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教師インタビュー
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私は今まで6人の生徒様を家庭教師として指導させていただきました。
多くのご家庭様は、最も苦手とする科目の克服を目標に家庭教師を依頼されており、生徒様のモチベーションをいかに高めるかが非常に重要でした。
私自身、中学受験から大学受験まで算数・数学が本当に苦手で、解けないつらさや模範解答を強制されるもどかしさを痛感しました。その経験を活かし、生徒様1人1人の解けない「理由」に向き合うことを心がけました。
例えば、中学受験の算数においては、設問の状況をイメージできるかどうかが試されます。担当した生徒様はその点に強い苦手意識があり、「分からない」ことにつながっていました。
そこで、私は水量の変化であれば実際の水槽に水を入れて底面積の変化を一緒に確認したり、展開図であれば設問の図を実際に組み立てて頂点や辺の重なりを再現したり、可能な限り具体的なイメージが持てるように工夫をしました。
そのうえで実際に解答を導くにあたっては、まず生徒様自身にじっくりと考えてもらい、その思考回路に沿った解法を編み出せるように注力しました。
以上の心がけにより、生徒様自ら解ける喜びを実感し、自発的に学習へ取り掛かる姿が見られたとき、私も心から嬉しく思い、指導のやりがいを感じることができました。
一方で苦手分野を指導する際に気を付ける点として、他の科目との兼ね合いが挙げられると思います。一度苦手科目の克服に取り掛かると、そこに多くの時間を割かなければなりません。
そのため、ほかの科目の学習がおろそかになっていないかその都度確認することが、総合的な学力アップのために重要だと考えています。