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習い事と中学受験は両立可能か?親子二人三脚で受験を乗り越える道とは

習い事と中学受験は両立可能か?親子二人三脚で受験を乗り越える道とは

こんなお悩みはございませんか?

中学受験を控えてるけど、今習ってる習い事はどうしたらいいのかしら・・・?という悩みはありませんか?

長年続けてきた習い事や、子供が楽しんで続けている習い事があるのことは、保護者様としても嬉しいことですね。

「続けさせてあげたい。でも受験勉強は大丈夫なのか」と悩まれるのではないでしょうか。

そこで今回は、

・中学受験を目指すなら習い事と両立はできるのか。
・中学受験を受けるなら習い事は辞めた方がいいのか。

 

を解説していきます。

受験までのスケジューリングは早い方がいいです。

今悩まれている保護者様、是非参考にしてみて下さい。

この記事を書いた人

oikos21

現役薬剤師。私自身も中学受験を経験し、底辺だった成績から猛勉強をして這い上がった経験を生かし、 中学受験の塾で5年間勤務。

現在は二児の母であり、調剤薬局にて勤務。

中学受験の家庭教師を随時単発で受けています。

目次

1.中学受験と習い事は両立可能か
①習い事との両立できそうなケース
②習い事を少なくする、または辞めたほうがいいケース

2.中学受験を検討しているご家庭が行っている習い事には、どのようなものが多い?
①よくある習い事の例
②コラム「中学受験に有利な習い事ってあるの?」

3.学年別、両立できる習い事の数の目安
①小学1・2年生
②小学3年生
③小学4年生
④小学5年生
⑤小学6年生

4.受験直前期の習い事の考え方
①受験直前は流石に習い事は休む?

5.中学受験と習い事を両立させるメリットとデメリット
①メリット
②デメリット

6.習い事と両立しながら中学受験を成功させるには
①生徒様が行うべきこと
②保護者様にできるサポート
③他のご家庭の事例

7.習い事の継続について、生徒様とはどう話し合えばよい?

8.まとめ

 

 

1.中学受験と習い事は両立可能か

保護者様が懸念されているのは習い事の時間で、受験勉強の時間が少なくなってしまうことではないでしょうか?

中学受験を突破するには、もちろん受験勉強の時間の確保も大切です。

ですが、無理矢理習い事を辞めさせてしまうことで、生徒様のやる気やモチベーションが下がってしまうこともあります。

中学受験と習い事の関係は、バランスが大切です。

バランスが取れていれば両立は可能です。

「バランスが崩れた時にどう辞めるか?少しの期間お休みするか?」を相談しながら決めていくことが大切になります。

両立するにはどうしたらいいのか、辞めた方が良いケースはどんなものなのか。

中学受験と習い事の関係性について解説していきます。

 

習い事との両立ができそうなケース

中学受験を本格的に始める小学校4年生では、多くの塾が週に2〜3回の通塾です。

その為、習い事は2つ程度であれば両立は可能でしょう。

小学校5年生では通塾回数が3〜4日になるので、習い事は1つに絞れると継続可能だと思います。

小学校6年生になるといよいよ本格化する受験勉強で、通塾回数が4回以上になります。

生徒様の負担も大きくなる為、習い事は一度お休みするか、気分転換になるような習い事かつ、 時間がかからないような習い事なら継続可能な場合もあります。

どの学年でも、勉強する時間の確保は大切なので、習い事に時間がかかる場合や、家での練習が必要、宿題があるなどの習いごとは生徒様の負担が増えてしまいます。

習い事に行くことでリフレッシュできる場合や、習い事が楽しめていて、受験勉強と習い事が相乗効果となるのであれば両立していけるケースだと思います。

 

習い事を少なくする、または辞めたほうがいいケース

生徒様自身が、習い事を楽しめていない場合や、苦手克服で習い始めた習い事です。

その様な習い事は、受験勉強期間はお休みするか、一度辞めることをおすすめしています。

その他、ピアノなどの楽器の習い事や、スポーツの習い事は、習い事意外の日の練習が必要となる場合が多いかと思います。

練習が必要な習い事は、受験勉強時間の確保が難しくなる為、受験期間お休みするか、一度辞めることをおすすめしています。

ただし、練習を受験期間中は免除、習い事の時間だけリフレッシュで通うという形で継続している生徒様もいらっしゃいます。

 

中学受験を検討しているご家庭が行っている習い事には、どのようなものが多い?

中学受験を控えているご家庭は、どのような習い事をしているんだろうと気になりませんか?

習い事は生徒様と保護者様が相談をして始めていると思います。

どんな習い事が多いのか小学生全体の統計を見て、そのうち中学受験を控えている生徒様が習っている習い事の多いものについて解説していきます。

 

よくある習い事の例

中学受験を目指している生徒様が習っている習い事に多いものをご紹介します。

小学生全体(受験をしない小学生を含む)で、 学習塾は 小学校1年生〜3年生で10%〜25%、 4年生で65%を超え、 5年生でピークの80%を超え、 6年生で75%程に下がる傾向にあります。

それ以外の習い事で多いものは、

①水泳
②語学
③音楽
④通信教育

 

が上位を占めています。

この中で、中学受験を予定している小学生の習い事で多いのが、

①語学
②幼児教育などの教育系
③音楽
④通信教育

 

です。 最近ではプログラミングも増えてきています。

 

コラム:中学受験に有利な習い事ってあるの?

1.幼児教育

小さい頃から通っている方も少なくありません。

立体図形、パズル、積み木、迷路など、少し先を見据えて取り組んだり、立体視できる能力が知らず知らずのうちについて、感覚的に問題を捉えて解くことができるようになります。

感覚的に問題を捉えることが出来ると、受験の時に引っかかりやすい問題にも上手く対応していき、正解に結びつけることができます。 

2.ピアノ

現代の子どもは、指先の力が弱いと言われています。

それに伴い、筆圧も弱くなっています。

しっかりと字を書けるということも受験には大切です。

ピアノは鍵盤が重いので、指にグッと力を入れて演奏します。

その力が指の力をつけてくれます。

指の力があれば、字を書くことに負担を感じず、勉強時間を伸ばすこともでき、さらに集中力も上がります。

3. 水泳や体操教室

受験は、椅子に座って勉強をする時間が長くなります。

じっと座るにも、筋力が必要です。

水泳や体操教室では体幹や体のバランスを鍛えられるので、本格的に受験勉強を始める前までに習っておくにはおすすめです。

受験勉強を長い時間集中してするためにも、体幹や体の筋肉はとても大切です。

4.英会話

少し番外になりますが、小学校で英会話が必須となり、中学受験でも英語の試験が追加されている学校があります。

そのような学校を受験する場合は、英会話を習っておくことは有利になります。

受験だけでなく、英語に早くから触れていることで、聞き取りや発語も速くなります。

中学校に入ってからも有利になると思います。

5.何かしらリフレッシュできる習い事

最後に、中学受験をする上で生徒様がリフレッシュでき、受験勉強にも身が入るというような、相乗効果をもたらす習い事があるならば、それは生徒様の強みになります。

受験勉強と習い事の気持ちの切り替えができたり、時間の使い方を工夫できるようになります。

まだ10〜12歳の受験生がストレスを発散する場所を確保することも、受験勉強を成功させるのに大切なことです。

 

学年別、両立できる習い事の数の目安

「いつまで習い事を続けたらいいのかな。みんなはどうしてるのかな。」と悩みますよね。

学年別に宿題の量、受験勉強に必要な時間、生徒様の体力や集中力の持続時間は違います。

それぞれ解説していきます。

 

小学校1・2年生

小学校1・2年生はまた受験という目標が生徒様自身、わかりにくい時期です。

楽しく続けられている習い事で、学校の宿題や勉強に支障がない程度に3〜5個(学習塾を含む)習っている生徒様が多くみえます。

 

小学校3年生

少しず受験というものが分かってきて、目指すものが見えてくる学年です。

この時期から塾に通う生徒様も増えてくるので、塾を含めて多くても4個までをおすすめしています。

 

小学校4年生

4年生からは塾に通う生徒様が多くなり、通っている場合は通塾回数が増えてくるのが一般的です。

生徒様の集中力が伸びてくる時期でもあります。

習い事が負担にならない程度に、塾を含めて多くても3個までをおすすめしています。

 

小学校5年生

5年生からは通塾回数がさらに増えます。 塾を含めて2つに絞りましょう。

生徒様がどうしても辞めたくないという習い事を1つに絞った方がいいと考えます。

続ける習い事の条件は、日々の自主練に時間を割かないものです。

習い事の時間だけで完結するものが理想です。

 

小学校6年生

6年生は受験まで間近になってきて、さらに勉強時間が必要になります。

塾のみにするか、塾を含めて2つ。

条件として、習い事に時間があまり必要なく、リフレッシュになり、疲れないことです。

 

受験直前期の習い事の考え方

受験直前期は、勉強時間の確保と比例して合格率が上がると言われるほど、時間の確保が大切です。

習い事を続けることも意味があるので続けたいという考えや、辞めて受験勉強に時間を使うという考え方もあると思います。

いろいろな考え方があると思いますし、正解もないと思います。

どんな考え方があるのか、参考になさってください。

 

受験直前期は流石に習い事は休む?

受験直前に習い事は必要か?と問われると、「必要とは言えない。」と答えると思います。

ですが、受験勉強の期間でも、リフレッシュは必要です。

受験直前期は、習い事の回数を減らして続けるという選択肢もあると思います。

もちろん完全に休んでしまう選択肢もあると思います。

直前期の成績や、習い事の種類によっても変わってきます。

親子で話し合い、塾の先生に相談してみるのもよいと思います。

 

中学受験と習い事を両立させるメリットとデメリット

習い事をする上で、中学受験と両立できるか、できないか、気になるところですよね。

習い事をつづけるにもメリット、デメリットがあります。

それぞれ解説していきます。

 

メリット

中学受験と習い事を両立させるメリットは沢山あります。

まず、生徒様の日々の自信になります。

受験をする上で、思うようにいく結果ばかりではありません。

挫折したり、苦手なことに取り組まなくてはいけないこともたくさんあります。

出来ないことを乗り越える力を、勉強だけでなく、習い事でも経験しておくことは勉強をする上でも役立ちます。

その他、勉強と習い事があるおかげで、時間配分を気をつけるようになり、効率的に時間を使うことができるようになります。

そして、勉強と習い事を頑張ることで、相乗効果となりどちらも頑張れる場合もあります。  

 

デメリット 

デメリットも、もちろんあります。 受験勉強の時間が十分確保できなくなることです。

勉強は、過去問をやったり、学校の宿題、傾向と対策の新しい問題を解いたり、どうしても相応の時間が必要になります。

習い事にもよりますが、体力が必要になります。

習い事に力を使うと、勉強に身が入らなかったり、疲れて勉強が出来なくなってしまうこともデメリットです。

 

習い事と両立しながら中学受験を成功させるには

今までに中学受験をしながら習い事を両立してきた生徒様は、 どのような心構えで習い事を習っていたのか?

そして、その保護者様はどのようなサポートをしていたのか?

アプローチの仕方を含めて、解説していきます。

 

生徒様が行うべきこと

受験をするのも、習い事をするのも生徒様です。

生徒様本人が納得して、習い事も勉強も頑張れることが大切です。

ただ、二兎追う者は一兎も得ずということわざがあるように、どちらも完璧を求めてしまうと受験に失敗してしまうかもしれません。

受験までの短い期間は受験を1番に考え、習い事は受験勉強を頑張るための時間、と捉えておくことが大切になります。

 

保護者様にできるサポート

保護者様の応援は、なによりも生徒様のやる気や力になります。

習い事を続ける上で、親子でしっかりと話し合うことが大切です。

親子で納得した上で、続ける習い事、受験時期だけお休みする習い事、目標を決めて達成したら辞めるなど、話し合って一つずつ決めていくことが大切です。

保護者様の想いや、こうした方がいいのに・・・という想いを押し付けてしまうのではなく、 時間はかかっても、納得のいく形で前に進んでいきましょう。

結果としてその方が受験勉強に身が入り、良い結果に繋がります。

そして、習い事を続けると決めたら、習い事も全力で応援してあげてください

せっかくのリフレッシュになるはずの習い事に行くのに、後ろめたい気持ちになってしまったり、保護者様が本当は反対しているかもしれないと生徒様が感じてしまうと、

せっかくの習い事も、受験勉強も身が入らなくなってしまいます。

話し合って決めたことは、全力でいつでも応援する姿勢が大切です。

 

他のご家庭の事例

私がもっとも印象的だったご家庭を一つ紹介させていただきます。 

小学校4年生から受験のための塾に通われていた女の子です。

水泳を習い事として習っており、小学生の全日本に出場するほど水泳を極めていましたが、受験する学校は水泳とは関係のない、レベルの高い中学校でした。

本人も保護者様も、水泳だけでなく、勉強もしっかりやりたいという考えをお持ちでした。

ですが、ここまで積み上げてきた水泳も手放したくないという強い気持ちがあり、最終的に6年生の12月まで水泳を続けていました。

その代わり、水泳以外の時間はほぼ塾に来て勉強をしていました。

自宅での勉強より、塾ならいつでも先生に聞けるからという理由と、自宅だと眠くなってしまうけど、塾なら皆んなが勉強しているから頑張れる。、という強い気持ちで勉強にも打ち込んでいました。

受験間近になり、1月から2月だけは水泳をお休みしましたが、見事希望の中学校に合格し、中学生になっても文武両道で水泳も勉強も続けているそうです。

どんな習い事でも、本人とご家族の気持ちが一丸となっている事が大切なんだなと感じさせられた事例でした。

 

習い事の継続について、生徒様とはどう話し合えばよい?

習い事を続けるのか、辞めるのか、保護者様の一存では決められないくらい、生徒様一人一人に意思があります。

ただ、まだ先を見据えて考える力は低いこともあるでしょう。

習い事を続ける場合も、辞める場合も、お休みする場合も、 そうしたらどうなるのか将来を見据えて一緒に話し合うことが大切です。

辞めるタイミングの見つけ方について解説していきます。

 

習い事を辞めたいと思えるタイミングは?

生徒様の性格や状況に応じて変わりますが、「習い事を辞めたい。辞めてもいい」と思うタイミングがあるはずです。

①受験勉強したいのに体力的に、習い事のせいで出来ない、と感じた時。
②テストや模試の結果が良くなく、もっと勉強時間が必要だ、と思った時。
③習い事の目標を達成した時。
④受験勉強が終わってから再開してもいい、と思えた時。

 

その他にもあると思いますが、「辞めたい。辞めてもいい」 と思えるタイミングを親子で話し合うといいと思います。

 

時間的にハードスケジュールになりすぎてしまったら?

学校の宿題、受験勉強、習い事、模擬試験、過去問など、やる事がたくさんあるのにこなせなくなった時は、 話し合うタイミングです。

視覚的に分かるように、 今やっている事とやれていない事を書き出し、

時間を確保をするためには何を削る必要があるか、やれていない事をやれる様にするにはどうしたらいいかを、生徒様に考えてもらう機会を与えるとよいです。

生徒様自身が理解した方が、次のステップに踏み出しやすくなるからです。

 

最後に

今回は中学受験と、習い事の関係について解説しました。

将来を見据えた習い事だったり、生徒様が楽しく通っている習い事だとやめた方がいいのか、悩んでいらっしゃる保護者様は多いと思います。

習い事を続ける場合は、

・負担にならないこと
・時間的拘束時間が少ないこと
・生徒様のリフレッシュになる事

 

が大切です。

そして、辞める場合やお休みするタイミングは、

・目標を決めて達成した時
・負担になった時 

 

に検討するようにしましょう。

いずれの場合も、親子でしっかり話し合い、できるだけ納得いく形で前に進んでいただけたらと思います。

最後は受験に合格し、たくさんの笑顔が保護者様と生徒様から見られることを祈っています。

【参考文献】

小学生白書WEB版(2024年)
https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/202310/chapter7/01.html

②習いごとへ子どもを通わせる親子意識に関する研究(2004年)
http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/869/1/0080_001_011.pdf

③第3回学習基本調査報告書・小学生版(2001年)
https://www.crn.or.jp//LIBRARY/GAKUSHU/SYOU.HTM

 

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