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偏差値だけじゃない!中学受験の志望校の選び方のポイントを解説

偏差値だけじゃない!中学受験の志望校の選び方のポイントを解説

こんなお悩みはございませんか?

中学受験の志望校の選び方で悩んでいる方はいませんか?

偏差値だけではなく校風や通学距離など、選び方にはさまざまなポイントがあるので詳しく解説します。

この記事を書いた人

まる

26年前に中学受験を経験後、塾と家庭教師を併用し慶應義塾大学に合格しました。

現在は小学生の娘2人を育てながら、Webライターとして未就学児~小学生向けの教育関係の記事を執筆しています。

娘たちが小学校からiPadを1人1台ずつ借りて計算・漢字ドリルを解く姿に、時代の変化を感じています。

目次

1. そもそも、志望校にはどんな種類があるのか
・①目標校・チャレンジ校
・②志望校
・③安全校

2. 中学受験の志望校を決める際に、必ず確認するべきポイント4点
・①ポイント1:進学校か大学附属校か
・②ポイント2:共学か別学か
・③ポイント3:自宅からの距離
・④ポイント4:偏差値

3. 中学受験の志望校を決める際に、参考にできるとよいポイント7点
・①ポイント1:校風
・②ポイント2:設備
・③ポイント3:創立の歴史
・④ポイント4:大学進学実績
・⑤ポイント5:学費及び奨学金制度
・⑥ポイント6:修学旅行や海外留学
・⑦ポイント7:宗教

4. 志望校について、子どもとはどのように話し合うのがベストか
・①いつから話し合いを始めるべきか
・②子どもの意向をどう引き出すか
・③子どもの意向と親の意向をどうすり合わせるか

5. 志望校選び、及び親の対応のNG例・失敗談2選
・①生徒様に相談せずに決める
・②偏差値だけで決める

6. 志望校選びに関するよくある質問
・①塾の先生に志望校を反対されたらどうするべきか
・②受験直前で志望校を変更するのはありか
・③子どもから、志望校の意思がなかなか出てこない場合、どうするべきか

最後に

 

 

1. そもそも、志望校にはどんな種類があるのか

志望校は偏差値のレベル別で3種類あります。

それぞれの種類と受験の際の注意点を解説します。

 

①目標校・チャレンジ校

目標校・チャレンジ校とは、生徒様の現状の偏差値よりもレベルが高い学校のことです。

具体的には、生徒様の偏差値より5~10ほど高く、合否判定テストで30~50%の間の学校を指します。

生徒様にとっては憧れの学校となるので、入学できたら勉強に対するモチベーションが向上するでしょう。

チャレンジ校の試験は応用力を求められる問題が多く出題されます。

失敗を恐れずに挑戦するチャレンジ精神が必要不可欠です。

模試の判定結果が悪くても、直前の追い込みによっては合格の可能性もあるので、1校だけでも受験してみましょう。

 

②志望校

志望校とは、生徒様の現状の偏差値とレベルが同等で実力相応の学校のことです。

合否判定テストで50~80%の学校を指します。

今まで学んできたことを試験で発揮すれば志望校に合格できるはずですが、油断は禁物です。

試験が終わるまで集中力が欠けないよう気合を入れましょう。

最も倍率が低い2月1日午前受験では志望校を申し込むのがおすすめです。

 

③安全校

安全校とは、生徒様の現状の偏差値よりもレベルが低い学校のことです。

具体的には、生徒様の偏差値より5~10ほど低く、合否判定テストで80%以上の学校を指します。

中学受験は何が起こるかわからないので、実力が出せず想定外の結果になるかもしれません。

万が一に備えて安全校も検討しておきましょう。

ただし、生徒様が受験校にこだわりがある場合は、モチベーションを維持するためあえて安全校を設定しない選択もあります。

1月に埼玉県や千葉県の前受け校で安全校を受験し、一足先に合格を掴み取れれば安心ですね。

 

2. 中学受験の志望校を決める際に、必ず確認するべきポイント4点

中高一貫校にはさまざまな特徴があり、学校の雰囲気も異なります。

確認するべきポイントが4点あるので解説します。 

 

①ポイント1:進学校か大学附属校か

中高一貫校は、大学が附属していない進学校と、大学附属校の2通りに分けられます。

(1)進学校

進学校は、難関大学への進学を目的としている学校のことです。

ほぼ全員が大学受験するため、中学から高校までの6年間の学校生活で連帯感が芽生えます。

学校の先生も大学受験について熟知しており、授業のレベルが高いです。

志望大学の合格に向けて補修などの講習が充実しています。

学校によっては中学卒業前から高校のカリキュラムを前倒しで学習開始しており、高校3年生になってからは大学受験対策に専念できます。

大学受験のための環境が整っているのです。

(2)大学附属校

大学附属校は、系列大学への内部推薦による進学が可能な学校のことです。

成績を維持できれば大学受験をしなくても内部進学できます

人気があり倍率が高い学部に内部進学したい場合は、高校在学中の成績・出席率・卒業論文で一定の評価が必要です。

系列大学に内部進学する生徒様と、他の大学を外部受験する生徒様の割合は学校によって異なります。

外部受験すると内部推薦が保持できない学校もあるので注意が必要です。

将来の夢を叶えるために大学受験したい生徒様は進学校を、中学受験のあと勉強や芸術などさまざまな学業にゆっくり親しみたい生徒様は大学附属校を受験すると良いでしょう。

 

②ポイント2:共学か別学か

中高一貫校は、共学と別学(男子校・女子校)という分け方もできます。

(1)共学

共学の特徴は、男女共同の学校生活によりさまざまな考え方に触れて多様性が育まれることです。

能力の高い異性と切磋琢磨できる環境なので、男女の特性を理解し、バランスのとれた人格形成が可能です。

個性を尊重しながらコミュニケーション力が育まれます

進路選択においても、さまざまな選択肢に気付けるため視野が広がるでしょう。

(2)別学

別学の特徴は、異性の目を気にせず好きなことに取り組めることです。

男子は女子の目を気にせず趣味に没頭でき、女子は男子の目を気にせず元気いっぱいに活動できます。

校内・校外で活躍する生徒様も多く、共通の趣味を持つ友人を見つけやすいそうです。

進路選択においては、クラスの男女比などのバイアスがないため、女子でも理系を選択しやすくなるでしょう。

生徒様に多様性を育んでほしいなら共学が、人目を気にせず好きなことに取り組んでほしいなら男子校・女子校がおすすめだと言えるでしょう。

 

③ポイント3:自宅からの距離

中学受験をした場合、自宅から離れた場所にある中学に通学することがほとんどかと思いますので、自宅から距離など、通学のイメージを具体的にしておきましょう

特に以下のポイントを押さえておくのがおすすめです。

・自宅のドアを出てから学校の教室に入るまで何時間何分かかるか
・使用する電車の通勤ラッシュの時間、遅延のしやすさ
・雨天時の通学時間
・部活の朝練、放課後練がある場合の登下校の時間

 

移動距離が長いと、登下校だけで疲れてしまい、授業に集中できなくなってしまいます。

また学校が都心にある場合、電車の通勤ラッシュや遅延を考慮し、早く登校するなど工夫が必要になる場合もあります。

朝は保護者様のお弁当作りの時間もありますので、通学のイメージを具体的に抑えることは非常に大切です。

なお、読書が好きな生徒様なら電車通学中の時間を有意義に使えます。

乗り換えが少なく混雑しない電車であれば、通学は苦にならないかもしれません。

 

④ポイント4:偏差値

受験する上で偏差値のリサーチは大事です。

生徒様の持つ偏差値より高い偏差値の学校だと、入試が難しく、且つ合格したとしても授業や定期テストについていけなくなってしまう可能性があります

偏差値の高い学校で切磋琢磨するか、無理のない偏差値の学校で等身大のまま勉学に励むか、生徒様のスタイルに合っている学校を選ぶようにしましょう。

なお、偏差値は模試の種類によって出方が異なります。

有名な中学受験の模試は

・SAPIXオープン
・日能研 全国公開模試
・四谷大塚 合不合判定テスト
・首都圏模試

 

の4つありますが、模試によって難易度・受験者層の違いがあるため、同じ中学でも各模試ごとで偏差値が異なって表示されます。

模試の結果には偏差値の誤差があるかもしれない、ということを念頭に置き検討を進められるといいですね。

 

3. 中学受験の志望校を決める際に、参考にできるとよいポイント7点

必須ではないものの、中学受験の志望校を決める際に参考にしたいポイントが7点あります。

生徒様が希望する学校にあてはまるポイントがある場合はじっくり検討してみてください。

 

①ポイント1:校風

学校の校風により学校の教育方針や雰囲気が変わります

自主性を重んじる革新的な学校と規律に厳しい保守的な学校では雰囲気が全然違うので、各学校の教育方針をホームページで確認しておきましょう。

勉強、部活動、異文化交流なども、学校ごとに特色が異なります。

校長先生のご挨拶のページを読むと、教育方針の中で重視しているポイントがわかるかもしれません。

中学入学後に生徒様が充実した学校生活を送れるよう、志望校を決める前にリサーチしておきましょう。

 

②ポイント2:設備

私立中学校は公立中学校より設備が充実しています。

最新の設備を期待して中学受験を決断する保護者様も多いでしょう。

設備の例は以下のようにたくさんあります。

・エアコンがある
・図書館が広く蔵書数が多い ・食堂がある
・温水プールがある
・グラウンド・体育館が広い
・部活動の種類が多い
・中学生から高校生まで通うため校舎が広い
・カウンセリングルームや保健室が充実している
・教室数が多く、少人数クラスで授業を受けられる
・Wi-FiがありiPadなどを授業に活用している
・寮完備の学校もある
・校舎をリニューアルしている

 

学費が高くてもこのような設備が整っていれば納得できますね。

生徒ひとり一人に手厚い教育環境を提供できるのが私立中学校の魅力なのです。

オープンキャンパスなどで広い食堂や綺麗なプールなどを見学して、入学後の楽しい学校生活を想像してみてくださいね。

 

③ポイント3:創立の歴史

中学受験で進学できる学校は、戦前に設立された伝統校、戦後に設立された新鋭校の2種類に分けられます。

(1)伝統校

伝統校は創立者の建学の精神が残っています。

創立時から伝統行事が続いており歴史を大切にしています

著名な卒業生を輩出している学校も多いです。

在校生の保護者様がその学校の卒業生、というパターンもあり、同窓会のネットワークも魅力的です。

(2)新鋭校

新鋭校は、「生徒のために改革を実行する」「良いものを積極的に取り入れる」という姿勢が強く出ています。

生徒たちも「自分たちで学校を作る」という熱意にあふれています。

習熟度別クラスや少人数制授業などを導入している学校もあります。

生徒様の性格により、どちらの学校が合っているか比較できると良いですね。

 

④ポイント4:大学進学実績

中学受験の次のステップは大学受験ですので、大学の進学実績も確認しておきましょう。

中学受験の志望校を選んでいる段階では生徒様の進路は決まっていないと思いますが、医学部の進学実績など、学部ごとの進学実績も意識すると良いです。

進学先の他に現役率も注目しましょう。

浪人せずに大学に合格した生徒が多い学校の方が、生徒様にとっても負担が軽くなるはずです。

中学受験が終わったその先の将来の夢に向かえるよう、保護者様がサポートしてあげましょう。

 

⑤ポイント5:学費及び奨学金制度

中学受験は塾などで出費がかさみますが、入学した後も学費の支払いがあります。

私立中学校の学費の年間平均は143万6,353円、私立高校の学費の年間平均は105万4,444円です(注1)。

また学費の他に、制服費・交通費・部活費・寄付金・スマホの通信費など、他にも出費が続くので、それも踏まえて学校の検討をするようにしましょう。

また、学校によっては奨学金制度が出ます。

成績優秀者向けのもの、経済的理由での給付型、貸与型などがあります。

選考基準、給付額、継続条件なども学校ごとに異なるので、保護者様がしっかり奨学金制度を確認しましょう。

 

⑥ポイント6:修学旅行や海外留学

私立中学校だと修学旅行で海外に行く学校もあります

また、英語教育に力を入れている学校の場合、留学プログラムなども充実しています。

英検やTOEICなどの資格の取得を奨励している学校もあります。

私立中学校はグローバル人材の育成や異文化交流の機会に恵まれているので、有効活用できるといいですね。

 

⑦ポイント7:宗教

私立中学校の大半は無宗教ですが、キリスト教の学校と仏教の学校も存在します。

(1)キリスト教系の中学校

キリスト教の学校は、カトリック系とプロテスタント系の2種類に分かれます。

【カトリック系の中学校】

カトリック系の中学校は、校則が厳しく、生徒の礼儀作法を重視しています。

場にふさわしい言葉遣いや行動など、きめ細やかな指導が期待できますね。

男子校と女子校に分かれている学校が多いです。

女子御三家の一つである雙葉中学校は、カトリック系の学校となります。

【プロテスタント系の中学校】

プロテスタント系の中学校は、子どもの自主・自立の精神を重視しています。

個人の倫理観を大切にしており、自由でのびのびした校風です。

女子御三家の一つである女子学院中学校は、プロテスタント系の学校となります。

【サンデーショックについて】

キリスト教の中学校は日曜日にミサを行うため、2月1日が日曜日の場合は入試日が2月2日に変更される可能性があります

これを通称「サンデーショック」と呼びます。

直近だと「2026年2月1日」が日曜日となるため、該当の生徒様は注意が必要です

なお2026年の試験について、すでに各学校より以下の通り入試日程が公表されています。

・2月1日のまま実施:フェリス女学院中学校、横浜雙葉中学校
・2月2日に変更:東洋英和女学院中学部、立教女学院中学校
(※2024年6月16日現在)

 

女子学院中学校と雙葉中学校はまだ公表していないので、保護者様が試験日をリサーチしておきましょう。

(2)仏教系の中学校

仏教系の中学校は、学校数こそ少ないものの堅実で暖かく穏やかな校風です。

共に生かされ生かし合う「共生」や「和」について学び、他者への思いやりの心や感謝する心が育まれます。

武蔵野大学中学校が仏教系の中学校になります。

宗教を背景にもつ学校に通うと、世界観や人間観について深く学べるでしょう。

 

4. 志望校について、子どもとはどのように話し合うのがベストか

志望校を決める上で生徒様と保護者様の話し合いが必要ですが、お互いの熱意が強すぎて意見が合わないかもしれません。

話し合う時期や意向のすり合わせ方のアドバイスをお伝えします。

 

①いつから話し合いを始めるべきか

志望校の話し合いは、一般的には小学3年生の2月頃からが良いと言われています。

基礎学習から志望校対策までの内容を網羅するのに3年間かかるためです。

3年生のうちから話し合うことが難しいなら、生徒様の年齢によって話し合う内容を変えていきましょう

 

②子どもの意向をどう引き出すか

受験は生徒様にとって大きな負担になります。

プレッシャーをかけないよう、生徒様が自由に意見を言える雰囲気づくりをまず心がけましょう。

そのうえで

・生徒様の興味があること
・得意なこと
・将来何をしたいのか
・どんな大人になりたいのか

 

などを親子で話し合い、志望校を選んでいくようにしましょう。

また学校見学やオープンキャンパスに行くと、志望校の雰囲気がわかり、入学後のイメージがふくらみます

校内を歩き、生徒の様子を見て、将来入学した後によい友達ができるかなど、生徒様に想像してもらうのもおすすめです。

 

③子どもの意向と親の意向をどうすり合わせるか

生徒様の意向と保護者様の意向がずれていた場合は、生徒様の意思を尊重しながら、話し合いを重ねるようにしましょう。

生徒様の適性や長所を再確認したり、お互いの譲れない条件、優先順位の高い要素を明確にし、妥協点を探っていくのがよいです。

また塾の先生、家庭教師の先生、小学校の先生に意見を聞くのもおすすめです。

志望校候補それぞれのメリット・デメリットを、学習環境・雰囲気・実績・通学時間・費用など多角的な視点で客観的に洗い出して検討してくれます。

志望校の最終決定権は生徒様にあるということを忘れず、お互いすり合わせができるとよいですね。

 

5. 志望校選び、及び親の対応のNG例・失敗談2選

志望校を選ぶ際、保護者様の独断と偏見で決めてしまうと失敗します。

よくある失敗例を2つ記載します。

 

①生徒様に相談せずに決める

小学生の判断力で志望校を決断するのは非常に大変ですが、だからといって生徒様の意向を無視して決定してはいけません

本人が行きたくない学校を無理やり受験させると学習意欲が著しく下がります。

中学受験を成功に導くためにも、親子で意見を一致させておきましょう。

 

②偏差値だけで決める

偏差値だけで志望校を決めると、校風や教育方針が生徒様と合わない可能性があります。

また、志望校合格を最終目標にしてしまうと、中学受験が終わった後に目標を見失ってしまいます。

偏差値が高い中学に入学するのも魅力的ですが、生徒様の人生にとって中学受験はただの通過点です。

6年間の学校生活がつらくならないよう、校風・教育方針・偏差値など多角的な視点から志望校を検討をするようにしましょう。

 

6. 志望校選びに関するよくある質問

中学受験に関する悩みはたくさんあります。

ここでは志望校選びに関するよくある質問をまとめます。

似たような悩みを抱えているご家庭もあると知れば心が楽になるかもしれません。

 

①塾の先生に志望校を反対されたらどうするべきか

塾の先生に志望校を反対されたら、落ち着いて理由を聞きましょう

先生は生徒様のことをよく把握しているので、生徒様の学力の問題なのか、志望校の校風が生徒様に合っていないのか、適切なアドバイスをくれる可能性が高いです。

先生の意見を聞いた上で生徒様がどう感じたかがポイントとなります。

志望校にこだわりがあり変更したくない気持ちが強いのなら、生徒様と保護者様と先生が三位一体となって解決策を考える必要があるでしょう。

また6年生になってから先生に志望校の変更を勧められる場合もあります。

生徒様の意思とは別に、安全に合格できる学校を案内されます。

この場合は一旦保護者様おひとりで検討してみましょう。

生徒様が志望校を絶対に変えない予定なら先生の話を伝える必要はありません。

 

②受験直前で志望校を変更するのはありか

受験直前での志望校の変更は、基本的には避けるべきですが、以下のようなやむを得ない事情があるなら検討しても良いでしょう。

・過去問の点数が伸び悩んでいる場合
・志願者数が例年より多く難化が予想される場合
・1月の前受け校の受験で不合格となった場合

 

なお志望校を変更する場合、受験対策の内容や併願校の組み合わせも変わります。

今までとは別の学校の過去問をとく必要もあります。

その点を踏まえ、志望校の検討を進められるとよいですね。

 

③子どもから、志望校の意思がなかなか出てこない場合、どうするべきか

生徒様から志望校の意思がなかなか出てこない場合は、ゆっくり会話する時間を設けましょう

その際、生徒様と以下のようなお話をすると、生徒様が意思を固めやすくなるでしょう。

・生徒様が興味を持っていること
・生徒様の将来の夢
・生徒様の好きな教科
・生徒様が入りたいと思っている部活動

 

また親子で一緒に、中学校の「パンフレット」「ホームページ」「公式SNS」を眺めたりすると、より志望校へのイメージを沸かせやすくなるのでおすすめです。

 

最後に

中学受験の志望校の選び方のコツは、さまざまなポイントで各学校を比較し多角的に検討することです。

生徒様にとって最適な学校を見つけられるよう、時間をかけて丁寧に検討をするようにしましょう。

▼当会では、中学受験生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

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