御三家ほど有名ではない駒場東邦ですが、人気は御三家レベルにあると言えるでしょう。
毎年、現役で東京大学・医学部に多数合格。生徒様の雰囲気も良く、誰もが憧れる中学校だと言われています。
そんな駒場東邦中学校ですが、この学校を卒業して、多くを知り尽くしている私が、中学入試の傾向を解説!
是非最後まで読んで、入試に向かって頂ければと思います!
目次
2. 駒場東邦中学校の入試傾向について
・①算数
・②国語
・③理科
・④社会
・⑤問題の形式等が似ている学校は?
3. 駒場東邦中学校を受ける際の併願パターンは?
・①1月受験校
・②2月1日
・③2月2日
・④2月3日
・⑤2月4日
4. 駒場東邦中学校の受験対策方法
・①時期別・教科別対策内容
・②駒場東邦中学校の過去問対策方法
・③保護者様に出来るサポート内容
まとめ
1. 駒場東邦中学校とは?
東邦大学附属の中学校。難易度は非常に高く、武蔵中学校と代わって、御三家の一角とも言われています。
多くの生徒様が東京大学や国立・私立医学部を目指す学校ですが、一方、東邦大学医学部の推薦枠が複数人ありますので、そちらを目指す生徒様もいらっしゃいます。
校風は、厳し過ぎず、緩すぎず。
適度な校風の中で、バランス感のある生徒様が多い印象です。
学校行事の目玉は体育祭・文化祭。
どちらも見応えがあり、他校と比べ、スケールがとても大きい行事となっています。
体育祭は4色に分かれ、競技の練習に1週間以上かけるなど、皆真剣に取り組みます。
文化祭は来場者の方からの得票数を基に、最優秀公演が決まります。
私はピアノを弾く部活に入っており、最優秀公演に選ばれた時は感無量でした。
2. 駒場東邦の入試傾向について
駒場東邦中学校の試験科目は算数・国語・理科・社会の四科目。
それぞれの配点と試験時間は以下の通りです。
・算数:120点(60分) ・国語:120点(60分) ・理科:80点(40分) ・社会:80点(40分) |
近年の試験形式に、大きな変動はありません。
算数で最も差がつきやすいですが、年によって問題のレベルに変動が大きく、単純に何割得点出来れば良い、とは言えません。
難しい年度は、合格者平均ですら、40%を切ることがあります。
図形を中心に難しい問題にも対処出来る様にしつつ、標準的な問題は絶対に死守することが大事です。
①算数
大問が4~5題程度出題され、大問1番が小問集合となっております。
小問集合は基本~標準問題が多く、残りの大問は、標準~難問まで様々です。
駒場東邦の特徴としては、大問・小問問わず、全体の約半分が図形問題です。
平面図形・立体図形共に出題され、図形問題の対策無くして、駒場東邦の合格は無いと言っても過言ではありません。
特に立体切断、図形の移動、平面図形の面積・相似といった単元は十分に演習を積む必要があります。
難易度が高い問題も多いですから、早くから対策をしていく必要があるでしょう。
その他には、数の性質・規則性・速さ・場合の数・比の問題が頻出単元となっております。
それぞれ少しずつコメントしていきます。
数の性質・規則性の問題は、具体的に実験、書き出してみることで状況が理解出来ていきます。
2024年度の問題も、まずは色々と書き出すことで状況が理解でき、設問が解きやすくなる問題でした。
この問題を頭で考えていてもうまく答えが出ず、合否が分かれたと思われます。
速さは、旅人算だけではなく、時計算・通過算・流水算といった特殊算も出題されています。
年度によっては完答出来ますので、強化しておくべき単元でしょう。
場合の数は、図形絡みの問題が出やすく、難問です。
完答が難しい場合も多いですから、前半の問題だけはしっかり取れるように演習をしていきましょう。
比の問題は、食塩水や損益算が出題されることが多く、出題された場合は、確実に得点したい単元です。
計算間違いなどのミスが無いように、取り組んで下さい。
②国語
例年、大問1問で物語文の出題です。全体の設問数が10〜15題程度で、文章が大変長いのが特徴的です。
設問1番で、漢字が15題ほど出題され、これは他校と比較して多く出題されます。漢字の対策は必須です。
設問2番では、言葉の意味が出題されます。
駒場東邦の文章題は、一般的な文庫本・新書から出題されますので、語彙力が無いと読み解けません。
日頃から読書をする習慣が必要です。
設問3番以降は、正誤選択・記述・抜き出し問題が出題されます。
2024年度では、本文全体の内容を踏まえた100字程度の記述問題が出題されました。
このような大きな設問は、当然配点も高くなりますから差がつきやすくなります。
日頃から要約をして、論理的にポイントを網羅出来るような解答を書く練習をして下さい。
③理科
例年、大問5題出題され、大問1番が小問集合、大問2番〜5番で物理・化学・生物・地学がバランスよく出題される形式です。
大問1番の小問集合では、7.8問出題される事が多く、この中でも全単元がバランスよく出題されます。
時事問題が出題される事もありますので、注意が必要です。
物理の大問では、定番のばね・てこだけでなく、光・音や、振り子と言った単元も出題されます。
考察が必要な問題が多いので、計算力だけでなく、理解力も問われます。
化学の大問は、実験問題が出題され、必ずしも計算ばかりではありません。
特に状態変化の問題が多く、身近な現象・物質に関する幅広い理解が問われています。
2024年度も、状態変化の問題で、計算問題・グラフの作成・実験器具の使い方など幅広く問われていました。
総合的な力がないと解けない問題でしたので、合否に影響した問題だと考えられます。
生物の大問も、実験に関する問題です。暗記も多分に問われる形式ですから、知識をしっかり定着させて臨みたい所です。
地学の大問も、理解と暗記の双方が問われます。天体・地層・天気がよく出題されています。
④社会
社会は、大問1題の出題で、歴史がやや多めに出題されます。
特徴的なのは、表や文章をよく読み込んだ上で解く問題が、複数題出題されている点です。
また、背景となる知識も理解していないと解けない問題が多い傾向にあります。
語句の設問では、漢字指定もありますので、漢字で書けるように練習しましょう。
次に単元別に見ていきましょう。
地理は、ほぼ毎回地図が出題されます。地図記号や縮尺・地図の見方をよく学習する必要があります。
2024年度では、福島県の地図が出題され、東日本大震災後の土地利用について出題されました。
地図の見方と資料解釈・背景知識など総合的に理解していないと解けない問題でした。
単なる場所の暗記ではなく、理解が問われております。
ただその一方で、統計知識も問われますので、確実な暗記が必要でもあります。
歴史は、時代の流れや背景知識をしっかり理解しないと解けない問題が複数出題されます。
知識問題も出題されますので、暗記は必要ですが、細かい年号暗記までは求められておりません。
歴史史料についても出題されますので、読み込んでおくと良いでしょう。
公民は、時事問題と絡めて出題される事が多く、日本の課題・問題点を認識しているか、問われます。
ここ20年程度の時事については、一通り押さえておくと良いでしょう。
⑤問題の形式等が似ている学校は?
総合的に見て似ている学校は無いのですが、理系科目の算数・理科は開成中学校、文系科目の国語・社会は武蔵中学校に似ています。
その他、算数の立体図形に関する切断問題は、早稲田中学校に類似する問題があります。
過去問だけでは演習量が足りない場合、検討頂くと良いでしょう。
3. 駒場東邦中学校を受ける際の併願パターンは?
①1月受験校
【受験校の例】
栄東中学校・東邦大学附属東邦中学校・市川中学校・渋谷教育学園幕張中学校
1月は練習として、栄東中学校・東邦大学附属東邦中学校・市川中学校が挙げられます。
この中から2校程度受験するのが良いでしょう。
将来的な医学部志望のご家庭様は東邦大学附属東邦中学校は受験したい所です。
渋谷教育学園幕張中学校は難関校ですので、チャレンジしたいご家庭様は受験するのも良いでしょう。
しかし、不合格の場合、生徒様は大変落ち込むと思われます。
精神面も考慮しますと、受験を控えても良いかと思います。
しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。
②2月1日
【受験校の例】
午前:駒場東邦中学校
午後:広尾学園中学校(2次)・東京都市大学附属中学校(2次)
午前入試は駒場東邦中学校で決まりです。
午後入試は受験しなくても良いと思います。
第一志望校となる駒場東邦中学校を受験後、相当に疲れると思います。
もし受験されるのであれば、偏差値が近い広尾学園中学校(2次)が考えられます。
抑え校として、東京都市大学附属中学校(2次)も良いと思います。
③2月2日
【受験校の例】
午前:渋谷教育学園渋谷中学校・本郷中学校(2次)・桐朋中学校(2次)・城北中学校(2次)
まず、本命となるのは渋谷教育学園渋谷中学校です。
難易度は高いですが、強気で行くのであれば、受験したい学校です。
抑え校としてお考えであれば、本郷中学校(2次)・桐朋中学校(2次)が良いでしょう。
安全に行くのでしたら、城北中学校(2次)もおすすめです。
④2月3日
【受験校の例】
早稲田中学校(2次)・慶応義塾中等部
3日は、早稲田中学校(2次)が本命だと思います。
同じ偏差値で、海城中学校(2次)もありますが、早稲田中学校(2次)の方が、駒場東邦中学校の対策で賄えると思われます。
将来、医学部を考えていらっしゃるご家庭様は、慶応義塾中等部も考えられるでしょう。
⑤2月4日
【受験校の例】
城北中学校(3次)・芝中学校(2次)
2月4日受験をどう考えるかによりますが、抑え校としてお考えでしたら、城北中学校(3次)、駒場東邦中学校と近いレベルでお考えでしたら、芝中学校(2次)となるでしょう。
2日に渋谷教育学園渋谷中学校を受験される場合は、4日は城北中学校(3次)が望ましいでしょう。
4. 駒場東邦中学校の受験対策方法
4科目とも、思考力・問題解決力が問われる問題が出題され、単なる暗記では歯が立ちません。
問題集で見たことがある問題は少なく、初見問題に如何に対処していくか、が問われています。
本質的な理解・背景知識・論理的思考力全てが問われています。
四科目の中で最も差がつきやすい科目は算数です。
図形分野に最も力を入れて頂き、その他には速さ・数の性質・場合の数を強化しましょう。
①時期別・教科別対策内容
(1)小学四年生
算数 |
塾のカリキュラムに沿って行っていきましょう。 塾は、SAPIXやグノーブルなど最難関校向けカリキュラムがある塾が望ましいでしょう。 駒場東邦中学校では、高度な計算力が必要とされますので、計算力の強化も今のうちに行いましょう。 早く、正確に解く練習を毎日行って下さい。 |
国語 |
カリキュラムをもとに行いますが、授業で扱った文章の要約をすると良いでしょう。 100字程度で書く練習をして下さい。 また、毎日の読書を心掛けて下さい。特に物語文を中心に読んでいくと良いでしょう。 |
理科 |
理科は、生物・地学を中心とした暗記単元が始まりますから、今のうちにしっかりと暗記をしましょう。 生物の暗記は特に重要ですから、自然に触れあいながら、体験として知っていくと良いでしょう。 |
社会 |
地理分野が本格的に始まりますので、地図帳片手に場所を調べながら学習しましょう。 地図の見方も重要です。縮尺や地図記号もしっかり定着させましょう。 |
(2)小学五年生
算数 |
引き続き、カリキュラム通りに行って頂きたいですが、小学四年生の内容、及び小学五年生の内容も適宜復習するようにして下さい。 同じ教材で復習すると、暗記っぽくなってしまう生徒様は、「プラスワン」「ステップアップ問題集」(各々東京出版)を使用して、別の角度から復習するのも良いと思います。 |
国語 |
物語文・説明文共に、生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、客観的に読む訓練です。 また、前学年同様、要旨を100字以内で書く練習をしましょう。 正誤選択問題の対処として、しっかり文章に戻って判断出来るようにしましょう。 |
理科 |
物理・化学の計算問題が始まります。非常に重要ですから、しっかり復習をし、発展問題まで解けるようにして行きましょう。地学・生物については、理解を中心に学習しましょう。 |
社会 |
歴史が始まります。歴史は駒場東邦中学校で重要な論点になります。 重要単語の暗記は勿論ですが、流れの理解や背景知識を中心に学んで下さい。 |
(3)小学六年生(4月〜6月)
算数 |
前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 過去問の問題をいくらか解ける時期になりますので、一度解いて頂くと宜しいかと思います。 |
国語 |
長い文章を正確に読める様にしていく時期です。 この時期でも、読書の習慣は続けて下さい。 |
理科 |
生物・地学の理解を総復習しつつ、計算問題の力をつけて行きましょう。 計算問題が苦手な生徒様は特に力を入れて復習して下さい。 過去問を始めて行けると良いでしょう。 |
社会 |
公民が始まります。 公民はわかりにくい内容も多いですから、うやむやにせず、きちんと理解をした上で進んでいきましょう。 |
(4)小学六年生(7月〜8月)
算数 |
過去問を3〜5回分解いていきましょう。 また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。 特に、図形問題・速さ・数の問題・場合の数には時間をとって、復習・演習をして下さい。 |
国語 |
過去問を3回分は解いて、形式に慣れましょう。 語彙・漢字については、この夏休みで固めていきましょう。 |
理科 |
過去問を3〜5回分解きましょう。 その場で考えながら解く実験問題が多いので、しっかり情報整理して解く練習をして下さい。 また、理解していない単元があれば、この夏休みに徹底して行いましょう。 |
社会 |
過去問を3回分行いましょう。慣れる程度に行う位で十分です。 この夏休みは、全体の知識をしっかり総ざらいして下さい。時事問題にも取り組み始めましょう。 |
(5)小学六年生(9月~11月)
算数 |
過去問・志望校別特訓が中心になりますが、特に図形の復習・演習に力を入れましょう。 過去問の解き直しもしっかり行なって下さい。 演習量が足りないようでしたら、最高水準問題集(シグマベスト)で演習をするのが良いでしょう。 |
国語 |
過去問・志望校別特訓を中心に進めますが、漢字・語彙の強化も忘れずに行なって下さい。 これまでの解き直しも行いましょう。 この時期でも、読書は継続して頂き、様々なジャンルに触れましょう。 |
理科 |
やはり過去問・志望校別特訓が中心になります。 これまでの解き直しも、必ず行いましょう。理解していない部分は早急に穴埋めしましょう。 この時期までに、実験問題への対応力をつけておきたいです。 |
社会 |
過去問・志望校別特訓が中心になりますが、ここ20年程度の時事問題を理解していきましょう。 新聞やニュースにも触れて、背景知識を強化していきましょう。 歴史は史料にも触れて頂きたい所です。 |
(6)小学六年生(12月~1月)
算数 |
過去問・志望校別特訓の解き直し、重要単元を含めた全般的な定着を行いましょう。 図形になるべく時間をかけて復習しましょう。 |
国語 |
時間配分・設問形式を忘れないために、1週間~2週間に1度は過去問に触れましょう。 漢字・語彙の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書も継続してください。 |
理科 |
過去問を遡りつつ、志望校別特訓・過去問での解き直しを行なって下さい。 時事問題を含めた暗記のチェックをしましょう。 |
社会 |
歴史・時事問題を中心に復習をしつつ、統計対策です。 「日本のすがた」の最新版を使用して、多くのデータに関する知識を蓄えましょう。 |
②駒場東邦中学校の過去問対策方法
(1)過去問の効果的な使い方
駒場東邦中学校は、形式は似ているものの、同じような問題が出題されるわけではありません。
10年以上遡る必要は無いでしょう。但し、算数や理科の実験問題は、20年程度遡って頂く意味はあります。
二度目以降は、原則、間違えた問題・不安な問題のみ解き直しを行ってください。
その際も一問毎に、時間を測って行うことで、より効果的になるでしょう。
(2)いつから解き始めればよいか
勉強が進んでいる生徒様は、理系科目については、夏休み前〜始めていくと良いと思われます。
一方、文系科目は、夏休みが始まる頃には始めていきたい所です。
もし可能でしたら、文系科目も夏休み前に始められれば、夏休みが効果的な物となるでしょう。
(3)何年分を何周解けばよいか
算数は、出る単元がおおよそ特定されておりますので、過去問を遡る意味があります。
従って、最低10年分、出来れば20年分解いておきたい所です。
出来なかった問題や図形問題を中心に、3周解き直しましょう。
国語・理科・社会は全く同じ問題が出る可能性は低いです。
よって、過去問の傾向把握、解き慣れが重要になります。10年分行うのが宜しいかと思います。
但し、理科については、実験問題を中心に、他の問題集で補うのは難しいと思われます。
ですので、更に遡る事もおすすめできます。理科については、20年程度遡っても良いでしょう。
解き直しは、算数同様、出来なかった問題を中心に行ないます。
理科の実験問題は3週、その他は2週行えば良いでしょう。
③保護者様に出来るサポート内容
駒場東邦中学校は、最難関校の一つですから、勉強に費やす時間は相当なものになるでしょう。
その際に、常日頃から保護者様が出来る事を列挙していきたいと思います。
(1)成績が下降してきたら…
基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。
難しい問題ばかり行なっていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。
すると、成績が下降して行きます。
ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば小学四年生・五年生の単元に立ち戻って、再度復習をされる事をおすすめします。
生徒様にも
「少し前の単元に戻ってやってみようか。」
|
と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。
また、試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様を見てあげて下さい。
(2)思考力強化
駒場東邦中学校のような難関校には、低学年のうちから塾の教材以外での思考力強化を考えましょう。
即ち、勉強としてではなく、楽しみながら思考力を強化する方法を考えましょう。
具体的には、パズル・タングラムなどで図形的思考力を、将棋・チェス・トランプ・algoなどで論理的思考力を養うことが重要です。
駒場東邦出身の私も、上記のような遊びを両親と共に行うことで、強化していきました。
是非、保護者様も生徒様と一緒に遊んでみて下さい。
(3)時事問題対策
時事問題こそ、保護者様の出番です。
今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。
ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい。
例えば、
「いま円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」
|
と言った質問から、生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。
是非、取り組んで頂ければと思います。
(4)理科の対策
駒場東邦中学校の理科は、これまでご説明している通り、理解を問う問題が多く出題されております。
保護者様としましては、身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。
例えば、
「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」
|
など、日常当たり前の事をしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。
是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。
まとめ
駒場東邦中学校は、算数を中心に難しい問題が多く、合格するにはかなりの対策が必要です。
暗記が必要な部分はありますが、総じて思考力・問題解決力が試されている問題が多く、日頃から様々な角度で、視野広く学んでいるかが問われます。
特に力を入れるべきは算数。最も差がつきやすい科目で、難しい問題も出題されます。
図形・速さ・数の性質・場合の数といった頻出単元を発展レベルに高めましょう。
どんなに難しい問題でも日々粘り強く、よく考えて取り組んで下さい。
ご相談・お問い合わせ
「塾に行っても全く成績があがらない」「勉強のやる気がない」「受験までわずかで焦っている」「反抗期で困っている」など、
周りに相談できずお困りの方はお気軽にお問合せください。
家庭教師サービスは、生徒様一人一人にあった解決方法をご提案するサービスです。
まずはご家庭様のお悩みをお伺いし、解決方法をご提案いたします。
当会で教師を探したらどんな教師と出会えるんだろう、と気になる方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
生徒様のご状況に合わせて、ぴったりの教師をお探しいたします。
東大家庭教師友の会をもっと知る