1. 千葉県立千葉中学校の偏差値と基本情報
千葉県立千葉中学校の偏差値と基本情報について紹介します。
①千葉県立千葉中学校の偏差値
千葉県立千葉中学校の偏差値を、「四谷大塚ドットコム」と「首都圏模試センター」の最新データに基づいて、以下の表にまとめました。
入試日程 | 四谷大塚 (Aライン80偏差値) |
首都圏模試センター (合格率80%偏差値) |
SAPIX小学部 |
12/7 |
男子 64 |
男子 73 |
男子 58 |
②千葉県立千葉中学校の基本情報
項目 | 内容 |
設立年 |
2008年 |
所在地 |
千葉県千葉市中央区葛城1丁目5番2号 |
アクセス |
JR内房線・外房線「本千葉駅」より徒歩約10分 |
校種 | 公立中学校(男女共学) |
コース | 普通科 |
特徴的な教育 | 中高6年間を見据えた一貫教育カリキュラム 高校教員による授業参加による高い専門性 小グループでの探究活動と発表 |
平成20年4月に、県立千葉高等学校を母体に、併設型中高一貫校として開校しました。県立千葉中学校では千葉高の培ってきた伝統を生かしつつ、主体的に様々な活動に取り組むことによって、興味・関心を幅広く持たせ、より深く考える力、コミュニケーション力、表現力などの「人間力」をじっくりと育成しています。教育目標を次の3つとしています。
高い知性:知的欲求に働きかけて不断に学び続ける自主性を伸ばし、揺るぎない学力を基礎とした幅広く深い教養を育成する。
豊かな人間性:多くの人びととふれ合い協同して互いに高め合う中で、他人の痛みのわかる、うるおいに満ちた人間性を育成する。
高い志 :わが国の伝統や文化に対する深い理解と実社会への共感をもとに社会貢献の志を育み、自己を確立する基盤を育成する。
2. 県立千葉中学校 入試内容と傾向・対策
県立千葉中学校の一次検査 適性検査1-1 傾向・対策
県立千葉中学校の適性検査1−1は、試験時間45分、大問2題という出題形式です。
適性検査1−1では課題を理解し、解決するために筋道を立てる力と表現する力を求められます。過去問の傾向からグラフ,表などの資料を読み取って答える問題が多く出題されています。計算は基本的なものばかりですが、素早く、正確に答えを求める力が要求されます。
記述問題が出題され、与えられた資料を理解し、自分なりに考えて適切な言葉で答えられるかが非常に重要になります。資料で使われている言葉だけをつなぎ回答するだけでは、正解にたどりつかない問題が多いです。記述問題は20~40字程度で答える問題が多いため、過去問や問題集を通して考えを短時間で表現できるように普段から記述を意識した学習を心がける必要があります。
県立千葉中学校の一次検査 適性検査1-2 傾向・対策
県立千葉中学校の適性検査1−2は、試験時間45分、大問2題という出題形式です。(150点満点)
適性検査1−2では自然科学的・数理的な分野で適性検査1−1同様に課題を理解し、解決するために筋道を立てる力と表現する力を求められます。
過去問の傾向から大問1は,理科に関するテーマが与えら、それに関する計算問題や作図などが出題されます。簡単な問題とやや難しい問題が混在している場合が多く、解ける問題と後回しにするべき問題を見極め、解ける問題は確実に得点することが大切です。
大問2は,図形に関する問題が出題され、条件にあてはまる図形を答える、図示する問題、切り取り線を書くなどの問題が出題されます。図形の移動、面積、合同、相似については基礎を固めておく必要があります。大問の後半から難解な問題が出題されるので大問1同様、全ての問題を解こうとするのではなく、解けそうな問題を正確に解くようにしましょう。
基礎問題を速く正確に解き進める力が身についていないと難解な問題に時間を割けず他の受験生と差がついてしまいます。そのため日頃から過去問や問題集を解く際は時間を意識して多くの問題に取り組み計算力や、資料からデータを読み取る力を鍛えましょう。
県立千葉中学校の二次検査 適性検査2−1 傾向・対策
県立千葉中学校の適性検査2-1は、試験時間45分、大問3題という出題形式です。(100点満点)
適性検査2-1は過去問から大問1は理科に関する問題が問われます。理科の問題ですが、ただ知識が問われているのではなく、資料を正確に読み取り、わかりやすい表現で記述する力が問われます。
大問2で市の観光客増加などに関する一見すると社会系の問題が出題されますが、求められる能力は資料を利用し自分で考える力、問題を解決する発想力、分かりやすい表現で記述する力が必要で、国語との融合問題のような問題が出題されます。
大問3は大問1同様に理科系の問題が出題されることが多いです。重さや温度の計算、物体の高さに関する移動時間の計算、グラフを作成するなどの問題が出題されます。
大問1と2では情報を正確に読み取り記述する力が求められます。普段の学習ではただ理科や社会に関する語句を覚えるのではなくその語句の意味などを別の言葉で分かりやすく表現することで、基礎知識に加え記述力を身に付けることが必要となります。また大問3では計算力が重要となります。ケアレスミスは合否に影響してしまいます。ケアレスミスがどうしても減らない場合、計算する過程をお子様のすぐそばで見て、間違えたらその都度ミスを指摘してあげることが効果的な対策方法です。
「ケアレスミスが減らない」などでお悩みの方は、ぜひ一度、東大家庭教師友の会の家庭教師をご検討ください。
県立千葉中学校の二次検査 適性検査2−2 傾向・対策
県立千葉中学校の適性検査2-2は、試験時間45分、大問3題という出題形式です。(100点満点)
過去問から適性検査2-2は放送での聞き取り問題と、長文読解+作文が毎年出題されています。相手の意見・考えをしっかり理解すること、理解した内容に自分の考えを論理的に表現することなど、適性検査2-2以外にも共通した力がここでも必要になります。
大問1の放送での聞き取り問題は要点をつかみながら聞く力が試されます。日ごろからラジオなどを利用して,耳からの情報をもとに要点をまとめる練習を積んでおきましょう。
大問2は,文章中の傍線部を説明する設問で、ここでも記述力が重要となります。また基礎的な語彙力も試されます。大問3は,大問1・2の内容を踏まえて答える問題です。空欄を埋める問題や300字以上の記述が問われます。
適性検査2-2はかなりの量の記述問題が出題されます。45分間でこれを解くために、読む・書く・聞くの練習を普段から行い、過去問を通して問題形式に慣れておく必要があります。また千葉県立千葉中学校は適性検査2-2の結果が合否を大きく左右します。決して後回しにせず、早めの対策をしましょう。
県立千葉中学校の二次検査 面接 傾向・対策
二次検査では集団面接が行われます。面接は5~6名のグループで約15~20分間行われます。加えてプレゼンテーションも実施されます。人の話を聞き正確に理解し、それに対する自分の考えを整理して言葉で相手にわかりやすく伝える力は、クラスでの話し合いや家族・友達との会話の中で身につく能力です。普段から人との会話を大切にし、コミュニケーションを取っていくことを意識しましょう。