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【実際の授業の様子】E.B様

【実際の授業の様子】E.B様

生徒様のご紹介

口コミ女性

E.Bさん
中学3年生/高校受験準備コース受講
担当教師:東京大学教養学部2年生

■科目

数学

■教師に求める役割

英語の偏差値は70ありますが、それ以外の偏差値が50です。

英語以外の教科が平均点しか取れないため、英語以外に、数学など伸びる教科を一つ増やしたいと考えています。

数学の基礎、根本的な考え方、勉強の仕方、計算の見直し方法、確認ポイントやコツを娘のペースに合わせて指導してください。

教師が作成した指導方針

▼指導方針シートイメージ

面談シートテンプレ

【三者面談で教師が提示した指導方針(抜粋)】

基本的な問題についてはほとんど問題なくできています。

しかし応用的な問題(特に図形や一次関数、文章題など)については、理解が難しい部分がいくつかあるようです。 応用問題が分からない原因としては、そのような問題形式に触れたことがないからだと思われます。

今はまだ知識を身につけている最中で、実践量が少ないので、使いこなせていない段階にあるのかなと思います。

一通り習い終わったら、演習の問題量を増やすことで、解き方を知っている問題を増やすことが大事だと思います。

塾でもらっているテキストにたくさん問題が載っていると思うので、そこで解いてみて分からないところを無くしていきましょう。

実際の授業の様子

■取り扱った問題①

【問い】

1枚の硬貨を続けて3回投げるとき、次の問に答えなさい。
(1)表裏の出方は、全部で何通りあるか求めなさい。
(2)3回とも表が出る確率を求めなさい
(3)表が1回、表が2回出る確率を求めなさい。
(4)少なくとも1回は表が出る確率を求めなさい

▼実際の教師と生徒様の会話の様子

【1回目・2回目・3回目ごとにパターンを書いていこう】

生徒様:3回とも表が出るっていうのは(どういう意味)?

教師:3回ともっていうのは、3回投げたときに3回全部表になるっていうことだから、

(板書を書く)

これね、1回目・2回目・3回目ごとに表・裏っていうのを書いていく。

1回目 2回目 3回目

これで、1回目「表」、2回目「表」、3回目「表」、にならないと「3回とも表」にならないの。
この1回目・2回目・3回目で1セットなの。

3回とも表が出るって、この一通りしかないじゃん。
逆に3回とも裏って言われたらこの一通りしかありえない。

今回の問題は「表が出るのは何通りですか」っていう質問だから…、

(生徒様が「1通り」と記載)

教師:そうそう!

(生徒様が(3)の問題に移る。しかし再度手が止まる)

教師:(3)の問題は「表が1回、裏が2回」って言ってて。

この表の中に、表が1回しか出てないのって
・裏・裏」と
「裏・・裏」と
「裏・裏・」だよね。

表が1回ってことは、表が
「最初に出る」か
「真ん中に出る」か
「最後に出る」かの、もう3パターンなんだよね。

(1)で最初に、「全部で何通りありますか」って聞いたのは
その後の質問が全部『この8通りの中で、こうなるのは何パターンですか』って聞いている問題だから。

「表が1回、裏が2回」っていうのは、8通りの中で、何回ある?

(生徒様が「8分の3」と記載)

■取り扱った問題②

【問い】

大小二つのサイコロを同時に投げる時、出る目の数の和が6になる確率を求めなさい。

▼実際の板書の様子

実際のノートの写真

 

▼実際の教師と生徒様の会話の様子

【サイコロの問題は表を書くといいよ】

生徒様:これってどうやったら簡単にできるの?

教師:サイコロは、この表を書くのが1番早くて。

(板書を記載)

和だから、上に1・2・3・4・5・6、左に1・2・3・4・5・6って書いて、
ここに足した数字を全部書いていく。

その中から数を数える。
今回だったら和が6だから、これとこれとこれがそうだよね。

それで、確率を求める時に、この表の中で数えたら絶対に36分の「この数」で出せるよっていう仕組み。

(生徒様が「36分の5」と記載)

あとは例えば、これが掛け算とかで、「積」って言われたら、
ここに掛け算の値を入れれば、全部それでできるよ。

教師へのインタビュー

【生徒様自身から「こういうことか」という言葉が出てくるよう心がけています】

—生徒様に指導を行うにあたって、意識・工夫していることはありますか

口頭だけで説明してもあまり頭に入ってこないと思うので、ipadを使って板書を作成し、書いて解説するようにしています。

また問題を解いている最中に、生徒様が問題を理解できていなさそうだったり、 解き方が違う方向に向かってしまっている時は、一度止めて声をかけるようにしています。

例えば、大体(1)の問題って、そんなに難しい内容を聞くことは少ないと思うのですが、 その(1)の時点でずっと手が止まっていた場合、おそらく問題の趣旨が理解できていないということだと思うので、手助けをするようにしています。

また声をかける際は、答えを言うのではなく、誘導するように説明を行い、 私がこうだよねという前に、

生徒様自身から「こういうことですよね」とか「こういうことか」という言葉が出てくるように心がけてます。

やはり、苦戦していた問題を、私からのヒントで「そういうことか」って気づいてもらえた時や、 理解してモヤモヤがとれた瞬間を見ると、こちらもかなり嬉しい気持ちになります。

 

【家庭教師の時間をどう使うかを考えることを通して、勉強へのやる気が出ていればいいなと思います】

—指導の効果はどのように感じていますか

基本的に指導は、生徒様にその時勉強したいと思った教材を 「ここの復習をやりたい」とか、「テストがあるから、ここ去年触ってなかったけど、やりたいです」など持ってきてもらう形なので、

この家庭教師の時間があることで、勉強へのやる気が出てきてくれていればいいなと思っています。

学校のテストの後の時期は、テストで間違えたところを全部解説するという授業もありましたし、

何もない時期であれば、塾の宿題を持ってきたりとか、新しい単元を教えてほしいとか、模試に向けて「ここの復習をお願いします」という時もありました。

—生徒様とコミュニケーションをとるにあたって、意識・工夫していることはありますか

家庭教師のいいところは、「学校の先生よりも距離が近いところ」だと思うので、 堅苦しくなりすぎて質問を聞けない、などにならないよう

勉強だけに限らず、生徒様との距離を縮めるための適度なコミュニケーションをとることを大事にしています。

指導時間中については、時間が90分とそこまで長くはないので、休憩を取ったりはしていないのですが、 駅からファミレス(指導場所)までの行きかえりは一緒にしているので、

その間で学校の話など色々な話をするようにしています。 また話す時は敬語ではなくタメ語にし、聞きやすい雰囲気を出すことを心がけています。

ご家庭様からの感想

【わかるまで説明してくれるので、ありがたいです】

生徒様:毎回、わかんないところをわかるまで説明してくれるし、あとタブレットを使って図形とか書いたり、工夫して教えてくれてるので、本当にありがたいなと思います。

先生から授業を受ける前は、塾のテストで数問間違えてしまうところがあったんですけど、

塾でやったことを先生と復習したことで、その次の塾のテストで満点を取れたことがあって、 それで「できた」って実感できる時はあります。

保護者様:私も、娘は計算の基礎がついてきて、計算のスピードとか、基礎問題の回答率とかが結構上がってきているように感じています。

 

当会ではこれからも、サービス品質向上のためにより一層努めてまいります。
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