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特集教師
教師インタビュー
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算数や理科につまづいていた生徒様が、最終的にはすべての志望校に合格されたと伺っております。どんな授業をされていましたか？
やる気が出ないときや成果が出ないときは、そのときごとの原因を把握し対処するように心がけました。
例えば、算数でどうしてもミスが減らず、思ったような成績が出なくて勉強するのがつまらないと困っているときは、公式を丸暗記で解こうとしていて公式を間違って使ってしまっているのではないか、また公式を覚えるのが楽しくないのではないかと考えました。
私自身、公式を丸暗記するのは苦手で、どうしても覚えることで問題が解けるようになることに納得がいきませんでした。私はこういうときにはなぜその公式が成り立つのかを考えて理解していました。公式が導き出される道筋を理解しておくと、もし問題を解いている際に公式を忘れたとしても、自分で導き出すことができます。
このプロセスは問題を本質的に理解することにつながり、とても知的好奇心を満たすものであると考えています。このような考え方の道筋を生徒様に指導したところ、なぜこの公式を習うのか、どうしてこういった答えになるのか、ということを理解してくれたようで、とても勉強に対して前向きになりました。
少しでも自信がないところや納得のいかないところがあると、不安を生みます。こういった不安に時間をかけて確実に対処できることが家庭教師の強みの一つだと考えています。
また、勉強に飽きた、つまらないと感じていると思ったときは、今、生徒様が学んでいることが将来どのように役立つのかを伝えることで、モチベーションを保たせていました。身の回りの分からないことが理解できるようになるのは何よりも楽しいことであると思うため、分かるようになったという経験を少しでも多く体験させることができるように指導しています。
受験のテクニックだけでなく、今後の人生を豊かにさせるような指導を心がけています。
