1.八王子学園八王子中学校とは?
1928年に設立された八王子学園八王子中学校。2016年に「東大・医進クラス」を開設し、学力養成に本腰を入れています。その結果、近年、東京大学などの国公立大学に多数合格しております。
国際教育に力を入れており、中学二年生までに簡単な日常英会話を習得出来る様にして、中学三年生の海外語学研修へと繋げています。高校生になってからは、選抜制でホームステイ経験が出来る取り組みが行われています。
2.八王子学園八王子中学校の入試傾向について
東大・医進クラス第一回の試験科目は、算数・国語・理科・社会の4科目、または算数・国語の2科目です。
試験時間は算数50分・国語50分・理科社会合わせて50分、配点は100点・100点・50点・50点となっています。
東大・医進クラス第2回・第3回の試験科目は、算数・国語の2科目です。 試験時間・配点は、上記の算数・国語と同様です。
東大・医進クラス第1回・第2回適性検査型の試験科目は、適性検査Ⅰ・Ⅱの二科目です。
試験時間は各々50分、配点はⅠが100点、Ⅱが200点です。
入試問題は、全体的に基本~標準的な問題ながらも、算数が図形を中心にやや難しめです。
また、国語の語彙・文法問題は特徴的ですから、しっかりと対策を行うと良いでしょう。
尚、本記事の入試問題傾向・対策につきましては、東大・医進クラス入試について、書かせて頂きます。
①算数
例年、大問5題の出題です。大問1番が計算問題と小問集合、大問2番が小問集合、3番以降が単元別の問題です。この傾向は回数によりません。
単元別の問題は、どの回数でも、数の問題・速さ・図形が頻出です。基本~標準的な問題が中心です。以下、特徴的な単元についてお話ししていきます。
数の問題は規則性・場合の数が頻出です。具体的に書き出して考えていくと状況が見通せる問題が出題されています。問題集で良く見る問題レベルですから、解き直しをしっかり行って解ける様にする事が大切です。
速さは、旅人算や水量グラフ、点の移動に関する問題が頻出です。比を用いて解く問題も多いですから、よく演習しておきましょう。生徒様自身でダイヤグラムや、グラフを書けるようになっておくと良いでしょう。
図形は、平面図形・立体図形どちらも出題されていますが。立体図形の方がよく出題されています。平面図形では、相似・面積・図形の移動に関する問題が、立体図形では体積の問題が頻出です。2024年度第1回では、大問5番で体積に関する問題が出題されました。少し難易度が高い問題でしたが、諦めずに良く考えて少しでも解けた生徒様と、全く解けなかった生徒様で差が開いたと考えられます。図形の大問は、全体の中では難しめになりがちですので、時間を多めに取って対策をした方が良いでしょう。
②国語
例年、大問4題の出題で、大問1.2番が文章題、大問3番が語彙・文法、大問4番が漢字の出題となっています。この傾向は回数によりません。 文章題は物語文・説明文各々1題ずつの出題です。語彙・接続詞・表現技法・抜き出し・正誤選択・記述問題など、満遍なく出題されています。
記述問題は複数出題されており、字数制限がない問題も出題されます。棒線部近くだけでなく、本文全体から考えて解答を導き出す問題もありますので、しっかりとした読解力・記述力が試されています。日頃から読書をして読解力をつける事、ポイントを外さずに論理的な文章が書けるように、練習をする必要があります。
大問3番の語彙・文法では、出題される形式がおおよそ決まっており、文章整序・対義語・助詞・助動詞・主語と述語・ことわざ・慣用句が頻出です。特に文章整序で混乱する生徒様が多いのですが、問題提起文が最初に来ることが多い点に気を付けて下さい。
2024年度第1回の文章整序は、「犬は首をかしげるような動作をすることがありますが、これにはどのような意味があるのでしょうか。」という文章が最初に来る問題でした。やはり問題提起文が最初に来てましたから、知っておくと良いでしょう。
③理科
例年、大問4題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく出題されています。この傾向は回数によりません。
物理は、計算問題と現象理解問題がどちらも満遍なく出題されています。2024年度第1回では、物理でばねと滑車に関する計算問題が出題されました。計算問題が苦手な生徒様には厳しい問題でした。過去には光・電気といった現象理解の問題も出題されていますから、計算問題・理解の問題問わず、全体的に網羅しておきましょう。
化学では、実験問題を基にした現象理解・知識問題が頻出です。計算問題も出題されていますが、その場で文章や表から読み解く問題が多い傾向にあります。典型的な計算問題は抑えつつも、それ程高度なものまでフォローしなくても良いでしょう。
生物では、観察・考察問題が出題されており、単なる知識だけでは対応出来ない問題です。化学同様、文章や表から読み取って、解く形式の問題も出題されています。記述問題もよく出題されています。
地学でも、同様に考察問題が出題されますが、地学の場合は理解と共に、知識問題も数多く出題されています。SDGsなど時事問題が出題されることもあります。
④社会
例年、大問3題の出題で、地理・歴史・公民が満遍なく出題されています。基本的な問題が中心ですが、幅広く出題されています。この傾向は回数によりません。
注意が必要な問題は記述問題です。例年2〜3題程度出題があります。2024年度第1回では、ラムサール条約の目的、菅原道真が何を提案したか、という2題の出題がありました。短い記述問題でしたから単語暗記の延長線上で書くことが出来ましたが、まずはしっかりと単語暗記、そしてその単語の簡単な意味を理解するようにして下さい。尚、資料が提示されて、それを踏まえて記述する問題も出題されています。
その他、単元別で気を付ける点としては、地理は地図帳を使用しながら学習するようにして下さい。統計・雨温図といった問題も出題されています。世界地理も出題されますから、世界の国々を中心に対策を行いましょう。
歴史では、一問一答的な問題が多いですが、写真・絵が出題されることがあります。また、年号も問われますので、年号暗記も必須です。公民は基本的な単語が問われていますので、漏れなく暗記して下さい。時事問題も出題されています。ここ1.2年程度の内容は理解しておいて下さい。
⑤適性検査
例年、適性検査はⅠ・IIがあり、Ⅰは国語の問題、Ⅱは理科・社会・算数の融合問題です。
Ⅰは、長文を題材にした国語の問題で、説明文1題が出題されます。記述問題が多く、作文問題も出題されています。2024年度第1回適性検査型でも、例年通り、最後の設問で400字以上500字以内の作文問題が出題されました。字数に差があるものの毎回同系統の出題で、これだけの長さの作文問題は付け焼き刃では対応出来ません。ですから、しっかり対策をされていた生徒様とそうでない生徒様では、大きく差が開いたものと思われます。
Ⅱは、理科・社会・算数の各々に関する問題となっています。それぞれの科目を暗記ではなく、現象理解出来ているか、物事を深く考えているか、及び算数の論理的思考力が問われています。どの問題も、文章が長く、与えられている文章や表、資料から生徒様の考える力を問う良問となっています。
⑥問題の形式等が似ている学校は?
全体的な傾向としては、穎明館中学校に似ていると思われます。
3.八王子学園八王子中学校を受ける際の併願パターンは?
①1月受験校
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埼玉栄中学校・獨協埼玉中学校・西武学園文理中学校 |
1月は練習として、埼玉栄中学校・獨協埼玉中学校・西武学園文理中学校が挙げられます。 しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。
②2月1日
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午前:八王子学園八王子中学校(東大医進・1次など) 午後:八王子学園八王子中学校(東大医進・2次) |
午前・午後共に、八王子学園八王子中学校で決まりです。
③2月2日
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午前:国学院大学久我山中学校(2次)・東京電機大学中学校(3次)・八王子学園八王子中学校(適性検査・2次) 午後:八王子学園八王子中学校(東大医進・3次)・駒込中学校(特待・4次) |
午前は、八王子学園八王子中学校に合格されていれば、国学院大学久我山中学校(2次)が良いでしょう。 そうでなければ、東京電機大学中学校(3次)か、八王子学園八王子中学校(適性検査・2次)を受験しましょう。
午後は、八王子学園八王子中学校(東大医進・3次)で決まりです。合格されていれば、駒込中学校(特待・4次)が良いでしょう。 但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、 午前・午後どちらかの受験を回避しても良いかと思います。
④2月3日
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午前:日本大学第二中学校(2次)・東海大学附属高輪台中学校(2次) 午後:八王子学園八王子中学校(特進)・淑徳中学校(スーパー特進・2次) |
午前は、日本大学第二中学校(2次)か東海大学附属高輪台中学校(2次)が宜しいかと思います。
午後は、八王子学園八王子中学校(特進)があります。合格されていれば、淑徳中学校(スーパー特進・2次)にチャレンジしましょう。
⑤2月4日
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午前:駒込中学校(5次)・東洋大学京北中学校(4次)・淑徳巣鴨中学校(3次) 午後:東京電機大学中学校(4次)・文教大学付属中学校(5次) |
午前は駒込中学校(5次)・東洋大学京北中学校(4次)・淑徳巣鴨中学校(3次)が良いでしょう。
午後は東京電機大学中学校(4次)や文教大学付属中学校(5次)が候補に挙がります。
4.八王子学園八王子中学校の受験対策方法
これから具体的な受験対策方法についてお話していきましょう。
①時期別・教科別対策内容
(1)小学4年生
算数は、塾のカリキュラムに沿って行っていきましょう。 塾に通われてない生徒様は「予習シリーズ」に沿って進めていくと良いでしょう。 八王子学園八王子中学校は、満遍なく出題されますので、苦手単元を作らない事が大切です。 また、計算力も必須です。八王子学園八王子中学校では、計算問題が出題されています。 速く、正確に計算が出来るように毎日トレーニングをして下さい。
国語も、カリキュラム・予習シリーズをもとに行いますが、文章が難しいと感じる場合は、少し簡単な文章から確実に読めるようにして下さい。 文章を読んでから、要旨を50字程度で書いていく練習をして下さい。 毎日の読書も欠かさず行いたい所です。読解力をつけることが非常に大切になります。 「わかる国語」(旺文社)などの総合的な文法書を1冊用意して文法・語彙を学習すると良いでしょう。
理科は、生物・地学を中心とした暗記単元が始まりますから、今のうちにしっかりと暗記をしましょう。 この分野での暗記問題は出題されていますが、身の回りの現象理解が必要な問題も出題されます。 この現象理解は生徒様だけに任せるのは大変かもしれません。是非、保護者様も生徒様と一緒に考察して下さい。
社会は、地理分野が本格的に始まりますので、世界も含めて地図帳片手に場所を調べながら学習しましょう。統計・雨温図など資料にも目を通すようにしておきましょう。
(2)小学5年生
算数は、引き続き、カリキュラム通りに行って頂きたいですが、小学4年生の内容、及び小学5年生で習う内容も適宜復習して下さい。 全体的に基本〜標準的な問題をしっかり解けるようにしていきましょう。 数の問題・速さ・図形は少し難しい問題まで出来るようにしておきましょう。
国語は、物語文・説明文共に、客観的に読む訓練です。 生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、引き続き、要旨を書く練習をしましょう。 読書は幅広く継続的に行い、漢字・語彙・文法も忘れずに行って下さい。
理科は、物理・化学などの計算問題が始まります。基本~標準的な問題は解けるようにして行きましょう。 引き続き、単なる暗記ではなく、何故身近な現象が起きるのか、考えてみましょう。 わからない事は、調べつつ、理解を深めて下さい。
社会は、歴史が始まります。主な出来事が何時代なのか、判断できるまで反復して下さい。年号暗記も必須です。写真・絵についても確認して下さい。 時事対策として、この時期からニュース・新聞を見聞きして、疑問に思うことは調べていくと良いでしょう。
(3)小学6年生(4月〜6月)
算数は、前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 特に、数の問題・速さ・図形に不安がある場合は、この時期に克服したい所です。 全体的な復習として、「プラスワン」(東京出版)に取り掛かると良いでしょう。 過去問にも一度取り掛かってみましょう。
国語は、標準的な文章で、設問の解き方を確認して下さい。記述問題は根拠をしっかりと辿るようにしましょう。 毎日の読書も引き続き行い、様々なジャンルの文章を積極的に読んで下さい。 過去問にも取り掛かると良いでしょう。
理科は、引き続き、身の回りの事柄への理解を深めつつ、計算問題の力をつけて行きましょう。 化学の実験問題や、生物・地学の観察問題に慣れる様にしましょう。
社会は公民が始まります。幅広く基本的な内容を定着させてください。 時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行くと、今後楽になります。
(4)小学6年生(7月〜8月)
算数は、過去問を3〜5回分解いていきましょう。また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 「プラスワン」を1周させ、解き直しもしていきましょう。 秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。
国語も、過去問を3回分は解いて、形式に慣れましょう。記述問題は根拠をおさえつつ、記述する際には主語を書くことを意識すると良いと思われます。 大問3・4番の漢字・文章整序・対義語・助詞・助動詞・主語と述語・ことわざ・慣用句など頻出事項を、この夏休みに徹底的に定着させましょう。
理科も、過去問を3〜5回分解きましょう。理解不足の所は、基本に戻って理解をしていきましょう。知識問題はこの夏休みに定着させましょう。 物理・化学の計算問題を定着させましょう。尚、時事問題が出題されることもありますので、ニュース・新聞・科学のドキュメンタリー番組を見聞きすると良いでしょう。
社会も、過去問を3回分行いましょう。過去問を通して弱点を見つけ、補強して行きましょう。 ニュース・新聞で引き続き、時事問題について学習していきましょう。知識の暗記をしっかりと行いましょう。
(5)小学6年生(9月~11月)
算数は、過去問中心になりますが、特に解き直しに力を入れて下さい。 「プラスワン」の解き直しをしつつ、「ステップアップ」(東京出版)も解くと良いでしょう。 特に、数の問題・速さ・図形を中心に解くことをおすすめします。
国語は、過去問を中心に進めますが、漢字・語彙・文法の強化も忘れずに行なって下さい。 過去問の解き直しも行いましょう。 この時期でも、読書は継続して頂き、読解力向上を図ってください。
理科も、やはり過去問を中心に行っていきます。 過去問で出てきた内容については、暗記だけでなく、理解が出来ているか、保護者様で確認して頂くと良いと思います。 解き直しも忘れずに行って下さい。
社会も、過去問は解きますが、それと同時に、全般的な復習も忘れずに行って下さい。 この時期から「日本のすがた」(最新版)を利用した統計の勉強、及び大手塾が出版している「重大ニュース」を読み、更に時事問題を強化していきましょう。
(6)小学6年生(12月~1月)
算数は、過去問の解き直し、数の問題・速さ・図形を含めた全般的な定着を行いましょう。 この時期でも、過去問演習は効果的ですから、遡って行って下さい。 基本〜標準的な問題で取りこぼしが無いように、「プラスワン」「ステップアップ」を復習しましょう。
国語は、時間配分・設問形式を忘れないために、1週間~2週間に1度は過去問に触れましょう。 漢字・語彙・文法の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書も継続してください。
理科は、今まで習ってきた内容や、過去問の内容で、理解しきれていない所は無いか、確認して下さい。 計算問題も、標準的な問題や有名問題での取りこぼしが無いように、単元問わず復習をして下さい。
社会は、全般的な復習をしつつ、地理では地図・統計・雨温図を中心に確認を行って下さい。歴史は年号の確認、公民は基本的な知識や条文を再度確認すると良いしょう。時事問題については出来るだけ多くの内容理解に努めて下さい。
②八王子学園八王子中学校の過去問対策方法
(1)過去問の効果的な使い方
算数・理科の計算問題は比較的似た傾向の問題が出題されますので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。
国語・社会については、形式に慣れれば良いと思われますが、記述問題が多く、苦労する点も多いかと思います。 記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。
(2)いつから解き始めればよいか
算数と国語については、夏休み前から解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、特に算数は差がつきます。早めに解き始めた方が良いでしょう。
一方、理科と社会は夏休みに入ってから始めれば良いと考えます。 あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行っていきましょう。
(3)何年分を何周解けばよいか
算数は、数の問題・速さ・図形といった、よく出る単元がありますし、素早く正確に解く練習も必要です。 従って、最低10回分、出来れば20回分解いておきたい所です。 まずは時間を測って解き、その後、間違えた問題を中心に3~4周は解き直しをしましょう。
国語は、文法・語彙の出題単元はほぼ固定されています。そのため、問題に慣れることがとても大切となります。また、字数制限の無い記述問題もありますので、得意な生徒様は5~10回分でも良いでしょう。一方、苦手な生徒様は10回分以上解いて慣れる必要があります。2周解き直しが出来れば良いと考えます。
理科は、過去問を解くことで、理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直すようにしましょう。計算問題・実験問題などについては、練習が必要です。そのため、最低10回分、出来れば20回分解くと良いかと思います。 解き直しについては、計算問題の解き直しを中心に3~4周行いましょう。
社会も国語同様に、記述の得意な生徒様は5~10回分、苦手な生徒様は10回以上解くと良いでしょう。 解き直しは2周程度で良いと思われますが、過去問で間違えた問題から、弱い所を見つけ出し、その強化に時間を掛ける様にして下さい。
③保護者様にできるサポート内容
(1)成績が下降してきたら…
基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。 塾などで難しい問題ばかり行なっていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば小学4年生・5年生の単元に立ち戻って、再度復習をされる事をおすすめします。 生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」とお声掛けし、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。
また、試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様を見てあげて下さい。 尚、復習というのは、間違えた問題を出来るまで解き直しを行うことを言います。出来るまで行うことがポイントです。また、一度解けたとしても、また暫く経ってから解き直すことも必要ですので、保護者様でしっかりと管理して頂くと良いでしょう。
(2)計算力対策
八王子学園八王子中学校は、計算力が鍵を握ります。計算問題は必ず出題されていますし、小問集合の問題数が多いですから、スピードも要求されます。 毎日10問程度、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。
計算間違いが多い生徒様の場合、まずはゆっくりと正確に行う練習をしましょう。 正確さが身についてから、スピードの順番でお願いします。
(3)理科の対策
八王子学園八王子中学校の理科は、これまでご説明している通り、理解を問う問題が出題されております。 保護者様としましては、身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。
例えば、 「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」 「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」 「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」 「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」 など、身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。
(4)時事問題対策
時事問題こそ、保護者様の出番です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。 ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい。
例えば、 「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」 「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」 と言った質問から、生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。 是非、取り組んで頂ければと思います。
(5)ケアレスミス対策
計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。 しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。また、優秀な生徒様は何故ケアレスミスが少ないのでしょうか。
まず、計算間違いからお話しましょう。 計算間違いを無くすには、まず(2)でお話したように、ゆっくり、正確に計算を行うことから始めます。 そして、頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いと思います。
次に、見間違い・勘違いについてです。 文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。 答えを出したら、もう一度問題文を確認し、生徒様自身の解答も、もう一度確認です。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ると思われます。保護者様も、是非、生徒様の横でチェックして頂けると良いかと思います。
まとめ
入試問題は全体的に基本~標準的な問題ですが、算数でやや難しめの問題が出題されます。特に図形分野でその傾向が見られるため、十分な対策が必要です。図形以外にも、数の問題・速さが頻出分野ですから、これらの単元を中心に対策を行うと良いでしょう。国語では、本文全体から考える問題もありますから、しっかりとした読解力・記述力が必要です。語彙・文法問題では出題される単元に特徴がありますから、それらの単元に絞って対策を行いましょう。
【参考文献】
八王子学園八王子中学校HP(https://www.hachioji.ed.jp/)
八王子学園八王子中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
穎明館中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
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