1.駒込中学校とは?

1682年に前身の学校が設立し、1925年に現在の形で開校された伝統校です。

海外教育に力を入れており、マンツーマン英会話授業や、オールイングリッシュ授業、高校二年生でのシンガポール・マレーシア修学旅行などがあります。また、留学制度もあり、留学中の単位は認定されるため、留年することなく進級出来る点が魅力的です。I T端末を利用したICT教育にもいち早く対応し、効率良く授業・学習が進められています。

2.駒込中学校の入試傾向について

駒込中学校の入試は、計五回行われます。入試問題は、全体的にオーソドックスな形式です。算数は数の問題・図形・速さといった有名単元が頻出ですし、国語は文章題中心で、記述問題が鍵を握ります。

受験科目や時間、配点は以下の通りです。

第一回

【四科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)、理科(50分/50点)、社会(50分/50点)

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

【適性検査型】

適性検査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、もしくは適性検査1・2・3

第二回

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

第三回

【四科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)、理科(50分/50点)、社会(50分/50点)

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

【その他】

プログラミング入試、自己表現入試、英語入試

第四回

【一科目】

算数(50分/100点)もしくは、国語(50分/100点)

第五回

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

ここからは科目別に、出題傾向を詳しく解説していきます。

①算数

②国語

③理科

④社会

⑤適性検査

⑥問題の形式等が似ている学校は?

 

①算数

例年、大問6,7題の出題で、大問1番は計算問題、大問2番は小問集合、大問3番以降が単元別の問題となっています。この傾向は回数によりません。 よく出題される単元は数の問題・図形・速さです。全体としては基本〜標準的な問題が中心です。以下、単元別に解説していきます。

単元

出題傾向

数の問題

⚪︎規則性・場合の数・約束記号がよく出題される。

⚪︎2024年度第一回では、約束記号の問題が出題。

⚪︎頭で考えるだけではなく、手を動かすことが重要。

図形

⚪︎図形は、平面図形・立体図形が頻出。

⚪︎平面図形は、相似・面積・図形の移動が頻出。

⚪︎立体図形は、体積・回転体が頻出。

⚪︎基本〜標準的な問題が多い。

⚪︎問題集のとき直しが重要。

速さ

⚪︎旅人算・水量が中心となる。

⚪︎グラフを伴う問題も多い。

 

②国語

例年、大問2題の出題で、物語文1題、説明文1題の出題です。この傾向は回数によりません。 文章題では、漢字・語彙・接続詞・表現技法・抜き出し・正誤選択・記述問題など、満遍なく出題されています。特徴的なのは記述問題で、数多く出題されています。以下では、記述問題に関して、詳しく解説していきます。

単元

出題傾向

記述問題

⚪︎棒線部近くだけでなく、本文全体から考えて解答を導き出す問題も出題される。

⚪︎2024年度第一回では、記述問題が5題出題

⚪︎字数制限のないもの、本文全体から導くやや難しい記述問題も含まれる。

⚪︎日頃の読書習慣や、論理的な文章を書く練習が重要。

 

③理科

例年、大問4題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく出題されています。この傾向は回数によりません。 物理・化学では、計算問題と現象理解の問題が満遍なく出題されています。以下では、それぞれの単元について、詳しく解説していきます。

単元

出題傾向

物理

⚪︎2024年第一回では、物理で等加速度運動に関する問題が出題。

⚪︎計算問題だけではなく、現象理解の問題も数多く出題される。

⚪︎全体をしっかりと理解して演習することが重要。

化学

⚪︎2024年第一回では、実験形式の水溶液判定の問題が出題。

生物

⚪︎知識だけでは対応出来ない、実験・考察問題が出題。

⚪︎飽和水蒸気などの単元を、十分に学習する。

地学

⚪︎実験問題が多く出題。

⚪︎理解を試す問題と共に、計算問題も数多く出題。

 

④社会

例年、大問3題の出題で、地理・歴史やや多め、公民が少なめの傾向です。全体的に、基本的な用語に関する設問が多く出題されています。一部、記述問題はありますが、字数が短いので、普段の学習の延長線上と考えて良いでしょう。この傾向は回数により変化ありません。以下では、単元別に詳しく解説していきます。

単元

出題傾向

地理

⚪︎地図に関する問題は、毎回出題されており、地図帳を意識した勉強が効果的。

⚪︎雨温図・統計も頻出

⚪︎写真や絵に関する問題や、その場で考える問題もある。

⚪︎幅広く地理の素養を高めることが大切。

歴史

⚪︎知識問題が多めだが、写真・絵に関する問題もよく出題される。

⚪︎出来事の並び替え問題も頻出。

⚪︎年号そのものの正誤を問う問題も出題されるため、年号暗記は必須

公民

⚪︎幅広く基本的な事項をしっかりと暗記することが重要。

⚪︎時事問題も出題されるため、ここ1,2年程度の内容については理解しておく。

また、注意すべき点は、設問に細かい指示がある事です。漢字指定の問題や、間違っているものを選びなさい、指定語句を使用して記述しなさい、などの指示がよく行われています。2024年度第一回でも、指示付きの設問が多く出題されていました。注意して解く練習をしておかないと、思わぬ失点をする事になるでしょう。

 

⑤適性検査

例年、適性検査はⅠ〜Ⅲまであり、Ⅰは国語の問題Ⅱは理科を題材にした算数との複合問題Ⅲ番は算数の思考力問題です。 以下では、Ⅰ〜Ⅲまでをそれぞれ詳しく解説していきます。

単元

出題傾向

適性検査Ⅰ

⚪︎長文を題材にした国語の問題で、物語文・説明文どちらか1題が出題

⚪︎記述問題が多く、作文問題も出題。

⚪︎2024年度第一回適性検査型では、最後の設問で400字以上440字以内の作文問題が出題。

⚪︎作文問題は付け焼き刃では対応出来ないため、しっかり対策をすることが重要。

適性検査Ⅱ

⚪︎理科をベースに、算数的な思考を合わせた問題。

⚪︎理系的な素養があるかどうかを問う問題が多い。

⚪︎暗記ではなく、現象理解及び算数の基本的な考え方が身についているかが問われる。

適性検査Ⅲ

⚪︎算数の思考力問題で、じっくりと考えて答えを出す問題が出題。

⚪︎図形問題・数の問題が出題されることが多く、一部資料問題なども出題。

⚪︎解法暗記ではなく、自分自身で考える習慣付け多面的に物事を捉えることが出来るかが試される。

その他、適性検査1・2・3型も選択可能です。

 

⑥問題の形式等が似ている学校は?

全体的には穎明館中学校が似ていると思われます。穎明館中学校は算数の問題が難しめですが、良い題材になります。適性検査は、公立一貫校の問題を参考にすると良いでしょう。

3.駒込中学校を受ける際の併願パターンは?

1月受験校

 

埼玉栄中学校・獨協埼玉中学校・西武学園文理中学校

 

1月は、上記3校でしっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着くことができます。

2月1日

 

午前:駒込中学校(1次)

午後:駒込中学校(2次) 

 

午前・午後共に、駒込中学校で決まりです。

2月2日

 

午前:駒込中学校(3次)・穎明館中学校(2次)

午後:駒込中学校(4次)・穎明館中学校(3次)

 

既に駒込中学校に合格されていれば、午前は穎明館中学校(2次)、 午後は駒込中学校(4次)の特待生試験を受験されても良いでしょう。 もしくは、穎明館中学校(3次)を受験されるのも良いです。 但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、 午前・午後どちらかの受験を回避しても良いでしょう。

2月3日

 

午前:安田学園中学校(5次)・東海大学附属高輪台中学校(2次)

午後:かえつ有明中学校(3次)・サレジアン国際学園世田谷中学校(4次)

 

午前は、駒込中学校に合格されていれば、安田学園中学校(5次)にチャレンジしてみましょう。 合格されていなければ、抑え校として、東海大学附属高輪台中学校(2次)が宜しいかと思います。
午後は、かえつ有明中学校(3次)サレジアン国際学園世田谷中学校(4次)が良いでしょう。

2月4日

 

午前:駒込中学校(5次)・東洋大学京北中学校(4次)・穎明館中学校(4次)

午後:ドルトン東京学園中等部(3次)・東京電機大学中学校(4次)・文教大学付属中学校(5次)

 

午前は駒込中学校の最後の入試です。駒込中学校に合格されていれば、東洋大学京北中学校(4次)穎明館中学校(4次)が良いでしょう。
午後は状況に合わせて、ドルトン東京学園中等部(3次)東京電機大学中学校(4次)文教大学付属中学校(5次)がおすすめです。

4. 駒込中学校の受験対策方法

それでは、具体的な受験対策方法に移っていきましょう。

①時期別・教科別対策内容

①小学四年生

②小学五年生

③小学六年生(4月〜6月)

④小学六年生(7月〜8月)

⑤小学六年生(9月~11月)

⑥小学六年生(12月~1月)

 

(1)小学四年生

算数
  • ・塾に通っている場合は、塾のカリキュラムに沿って学習する。

    ・塾に通っていない場合は、「予習シリーズ」に沿って進める。

    ・小問を含めてまんべんなく出題されるので、苦手な単元をなくす。

    ・計算力を高めるために毎日計算練習をして、はやく正確に解く練習をする。

国語
  • ・カリキュラム、予習シリーズをもとに学習する(簡単な文章から確実に読めるようにする)。

    ・授業で扱った文章を、50字程度で要約する練習をする。

    ・毎日の読書を習慣化し、読解力をつける。

    ・適性検査を受験する予定なら、日頃から日記を書くなど、文章を書く練習をする。

理科
  • ・生物や地学を中心にしっかりと暗記をする。

    • ・机上での暗記だけではなく、花や動物など、リアルなものを見て学ぶ。

      ・「なぜ洗濯物は乾くのか?」など身の回りの現象について、一緒に考察する。

社会
  • ・地理分野が本格的に始まるので、地図帳を活用しながら学習する。

    ・地名などを漢字で書ける様にする。

    ・統計図、雨温図などの資料にも目を通す。

    ・旅行などを通じて、地理の素養を深める。

 

(2)小学五年生

算数
  • ・カリキュラム通りに学習を進める。

    小学4年生、小学5年生の内容を適宜復習する。

    ・基本〜標準的な問題をしっかり解けるようにする。

国語
  • ・物語文、説明文を客観的に読み、筆者の意見を正確に読み取る訓練をする。

    要旨を80字程度でまとめる練習をする(書きたいポイントを箇条書きにしてから、記述する)。

    ・読書の習慣を継続する。

  • ・漢字、語彙の勉強も忘れず行う。
理科
  • ・物理、化学の計算問題が始まるので、基本~標準的な問題を解けるようにする。

    ・計算問題の理屈について理解をする。

    ・物理では、光や電気など現象理解が必要な単元が頻出のため、身近な現象がなぜ起きるのかを考えながら学習する。

社会

・歴史の学習では、主なできごとが何時代に起きたのか判断できるようにする。

・出来事の並べ替え問題が出題されるため、年号暗記を徹底する。

・難しい漢字も書けるようにする。

・ニュースや新聞を活用し、時事問題の理解を深める。

 

(3)小学六年生(4月〜6月)

算数
  • ・前学年までの復習をしながら、全体的なレベルを上げる。

    図形、速さ、数の問題に不安がある場合は、この時期に克服する。

    ・全体的な復習として、「ベストチェック」(みくに出版)に取り組む。

    過去問に挑戦し、実践力を高める。

国語
  • ・標準的な文章で設問の解き方を確認し、記述問題は根拠をしっかりと辿る。

    ・過去問に取り組み、読解力を強化する。

理科
  • ・身の回りの事柄への理解を深める。
    ・計算問題が苦手な生徒様は、特に力を入れて復習する。
社会
  • ・公民の基本~標準的な内容を理解し、暗記する。

    ・時間を見つけて、地理や歴史の復習も取り入れて行く。

 

(4)小学六年生(7月〜8月)

算数
  • 過去問を3〜5回分解き、実践力を高める。

    ・苦手単元があれば、夏休み中に克服する。

    「ベストチェック」を1周し、解き直しもする。

    ・秋以降は過去問演習が中心になるため、まとまった時間が取れるこの時期に基礎を固める。

国語
  • 過去問を3回分解き、試験の形式になれる。

    ・記述問題は主語を書くことを意識する。

    倒置や比喩(直喩、隠喩の内容も)といった表現技法を復習する。

  • ・「わかる国語」(旺文社)などの、総合的な文法書を活用する。

    ・語彙、漢字を夏休み中にしっかり定着させる。

理科
  • 過去問を3〜5回分解き、理解不足の所は、基本に戻って理解する。

    ・知識問題はこの夏休みに定着させる。

    ・物理と化学だけでなく、地学の計算問題にも対応できるようにする。

社会
  • 過去問を3回分解き、弱点を見つけ補強する。

    ・ニュースや新聞を活用し、時事問題の理解を深める。

 

(5)小学六年生(9月~11月)

算数
  • 過去問を中心に学習し、解き直しを徹底する。

    「ベストチェック」の解き直しをしながら、「プラスワン」(東京出版)にも取り組む。

    図形、数の問題、速さを重点的に学習する。

国語
  • ・過去問を中心に学習を進める。

    ・語彙や漢字を定着させる。

    ・過去問の解き直しをする。

    読書や日記習慣は継続し、読解力向上を図る。

  • ・適性検査対策として、新聞記事の感想や考えを書く練習をする。
理科
  • ・過去問を中心に学習する。
    出題された内容の理解度を、保護者に確認してもらう。

    ・解き直しを忘れずにする。

社会
  • ・過去問を中心に学習する。

    ・全般的な復習をする。

    「日本のすがた」(最新版)を活用し、統計の勉強をする。

    ・大手塾が出版している「重大ニュース」を読み、更に時事問題を強化する。

 

(6)小学六年生(12月~1月)

算数
  • ・過去問の解き直しを徹底する。

    図形、数の問題、速さを含めた全般的な定着を図る。

    ・過去問演習を継続し、復習を徹底する。

    「ベストチェック」「プラスワン」を復習し、基本~標準的な問題で取りこぼしをなくす。

  • ・余力のある生徒様は、「ステップアップ」(東京出版)にも挑戦する。
国語
  • ・時間配分や設問形式を忘れないため、1~2週間に1度は過去問を解く。

    ・漢字、語彙、表現技法の最終チェックをする。

    ・日々の読書を継続する。

理科
  • ・これまで学んだ内容で理解しきれていない部分をチェックする。

    標準的な計算問題や有名問題を解き直し、確実に解けるようにする。

社会
    • ・全般的な復習をする。

  • 【地理】統計、雨温図、地形図を中心に確認する。

    【歴史】年号の確認をする。

    【公民】基本的な知識や条文を再確認する。

    ・時事問題への理解を深める。


②駒込中学校の過去問対策方法

(1)過去問の効果的な使い方

算数・理科の計算問題は、比較的似た傾向の問題が出題されるので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。

国語については、形式に慣れれば良いと思われますが、記述問題が多く、苦労する点も多いかと思います。 記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。

社会はそれ程特殊ではありませんので、形式に慣れる程度で十分です。

(2)いつから解き始めればよいか

算数と国語については、夏休み前から解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、特に算数は差がつきます。早めに解き始めましょう。

一方、理科と社会は夏休みに入ってからでも十分です。あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行いましょう。

(3)何年分を何周解けばよいか

教科 目標回数 解き直し ポイント

算数

10回~20回 3~4周

図形・数の問題・速さといった、よく出題される単元があるため、時間を測って素早く解く練習をする。

国語

5回~10回 2周

オーソドックスな出題形式だが、記述問題が多いため、苦手な場合は重点的に練習する。

理科

10回~20回 3~4周

過去問で理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直す。計算問題は類題が出やすいため、繰り返し解いて定着を図る。

社会

5~10回 2周

形式に慣れる。間違えた内容の周辺知識を整理・暗記する。


③保護者様にできるサポート内容

(1)成績が下降してきたら…

基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。 塾で難しい問題ばかり行っていると、基本が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。

保護者様は、生徒様に基本的な問題、例えば小学四年生・五年生の単元に立ち戻って、再度復習するよう、促しましょう。「少し前の単元に戻ってやってみようか」、「ゆっくり基本からやり直してみよう」と責めずに、ご対応下さい。 また、試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様を見守りましょう。

なお復習というのは、間違えた問題を、出来るまで解き直すことを言います。一度解けたとしても、しばらく経ってから解き直すことも重要ですので、保護者様がしっかりと管理して頂くと良いでしょう。

(2)計算力対策

駒込中学校は、計算力が鍵を握ります。計算問題や、数の問題を中心として、計算力が必要な問題が出題されています。

毎日10問程度、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。 計算間違いが多い生徒様の場合、まずはゆっくりと正確に解く練習をさせしょう。 正確さが身についてから、速く解く練習も行いましょう。

(3)理科の対策

駒込中学校の理科は、理解を問う問題が出題されております。そのため、 保護者様は身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて、理解を促すようにすると良いでしょう。

例えば、

 

「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」
「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」
「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」
「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」

 

など、身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。

(4)時事問題対策

時事問題こそ、保護者様の出番です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。ニュースや新聞で出てきた内容を、生徒様との話題に取り上げるようにして下さい。

例えば、

 

「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」
「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」

 

と言った質問から、生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。

(5)ケアレスミス対策

計算間違い・見間違い・勘違いなど、全てケアレスミスと言われます。しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。

計算間違いを無くすには、ゆっくり、正確に計算を行うことから練習し始めます。そして、頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかり、大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いです。

見間違い・勘違いを防止するには、文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。生徒様が答えを出したら、もう一度問題文を確認しましょう。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ります。保護者様も、是非、生徒様の横でチェックしてください。

まとめ

駒込中学校の入試問題はオーソドックスな形式で、本質的な学力を問うには非常に良い問題です。

算数では、数の問題・図形・速さを中心に、基本に忠実に学習して下さい。国語は、日頃から要約を心掛け、文章の要旨を把握出来る様にして下さい。この練習が記述対策にもなっていきます。理科は計算問題が出題されますので、しっかりと対策して下さい。

【参考文献】

文献1:駒込中学校
文献2:駒込中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
文献3:穎明館中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

 

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