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【東大生解説】中高一貫校生のための効果的な勉強法

【東大生解説】中高一貫校生のための効果的な勉強法

こんなお悩みはございませんか?

中高一貫校の魅力の1つは、6年間という期間を生かした、学校独自の自由なカリキュラムです。

一方で、だからこそ、効果的な勉強法がわからなくて悩まれる保護者様も多いのではないでしょうか。

この記事では、中高一貫校で勉強法がわからなくなる理由や、学年別のおすすめ勉強法、保護者様からできるサポートなどをご紹介します。

この記事を書いた人

山口莉絵

東京大学教育学部の4年生。都内の中高一貫校出身で、現在は教育心理学・臨床心理学を専攻している。

大学入学後は不登校支援のNPOに勤めているほか、地方の中高生を支援するサークルで活動しており、高校生を中心に、さまざまな学生の進学支援に関わっている。

目次

1. 中高一貫校で勉強に苦戦する生徒によくある行動
・①部活などに打ち込んでいる
・②宿題に手をつけない

2. なぜ勉強法がわからなくなってしまうのか
・①受験がなく、中だるみしやすい
・②人間関係などに変化が少ない
・③進度が早く、日々の勉強で手一杯になる

3. 中高一貫校での勉強のキホン
・①宿題と復習に優先的に取り組む
・②わからないところは、積極的に先生に聞く
・③できるだけ「学校で宿題を終わらせる」という気持ちを持つ

4. 学年別のおすすめ勉強法
・①中学1年生
・②中学2年生
・③中学3年生
・④高校1年生
・⑤高校2年生
・⑥高校3年生

5. 保護者はどのように中高一貫校での勉強をサポートするべきか
・①子どもの自主的な学習を促す方法は?
・②スマートフォンやゲームとの付き合い方は?
・③家庭内の学習環境の整備方法は?
・④塾や家庭教師などの上手な活用方法は?
・⑤親子では勉強についてどのようなコミュニケーションをとるべき?
・⑥子どもの勉強状況を、親はどう把握すればよい?

まとめ

 

 

1. 中高一貫校で勉強に苦戦する生徒によくある行動

中高一貫校の多くは「先取り学習」を取り入れており、授業の進度が早い傾向にあります。

そのため、学習時間が十分に取れていないと、勉強に苦戦してしまうこともあります。

ここでは、勉強に苦戦する生徒様によくある行動の特徴を、2つご紹介します。

 

①部活などに打ち込んでいる

1つめの特徴は、「部活などに打ち込んでいる」ことです。

部活や生徒会活動、習い事など、授業以外の活動に打ち込んでいる場合、十分な睡眠時間が取れずに、授業中に眠くなったり集中が切れたりしてしまうことがあります。

中高一貫校の授業はテンポが速いため、集中して授業を受けることは大切です。

また、家庭学習の時間も取りづらくなるでしょう。

したがって、部活と学業を両立するためには、より一層、授業中の集中力を高める必要があります。

 

②宿題に手をつけない

2つめの特徴は、「宿題に手をつけない」ことです。

中高一貫校の授業は、ある程度の家庭学習を前提としたカリキュラムになっていることも多いです。

そして、「家庭学習で何をやるべきか」のガイドとなるのが宿題です。

そのため、宿題に手をつけていない場合、授業を受けるための学習が不十分となってしまっている場合があります。

とりわけ、「アクティブラーニング」「反転授業」などを取り入れている学校では、基礎知識を家庭学習で身につける形になっているため、

宿題をこなしていないと教科の基礎から習得できていないことがあります。

 

2. なぜ勉強法がわからなくなってしまうのか

中高一貫校では、通常の中学・高校に比べ、メリハリが少ない傾向にあります。

そのため、一度勉強しない習慣がついてしまうと、変えるきっかけがつかみづらくなります。

そのため、中高一貫校は、「勉強法がわからなくなりやすい環境」であるとも言えます。

ここでは、勉強法がわからなくなってしまう理由を、3つご紹介します。

 

①受験がなく、中だるみしやすい

1つめの理由は、「受験がなく、中だるみしやすい」ことです。

中高一貫校では、一般的には高校受験がありません。一度入学したあと、大学受験間際になるまで自分の成績を顧みない……ということもあります。

受験というプレッシャーから解放されることにはメリットもありますが、モチベーションを維持しづらくなるのも事実です。

 

②人間関係などに変化が少ない

2つめの理由は、「人間関係などに変化が少ない」ことです。

受験がないだけでなく、学校の方針によっては、クラスや先生も進路選択までの数年間、あまり変わらないという場合もあります。

特に気をつけるべき点は、そのことによって、周りからの印象が固定されてしまうことです。

「勉強が苦手なキャラ」「英語が苦手なキャラ」「理数系が苦手なキャラ」などの印象が固まってしまうと、自分自身もそのキャラに沿うように振る舞ってしまうことがあります。

そのことで、勉強を頑張るモチベーションが下がってしまいます。

 

③進度が早く、日々の勉強で手一杯になる

3つめの理由は、「進度が早く、日々の勉強で手一杯になる」ことです。

授業の進度が早く、日々の勉強で手一杯になってしまっている場合、新しい勉強方法を模索するのが難しいことがあります。

その結果、普段の勉強習慣が固定化されやすくなります。

今の学習スタイルが自分に合ってないと感じた場合は、長期休みなどのタイミングで学習習慣をリセットし、立て直していく必要があります。

 

3. 中高一貫校での勉強のキホン

テンポの速い中高一貫校の授業にしっかりついていくためには、勉強方法に工夫が必要です。ここでは、中高一貫校での勉強の基本となるポイントを、3つご紹介します。

 

①宿題と復習に優先的に取り組む

1つめのポイントは、「宿題と復習に優先的に取り組む」ことです。

最も優先すべきは、宿題や小テストの勉強です。

中高一貫校では、学校ごとに独自のカリキュラムで授業が進んでいくことが多いです。

そして宿題や小テストは、そのカリキュラムをこなすのに必要な実力がつくように出されています

予習が重要な授業であれば予習が重点的に宿題として出されますし、復習が重要な授業であれば、復習を中心とした宿題になります。

まずは宿題にしっかり取り組みましょう。

その上で余力があれば、復習をしておくと良いでしょう。

授業のノートを見返すだけでも、内容が記憶に定着しやすくなります。

さらに、授業中にあまり理解できなかった部分をおさらいしておくと、余裕を持って授業に臨むことができます。

 

②わからないところは、積極的に先生に聞く

2つめのポイントは、「わからないところは、積極的に先生に聞く」ことです。

中高一貫校は、校風やカリキュラムの自由度が高いことから、先生も自分なりの理念やこだわりを強く持って指導に臨んでいる人が多いです。

そのため、授業に関しての質問には快く答える先生が多い傾向にあります。

授業のテンポが速いため、わからないところをそのままにしておくのはリスキーです。

少しでも疑問が浮かんだら、すぐに先生に聞いてみましょう

 

③できるだけ「学校で宿題を終わらせる」という気持ちを持つ

3つめのポイントは、「できるだけ『学校で宿題を終わらせる』という気持ちを持つ」ことです。

校風によってある程度差異はありますが、中高一貫校は、比較的学習しやすい環境であることが多いです。

休み時間や放課後のスキマ時間を活用し、できそうな宿題は終わらせておくと良いでしょう。

わからないところがあれば周囲の友人や先生にすぐに聞けるため、効率よく学習習慣を作ることができます。

また、「学校で宿題を終わらせるつもりになる」ことで、授業中の集中力もアップします。

効率よく勉強することができれば、自由時間を部活や趣味に存分に使うことができ、生活にメリハリもつきます

勉強以外のことにも思いきって取り組めるのは中高一貫校の大きな魅力ですから、それを活用しましょう。

 

4. 学年別のおすすめ勉強法

次は、実際に各学年の勉強でどのように学習を進めていくと良いかを確認しましょう。

中学1年生から、高校3年生まで、学年別にポイントをご紹介します。

 

①中学1年生

中学1年生は、小学校との環境の大きな変化に戸惑う時期です。

この時期に「中学校は楽しい」と思えるかどうかは、とても重要です。

このことを踏まえ、勉強をするときは、以下を意識すると良いでしょう。

(1)無理をしない

最優先は、無理をしないことです。心身の疲れをきちんと癒しましょう。

無理をして、学校に行くのが楽しくなくなってしまっては、元も子もありません。

(2)宿題と小テストの勉強にしっかり取り組む

この頃から宿題と小テストをおろそかにしないことで、基礎的な勉強のルーティーンを構築することができます。

特に中学1年生の夏前までは授業の進度がそこまで速くないため、丁寧に取り組めば良い成績を取ることができ、好循環を作れます。

(3)苦手教科はすぐに先生に相談する

もしこの時点で苦手な教科があった場合は、すぐに先生に相談するなどの対応をとると良いでしょう。

特に英語や数学といった教科においては、中学1年生で学ぶ内容が、その後の大学受験までの基礎になります。今の時点できちんと理解を積み上げることが大切です。

 

②中学2年生

中学2年生は、中学1年生と比べてかなり学校に慣れてくる時期です。

その分、中だるみが出てきたり、勉強についていきにくくなったり、人間関係のトラブルが出てきたりと、悩むことも増えてきます。

そこで、勉強法としては、以下を意識してみましょう。

(1)自分なりの目標を立てる

定期テストや英検など、自分なりの目標を立て、そこに向かって頑張るのがおすすめです。

「少し背伸びすれば届きそうな目標」を立てることを意識すると良いでしょう。

(2)苦手教科ときちんと向き合う

中学2年生は、苦手教科がはっきりしてくる時期でもあります。

もし苦手だと感じる教科があれば、時間をとって1年生から遡っておくと良いです。

動画授業や塾なども活用すると良いでしょう。

(3)得意教科は先取りしてみる

苦手教科よりは優先度は下がりますが、得意教科は少し先取りしてみるのも手です。

学校の授業をより深く理解できるようになり、自信につながります。

 

③中学3年生

中高一貫校と言えど、中学3年生は中学の最高学年であり、部活や委員会、生徒会などの課外活動が忙しくなることが予想されます。

一方で、授業は進度の早さから高校生の範囲に入っていることも多く、気を抜くと授業についていくのが難しくなるでしょう。

そのため、うまく両立していくことを意識した勉強が大切になります。

(1)メリハリをつける

中学3年生は、「授業中や勉強中は集中し、それ以外の時間は思う存分楽しむ」という感覚を養っていく良い機会です。

集中できるルーティーンや環境を探してみましょう。

(2)スキマ時間を活用する

忙しい中で学習の時間をとるには、工夫が必要です。

そこで、スキマ時間を活用することを意識してみましょう。

休み時間にささっと小テストの勉強をしておく、放課後に宿題を終わらせてから帰るなど、ちょっとした工夫を積み重ねることが大切です。

(3)苦手教科はケアをする

引き続き、苦手教科があると感じたら、早めに対応しておくと良いでしょう。

まずは先生に相談しつつ、じっくり腰を据えて勉強すると良いです。

 

④高校1年生

高校1年生は、受験を見据えた各教科の勉強が本格化してくる時期です。

時間割も変化し、理科・社会などのウェイトが大きくなってきます。

少しずつ勉強に力を注ぐ割合を増やしていくと良いでしょう。

(1)英語・数学は、宿題以外にも成績UPのための勉強をする

特に国公立大学の受験を検討している場合、英語と数学は文理を問わず重要です。

中学までは宿題をベースとした学習がメインでしたが、高校1年生からは本格的に授業以外でも勉強をしておくと良いでしょう。

(2)理科・社会・古典・英単語はこまめな復習で知識を定着させる

理科・社会・古典が本格化するのは高校2年生以降ですが、今のうちから知識を定着させておくことで、高校2年生以降がぐんと楽になります。

英単語もまとめて、スキマ時間にこまめに復習しましょう。

(3)現代文は要約の練習が効果的

現代文は重要な教科ですが、他の教科と比べて時間が割きづらい教科でもあります。

そこでおすすめなのが要約です。授業で出題された文章はもちろんのこと、その日見た番組の内容などでも構いません。

誰かに話すつもりで内容を手短にまとめる練習をすると、要点をつかむ訓練になります。

また、進路は少しずつ考え始めると良いでしょう。

学校のシステムにもよりますが、少なくとも文理は高校2年生では決める必要があります。

 

⑤高校2年生

高校2年生では、文理も分かれ、いよいよ受験勉強が始まります。

中高一貫校では先取り学習もあるため、高校2年生時点で高校3年生までの学習内容が終了することも少なくありません。

志望校対策以外の勉強は、高校2年生で終わらせるつもりで臨むと良いでしょう。

(1)文系:英国(数)は高校2年生で仕上げるつもりで学ぶ

中高一貫校であっても進度が遅い可能性があるのが、社会です。

一方、英語・国語・数学では、他に比べて1年分のアドバンテージがあることが多いです。

そのため、文系の場合は、高校2年生で英国(数)を仕上げる心づもりで勉強すると良いでしょう。

(2)理系:数学と理科に集中する

理系にとっては、高校2年生が最も厳しい年と言っても過言ではありません。

場合によっては数IIIと基礎なし理科の両方に取り組む必要があり、学習量も難易度も格段に増えます。

ここで数IIIと理科の苦手をなくすことができれば、非常に有利になります。

(3)メリハリをつけて勉強する

学校によっては、高校2年生で部活は引退と決まっていることがあります。

そのため、高校2年生は部活に熱を入れたくなる年でもあります。

両立のために、これまで以上にメリハリのついた生活を意識しましょう。

 

⑥高校3年生

高校3年生は、受験勉強の仕上げの年です。

人によって時間割が変化したり、受験方法によっては総合型選抜などの対策が必要であったりと、個人での勉強が増えていきます。

そのため、以下のような点に気をつけて勉強をすると良いでしょう。

(1)自分の現在の実力と勉強の目的を把握する

一人ひとりに必要な勉強が異なるため、自分のことを自分でしっかりと把握している必要があります。

先生にも適宜相談しながら取り組みましょう。

(2)似た進路の友人と情報を共有する

可能なら、自分と似た進路の友人と情報を共有しながら受験勉強を進めると良いです。

やる気アップにもつながります。

その他、志望校や使用する教科に合わせて、工夫しながら学習を進めると良いでしょう。

 

5. 保護者はどのように中高一貫校での勉強をサポートするべきか

前の項で解説した通り、中高一貫校での勉強にはたくさんの工夫が必要です。

学習をスムーズにこなすためには、保護者様のサポートが重要になります。

ここでは、保護者様がどのように中高一貫校での勉強をサポートすると良いかを、状況ごとに解説します。

 

①子どもの自主的な学習を促す方法は?

生徒様の自主的な学習を促すためにおすすめの方法は、「生徒様と一緒に、学習のゴールと、毎日のタイムスケジュールを見直す」ことです。

保護者様と一緒にやることで、保護者様と生徒様の両方が、目標や学習状況、学習時間を把握することができます。

また、家全体で学習の雰囲気を作ることができ、間接的に生徒様の学習が促されます。

もし余裕があれば、保護者様も生徒様の自宅学習の時間に一緒に勉強している様子を見せると、さらに生徒様にとって学習する雰囲気を作ることができます。

この場合は「私も〇〇の勉強をするから、お互い頑張ろうね」などと一声かけると、生徒様にとっても勉強しやすい空間になるでしょう。

 

②スマートフォンやゲームとの付き合い方は?

スマートフォンやゲームとは、「ルールを決めて付き合う」ことがおすすめです。

スマートフォンアプリのゲームは、無料でプレイできる時間が限られているものが多いため、意外とメリハリがつけやすいです。

そのため、もし生徒様がスマートフォンアプリのゲームを好むようなら、ゲームの特徴を生徒様に聞きながら、良い付き合い方を話し合うと良いでしょう。

一方、買い切り型のゲームやSNSは、使用時間に制限がないため、際限なく使うことができてしまいます

 

「宿題が終わったら使っていいよ」
「1時間に10分は休み時間として使っていいよ」

 

など、うまくルールを設定することでモチベーションにつなげていきましょう。

もしどうしてもやめられないということであれば、ペアレンタルコントロールを導入するのも一つの手です。

 

③家庭内の学習環境の整備方法は?

家庭内の学習環境を整備するためには、

 

「生徒様にとって集中しやすい場所を把握する」
「余分な刺激を減らす」

 

ことが重要です。

生徒様によって、集中しやすい場所は異なります

リビングが最も集中できるという生徒様もいれば、自室が集中しやすい生徒様も、塾の自習室や図書館が集中しやすい生徒様もいます。

まずはどこが生徒様にとって集中しやすい空間なのかを確認すると良いでしょう。

家では集中しづらい、ということであれば、余分な刺激を減らすと良いでしょう。

頻繁に誰かから話しかけられたり、いろいろなものが目に入る空間であれば、集中しづらくなるのは自然なことです。

たとえば家の中のどこか一箇所だけでも「学習場所」として整理整頓された空間を作り、そこにいる間は周りはできるだけ話しかけないというルールを家全体で作るなどの工夫をすると、家庭での学習効率は上がるでしょう。

また、本を多めに家に置いておくのもおすすめです。なんとなく学習をする空気作りができます。

 

④塾や家庭教師などの上手な活用方法は?

塾や家庭教師は、「通う目的を先に決めて、その目的にフィットした塾・家庭教師を選ぶ」ことと「生徒様と相性の良い塾・家庭教師を選ぶ」ことが重要です。

塾は、大きく分けると「集団塾か個別指導塾か」「進学塾か補習塾か」に分けることができます。

学習内容の先取りが目的なのか、苦手科目のフォローアップが目的なのか、どの程度個人に寄り添った指導をしてほしいのか、などを検討すると良いでしょう。

また、自習室があることが多いのも塾の利点です。

その他には、最近では映像授業を中心とした塾もあります。

塾と比べた家庭教師の利点は、時間に融通が効きやすいことと、特定の人に長期間担当してもらいやすいことです。

また条件にこだわりがある場合も、家庭教師の方が対応しやすいです。

たとえば「同じ学校出身の人がいい」「志望校の大学に通っている人がいい」といった希望から、「メンタルケアも担ってくれる人がいい」といった希望まで、さまざまな条件で募集ができます。

 

⑤親子では勉強についてどのようなコミュニケーションをとるべき?

親子間での勉強に関するコミュニケーションでもっとも重要なのは「話しやすい空気・きっかけを作る」ことです。

中高一貫校は、カリキュラムや受験対策が比較的しっかりしていることが多く、学習が順調な場合は、ある程度学校側に任せっきりでも問題ないでしょう。

一方で、進度は早いため、授業についていけなくなるリスクは他の学校よりも高いです。

さらには自主性を尊重する校風であったりすると、一度ついていけなくなった後のリカバリーが難しいことがあります。

親子間のコミュニケーションが特に重要になってくるのは、こちらのパターンのときです。

そのため、話しやすい空気づくりがもっとも大切になります。

テストの点数が思うように伸びないときなどは、叱らず、状況を聞き出すのが良いでしょう。

「今は授業ではどんなことをやってるの?」などと、内容そのものについて聞いてみるのも有効です。

 

⑥子どもの勉強状況を、親はどう把握すればよい?

生徒様の勉強状況を把握するためには、保護者様自身が「生徒様の学習内容に関心を持つ」ことが大切です。

私自身もバイトやサークルでさまざまな生徒様とお話をしてきましたが、「最近調子はどう?」と聞いても、基本的には「問題ないです」「ちょっと疲れてます」などの抽象度の高い回答が返ってきます

(もちろん、その質問自体も「生徒様が今最も気になっていること」を把握するためにはとても重要です)。

一方で、「今週は学校ではどんなことやったの?」と聞くと、とても具体的な学習の様子を伝えてくださいます。

また、そのときは、話の中身に興味があることをできる限り示しながら聞くと、徐々に「これが難しかった」「こんないいことがあった」など、学習の状況がわかる内容を話してくださいます。

その場でアドバイスをするよりも、「そうなんだ、面白そうなことやってるね」などの相槌の方が話しやすく感じるようです。

しかし、反抗期などの関係もあり、親子で直接対話をすることが難しい場合もあります。

そのときは、もし個別指導塾や家庭教師を活用しているようであれば、教師に様子をこまめに伝えてもらえるように聞いてみるのが良いでしょう。

 

まとめ|中高一貫校での勉強は、うまく周りに頼ることが重要

この記事では、中高一貫校での効果的な勉強法をご紹介しました。

中高一貫校はカリキュラムが整備されている分、授業についていきにくくなることもあります。

保護者様や担任の先生をはじめとして、生徒様がいろいろな人を頼れる環境を作っておくことで、苦手科目が固定化することを未然に防げるでしょう。

そのためには、親子間でのコミュニケーションや、学習について話しやすい雰囲気づくりが重要です。

目的に応じて、塾や家庭教師を活用するのも選択肢の1つでしょう。

▼当会では、中高一貫校生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

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