1. まずは結論!個人契約と家庭教師センターの違いは?比較表でおすすめポイント早わかり
| 個人契約 | 家庭教師センター | |
| 教師の質 |
原則教師登録の基準はないことが多い |
センターの採用基準をクリアした教師を紹介する |
| トラブル対応 |
なし |
あり |
| 受験情報 |
自分で収集する必要がある |
豊富な知識とデータを持っていることがある |
| 料金総額 |
指導料以外に必須の費用がないことが多く、総額が安くなりやすい |
指導料以外に管理費や入会金等が発生する分、総額が個人契約よりも高くなりやすい |
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2. あなたはどっち?ご家庭のタイプ別おすすめ診断
①個人契約がおすすめなご家庭
・良い教師を見極める目に自信がある
・料金を優先したい(できるだけ安くしたい)
・トラブル回避のために、事前に細かい取り決め(契約書の作成)ができる
・万一トラブルになった際は、自己解決できる
個人契約の最大の難点は「トラブルが起きた際の対応を自分で行わなければならないこと」です。
・生徒様の成績が上がらない
・教師が頻繁に遅刻や当日キャンセルをする
・教師と生徒様の相性がよくないので、教師を変更したい
などのトラブル・困りごとにも、全てご家庭様で対応する必要があります。
そのため、教師に要望を明確に伝えることができ、契約内容や指導内容などをしっかり自己管理できるご家庭様は、個人契約に向いていると言えるでしょう。
②家庭教師センターがおすすめなご家庭
・生徒様に合う教師探しを任せたい
・受験のプロによる最新の受験情報等のフォローもしてほしい
・料金の安さよりも手厚いサポートを優先したい
・トラブル防止の対策や、万一のトラブル対応はセンターに任せたい
家庭教師センターでは、教師探しからトラブルまで、ご家庭様と教師間でのやり取りについてはセンターが責任をもって仲介・対応にあたります。
また、高い実績や規模を誇る大手家庭教師センターであれば、豊富な知識や受験データ、指導ノウハウを持っており、その点は個人契約との大きな差があります。
センターからのサポートがある安心感を重視したいご家庭様は、家庭教師センターの方が向いているでしょう。
3. 個人契約は安い?個人契約と家庭教師センターの料金比較
家庭教師の指導料金相場(1時間当たり)と、そのほかに発生する料金をご紹介します。
①個人契約の料金相場と内訳
| 受験 | 受験以外 | |
| 小学生 |
4,000〜6,500円 |
3,000〜5,000円 |
| 中学生 |
3,000〜6,000円 |
3,000〜5,000円 |
| 高校生 |
4,500〜7,500円 |
3,000〜5,000円 |
指導料以外には、以下のような料金が発生する場合があります。(指導料に含まれているケースもあります。)
| 教材費 |
0〜10,000円(手持ちの参考書を使用する場合は無し) |
| 交通費 |
実費(オンライン指導の場合はなし) |
| マッチング料 |
マッチングサイトを使用した場合に発生する可能性あり |
②家庭教師センターの料金相場と内訳
| 受験 | 受験以外 | |
| 小学生 |
3,500〜6,500円 |
3,000〜6,000円 |
| 中学生 |
3,000〜6,500円 |
3,000〜6,000円 |
| 高校生 |
5,000〜8,500円 |
3,000〜6,000円 |
指導料以外には、以下のような料金が発生する場合があります。(指導料に含まれているケースもあります。)
| 教材費 |
0〜10,000円(手持ちの参考書を使用する場合は無し) |
| 交通費 |
実費(オンライン指導の場合はなし) |
| 入会金 |
20,000円前後 |
| 管理費 |
月3,000~10,000円程度 |
③料金だけで選ぶと危険!注意すべきポイント
上記のように、一般的には、家庭教師センターに依頼するよりも個人契約で探した方が総額は安くなります。
一方で、家庭教師センターは、料金が高くなる分、教師の質やトラブル時のフォロー体制、豊富な受験情報やノウハウの提供などのサポート体制が整っています。
そのため、家庭教師を探す際は、単純に料金だけで選ばないことが重要です。家庭教師をつける目的や経済的事情と相談して、生徒様やご家庭様にとって必要なサービス内容と納得できる料金になっているかを踏まえて、依頼先を検討するとよいでしょう。
4. 【柔軟さが魅力】個人契約のメリット・注意点
①個人契約のメリット
(1)気に入った教師を指名制で依頼できる
家庭教師センターの場合は、センターのスタッフがご家庭様からの要望をもとに、条件にあった教師を探します。 一方で個人契約の場合は、ご家庭様から教師に直接依頼するため、特に気に入った教師が見つかった場合は、教師に対しての納得度が高まりやすいと言えます。
また、教師とご家庭様との間に仲介を設けないため、長く続けているうちに強い信頼が形成され、家族のような関係を築く例もあります。
(2)教師と直接やり取りできるので、柔軟に日程調整しやすい
家庭教師センターの場合、依頼してから教師が紹介されるまで、約2週間程度かかることがあります。一方、個人契約では、教師との都合さえ合えば契約したその日から来てもらえるなど、早く指導開始できることもあります。
また、
・定期テスト前だから今だけ週2回にしたい
・今週は旅行に行くから休みにしたい
というように予定を変更したい場合も、家庭教師センターを通さずすぐに教師と調整ができます。ただし、家庭教師センターでも、教師と直接日程調整できるシステムになっていることが多く、日程調整の柔軟さについては大きく変わらない場合もあります。
②個人契約の注意点
(1)教師の質が担保されていない
家庭教師センターと違い、個人契約の場合は教師の採用選抜や学力テストを行う第三者がいません。そのため初回の指導の際に、ご家庭様が教師の質をしっかり見極める必要があります。
しかし「初めて家庭教師をつけるご家庭様が、出会ったばかりの家庭教師の指導力や人間性を見極める」のは難易度が高いでしょう。
また、途中で「この教師は合わないな」と感じた時には、ご家庭様が再度一から教師を探し直す必要があります。談三者に、教師を変更すべきかや、次はどういう教師を選んだほうがよいかの相談ができないため、教師変更の手間もかかる可能性があります。
(2)受験や模試の業界情報を、ご家庭で収集しなければいけないことがある
家庭教師センターは受験勉強のスケジュールや志望校への対策方法など最新の受験情報を持っていたり、長年培ってきた合格へのメソッドを持っていたりします。一方、個人契約の場合は、依頼した教師次第です。教師が情報を持っていない場合は、生徒様や保護者様ご自身で受験に関する業界情報を収集する必要があります。
受験においては、最新の入試傾向や学校の出題傾向を掴むことが重要となるため、多くの受験情報を持つ家庭教師センターの方が有利かもしれません。
(3)トラブルが起きた時の保証がない
家庭教師契約において、よくある困りごと・トラブルとして、
・成績がのびない
・教師がよく遅刻や当日キャンセルする
・教師と生徒様の相性がよくない
・契約時と料金が異なる
・個人情報の漏洩
などがあります。
このような問題が起きた時に、家庭教師センターのように仲介する人がいないため、教師変更など含めたトラブルの対応を、全てご家庭様で行わなければなりません。この点は、個人契約の最大の注意点です。
5. 【サポートが魅力】家庭教師センターのメリット・注意点
①家庭教師センターのメリット
(1)各センターの基準で選抜された質の高い教師
家庭教師センターでは、面接や研修を設けることで一定の教師の質が担保される仕組みになっています。家庭教師に対して独自の指導ノウハウを提供しているセンターもあります。
過去に多くの教師を見てきたノウハウや経験をもとに、面接官が
・生徒様のために責任を持って指導を行えるか
・生徒様の状況を的確に見抜く力があるか
などを判断しています。
また、家庭教師センターでは、万が一生徒様と教師の相性が合わなかった場合に教師変更ができるようにシステムが整えられていることが多いです。そのため、相性が合わなくても個人契約ほど大きなリスクはありません。
(2)受験のプロによる情報提供と学習サポート
前述のように、家庭教師センターは長年培ってきた合格までのメソッドや、それぞれの受験校への対策方法などの情報を持っています。
そのため、
・志望校に特化した対策をお願いしたい
・今通っている進学塾のフォローアップをお願いしたい
・受験までの学習計画を提案してほしい
など、様々な相談が可能です。
(3)トラブル防止の体制と、万一のトラブルの場合のサポート
家庭教師センターでは、契約の前に相談の機会や体験授業などを設けている所が多く、契約前にしっかり時間をとることで、トラブルを未然に防ぐ体制を整えています。
また、万が一教師とご家庭様の間でトラブルが生じた場合は責任をもって仲介し、教師の変更などの対応にあたります。
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6. 契約前に知っておきたい!家庭教師のトラブル
ここで、家庭教師とのトラブルの事例をご紹介します。家庭教師を検討する際に発生しやすいトラブルを事前に知り、回避できるようしっかりと確認や準備をしておきましょう。
①ケース1:指導内容・性格など、教師との相性が悪い
最も多い困りごととして「教師との相性が合わない」ということが挙げられます。 指導の内容や方法が合わないだけでなく、挨拶・言葉遣い・声掛けなどのコミュニケーションや性格の面で合わないと感じるケースもあります。
②ケース2:教師が無断欠勤や遅刻をする
教師が無断で指導を休む、または遅刻するといった事例もあります。 注意しても繰り返す、連絡をしない、反省していない態度をとる、等の教師の態度によって改善が見られないと、さらに大きなトラブルに発展してしまうこともあります。
家庭教師センターでは代わりの教師をすぐに派遣できる場合もありますが、個人契約ではそれが難しいため、新しい教師が見つかるまで一定期間、生徒様が指導を受けられない期間が できてしまう可能性があります。
③ケース3:成績があがらない
「家庭教師に教えてもらって結構経つけれど、全然成績が上がっていない」という事例もあります。この場合は、「教師の質が悪い」または「教師との相性が悪い」ことが大きな要因になっている場合が多いです。
・教師にそもそもの指導力がなく、生徒様の質問に答えられない
・教師が生徒様と信頼関係を築けておらず、指導の雰囲気が悪い(生徒様が前向きに学習に取り組めない)
などの理由で、結果的に成績が伸びないというケースがあります。
④ケース4:教師の身分偽装
「教師のプロフィールには『東京大学在籍』と記述があったのに、実際は全然違った」といった、プロフィールと実際が異なる「身分偽装」されていたというトラブルがあります。 これは特に個人契約で起こりやすいトラブルですが、家庭教師センターであっても、面接や身元確認をしっかりしていない場合は起こりえます。身分保証の制度があるか、事前に確認をしておくとよいでしょう。
⑤ケース5:教師を変更したいのにできない
上記のようなトラブルが発生した場合には、教師の変更が必要になるでしょう。その際、簡単に教師の変更ができない、というトラブル事例もあります。
個人契約では仲介するスタッフがいないため、直接教師と交渉することでトラブルに発展してしまったり、家庭教師センターでも変更の際に別料金が発生したりするケースもあります。 解約や変更を希望する際のルールを、事前に確認しておく必要があります。
⑥トラブルを避けるには?
(1)【個人契約の場合】契約書をつくろう
個人契約でこのようなトラブルを回避するためには、口頭での約束ではなく、事前に契約書を作成することが重要です。
契約時に提示された料金以外の費用が発生しないか、解約の際の違約金等がないか、欠勤やキャンセル時の対応など、書面で残しておくことでトラブル防止にもなりますし、万が一トラブルになった際にも有効です。
また、学生証や卒業証書等を提示してもらうことで、身分偽装されていないかも事前に必ず確認しましょう。
(2)【家庭教師センターの場合】センターのルールをよく確認しよう
あらかじめ家庭教師センターのことをよく調べ、料金システムや教師変更の制度など、センターのルールを確認し、契約前に納得がいくまで話し合っておくことが大切です。
また、家庭教師センターが実際に教師を紹介する際に、教師の詳細情報をご家庭様にきちんと共有する体制を取っているか、複数人を紹介してミスマッチを防ぐ対策をしているか、なども確認すると良いでしょう。
家庭教師におけるトラブルと回避方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
7. 【実践編】家庭教師の探し方・見つけ方
①個人契約の見つけ方
(1)個人契約の家庭教師マッチングサイトで見つける
家庭教師の個人契約サイトから選ぶ方法があります。
「それって家庭教師センターじゃないの?」という疑問をもたれるかもしれませんが、少し違います。
個人契約のサイトはあくまでも登録サービスを提供しているだけなので、仲介手数料がかかることがありません。イメージとしては、家庭教師をしたい教師の掲示板のようなものです。
教師の簡単なプロフィール(学歴や希望時給、勤務地、指導科目など)から好きな教師を選んで依頼をする、という方法になります。
ただし、契約が成立した場合にマッチング料を請求されることもありますので、詳しい規定については各サービスごとに確認が必要です。
(2)知り合いに紹介してもらう
知り合いや親戚の大学生、近所の人などから紹介された家庭教師と直接交渉し、契約をする方法です。時給や支払い方法、契約に関する詳細などは全て双方の話し合いなどで決めることになるので、自由度は高い分、お互いの信頼感はますます重要になるでしょう。
②家庭教師センターの見つけ方
(1)家庭教師センターの公式サイトや比較サイトを見比べる
家庭教師センターは、教師は家庭教師センターと雇用契約や業務委託契約を結び、ご家庭様も家庭教師センターと指導契約を結ぶ、仲介役の形になります。
家庭教師会社を探す生徒様や保護者様のための、比較サイトや掲示板が多く存在します。そのようなサイトでレビューや口コミ評価がきちんとあればあるほど、信頼できるセンターと言えます。
そのほかには、インターエデュなど、教育や学習についての掲示板サイトも参考にできるでしょう。
(2)知り合いに紹介してもらう
信頼できる知人からおすすめの家庭教師センターを紹介してもらう方法も、事前情報がある分安心して始めることができます。しかし、知人にとっては良いセンターだったとしても、必ずしも生徒様とも合うとは言えません。やはり、どのようなシステムでどのような教師を紹介してもらえるセンターなのか、必ずご自身で確認することが大切です。
(3)良いセンターを見極めるポイントは?
家庭教師センターの中には、残念ながら悪徳業者も存在します。例えば、以下のような例があります。
・高額な教材を販売する
・半年や1年などの契約金を一括に払わせ、中途解約できないようにする
・初期に契約した内容とは違う指導料や教師を派遣してくる
上記のような悪徳業者に引っかからないためにも、次のポイントを確認しましょう。
・料金設定が明確に提示されているか
・体験授業が受けられるか(正式契約前に教師との相性を確認できるか)
・教師変更が柔軟にできるか
・解約方法がわかりやすいか
どんなに指導力の高い家庭教師であっても、生徒様との相性が何より重要です。もし合わなかった時のためにも、体験授業や教師変更が柔軟にできる家庭教師センターを選ぶと安心でしょう。
良い家庭教師センターの選び方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ:家庭教師選びは「目的」と「安心」のバランスが重要
家庭教師の個人契約と家庭教師センターとの違いや、それぞれのメリット・デメリット、よくあるトラブルと注意点、家庭教師の探し方などについて解説しました。
家庭教師は「とりあえず」で選んでしまうのではなく、トラブルがあった際のリスクヘッジも考えながら慎重に選ぶことが大切です。
本記事が生徒様と保護者様にとって、最適な家庭教師を選択をするための参考になりましたら幸いです。家庭教師選びで迷ったら、お気軽に東大家庭教師友の会にご相談ください。
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