
公文国際学園中等部とは
男女共学の中高一貫校で、「学校」「寮」「公文式」の3つを教育の三本柱と位置付けて、「自ら学び、考え、判断し、行動する」生徒を育てています。
毎日20分の朝学習を設け、さらに放課後にも学習する機会を設けるなど、公文式学習を通すことで、基礎を着実に固めながら学習を進めることができます。また、同時に自分の力で解決する力を育むことができます。その結果、「自ら学び、考え、判断し、行動する」姿勢や力につながっていきます。
A入試・帰国 | B入試 | |||
募集人員 | 110名 | 10名 | 40名 | |
試験科目 | 国語・算数 | 国語・数学/国語・英語/数学・英語 | 国語・算数・理科・社会 | |
選考方法 |
国語・算数の2科目の得点で選抜 |
国語・数学/国語・英語/数学・英語の2科目の得点と自己推薦書で選抜 |
4科目の得点で選抜 | |
倍率 (2023年) |
1.6倍 |
1.6倍 |
2.5倍 |
公文国際学園中等部 入試傾向と対策法
公文国際学園中等部の国語
公文国際学園中等部の国語は、試験時間が50分で、読解問題2題と知識問題1題の計3題の構成となっています。過去問の傾向から毎年60~120字の記述問題があり、主に文章の要約か自分の考えが記述問題の答えとなります。文章を要約し、家庭教師や学校の教師に添削をお願いしましょう。実際に確認してもらうことで、お子様の弱点が見つかります。必ず要約を教師に確認してもらうようにしましょう。
読解問題は、説明文と小説がそれぞれ出題されます。説明文は、指示語を必ず押さえるようにしましょう。問題の答えに指示語が絡むことが多々あります。文章を読み、日頃から指示語が何を指しているのかを考えながら読みましょう。小説は、文字数が3,500字近くと、大学受験と同じぐらいの分量があります。そのため、速読力が最も大事になります。しかし、速読を行うお子様がよく陥る問題として、速く読みすぎて登場人物の関係が分からなくなるという場合があります。時間を計ったり、本を読む際には登場人物の関係を把握するように意識しながら、速読力を鍛えましょう。知識問題は、熟語・文法からの出題が多いです。熟語を勉強する際に、漢字のみを覚えるお子様が多くいますが、意味・対義語や類義語などの関連熟語まで覚えましょう。文法は、基礎的な内容の出題が多く見られます。復習を繰り返し、基礎は完璧だという状態にしておきましょう。復習は必ず毎日行いましょう。
公文国際学園中等部の算数
公文国際学園中等部の算数は、試験時間が50分で、大問5題の構成となっています。
過去問の傾向から前半3題は、標準問題中心の出題で、後半の2題が応用問題の構成となっています。例年大問1題は計算問題が出題されます。また、文章題でも複雑な計算問題が必ず出題されます。そのため、試験時間内に解き終えるには、速く正確な計算力が必要です。毎日継続して計算問題を解く癖をつけておきましょう。
公文国際学園中等部の算数で最も特徴的なことは、応用問題が多く、難しいことです。特に平面・空間図形の出題頻度は高く、一見すると難問に見える問題が多く出題されます。そのため、少しのひらめきを必要とします。まずは演習を積み重ね、様々な問題に触れる経験を積んでおきましょう。難問を前にしても、解法を見つけられる可能性が上がります。また、問題の答え合わせをする際に、必ず別解も確認しましょう。同じ問題でも効率よく解く方法を学ぶことが可能ですし、考えの幅を広げることも可能になります。
公文国際学園中等部の英語
公文国際学園中等部の英語は、試験時間が50分で、大問5題の構成となっています。
過去問の傾向から1題が空所補充問題、1題が語句整序問題、3題が長文読解問題となっています。英検2級程度の難易度の問題が出題され、高い語彙力が求められます。早い段階から単語集・熟語集を繰り返しましょう。
空所補充問題は、配点が「30点」と非常に高くなっています。そのため、空所補充問題の出来が合格を左右すると言っても、過言ではありません。空所補充問題を解く方法は、大きく2つに分かれます。暗記した知識から解答する、もしくは文章の流れから解く方法の2つです。どちらも大切なのは演習を積み重ねることです。必ず空所補充問題を繰り返し解き、コツや正確な知識を身に付けるようにしましょう。
語句整序問題は、10題ほど出題されます。英語の基本構造を理解していると、問題を楽に解くことができます。文の構造を動詞中心として問題を解いたり、文章を読むといいでしょう。長文読解問題は、文章の単語が難しく、高い語彙力が求められます。設問では、内容一致問題中心の出題となっており、本文の流れや主題を理解しないと解けない問題となっています。国語と同じく、英語でも短い言葉で大丈夫ですので、要約を行ってみましょう。
公文国際学園中等部の理科
公文国際学園中等部の理科は、試験時間が40分で、大問3題の構成となっています。
過去問の傾向から基礎レベルの内容で、選択形式・書き出し形式中心の出題となっています。化学や物理の問題では、計算問題が多く出題されます。類似問題を解き、解法をマスターするとともに、ミスをなくしましょう。また、実験・観察をもとにした問題も多く出題されます。細かい知識を身に付けるというよりは、その資料やデータをもとにして考える訓練を行いましょう。そのため、まずは教科書や資料集で重要事項を確認した後、過去問や問題集を繰り返し解くようにしましょう。
公文国際学園中等部の社会
公文国際学園中等部の社会は、試験時間が40分で、大問3題前後の構成となっています。
基本的には、選択形式・書き出し形式中心の出題となっています。試験時間が40分に対し、問題数が50題ほど出題され、かなりのスピードが必要です。また、図・グラフ・資料と絡めた問題が出題されます。暗記することももちろんですが、基本的に受験生に考えさせる問題が多く出題されます。知識を覚えた後に、資料などをもとに考える練習もしておきましょう。そのため、類題や過去問を解くことで考える訓練を積み重ねるようにしましょう。
公文国際学園中等部の数学
公文国際学園中等部の数学は、試験時間が50分で、大問4題前後の構成となっています。
過去問の傾向から最低でも中学生の数学レベルまでの知識が必要で、まれに高校レベルの数学も出題されることもあり、非常に難しくなっています。そのため、まずは中学生の数学の知識を覚えることから始めましょう。問題演習をする場合には、高校入試の問題集を使用するといいでしょう。
公文国際学園中等部の数学は、大問2題が計算問題となっています。問題数が全部で15題ほどあり、複雑な計算も多いため、速く正確な計算力がなければ制限時間内に問題を解き切ることはほぼ不可能です。計算力が入試の合否を左右するでしょう。問題を解く際には、時間を計りながら解くなど、日頃から時間を意識して勉強に取り組みましょう。
こんなお悩みはありませんか?
このように、公文国際学園中等部に合格するためには、過去問の傾向を知り、戦略を立てて勉強を行っていく必要がありますが、思うように勉強が進まず、お悩みの方がたくさんいらっしゃいます。当会にも、以下のようなお悩み・ご要望が寄せられます。
・過去問の添削をしてほしい。
・塾のフォローをしつつ、公文国際学園中等部対策をしてほしい。
・自分で考える力をつけさせてほしい。
・まずは成績アップさせて、その後に公文国際学園中等部対策をしてほしい。
・中学受験までの勉強計画など、勉強の流れを作ってほしい。
・勉強に身が入っていないので厳しく指導して欲しい。
・毎回宿題を出し、勉強の習慣づけと基礎の定着を図ってほしい。
・受験までのメンタルケアをお願いしたい。
・SAPIXのクラスが落ちてしまったので、クラスアップさせてほしい。
・弱点フォローとノートの取り方を指導して欲しい。
中学受験には塾と家庭教師の
併用がおすすめ!
集団指導の塾では上記のようなお悩みにすべて対応することは難しいことです。そのため、塾と家庭教師を併用される方が増えてきています。東大家庭教師友の会では、公文国際学園中等部志望の方に万全のサポートを行うことが可能です。

1. 教師の出身校指定可能!
東大家庭教師友の会では、教師の出身校を指定していただくことが可能です。
志望校の教師に教えてもらうことは、生徒様のモチベーションになるだけでなく、教師自身が公文国際学園中等部の出題傾向や対策法を熟知しているため、効率的な指導を受けることができます。過去問の添削指導もお任せください。
※教師の応募状況によっては、出身校指定の教師をご紹介できない場合がございます。その場合はご相談の上、別の学校の教師を紹介させていただきます。
2. 各塾のフォローに対応!
東大家庭教師友の会では、塾のカリキュラムに合わせてオーダーメイドで指導を行います。同じ塾に通っていた教師をリクエストすることも可能です。宿題の進め方の相談から、わからない部分の解説、クラスアップの指導までお任せください。SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどの大手塾から個人塾まで、あらゆる塾のフォローに対応することができます。
3. 厳選された教師が指導!
当会の家庭教師は全員現役の難関大生(東大、早稲田、慶應など)です。生徒様の第一志望校合格という目標を達成するため、当会では書類選考と面接を行い、長期的な指導の計画を立てられるかどうか、わかりやすく説明できるかどうか、生徒様のモチベーションを引き出すようなコミュニケーションができるかどうか、など様々な観点で教師としての適性を確認しております。このような厳しい選考を行っているため、採用率はわずか20%程度となっております。
学生教師で良かったこととして、
「教師とのやり取りを通じて自然に思考力を高めることができた」
「質問がしやすかった」
「良い意味で身近な憧れの存在だった」
というようなご感想をいただいております。プロ教師よりもリーズナブルな値段でご利用いただけるため、塾との両立もしやすいことも学生教師のメリットです。
またご希望の方には、さらに選りすぐりの教師をプレミアム教師としてご紹介しております。詳しくはこちらをご覧ください。
さらに指導の様子について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
お客様からの口コミ・評判
安心して指導を受けていただくために
東大家庭教師友の会では、安心して指導を受けていただくために、以下のような工夫を行っております。

①教師からの報告書
毎回の指導報告書、月ごとの月次報告書の提出を義務づけ、専門スタッフが指導の状況を確認しております。
②教師本人による体験授業
家庭教師を選ぶ上で重要な教師との相性を事前に確認していただくために、実際に指導を行う教師が体験授業を行います。もちろん、体験授業は無料です!
③教師の変更はいつでもOK
万一教師との相性が合わない、成績が思うように伸びない場合はいつでも教師を変更することが可能です。
④無料で相談OK
電話やメールでいつでも相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。
料金
東大家庭教師友の会では、ご入会時に入会金が発生します。月々のお支払いは、コースに応じた授業料、交通費、学習サポート費の合算になります。
授業を受けた時間数に応じてご請求額は変わり、指導回数や時間を臨機応変に変更することが可能です。