難易度は決して低いとはいえないでしょう。
【対策】「基本的な知識を定着させる」
標準的な問題が基本となるため、まずは高校化学の基本的な用語や物質、法則、公式などの知識を定着させることが大切です。基礎固めの後は、典型問題や標準的な問題を確実に解けるレベルにしましょう。
また、計算問題が多いため、計算トレーニングを積んで早く正確に解く練習を重ねましょう。計算過程を書く必要のある問題もあるので、途中式を書く習慣をつけることも大切です。
実験問題や観察問題が多く出題されるので、実験操作とその目的や実験器具の名称といった実験に関する事項も押さえておきましょう。
生物の傾向・対策
【傾向】「記述式がメイン」
例年大問3題構成で、一部選択式の問題はあるものの、ほとんどが記述式の問題で論述問題も複数出題されます。生殖、発生、細胞、遺伝情報が頻出で、最新の研究から出題されることも多いです。
試験時間に対して問題の分量が多く、特に論述問題の分量が多い傾向にあります。実験考察問題や計算問題、描図問題なども出題されるので、さまざまな問題形式の対策をする必要があるでしょう。
【対策】「知識を暗記せず理解する」
深い知識と思考力の問われる早稲田大学基幹理工学部の生物ですが、まずは基礎的な知識を定着させることを優先させましょう。教科書を中心に、頻出分野だけでなく全分野まんべんなく知識を定着させることで地盤を固め、さらに頻出分野を参考書や問題集で深掘りします。
記述式の問題、とくに論述問題では知識の暗記だけでは解答することが出来ないので、例えば現象であれば背景や与える影響まで理解しておくことが大切です。
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高松先生(早稲田大学基幹理工学部在籍)
【担当科目】 英語/文系数学/理系数学/物理/化学/生物
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田山先生(早稲田大学基幹理工学部在籍)
【担当科目】 英語/文系数学/理系数学/物理/化学