エルカミノの特徴や他難関塾との違いとは？口コミ・評判などもご紹介

(※1)小学6年生対象

(※2)小学2～6年生対象

(※3)小学5,6年生対象　

(※4)受験コース・内進コースにオプションで追加可

③注意点

エルカミノのメリット・デメリット

算数に重きを置いた教育を通じて、論理的思考力の育成と最難関中学への高い合格実績を誇るエルカミノですが、見方によってはメリットとデメリットが表裏一体とも言えます。

エルカミノのメリット

エルカミノの代表的なメリットは、下記の通りです。

1. 少人数制・算数重視の教育で、論理的思考力が身につく

算数に比重を置いたエルカミノ独自の教育によって、スピーディーで的確な計算能力、問題の識別能力と理解力、問題を解くための仮説構築力など、総合的な論理的思考力が身につきます。

2. 算数はもちろん、他の教科の学力も向上する

算数で培われた論理的思考力は、他教科の学習効率と効果を格段に引き上げます。

3. 自発的に学ぶ姿勢・解く楽しさ・できる喜びを得られる

エルカミノは、単に解法を教えるような受け身の学習ではなく、生徒様が自ら解法に気づくことを促す教育方針をとっています。そのため、生徒様は、自ら学ぶ姿勢・解く楽しさ・できる喜びを得ることができます。

エルカミノのデメリット

エルカミノの代表的なデメリットは、下記の通りです。

1. 入塾基準が高く、希望しても入塾できない場合が多い

入塾を希望する小学4年生以上は、入塾テストなどでハイレベルな人選が行われます。

2. 難関校特化型ゆえ、中堅校対策への懸念点がある

難関校と中堅校では、受験対策が異なります。エルカミノは、最難関校の入試対策に向けたカリキュラムを組んでいるため、中堅校受験に向けたフォローの不足が懸念点の1つとされます。

3. 授業についていけない可能性がある

エルカミノは、算数が得意、または勉強全般への意欲がある生徒様向けの塾です。そうではない生徒様の場合は、エルカミノの授業についていくことが難しいかもしれません。

他の難関塾との違いは？

エルカミノ以外にも、難関中学受験塾は数多く存在します。ここでは、下記10個の難関塾とエルカミノの違いを解説します。

1. ジーニアスとの違い

①全教科へのアプローチ

ジーニアスは、算数だけでなく、全ての教科でバランスの取れた教育を目指しています。一方、エルカミノは、特に算数教育を重視したカリキュラムが特徴です。

②志望校対策

ジーニアスは、中堅校から最難関校まで、幅広い層の生徒様に対応しています。一方、エルカミノは、難関校の中でも特に最難関校を目指す生徒様がボリュームゾーンです。

2. Z会エクタスとの違い

①目標最難関中学を絞っている

エクタスは、最難関中学合格の中でも、特に、筑駒、御三家、駒東の三校を掲げ、ゴール設定を絞っているところが特徴的です。一方、エルカミノは、特定の学校名を掲げるのではなく、最難関中学全般をゴール対象としています。

②教材の特徴

エクタスのオリジナル教材は、入試問題を徹底研究したものです。一方、エルカミノのオリジナル教材は、論理的思考力の養成に焦点を当てています。

③授業スタイル

エクタスは、少人数制のきめ細かい指導と、特に低学年にはワークショップスタイルの授業で、生徒様の思考力を引き出します。一方、エルカミノは、授業の中で生徒様が自ら考え、解法を見つけることを重視した、よりアクティブな学習スタイルです。

3. SPICA（スピカ）との違い

①明確な志望校設定

SPICAは、筑駒、御三家、灘といった最難関中学合格に特化しています。一方、エルカミノは、具体的な学校に的を絞らず、最難関中学全般を対象としています。

②指導方法

SPICAとエルカミノは、どちらも思考力・主体性が身につく教育方針を掲げていますが、双方の取り組み方は異なります。SPICAは受験指導コーチングや目標達成ノートなど、指導者側からこだわりの指導を積極的に仕向けるため、何をすればよいか迷ってしまう生徒様におすすめです。一方、エルカミノは、生徒様が算数を解く中での工夫や解法から、主体性を育成します。

③校舎数

母体の早稲田アカデミーはたくさんの校舎がありますが、SPICA自体は、自由が丘の校舎一校のみです。一方、エルカミノは、大手企業のバックアップを持ちませんが、東京と神奈川で複数の校舎を展開しています。

4. ExiV（エクシブ）との違い

①学力レベル別クラス分け

ExiVでは、どの校舎でも組分けテストによるクラス分けがあるため、競争を好むタイプの生徒様なら相性が良いです。一方エルカミノは、小学4年生までテストによるクラス分けを行いません。（エルカミノも、5年生以上は校舎によって、クラス分けを実施します。）

②志望校別コース

ExiVには、小学6年生対象のNN（何がなんでも）志望校別コースが複数用意されています。それぞれの志望校合格に向けて、的を絞ったカリキュラムです。一方、エルカミノの通常コースは、特定の志望校に特化していません。（エルカミノでも、志望校別の特別講座などは開催されています。）

③授業スタイル

ExiVとエルカミノは、どちらもハイレベル且つ集中できる学習環境を提供しています。しかし、主体性を重んじるエルカミノとは異なり、ExiVはより、講師側からのサポートが手厚いです。

5. VAMOS（バモス）との違い

①小学4年生の入塾テストの可否

VAMOSは、小学4年生以下は入塾テストを行わず、先着順に入塾を受け入れています。一方、エルカミノは、小学4年生以上の生徒様に入塾テストを行います。（エルカミノも、3年生までは入塾テストを行いません。）

②記述力への注力

VAMOSとエルカミノは、どちらも算数教育を大切にしていますが、VAMOSは記述力の育成にも、力を注いでいます。武蔵や海城など、記述問題で高得点が求められる中学を受験したい生徒様におすすめです。

③ホームページによる情報公開

VAMOSのホームページには、料金形態をはじめ、情報公開していない項目が多々あります。VAMOSに入塾を検討している保護者様は、説明会もしくは個別相談で確認するまで、料金形態などの詳細を知ることができません。一方、エルカミノのホームページには、明確な料金詳細を含め、たくさんの情報が公開されています。

6. 進学教室アントレとの違い

①入塾テストがない

アントレは、入室テストがなく、先着順で入塾でき、満席の場合は空席待ちとなります。一方、エルカミノは、小学4年生以上に入塾テストを行います。（エルカミノも、3年生までは入塾テストを行いません。）

②メイン教材

アントレのメイン教材は、四谷大塚の予習シリーズをメインに使用しています。一方、エルカミノは算数・国語ではオリジナル教材を使用しています。（エルカミノも、理科・社会には四谷大塚の予習シリーズを使用します。）

③兄弟で通塾する場合の割引制度

アントレでは、同時に通塾する兄弟の生徒様がいる場合、下の学年分の授業料が半額になります。3人目の兄弟の生徒様は、同時に通塾されていなくても半額です。エルカミノには、兄弟の割引制度がありません。

7. トイズアカデミーとの違い

①中学受験へのスタンス

トイズアカデミーは、早期からの高度な学力育成と、将来の海外大学進学を視野に入れた教育方針を持ちます。エルカミノとは異なり、中学受験を目標にしているわけではありません。ただし、中学受験にも非常に有効な教育体制ではあります。

②対象とする生徒様

トイズアカデミーは、高知能児（IQ130以上）を対象としています。エルカミノも、小学4年生以上は授業との兼ね合いで、一定の優秀な生徒様を求めていますが、小学3年生までは小学生全般を対象としています。

③土台とする教科

トイズアカデミーは国語と算数の両方を重視し、これら2教科の圧倒的な学力こそが他教科の優秀な成績に繋がると考えています。一方、エルカミノは、国語の重要性を認めつつも、全教科の土台としているのは算数です。

8. SAPIX（サピックス）との違い

①教材の量（宿題の量）

SAPIXでは、たくさんの教材が配られます。その教材（宿題）に取り組むルールではありませんが、SAPIXに通塾する生徒様の多くが宿題として取り組んでいます。一方、エルカミノでは、生徒様の負担を考慮し、適切な量の宿題を与えています。

②テスト回数

SAPIXはテスト回数が多いことで有名です。一方、エルカミノはテスト回数が多いわけではありません。

③学力別クラス編成

SAPIXは、全学年で組分けテストによるクラス分けを行います。一方エルカミノは、小学4年生まで、テストによるクラス分けを行っていません。（エルカミノも、5年生から校舎によっては実施します。）

9. 希学園（首都圏）との違い

①教育方針

希学園は、ストイックな環境で精神力を鍛え上げることを重視しています。一方、エルカミノは、生徒様の主体性を尊重しています。

②毎月のクラス分け（クラス替え）

希学園では、小学4年生以上のベーシッククラスで、テスト成績に基づくクラス分けを毎月実施しています。これは、競争原理によって集団全体の向上を目指すためです。一方、エルカミノでは4年生までテスト成績によるクラス分けを行っていません。（エルカミノも、5年生から校舎によっては実施します。）

③最寄り駅までの引率がある

希学園では、下塾時の安全に配慮し、各教室で定められた時刻に該当した場合は、講師・職員が生徒様を最寄り駅やバス停まで引率します。一方、エルカミノでは、そのようなサービスは見受けられません。

10. Gnoble（グノーブル）との違い

①個別指導システムがある違い

Gnobleでは、1コマ60分の個別指導システムを提供しており、1対1または1対2の完全個別授業が可能です。一方、エルカミノには、個別指導システムがありません。（エルカミノも、受験学年向けに限定的なカリキュラムの個別特訓は開催されることがあります。）

②クラス分けの頻度の違い

希学園では、小学4年生以上のベーシッククラスで、テスト成績に基づくクラス分けを毎月実施しています。これは、正しい競争原理によって集団全体の向上を目指すためです。一方、エルカミノでは4年生までテスト成績によるクラス分けを行っていません。（エルカミノも、5年生から校舎によっては実施します。）

③最寄り駅までの引率がある違い

Gnobleでは、組分けテストに基づき頻繁にクラス分けを行っています。一方、エルカミノでは、テストによるクラス分けを実施しない学年や校舎もあります。

エルカミノに通わせた場合の保護者様のフォロー

エルカミノの「新小学4年生向け2025年度入塾説明会ポイント」（注3）を参考に、保護者様としてどのようなフォローが必要になるか、ポイントを解説します。

①すぐに解き方を教えない

保護者様が生徒様と一緒に学習する際には、すぐに解き方を教えないようにしましょう。問題を解く前から、解き方や立式法を教えてしまうと、どうしてこの計算をするのかを考えなくなってしまい、応用力が身につかないからです。問題を解きながら、「なぜその解き方を用いるのか」考えることを通して、他の問題にも対応できるようになります。

②毎日コツコツ学習をするためのフォロー

生徒様が自ら勉強するようになるまで、保護者様から声掛けをするなどのフォローをしましょう。生徒様が学習習慣を身につけるためには、毎日少しでも机に向かうことが非常に大事です。（学習習慣が身につかないうちに、1回でたくさんの学習量に取り組んでしまうと、勉強嫌いになる可能性もあるので、その点には気をつけてください。）

③解答・解説について考える練習のフォロー

正解や解説を読んだ後、どこが間違えていたか、何を勘違いしていたか、自らの回答を振り返ることも重要になってきます。生徒様自ら振り返る習慣が身につくまでは、保護者様から「どこが間違えているのかな？」「どこを勘違いしていたと思う？」と振り返る方法を教えてください。そのために、生徒様が解答を間違えたときは、式や誤答を消さずに残しておくよう、指導しましょう。

エルカミノとの相性を解説

生徒様と保護者様にとって相性が良い塾を選ぶことが、通塾を成功させるポイントです。エルカミノとの相性を生徒様・保護者様別に解説します。

エルカミノとの相性が良い・悪い生徒様

エルカミノとの相性が良い・悪い保護者様

エルカミノに通っているご家庭様の実際の口コミ・評判

エルカミノに通うご家庭様の口コミ・評判を、SNSや掲示板から収集しました。以下に、多く挙げられた意見をご紹介します。

学習方法と効果について

算数重視のカリキュラムについて

筑駒算数講座についての口コミ・評判

先生の質と面談についての口コミ・評判

その他の口コミ・評判

まとめ

この記事では、エルカミノの特徴や他の難関塾との違い、エルカミノとの相性、口コミなどについて解説しました。 エルカミノをはじめ、こちらでご紹介した難関塾の他にも、たくさんの素晴らしい塾が存在します。最適な塾を見つけるためには、ぜひ無料体験授業や授業見学を活用してみてください。

難関校受験を目指す場合は、通塾した後にもさまざまな悩みや不安があるかもしれません。その際には、家庭教師との併用も視野に入れましょう。皆様の輝かしい未来を陰ながら応援しています。

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