中学受験の社会の得点のお悩み
当会は社会の指導依頼を多くいただきます
当会の生徒様の中には、社会に苦手意識をお持ちの方が多いです。
社会は、地理、歴史、時事公民の3分野から成り立っているため、多くの生徒様は、社会の暗記量の多さから苦手意識を持ってしまうようです。
など、当会は社会に困っているというお問い合わせを数多くいただきます。
社会は算数のような主要科目に比べ優先度が低く、対策に力を入れられていないことも多いですが、優先度が低いからこそ効果的に対策することが重要なのです。
暗記量が膨大だからこそ、むやみやたらに勉強するのではなく効率の良い対策を行うことでライバルに差をつけることができます!
そこで本ページでは、難関中学校に合格した中学受験経験者の先輩方に中学受験の社会の勉強について様々な質問をし、難関中学校合格の鍵である中学受験社会の効果的な勉強法について探っていこうと思います!
中学受験経験者の先輩に社会について質問してみました
今回インタビューした先輩方の主な合格校
Aさん▶︎主な合格校:浦和明の星女子中学校、栄東中学校、広尾学園中学校
Bさん▶︎主な合格校:逗子開成中学校、神奈川大学附属中学校
質問1. 中学受験のための社会はいつから勉強し始めましたか?
回答
Aさん:小学校4年生からです。
Bさん:小学校5年生の春からです。
お二人ともかなり早い時期から社会の対策を始めていることがわかります。
中学受験社会の攻略の鍵は早い時期からの対策と言えるでしょう。
質問2. 算数や国語と比べて社会はどのくらい勉強しましたか?
回答
Aさん:社会と国語は同じくらい勉強してました。算数はその二科目と比べると少し多めに勉強していました。
Bさん:算数に特に力を入れて勉強してました。国語と社会は算数の半分ほどしか勉強していなかったです。
中学受験において最も力を入れるべき科目は算数であることがお二人の回答からもわかります。
となれば、中学受験の社会において重要なことはできるだけ算数の対策に時間を割くために、短時間で効率的に学習することだと言えるでしょう。
質問3. 中学受験の社会には地理、歴史、公民の3分野がありますが特にどの分野に力を入れて勉強してましたか?
回答
Aさん:日本史が好きだったので歴史に力を入れて勉強していました。しかし、歴史と地理のウェイトが半々の学校が多いので地理をもっと勉強しておけばよかったなと思っています。
Bさん:歴史に特に力を入れて勉強してました。歴史のウェイトが多いというのが一般的だと考えていたからです。
お二人とも歴史に力を入れて勉強していたようです。
しかし、地理、歴史、公民の配分は中学校により異なるので、過去問などで志望校の傾向をしっかり確認した上で力を入れる分野を決めましょう。
質問4. 社会は暗記事項が多いと思いますが、何か暗記をする上で工夫したことはありますか?
回答
Aさん:ただ暗記するだけじゃなくて、歴史の流れを考えながら暗記するようにしてました。また、どうしても覚えられないものは青ペンで書いたり、声に出して覚えました。それから塾の先生からの指示でインプットとアウトプットの割合は3:7を意識してました。
Bさん:日本の歴史をモチーフにしたボードゲームなどを利用して、楽しんで覚えるようにしてました。
Aさんの回答にある「歴史の流れを意識して覚える」というのは並び替え問題対策や記述問題対策にも効果的です。
また視覚だけではなく、書いたり声に出したりなど五感を駆使することも効果的な暗記の秘訣と言えそうです。
あわせて、Aさんのように問題を解く「アウトプット」を意識した暗記学習を行うようにしましょう。
物事を記憶するには情報の「記銘」と「貯蔵」、「検索」という3つの処理が必要です。
そのため暗記学習の際には、インプットで情報を「記銘」し「貯蔵」することと同じくらい、アウトプットで「記銘」した情報を「検索」する訓練も重要なのです。
Bさんのように暗記学習を「楽しんで」行うことも重要です。
単調になりがちな暗記学習は、退屈で苦手意識を覚えるお子様も多いので、ゲームや漫画などを利用し、楽しんで学習することも効果的な社会の学習法と言えます。
質問5. 時事問題が出題される学校も多いですが、何か時事問題対策のためにしていたことはありますか?
回答
Aさん:朝学校行く前にニュースを見ることを習慣にしてました。それから毎週の授業で先生が話題に上げた時事系のことはメモしておくようにしてました。
Bさん:確か塾の参考書を利用していたと思います。
時事問題は出題範囲が存在せず、対策が立てずらいです。
そのためAさんのようにニュースを見たり、先生が話している話に意識を向けたりなど、アンテナを広げて日常のなかで時事系の知識を取り込むことは非常に効果的な時事問題に対する対策と言えます。
また、ご家庭でお子様とニュースに関してお話をする機会を設け、お子様に時事系の話題に興味を抱かせることも、時事問題対策として有効な手となります。
質問6. 資料読み取り問題や記述問題に対してどのように対策したか教えてください
回答
Aさん:資料読み取り問題はパターンが決まっているので模試などの復習を心がけていました。覚えたことの定着のためにも模試やテストの復習は重要なので、時間を空けて何回も解き直すようにしていました。記述問題への対策は特にしてないです。
Bさん:まず知識がないと話にならないので、基礎を意識して勉強してました。
お二人とも記述問題に対する特定の対策は行っていなかったようです。
資料読み取り問題や記述問題を回答するには前提知識として基礎が定着しているかを問われることも多いので、Bさんのようにまずは基礎知識の徹底を心がけるようにしましょう。
またAさんのおっしゃるように、資料読み取り問題や記述問題はパターンが決まっていることがほとんどなので、模試や過去問演習を通じて、パターンに応じた解答の型を身につけるようにしましょう。
中学受験の社会の勉強法:まとめ
AさんとBさんへのインタビューからわかったことをまとめると、中学受験の社会の効果的な勉強方法は以下のようになります。
・過去問から志望中学校の出題傾向を読み取る。
・歴史の場合は、「時代の流れ」を意識して暗記する。
・「書く」、「声に出して読む」など五感を駆使して暗記する。
・インプットと同じくらいアウトプットも重要!
・楽しんで勉強する!
・日常的に時事問題に関心を持つ。
・模試や過去問は何度も解く。
・何よりも基礎知識の定着!
社会は算数等の主要科目に比べ優先度が低く、対策が後回しになりがちです。
しかし、時間をあまりかけられないからこそ、効率的に勉強することが重要となってくるのです。
お子様が自身で効果的な勉強方法を見つけられない場合には家庭教師に社会の指導を頼むというのも一つの手でしょう。
特に学生家庭教師は、今回のインタビューの方達のように、自身の中学受験を乗り越えた経験から、実体験に基づく効果的な勉強方法を指導することができます。
東大家庭教師友の会とは
東大家庭教師友の会は、国内最多の東大生を筆頭に、全国各地に在籍する約38,000名の現役難関大生をご紹介する家庭教師センターです。
派遣は以下の地域で行っています。
【関東】:東京・神奈川・千葉・埼玉
【関西】:大阪・京都・兵庫
【東海】:名古屋市
東大家庭教師友の会の”違い”
難関中学出身の教師数が業界トップクラス
東大家庭教師友の会には、
麻布・開成・武蔵などの男子校の難関中学校、
女子学院・桜蔭・双葉などの女子校の難関中学校、
筑波大学附属中学校・慶應義塾中等部・早稲田実業学校中等部などの共学校の難関中学校
出身の家庭教師が多数在籍しております。
選べる教師の数が多いということは、
その分、お子様一人ひとりにピッタリな教師を見つけやすいとも言えるでしょう。
例えば、お子様の第一志望校出身の教師に指導してもらうと、
・良きお兄さんお姉さんとして気軽に話せた
・先生の中学校生活の話を聞くことで受験勉強への意欲が高まった
・中学受験本番の話を聞いて気が引き締まった
という点が良かったという声もいただいております。
家庭教師としての”指導力”に自信
東大家庭教師友の会は、家庭教師登録の面接の際に
様々な質問を通して「人間性」を見たり、模擬授業を通して「指導力」を見ています。
そのため、ただ頭が良いだけではなく、
「お子様の力になりたいという熱い思い」と
「お子様を合格まで導けるような指導力」の両方を兼ねそろえた教師が多い
ことが特徴です。
受験生をトータルサポート
東大家庭教師友の会の家庭教師は、授業だけをして終わりではありません。
毎週、宿題を出したり、通われている塾の授業フォローを行うなど、
お子様の第一志望校合格のために、考えて動くことのできる教師が多いです。
指導した後の宿題以外にも、社会の暗記方法の伝授や
勉強習慣の確立、受験までの学習計画の作成も行います。
そして、ご家庭様と相談しつつ、
お子様に必要なタイミングで、第一志望校の過去問対策も行います。
お子様の「困った!」をトータルサポートできる教師が多いことも、
東大家庭教師友の会の他社との違いと言えるでしょう。
ぜひ、お問い合わせ下さい!
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東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。
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