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【東大生解説】数学で赤点をとってしまう原因と勉強法

【東大生解説】数学で赤点をとってしまう原因と勉強法

こんなお悩みはございませんか?

「子どもの数学の成績が低くて心配…」「赤点を取ってしまった!」とお困りではありませんか?

保護者様は非常に心配だと思います。

実は私も赤点を取ったことがある大の数学嫌いなのですが、徐々に成績を改善させ、最終的には東大に合格するところまでなんとかこぎつけることが出来ました。

今回は赤点を取る原因や数学で赤点を取ってしまった時の対処法、これ以上赤点を取らないようにする方法まで詳しく解説していきます。

生徒様本人だけでなく、保護者様が生徒様に行うべきことなども併記していますので、参考にしていただければ幸いです。

この記事を書いた人

つね

小学生の頃から大の算数嫌いで、東京都内の中高一貫校に在籍中に数学の定期試験でクラス最下位(赤点)を取り、クラスの笑い物になった経験を持つ。

一念発起し愚直に数学に取り組み続けた結果徐々に成績は改善されていき、最終的には東大の問題にも対応できる力を身につけた。

現在は東京大学文科二類に在籍。

目次

 

 

1. なぜ赤点を取ってしまうのか?

まずは慌てず、原因分析から。赤点を取るのには必ず原因があります。

なぜ赤点を取ってしまうのか、まずはここから見てみましょう。

 

①基本事項の理解不足のことが多い

定期試験は授業でやったことの理解度を問うものなので、どんな学校の定期試験でも必ず教科書に例題として載っているレベルの基礎的な問題が出ているはずです。

逆に言えば、赤点を取ってしまうというのは基礎的な問題を正解できていないということになります。

授業で扱ったであろう問題を解く土台となるような考え方を理解できていないが故に、問題を正確に解くことができていないのです。

 

②みんなができている問題ができていないと赤点になりやすい

赤点は普通、平均点を基準に算出されます。

多くの学校で「平均点の半分以下」のような定められ方をしているはずです。

つまり、赤点を取った場合、点数が低いというよりも平均点から自分の得点が離れてしまっているということが言えます。

これは、みんなができている簡単な問題を落としているために起こるものだと考えられます。

 

③質の不足より量の不足?

数学的なセンスが有ろうと無かろうと、基礎的な問題はやり方を理解して反復演習をこなしていけば少しずつ解けるようになっていくというのが私個人の考えです。

特に試験範囲、分野が指定されている学校の定期試験ではこの傾向は顕著で、課題や宿題をサボらないなど基本的なことができていれば赤点を回避できる場合も多いはずです。

したがって、赤点を取ってしまう原因は数学に触れている時間、すなわち問題を解く量が少ないことだと言うことができます。

 

2. 赤点を取ってしまったら?

赤点をもし取ってしまったら、どのように対応すれば良いのでしょうか。

ここでは赤点を取ってしまった場合の復習方法、保護者様の姿勢についても見ていきます。

 

①まずは解き直し、とにかくできなかった原因把握に努める

試験後、問題は回収されずに持ち帰ってくると思います。

ここで解きっぱなしにしてしまうと、いつまでもその分野の問題が解けるようになりません。

まずは分からなかった問題、答えに辿り着かなかった問題を教科書や授業ノートを見ながらで構わないので解き直してみましょう。

解き直すことで、自分がどこでつまずいていたのかが少しずつ見えてきます。

例えば、教科書やノートを見ながら解けたなら試験前の復習が足りなかったと考えることができます。

逆に教科書に書いている事もちんぷんかんぷんの状態なら分野全体の理解ができていないまま授業に置いて行かれてしまったと考えることができます。

 

②問題集やワークで集中的に復習してみる

赤点を取ってしまうような苦手な分野はできるだけ早い内から潰しておく必要があります。

中学校で扱う範囲は膨大で、複雑なものも多いので苦手を残したまま先に進んでしまうと、後々の総復習を行うような実力テストや入試などにも悪影響を及ぼしてしまいます。

個人的には、苦手な分野は数をこなすことで解法をある程度パターンのように習得してしまうことがおすすめです。

学校によっては追試験を行うところもあると思います。

まずはそれに向けて、一度間違えた問題の解き方を優しい問題中心に抑えておくようにしましょう。

解けるようになっていればベストです。

解く問題は試験で間違えた問題以外に、学校で使うワークなどを使ってみましょう。

ワークには赤点を回避するにあたって重要な基本的な理解を問う問題が非常に多くいい練習になります。

また、先生によってはワークを試験範囲にしていることもあるためテストで似た問題に出くわすことも多くなるはずです。

 

③保護者の過干渉はNG!

私の両親は、成績面に関して何か口出ししてくることはほとんどありませんでした(さすがにクラス最下位で赤点を取ってきた時は心配されましたが)。

おそらく色々言いたいことはあったと思いますが、自分から勉強しようとする意思を削ぎかねないと判断してぐっと堪えてくれたことに私は今でも感謝しています。

保護者様は子どもの成績が悪いと、授業についていけていないのではないか、このままでは大丈夫か、と心配を抱きがちです。

しかし過度に焦りを募らせる言動や手取り足取りコントロールしようとするような行為は禁物。

中学生という多感な時期、モチベーションを下げることにつながりかねません。

また、個人的にはこのような行為が勉強という面を超えて生徒様の自立を妨げることにもつながると考えています。

もちろん勉強を促すような声かけは多少必要かとは思いますが、あくまで基本は静観、そっと見守ってあげるにとどめておきましょう。

口出しせずぐっと堪えることが、将来的な生徒様の成長につながるはずです。

 

3. 今後赤点を取らないようにするためには?

赤点を取ったとしても、1回程度なら進級や卒業に直ちに影響することはほぼありません。

この後の試験でいかに改善し、これ以上赤点を取らないようにすることが大切です。

ここからは、今後赤点を取らないようにするために心がけるべきことを解説していきます。

 

①苦手意識を持たせない

一度数学に対して苦手意識がつくと、勉強に対するモチベーションが下がり、授業を真面目に聞かなくなったり課題をやらなくなることで更に数学の成績が下がる負のスパイラルに陥りかねません。

ポジティブな声かけを行うなどして数学へのモチベーションをできるだけ維持させましょう。

 

②「質問する」習慣をつけさせる

保護者様は、生徒様に積極的な質問の習慣をつけさせることが重要です。

思春期の子どもは分からないことを「恥ずかしい」ことだと捉える傾向があり、分からないことをそのまま放置してしまうケースが多くあります。

しかしこれは数学の点数を上げるうえで最もやってはいけないタブーと言っても過言ではありません。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。

とにかく分からない事を逐一質問するようにさせ、できるだけその場で苦手なところを潰してしまうのが得策です。

質問相手を見つけさせるのも重要です。

親や学校・塾の先生に聞くのは恥ずかしくても、数学のできる友達になら聞けるという事もあるかもしれません。

教える側も、案外先生よりも友達の方が親身になってくれたりするものです。

実際、私は先生よりもクラスの友達に分からないところを聞くことが多かったです。

 

③「コツコツ」が赤点脱却のコツ

前述した通り、赤点を取ってしまうような生徒様はノートを取る習慣、宿題をこなす、勉強の習慣があまり身についていない事が非常に多いです。

頑張って勉強をしたのにテストは全く振るわず赤点になってしまったという生徒様は思った以上に少ないものです。

私も赤点を取った定期試験の時はいつもより明らかに勉強をサボっており、よくない事ですが宿題も答えを写したりしていました。

赤点を回避するためにいわゆる「ガリ勉」のような勉強をする必要は全くありませんが、誠実に宿題をこなすなど最低限の勉強はやはり必要です。

生徒様本人がこのことを自覚することが必要ですが、それと同時に保護者様も過干渉になるのを避ける範囲で最低限の勉強をコツコツさせるよう促させるのが重要でしょう。

実際私も、赤点を取ってしまった次の回の試験に向けた勉強では授業をしっかり聞き、宿題にも真面目に取り組むようにしていた記憶があります。

その結果、次の回では無事平均点に近い点数を取ることができ、問題なく進級もできました。

 

まとめ|数学はセンスじゃない!

「数学はセンスだ」「自分は数学に向いていないからどれだけやってもできるようにならない」と思うのは禁物です!

確かに数学に得意・苦手はあると思います。

私も数学的なセンスがあるタイプでは全くなく、胸を張って「数学が得意だ」といえるような成績を取ることは中々できませんでした。

一方で数学は、基礎を理解し解法を身に付けてしまえぼ苦手を克服しやすい科目であるとも言えます。

また数学の苦手の克服は一朝一夕に成し遂げられる物ではありません。

私は中高一貫校に通っていた中3の秋に赤点を取り、そこから真面目に授業を聞いたり宿題をやるようになり、そこから成績はゆっくりと、しかし確実に伸びていきました。

成績は急に伸びることはないので、焦らずにコツコツ普段から努力を重ねて、赤点を取らないような力をつけましょう。

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