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1. 大学受験で勉強しない・やる気が出ないのはなぜ?
大学受験で勉強しない理由は、生徒様によって異なります。
一見すると「遊びを優先している」「やる気がない」ように見えても、実際には受験への不安や焦り、勉強の進め方への迷いなどが引き金になっているケースが多く見られます。
まずは、大学受験で勉強に向き合えなくなる代表的な原因を確認しましょう。
①不安やプレッシャーで手が止まっている
大学受験を真剣に考えている生徒様ほど、受験への不安やプレッシャーを強く感じやすい傾向があります。
例えば、以下のような不安です。
・志望校に合格できるか不安
・模試の判定や成績が伸び悩んでいる
・周囲より受験勉強が遅れている気がする
・今から始めても間に合うのか心配
不安が大きくなると、勉強しなければならないと分かっていても、目の前の学習に集中できなくなることがあります。
このような状態は、受験を軽く考えているから起こるわけではありません。合格したいという気持ちが強いからこそ、不安が大きくなり、行動に移せなくなる場合もあります。
②何から始めればよいか分からない
「勉強しなければならない」と思っていても、具体的に何をすればよいか決まっていないと、行動に移すことは難しくなります。
特に大学受験では、教科数や教材、入試方式が多いため、次のような迷いが生じやすくなります。
・どの教科を優先すべきか分からない
・基礎固めから問題演習へ進むタイミングが分からない
・参考書や問題集の選び方が分からない
・志望大学に合わせた対策の進め方が分からない
この場合、不足しているのは「やる気」ではなく、「取り組むべきことの整理」かもしれません。
やるべきことが明確になっていない状態では、机に向かっても「何から始めよう」と迷ってしまい、結果的に勉強できない状態につながります。
③志望校や勉強する目的を見失っている
「なぜ自分はこんなにつらい思いをして勉強しているのだろう」と疑問を感じると、学習に向かうエネルギーは一気に失われてしまいます。
周囲に勧められるがままに決めた志望校であったり、偏差値だけを基準に目標を設定した場合は、途中で勉強する意味を見失いがちです。
大学受験は長期間にわたる取り組みだからこそ、「なぜその大学を目指すのか」という自分なりの納得感が大切です。
「大学で何を学びたいか」
「どのような環境で大学生活を送りたいか」
「将来どのようなことに挑戦したいか」
こうした目標が少しでも見えると、つらい受験勉強を続ける支えになります。
④スマホなどの誘惑で勉強に集中できない
スマホは、情報収集やオンライン学習など大学受験にも役立つ便利なツールです。
一方で、動画やSNS、ゲームなどの誘惑が多く、勉強の集中を途切れさせる大きな要因にもなります。
特に、受験への不安やプレッシャーを感じているときは、ストレスから逃れるための気分転換としてスマホを手に取り、そのまま長時間使ってしまうこともあります。
この場合、必要なのは「もっと強い意志を持つこと」だけではありません。勉強中はスマホを別の部屋に置くなど、集中を妨げない環境を工夫して整えることが解決への近道です。
2. 「大学受験をやめたい」「不安でたまらない」ときの気持ちの整え方
受験勉強を続けていると、「もうやめたい」「プレッシャーで苦しい」と感じる時期があります。
そのようなときに、無理に前向きになろうとする必要はありません。まずは、頭の中にある不安を整理し、一人で抱え込まないことが大切です。
①不安や悩みを紙に書き出して気持ちを整理する
不安や焦りは、頭の中だけで考えていると、さまざまな悩みが重なり、必要以上に大きく感じてしまうことがあります。
そんなときは、今感じている焦りや「やめたい」という素直な気持ちを紙やノートにそのまま書き出してみましょう。
頭の中のモヤモヤを言語化して視覚的に外へ出すことで、状況を客観的に把握しやすくなります。
【気持ちの書き出し・整理の例】
・心配していること:「不合格になったらどうしよう」
・客観的な事実:「前回の模試はC判定だった」
・今日できる小さなこと:「英語の解き直しを1ページだけ行う」
すべての不安を一度に解消しようとする必要はありません。書き出した内容の中から、「今日、自分で取り組める小さなこと」を一つ選ぶことで、次の一歩を踏み出すきっかけになります。
②「やる気が出ない」「やめたい」と感じる自分を責めない
勉強できなかった日に、「自分は意志が弱い」「受験に向いていない」と自分を責め続けると、気持ちがさらに落ち込み、次の行動を起こしにくくなってしまいます。大切なのは、「反省」と「自己否定」を分けて考えることです。
「今日は勉強できなかった。明日は何なら始められるだろう」
というように、できなかったことだけを見るのではなく、次の行動を考えることが再スタートにつながります。
例えば、「数学を2時間勉強する」という予定が難しかった場合は、「例題を1問だけ確認する」「5分だけ机に向かう」など、始めるハードルを下げてみましょう。
自分を責めないことは、何もしなくてよいという意味ではありません。次の一歩を踏み出すために、自分に合った進め方を見つけることが大切です。
③一人で抱え込まず信頼できる人に相談する
受験の不安は、一人で抱え込んでいるとどんどん大きく膨らんでしまいます。
ご家族や学校の先生、塾や家庭教師の先生、年齢の近い先輩など、信頼できる人に「今、こんなことに迷っている」と相談してみましょう。
自分の気持ちを誰かに話すことで、悩みを整理しやすくなります。また、客観的な意見を聞くことで、今の状況を見直し、具体的な解決方法を考えるきっかけにもなります。
3. 大学受験で勉強しない状態から勉強を再開する4ステップ
勉強を再開するときは、最初から以前と同じ学習量に戻す必要はありません。
大切なのは、小さな行動を積み重ねながら、「勉強する習慣」を少しずつ取り戻すことです。
ここでは、今日から始められる4つのステップをご紹介します。
【ステップ1】まずは「5分だけ」勉強を始める
勉強は、始める前が最も負担に感じやすいものです。「やる気が出たら始めよう」と待つのではなく、「まず5分だけ机に向かう」と決めて、教材を開いてみましょう。
5分で終わっても構いません。まずは「机に向かった」「教材を開いた」という行動を積み重ねることが、学習習慣を取り戻す第一歩になります。
【ステップ2】課題を小さく分けて取り組む
「参考書を1冊終わらせる」「過去問を1年分解く」といった大きな目標は、取り組む前から負担に感じてしまうことがあります。「今日やる1ページ」「目の前の1問」というように、課題を最小単位まで区切って取り組みましょう。
・英語長文は第1段落だけ読む
・数学は例題を1問だけ解く
・模試は大問1つだけ解き直す
「ここまで終わったら一区切り」と終わりを決めておくと、取り組みやすくなります。小さな達成感を積み重ねることが、「もう少し続けよう」という気持ちにつながります。
【ステップ3】スマホなど集中を妨げる誘惑を遠ざける
スマホは受験勉強にも役立つ一方で、動画やSNSなどに気を取られ、集中を妨げる原因にもなります。勉強中は、意志の強さだけに頼るのではなく、集中しやすい環境を整えることが大切です。
・スマホを別室に置く
・家族に短時間だけ預ける
・勉強中は通知をオフ(集中モード)にする
・机の上には必要な教材だけを置く
最初から長時間我慢しようとせず、「勉強する30分間だけ手元から遠ざける」など、無理なく続けられるルールから始めてみましょう。
【ステップ4】勉強する時間と場所を決めて習慣化する
学習を習慣化するには、「時間が空いたら勉強する」のではなく、「いつ・どこで・何をするか」をあらかじめ決めておくことが効果的です。
「学校の帰りに図書館で1時間、数学の問題集を解く」
「夕食後の30分はリビングで英単語を確認する」
というように、時間・場所・取り組む内容をセットで決めておきましょう。
毎日の生活の流れに勉強時間を組み込むことで、無理なく学習を続けやすくなります。
4. 大学受験で勉強しない生徒様への保護者様の関わり方
保護者様が心配になるのは、生徒様の将来を思う気持ちがあるからでしょう。
しかし、不安のあまり勉強を強く促してしまうと、生徒様は「自分の苦しみを理解してもらえない」「責められている」と感じ、受験について話しにくくなってしまうことがあります。保護者様は、勉強の進捗を直接管理するよりも、生徒様が安心して勉強に向き合える環境づくりに徹することが大切です。
①避けたい声かけと前向きな声かけの例
声かけでは、結果や他人との比較ではなく、生徒様の気持ちや取り組もうとしている姿勢に目を向けることが大切です。
| 状況 | NGな声かけ | OKな声かけ |
| 勉強に着手できないとき | 「いつになったら勉強するの!」 | 「今、一番困っていることは何?」 |
| 焦りや不安が強いとき | 「そのままだと落ちるよ」 | 「今日は何なら取り組めそう?」 |
| 他人と比べてしまうとき | 「みんなはもっと勉強しているよ」 | 「自分のペースで一歩ずつ進めば大丈夫」 |
| スマホが気になって集中できないとき | 「スマホばかり見ているからダメなのよ」 | 「勉強する時間だけ、スマホを別の部屋に置いてみる?」 |
生徒様が話し始めたら、すぐに解決策やアドバイスを伝えるのではなく、まずは最後まで話を聞くことを心がけましょう。
そのうえで、
「最近、受験のことで気になっていることはある?」
「相談したいことがあれば、いつでも話してね。」
「必要なときは協力するから、遠慮なく言ってね。」
と伝えることで、生徒様は「困ったときには頼れる」という安心感を得やすくなります。
②安心感を与える見守りのポイント
家庭は、勉強の成果を評価される場所ではなく、ありのままの自分を受け入れてもらえる安全な居場所であることが重要です。
勉強時間や進捗ばかりに意識を向けるのではなく、
・十分に睡眠が取れているか
・三食しっかり食べているか
・表情や会話に変化がないか
・疲れが溜まっていないか
といった生活全体の様子にも目を配りましょう。
また、生徒様が「今は一人で考えたい」という様子を見せた場合は、無理に踏み込まず見守ることも大切です。出願手続きや体調管理など、環境面でのサポートに徹することで、生徒様は受験に向き合う力を保ちやすくなります。
③家庭だけで抱え込まず「第三者」の力を借りる
親子だけで受験の話を続けていると、保護者様は「将来を思って伝えている」、生徒様は「責められている」と受け止め、お互いの気持ちがすれ違ってしまうことがあります。
そのようなときは、家庭だけで解決しようとせず、学校の先生や塾、家庭教師など、信頼できる第三者に相談することも大切です。
第三者が入ることで、現在の学力や課題、志望校に向けて優先して取り組むべき内容、現実的な学習計画などを客観的に整理しやすくなります。
保護者様は生活面や精神面を支え、学習計画や受験指導は学校や塾、家庭教師などに相談するというように役割を分担することで、生徒様も安心して受験勉強に取り組みやすくなります。また、保護者様の負担を軽減することにもつながります。
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5. 東大家庭教師友の会だからできる、勉強しない大学受験生への個別サポート
勉強しない状態から抜け出すには、生徒様一人で頑張るだけでなく、状況に応じて周囲の力を借りることも大切です。
東大家庭教師友の会では、生徒様一人ひとりの状況に合わせて、学習の再開から志望校合格まで継続的にサポートしています。
①年齢の近い難関大生教師が不安や悩みに寄り添う
当会には、現役東大生をはじめ、早慶・医学部などに在籍する難関大生教師が多数在籍しています。
大学受験を経験してから間もない教師だからこそ、模試の結果に一喜一憂したことや、勉強の進め方に悩んだこと、部活動との両立に苦労したことなど、受験期ならではの不安や葛藤を身近な経験として理解しています。
そのため、勉強を始められない理由やつまずいている原因を生徒様と一緒に整理し、一人ひとりの状況に合わせた学習の進め方を考えます。
また、保護者様や学校の先生には話しにくい悩みでも、年齢の近い教師だからこそ相談しやすいと感じる生徒様もいます。
②一人ひとりに合った学習計画で勉強のきっかけをつくる
「何から手をつければいいか分からない」という生徒様に対して、当会では現在の学力や志望校、得意・苦手科目、生活リズムなどを丁寧に確認し、「何を・いつまでに・どのように進めるか」を整理したオーダーメイドの学習計画を作成します。
今取り組むべき教材や毎日の課題が明確になるため、「まずはこれから始めよう」という最初の一歩を踏み出しやすくなります。学習の進み具合に合わせて計画を見直しながら、無理なく勉強を続けられるようサポートします。
③教師常駐のオンライン自習室で学習を習慣化
「自宅だと誘惑が多くて集中できない」「一人だと途中で諦めてしまう」という生徒様向けに、難関大生教師が常駐する「オンライン自習室」を開講しています。
自宅にいながら適度な緊張感の中で学習に取り組めるため、自然と勉強へ気持ちを切り替えやすくなります。
分からない問題はその場で教師へ質問できるため、一つの疑問で手が止まり、そのまま勉強をやめてしまうことを防ぎやすくなります。「先生が見守ってくれている」「他の受験生も頑張っている」という環境が、毎日の学習習慣づくりを後押しします。
▼オンライン自習室の利用方法や特徴について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
④25年以上の指導実績を生かし、志望校合格まで継続サポート
東大家庭教師友の会は、25年以上にわたり、多くの受験生と保護者様をサポートしてきました。
大学受験では、学習面だけでなく、志望校選びや学習計画の見直し、入試方式に応じた対策など、一人ひとりが抱える課題は異なります。
当会では、これまで培ってきた指導経験を生かし、生徒様一人ひとりの状況に合わせて、学習計画の見直しから受験期の学習まで継続的にサポートしています。
また、保護者様からのご相談にも対応しながら、ご家庭様と連携して志望校合格を目指します。
▼大学受験コースの特徴やサポート内容について、詳しくはこちらをご覧ください。
6. 大学受験で勉強しないときによくある質問(FAQ)
Q1. 勉強しないときはいつまで様子を見ればよいですか?
A:1〜2日程度であれば、まずは様子を見ても問題ありません。
受験期は、不安や疲れから一時的に勉強の手が止まることがあります。そのため、1〜2日程度であれば、心身を休める時間と捉えて見守ってもよいでしょう。
一方で、1〜2週間以上にわたって勉強できない状態が続く場合は、生徒様一人では立て直しが難しくなっている可能性があります。その場合は、保護者様だけで抱え込まず、学校や塾、家庭教師など第三者へ相談することも検討しましょう。
詳しくは「4. 大学受験で勉強しない生徒様への保護者様の関わり方」をご覧ください。
Q2. 受験まで時間がないのですが、今からでも間に合いますか?
A:現在の状況を整理し、優先順位を決めて取り組めば、今からでも巻き返しは可能です。
残された時間が限られている場合は、すべてを完璧にしようとするのではなく、志望校の出題傾向や現在の学力に合わせて優先順位を決めることが大切です。
「何から始めればよいか分からない」という状態では勉強を再開しにくいため、まずは今やるべきことを整理し、小さな一歩から始めましょう。
詳しくは「3. 大学受験で勉強しない状態から勉強を再開する4ステップ」をご覧ください。
Q3. 親はどこまで勉強をサポートすればよいですか?
A:保護者様は、勉強内容を細かく管理するのではなく、安心して受験に向き合える環境づくりを中心にサポートしましょう。
学習内容や進捗まで細かく管理しようとすると、親子双方の負担が大きくなり、生徒様がプレッシャーを感じてしまうことがあります。
保護者様は、生活リズムや体調を支えながら、生徒様の話に耳を傾けることを大切にしましょう。
学習計画や受験対策については、必要に応じて学校や塾、家庭教師など第三者の力を活用することも有効です。
詳しくは「4. 大学受験で勉強しない生徒様への保護者様の関わり方」をご覧ください。
まとめ|大学受験で勉強しないときは、ご家庭だけで抱え込まないことが大切
大学受験で勉強に向き合えなくなる背景には、不安やプレッシャー、何から始めればよいか分からない焦りなど、さまざまな理由があります。
「やる気が出ない」「勉強をやめたい」と感じることは、受験に真剣に向き合っているからこそ起こる場合もあります。まずは原因を整理し、できることから少しずつ行動を始めることが大切です。
生徒様の不安や悩みに寄り添うためにも、ご家庭だけで抱え込まず、必要に応じて学校や塾、家庭教師など第三者の力を借りることも一つの方法です。
東大家庭教師友の会では、受験を経験した難関大生教師が、生徒様一人ひとりの状況に合わせて学習をサポートしています。
「何から手をつければよいか分からない」「親子で受験の話をするとぶつかってしまう」とお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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