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高3からでも医学部は間に合う?
高3からでも医学部からの対策でも間に合う!
「もっと早くから勉強しておけば…」
高校3年生になり、本格的に進路を考え始めたとき、医学部という高い壁を前にして、多くの受験生がそう思います。部活に打ち込んできた、高2まで本気になれなかった――理由は様々でも、焦りと不安でいっぱいかもしれません。
しかし、結論から言えば、高校3年生からのスタートでも、医学部合格は決して不可能ではありません。
もちろん、それは平坦な道のりではありません。ライバルに追いつき、追い越すためには、正しい戦略と圧倒的な学習量が不可欠です。
今まさにスタートラインに立ったあなたが、最短ルートで合格を掴むための具体的な勉強法を解説していきます。
高3から医学部合格を間に合わせるための科目別勉強法
①最優先は「英語・数学」
医学部受験の土台となるのが英語と数学です。この2科目は、成績が安定しやすく、一度実力をつければ大きな得点源となります。しかし、完成までには最も時間がかかる科目でもあります。
科目 |
勉強法 |
数学 |
⚪︎網羅系の問題集(「チャート式」や「Focus Gold」など)の例題・練習問題を完璧に解けるようにする。 ⚪︎基礎が固まらないうちに応用問題に手を出しても、成績は伸びないので、まずは教科書レベルの定義・定理を完璧に理解し、解けるようにする。 |
英語 |
⚪︎単語・熟語・文法の暗記は、毎日欠かさず行うルーティンする。 ⚪︎その上で、精読の訓練を積み、医学系を含む様々なテーマの長文に触れていく。 |
②次に「理科(化学・物理・生物)」
理科は、大学ごとの配点も高く、合否を分ける重要な科目です。特に化学は、理論・無機・有機と範囲が広く、全範囲の学習を終えるのに時間がかかります。
科目 |
勉強法 |
化学・物理・生物共通 |
⚪︎夏休みが終わるまでに、全範囲の基礎的な知識をインプットし終える。 ⚪︎教科書や講義系の参考書で全体像を掴み、基礎的な問題集で知識を定着させる作業を最優先で進める。 |
③「国語・社会・情報」は共通テスト対策を効率的に
国公立大学を目指す場合、共通テストの国語・社会・情報も無視できません。しかし、二次試験で課されないこれらの科目に時間をかけすぎるのは非効率です。
科目 |
勉強法 |
国語・社会・情報共通 |
⚪︎秋以降、共通テスト対策に特化した問題集や過去問を使って、短時間で点数を最大化する練習をする。 ⚪︎知識の暗記は、通学中などのスキマ時間を活用する。 |
高3から医学部合格までスケジュールの立て方
本格的な計画を立てる前に、まずは「ここに行きたい」と思える大学をいくつか探してみましょう。
どの大学を目指すかによって、科目ごとの配点や出題傾向、対策の優先順位が全く異なります。この段階で完璧に決める必要はありません。仮のゴールを設定することで、やるべきことが明確になり、日々の勉強のモチベーションが格段に上がります。
ここでは、4月から国立医学部を目指す受験生向けのスケジュールの例を紹介します。
①4月~夏休み前:基礎固めと苦手克服の徹底
目標:「数学・英語・理科1科目の基礎知識を完成させる。
やること ・学校の授業をペースメーカーに、既習範囲の総復習。 ・自分が苦手だと感じる分野を一つでも多く潰しておくことが重要。 |
②夏休み:全科目の基礎を完成させる天王山
目標:「理科の残り科目を含め、全主要科目の基礎範囲の学習を終える。」
やること ・1日10時間以上を目標に、学習を行う。 ・理科を含め、全科目の総復習と問題演習に徹す。 |
③苦手分野を減らす計画を立てる
目標:「志望校レベルの応用問題に対応できる力をつける。」
やること ・応用的な問題集や、志望校の過去問に少しずつ触れ始める。 ・共通テストで目標点を取るための対策を始める。 ・共通テストの過去問や予想問題集で、時間配分の感覚を掴みましょう。 |
④1月~入試本番:実践演習と最終調整
目標:「合格点を取るための最終仕上げ。」
やること ・共通テスト後は、私立大学や国公立大学の二次試験対策に全力を注ぐ。 ・過去問演習を繰り返し、時間内に最大得点を取るための戦略を固める。 |
以上は、あくまで4月から国立医学部を目指す受験生向けのスケジュール例です。
もちろん、私立医学部志望の方や、受験までの期間が違う受験生もいると思います。 大切なのは、現状の自分の学力に合ったスケジュールを立て、計画的に受験本番まで勉強することです。
仮に、自分に合ったスケジュールの立て方に自信がない方は、学校の先生や当会のような受験のプロに見てもらうことも、一つの手です。
高3から医学部を目指すなら、プロのサポートも選択肢に
①集団塾・予備校|実績のあるカリキュラム
集団指導塾・予備校では、規定の学習カリキュラムに従って授業が進みます。実績のある塾のカリキュラムについていくことができれば、かなりの伸びが期待できます。
しかし、学力が最も伸びるのは自学自習をしているときです。「学校+塾の授業」で、聴いているだけにならないよう、限られた時間を有効活用することが重要になってきます。
②個別指導塾|学習習慣の指導
学習習慣がいまいち身についていない場合は、指導と演習が一体化した個別指導塾に通うのがお勧めです。個々の学習状況に合わせた指導を受けることができるため、苦手分野の対策も効率よく進めることができます。
③家庭教師|医学部受験までの伴走
個別指導塾よりもさらに手厚い指導を期待できるのが、家庭教師です。
また、教師がご自宅に伺うため、保護者様との距離が近くなることも特徴です。生徒様の状況の把握や、勉強の方針などを相談しやすいという大きなメリットがあります。
医学部受験は他学部とは違う、特殊でハイレベルな戦いとなります。そのため、特に現役医学部生の家庭教師が受験まで伴走してくれるのは、最大の魅力だといえます。
東大家庭教師友の会には、医学部生約3,200名が在籍しています。現役医学部生の教師が、自身の経験を生かして医学部受験対策を指導します。
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上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
まとめ
高校3年生から医学部を目指す道は、確かに険しいものです。しかし、それは決して閉ざされた道ではありません。
・正しい戦略で、学習の優先順位を見極めること |
これらを実践すれば、1年後の春、あなたは憧れの大学の門を叩くことができるはずです。「もう遅い」と諦める前に、まずは今日、この瞬間から第一歩を踏み出しましょう。