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1. 栄光ゼミナールの入塾テストは「落ちる」こともある!範囲と難易度

栄光ゼミナールの「学力診断テスト」の出題範囲や難易度は、どのようになっているのでしょうか。
また、テストの結果で入塾できないということはあるのでしょうか。
明確な合格点・合格率は非公表
栄光ゼミナールの入塾テストでは、具体的な合格点や合格率は公表されていません。
栄光ゼミナールではテストの結果だけではなく、面談を行い、生徒様一人ひとりの現在の学力や学習状況を総合的に判断しています。
公式サイトで合格基準が明示されていないため、不安に感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
以下では、そんなご不安を抱える保護者様・生徒様のために、栄光ゼミナールの入塾テスト(「学力診断テスト」)の範囲や難易度を解説しております。
(1)出題範囲:学校で学習した内容が中心
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基本的には、学校の授業内容に沿った基礎的な学力が求められるものが出題されます。 一部、中学受験特有の慣用句・ことわざや、植木算・旅人算も含まれているので、高得点を意識するのであれば教科書の内容に加えて別途対策が必要となります。
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(2)難易度:学校の授業レベル
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学校の授業の内容をきちんと理解していることが、テスト合格の鍵となります。 具体的には、前学年と現学年の基礎・基本的な内容となります。 日々の学校の授業をしっかりと理解して、テスト・宿題に取り組めていれば、心配する必要はありません。
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2. 入塾テストに落ちる子の4つの特徴
栄光ゼミナールの入塾は、テスト・学習態度などから総合的に判断されます。
そのため、栄光ゼミナールの入塾テストに落ちる生徒様には、以下のような特徴があります。
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◾️ 基礎学力が定着していない ◾️ 勉強に向かう姿勢ができていない
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以下では、それぞれについて詳しく解説しております。
①基礎学力が定着していない
テスト範囲は、学校の内容が中心となっておりますので、教科書レベルの基礎内容が定着していない場合は、入塾テストに落ちてしまうことがあります。
「学校のテストで平均点以下を取ってしまう」という状況が続いている場合は、入塾テストを受ける前に、基礎内容の復習に取り組むと良いでしょう。
②テスト形式に慣れていない
テストは教科書レベルの難易度になりますが、入試を意識した問題文・出題形式になるので、生徒様によっては慣れや対策が必要になります。
「問題文をきちんと読む」、「時間配分に気をつけて問題を解く」といった習慣が身についていない場合、思うように点数を取ることができていない可能性があります。
③落ち着いて授業を受けることができない
栄光ゼミナールでは点数以外に、生徒様のテスト受験時や塾内での待ち時間の態度が見られています。
しっかりと塾スタッフの指示を聞けるか、塾内で暴れまわるなどしないかという点です。
日々の最低限の生活態度は、しっかりと家庭内で整えておくことが必要です。
④勉強に向かう姿勢ができていない
「自分のトップ校へ行こう。」 というキャッチコピーの通り、栄光ゼミナールは最上位の学校を目指す他の学習塾とは違って、一人ひとりに合った進学校へ入学させることを目標としています。
そのため、幅広い学力層の生徒を受け入れています。
実際には点数が僅かに足りていない生徒様でも、テストの誤答や机に向かう態度を見て、講師が伸び代を感じた際は、再テストの受験や合格とした場合もあったそうです。
同じような点数でも、イヤイヤ受験をし自主的に机に向かう姿勢・やる気が感じられない生徒様は合格が出ないこともあります。
3. 栄光ゼミナールの入塾2ステップ(学力診断テストと個別の学習相談)
栄光ゼミナールに入るには、「①学力診断テストの受験」と「②個別の学習相談」を受ける必要があります。
以下では、入塾までのステップと受験科目、試験会場、費用の詳細について、紹介しています。

入塾までのステップ
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①学力診断テストの受験 生徒様の得意分野や弱点を把握する目的で行われます。 範囲や難易度は、学校の教科書レベルです。
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②個別の学習相談 テストが返却され、その結果に応じた受講提案が行われます。 テストの結果から、生徒様の得意や苦手などの学力、目標に応じて、最適な通塾頻度や受講科目、コースなどが提案されます。
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学力診断テストの科目
受験科目は小学生の場合、国語と算数の2教科になります。
中学受験を希望の生徒様は1教科40分、計80分となります。
小学生では一般の公立中学校に進学する生徒様用の問題と、中学受験を考えている生徒様用で問題が分かれており、中学受験コースの問題では、受験を意識した応用的な問題が出題されます。
学力診断テストの費用・開催日時
学力診断テストの受験と学習相談は、全て無料で受けることができます。
また栄光ゼミナールのホームページから、学力診断テストについてのページを参照すると「毎週土曜日 11:00~/13:00~/15:00~/17:00~」で実施と書いてあります。
ですが、通塾を希望する近くの教室に問い合わせれば、教室が開いている時間帯であれば平日でも土曜日でも好きな時間に受験することが可能です。
数日に分けて受験するのは大変なので、上手く時間を調整して1日でまとめて受験する生徒様が多いです。
4. 栄光ゼミナール入塾テストの教科別対策法

では、入塾テストに向けてどのような対策ができるでしょうか。
まずは、学校の授業内容がしっかりできているかどうかが1番大事になります。
ここではその他の注意点や対策方法を解説していきます。
| 科目 |
対策法 |
| 科目問わず |
・学年を問わず、学校の学習内容をしっかりと復習することが最も大切です。 ・教科書やノートを見直し、基礎をしっかり押さえましょう。 ・学校で配布された問題集やドリル、先生から配布された問題練習プリントの内容でおさらいしておくことも効果的です。
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| 国語 |
<漢字> ・漢字と文章問題はどんなテストにも出題されるため、日頃から取り組みましょう。 ・漢字ドリルなど、学校で習った漢字の読み書きの練習をしておくと良いでしょう。
<文章問題> ・物語文は読めても説明文は苦手という生徒様は多いです。 ・文章問題では、文章のテーマや、筆者の主張を掴むことが大事になります。 ・説明問題対策として、こども新聞などを読むことで読解力を養うと良いでしょう。
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| 算数 |
<計算問題> ・算数では基本的な計算問題ができていれば、最低限の点数は取ることができます。 ・「小数の計算、分数の計算、比の計算」は、基本的な計算はできるようにしておきましょう。 ・教科書や学校の授業ノートを見返して、計算ドリルや問題集で復習すると良いです。
<文章題> ・問題文が文章になると苦手と感じる生徒様は多く、途端に正答率が下がります。 ・文章題では、文章の内容を整理して、与えられた条件を適切に使う力が問われます。 ・特に、入試では文章題が必須のため、入塾テストの段階から先を見据えて、問題に慣れておくと良いでしょう。
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5. 栄光ゼミナール入塾テストに関するよくある質問

入塾テストに際して、よくある質問について回答していきます。
Q. いつ受けるのがベスト?
しかし、学年が上がるに連れて勉強内容が難しくなり、学校の授業ではカバーしきれない範囲も多く出てきます。
早めに通塾し始めた方が、カリキュラムに合わせ段階的にしっかりと学習を進められるでしょう。
実際、6年生になってから入塾した生徒様は、早くから通っていた生徒様に追いつくために、多くの努力を必要としていました。
Q. 校舎によってテスト内容に違いはある?
A. 内容に違いはありません。
校舎ごとに作成している訳ではなく、栄光ゼミナールで統一されているのでどの教室でも変わらず受験できます。
しかし、県をまたぐと、その県の特色に合わせて内容が多少異なってきます。
また、校舎ごとに講師は異なるため、講師のレベルや生徒との接し方などは変わってくるでしょう。
教室長の雰囲気が校舎の雰囲気に現れることも多々あります。
体験授業も無料で受講できるので、学習相談や体験授業で校舎の雰囲気を参考にして、入塾を決めるのが有効といえます。
Q. クラス決めに影響はあるの?
A. 結果はクラス分けに影響します。
入塾テストが「生徒様の学力を知り、その上でコースや受講科目を考える」ために行われているからです。
実際、テストの結果と学校の成績を参考に、最初から最難関コースに通塾する生徒様も過去にいました。
土日に行われる特別講座などの案内も、生徒様の学力に合わせたレベルの講座を案内されるため、テストで良い結果を残すメリットは大きいです。
なお入塾後にも、定期的に行われる塾内模試の結果によってクラスを上げることはできるので、入塾テストの結果が全てではない点にご留意ください。
6. 上位クラスの2つのメリット

果たして、入塾テストで落ちることがないのであれば、高得点を狙う必要はないのでしょうか。
結論として、入塾テストで高得点が取れれば、その後通塾した際により上位の学校を目指せる体制が整っている、というメリットがあります。
①授業・教師・生徒のレベルの高さ
上位クラスに入ることができれば、難関校合格を目指す生徒たちと共に、レベルの高い授業を受けることができます。
上位クラスでは、問題の難易度や、解説のスピードが異なり、担当する講師の質も高くなることが多いです。
また、日曜日や夏休みなどの特別講座は、通塾しているクラス、模試の点数などによって案内される講座が変わります。
特別講座はクラスごとの生徒の目標に特化した質の高い内容になっているので、上位クラスで参加できることは大きな利点です。
レベルの高い仲間や講師と互いに切磋琢磨する環境は、学力向上に大いに役立ちます。
②発展的で入試向けの内容
栄光ゼミナールの日曜日や長期休暇中に開催されているゼミでは、扱っているテキストの内容がコースによって異なります。
最上位レベルの学校への進学を目指すのであれば、より発展的な内容が収録されているテキストに取り組むことが重要となってきます。
また、集団授業を希望の生徒様は通塾するクラスに沿って、テキストが決まります。
入塾後にも模試があり、そちらの模試で良い点数を取れば、クラスを移動できることも多々あります。
入塾テストに留まらず、継続した学力向上を目指しましょう。
7. 栄光ゼミナール入塾テスト対策のために、家庭内でできる2つのサポート方法

ここからは家庭でできる保護者様のサポートについてあげていきます。
1番理想的な状態は、生徒様が自ら机に向かい、学習を進められる状態です。家庭内の環境作りにも注意を向けてみましょう。
①日々の学習習慣、スケジュールを整える
毎日の学習習慣を整えることが、入塾テストに向けた基盤となります。
宿題の時間を決めて、毎日少しずつでも勉強する習慣をつけるようにしましょう。
1日10分でも良いので、勉強をする習慣をつけるということは本当に大切なことです。
逆に、いきなり毎日長時間の勉強を強いても子どもは勉強することが嫌いになってしまいます。
焦る気持ちもあるかと思いますが、小さく少しずつ継続していくことで大きな力となります。
②頑張ったことは褒める
誰しも頑張ったことは認めてもらいたいものです。
子どもにとって親は一番身近で認めてほしい相手です。
頑張っている姿を見たら、必ず褒めてあげましょう。
そういった保護者様の励ましによって、自ら机に向かうためのモチベーションにもなります。
「もし自分が子どもだったら」どんなことを親にしてもらえたら嬉しいか。
そんなことを一度考えて接してみてはいかがでしょうか。
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まとめ|学校での学習内容をしっかり復習し、継続して自習できるようにサポートをする
栄光ゼミナールの入塾テストの対策は、学校の授業内容を基盤に、基礎をしっかり押さえることがポイントです。
日々の学習習慣や計画的な復習に加え、家庭での適切なサポートがテスト受験、そしてその後の入試への道を開きます。
入塾することが目的ではなく、その先を見据えた学習習慣や家庭でのアプローチを心がけましょう。
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