高校を留年した場合の、その後の選択肢と実際の進路の割合

高校で進級・卒業をするためには、一定数以上の単位を取得する必要があり、成績不振や出席日数の不足などで必要な単位数を取得できなければ留年となります。残念ながら留年が決定してしまった場合、その後の進路をどうすれば良いか悩む方も多いでしょう。
ここでは、高校の留年決定後の主な進路の選択肢について紹介します。

 

・現在通っている高校に継続して在籍する

高校で留年が決まってまず考えるのは、現在通っている高校に継続して在籍し、単位を取り直す方法です。同じ高校にそのまま留まるので、転校や退学の手続きなどの負担が掛かりません。
ただし、一学年下の後輩が同級生となるため、学校生活において過ごしにくさは感じるかもしれません。また、同じカリキュラムで学習することになるため、再度留年を繰り返さないかという点は考慮する必要があります。

 

・通信制高校に転校・編入する

定時制高校は、夜間または昼間の決められた時間に学校へ通学して学習する高校課程です。
基本的には昼夜間に授業が行われるため、高校には通いたいけれど朝方の生活が難しい、自分のペースで学習したいと思っている生徒様は、定時制高校への転校・編入も検討してみましょう。
定時制高校には、昼間は社会人として働いている方や、事情により高校を卒業できなかった高齢者の方など、様々な事情を抱える生徒様が多く在籍しているため、自分の視野も広がるでしょう。

 

・高卒認定試験を受ける

高卒認定試験は、高校卒業と同程度またはそれ以上の学力があることを国が認める試験です。試験は年2回行われ、受験する年度末までに満16歳以上であることが受験資格です。
高卒認定試験に合格すると、高卒資格が必要な大学や専門学校を受験できます。ただし、高卒認定試験に合格しても最終学歴は高卒ではなく中卒のままです。そのため、大学や専門学校へ進学したいと考えている生徒様に向いている選択肢といえるでしょう。

 

・就職する

現在の高校に継続して在籍しても、進級・卒業が難しいと感じている生徒様もいるかもしれません。そのような場合は、高校を中退して就職するのも選択肢のひとつです。
社会人として働くうちに学びたいという意欲が高まり、高校卒業を目指したいと思ったときのために、学費を貯めておくことができます。 ただし、中卒での求人は非常に少なく、給与や仕事内容などが理想を下回る場合が多いため、就職する場合は働きながら通信制・定時制の高校へ通ったり、高卒認定試験を受けたりすることを検討してみてください。

 

高校を留年するとどんなデメリットがあるのか

高校では、成績不振や出席日数の不足などで、進級・卒業に必要な単位数に満たない場合に留年となります。高校を留年してしまうと、様々なデメリットが生じます。
ここでは、高校を留年するとどのようなデメリットがあるのかについて紹介します。

 

・同じ授業をもう一度受けなければならない

高校を留年した場合、もう一度同じ学年の授業を受ける必要があります。すでに受けたことのある授業を受け直すことになるため、わかっている内容の授業では退屈する可能性があります。
また、前年と同じカリキュラムで学習しなければならないため、これまで通りの学習方法だと留年を繰り返す恐れがあります。

 

・留年後のクラスは居心地が悪い可能性がある

留年した場合に特に心配なのが、留年後のクラスでの人間関係です。高校を留年すると、今まで一緒に過ごしてきた同級生が先輩となり、一つ下の学年の後輩が同級生になります。
1年生で留年した場合は、様々な中学校から進学しているため、クラスメイトが先輩かどうかわかりづらいですが、2・3年生で留年した場合は、同じ学校で過ごしている期間があるため、先輩であることを知るクラスメイトも多くなり、クラスでの居心地が悪く感じるかもしれません。最悪の場合、卒業まで孤立してしまう可能性もあります。

 

・進級できるとは限らない

前述のとおり、高校を留年した場合、もう一度同じ授業を受ける必要があります。そのため、前年と同じように学習を進めていると、再度留年を繰り返す恐れがあります。
高校は必要な単位数を取得しないと進級・卒業ができないので、留年して同じ学年を繰り返しても必ず進級ができるとは限らないことは理解しておきましょう。

 

留年をしてしまった際の乗り越え方

残念ながら高校の留年が決定してしまい、これからどうしようと悩む生徒様・保護者様もいるでしょう。留年してしまうと、同級生と同じタイミングで卒業・進学・就職ができないため、将来に影響が出るのではと不安に感じるのは当然のことです。
しかし、留年してしまっても、その後の行動次第で将来の可能性を広げることができます。ここでは、留年してしまった際の乗り越え方について紹介します。

 

・生徒様が行うべきこと

高校を留年することが決まったとき、ショックで落ち込んでしまう生徒様もいるでしょう。大変な時期だと思いますが、留年という現状を受け入れて向き合わなければなりません。
気持ちが落ち込んでいる場合でも、いざというときに焦らないために高校へ事前確認しておくことが大切です。

 

留年後に確認するべきことは、次の3つです。

・休学は可能か

・いつまで高校に籍を置けるか

・同級生と同じタイミングで卒業できる転学のリミットはいつか

 

退学届を出さなければ現在通っている高校に在籍はできますが、学費の面も考えると休学したいと考える生徒様もいると思いますが、留年による休学は認めていない学校もあり、休学ができた場合も在籍年数に上限がある場合が多いです。
また、現在の高校では留年が決まっていても、通信制高校などに転学すれば同級生と同じタイミングで卒業できる場合があります。転入は10月末から11月初めが期限なので、早めに情報収集するようにしましょう。

 

 

・保護者様にできること

お子様の留年が決まった時、保護者様は焦りや不安から生徒様を必要以上に責め立ててしまいがちです。しかし、一番自信をなくして絶望しているのは、恐らく生徒様本人でしょう。
保護者様にできることの一つに、他の学校への転校手続きがありますが、親主導で手続きを進めてしまうと、生徒様の気持ちが不安定になり、新しい学校でも留年してしまう可能性があります。
そのため、生徒様の将来に不安に感じるかもしれませんが、先回りして居場所を決めるのはおすすめしません。保護者様は、生徒様をしっかりと見守り、自分から学校へ行きたいと言い出すまでゆっくり待ってみましょう。

 

留年をしないためのおすすめ勉強法

高校で留年しそうな場合は、事前に学校から呼び出しがあり、留年の可能性を告知されます。この時点ではまだ留年が決定したわけではないため、諦めずに勉強すると留年を回避できる可能性があります。
しかし、「どのように勉強したら良いかわからない」「どのように子どものサポートをしたら良いかわからない」と悩む生徒様・保護者様もいるでしょう。
ここでは、留年しないための勉強法について、生徒様が行うべきこと・保護者様ができることの2つの視点から解説します。

 

・生徒様が行うべきこと

高校を留年しないためには、まず定期テストで赤点を回避することが大切です。効率的な勉強法で赤点を回避したいと考えている生徒様には、学校の小テストやプリントを完璧に解けるようになるまで復習するのがおすすめです。
小テストやプリントには、先生が重要だと思う問題が出題されているため、定期テストでも似たような問題が出題される可能性が高いです。これを完璧に解けるようになれば、平均点も狙えるようになり、赤点を回避することができるでしょう。

 

・保護者様にできること

お子様が高校を留年しそうだと分かり、保護者様が焦ったり不安な気持ちになるのは当然のことです。
しかし、「勉強しなさい」「学校へ行きなさい」「なぜきちんとできないのか」などと叱咤激励することは避けましょう。生徒様の意欲をさらに低下させることになり逆効果です。
ほとんどの高校では、留年を回避するための救済措置が設けられています。保護者様は生徒様が自分自身で問題を解決する様子を見守ってください。保護者様が信頼して見守ることで、生徒様の意欲が出てくるかもしれません。

 

最後に

今回は高校を留年した場合の進路や対策について解説しました。留年後の主な進路の選択肢として、現在通う高校に継続して在籍する、通信制・定時制の高校に転校する、高卒認定試験を受ける、高校を中退して就職するなど様々な方法があります。
高校を留年すると同じ授業をもう一度受ける必要があり、一つ下の後輩が同級生になるためクラスの居心地が悪くなるなどデメリットが多いため、とにかく留年は避けたいところです。

 

もし留年が決定した場合は、休学は可能か、いつまで高校に籍を置けるか、同級生と同じタイミングで卒業できる転学のリミットはいつかの3点を確認しましょう。場合によっては、同級生たちと同じタイミングで高校卒業できる可能性があります。
また、留年しないためには勉強法の見直しも必要です。まずは定期テストで赤点を回避しましょう。学校の小テスト・プリントを完璧に解けるようにしておくと効率よくテストで赤点を回避できます。
お子様の留年の危機に不安や心配を抱える保護者様がほとんどだと思いますが、生徒様が自分自身で問題解決する様子を愛情を持って見守りましょう。

 

以上を参考に、留年後の進路について考えてみてください。

 

 

 

 

 

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東大家庭教師友の会 | 近江先生

近江先生

  • 女性
  • 早稲田大学 法学部
  • 大泉高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私の長所は、計画性があることです。私は中学1年生から高校3年生まで、一貫して学級委員を務めていました。私の学校には毎学期末、学級委員主催のレクリエーションがありました。そのため、学期末は週に何度も放課後教室に残り、計画を立てていきました。実際に、当日の流れは分刻みで決めていき、綿密に行っていました。6年間の最初のうちは、もちろん、失敗することもありましたが、数をこなすに連れ成功することが多くなり、高校3年生1学期末の最後のレクでは計画は予定通りに進み、企画も上手くいき、過去1番の盛り上がりとなりました。私はこれらの経験から、無理のない現実的な計画を立てる力を手に入れることができ、実際に受験期には3ヶ月先まで見越して、週に何をこなしていくべきかを予定立てて取り組んでいました。私が指導することになった生徒様には、この経験を活かして目標立てを行いつつ余裕を持たせた、具体的な計画を立てていきたいと思っています。

当会からの紹介

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