中学受験生入会CP

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1.日本大学第一中学校とは?

1912年、日本大学最初の付属校として設立。 内部進学率は約7割 で、多数の生徒様が日本大学へと進学します。一方で、国公立大学など難関大学に進学される生徒様もいらっしゃいます。

中学校低学年のうちは、 時間や規則を守ることを重視しつけ教育 を行います。中高一貫校カリキュラムの中で、日本大学進学を主とした、 ゆとりある学校生活が魅力的 です。

 

2.日本大学第一中学校の入試傾向について

4科第1回・第2回の試験科目は、 算数・国語・理科・社会の4科目 です。 試験時間は各々 50分・50分・30分・30分 、配点は 100点・100点・50点・50点 となっています。

2科第1回・第2回の試験科目は、 算数・国語の2科目 です。 試験時間は各々 50分 、配点は各々 100点 です。

 

入試問題は、 全体的に基本的な問題が多く、算数で差がつく 傾向にあります。 合格最低点は例年、6割弱 です。 算数では、 数の問題・速さ・図形・データの分析 が頻出です。国語・理科・社会は記号選択問題が多めです。

①算数

例年、 大問6題の出題です。全体的に基本〜標準的な問題で、大問1番が計算問題、大問2番が小問集合、大問3番以降が単元別の問題 となっています。この傾向は回数によりません。

大問1番の計算問題は、基本的な計算問題ですから、ここを 確実に取ることが大切 です。完答出来る様にして下さい。

大問2番では 図形がやや多め の出題です。単元別の問題では、 数の問題・速さ・図形・データの分析 に関する問題が頻出です。

 

数の問題は 規則性・場合の数・つるかめ算・思考力問題 の出題が多い傾向にあります。具体的に書き出していく事で、状況を理解出来る問題となっていますから、しっかり手を動かして考えましょう。2024年度第1回では、大問3番と5番で数に関する問題が出題されました。どちらも基本的な問題でしたから、完答したい問題でした。

 

速さは、 旅人算・点の移動・水量 が中心です。グラフを伴う問題も多いですから、グラフの読み取りが出来るようにして下さい。

図形では、平面図形・空間図形どちらも出題されており、 面積・相似・体積・回転体 に関する問題が頻出です。

データの分析は、この学校特有です。本来、中学一年生で習う内容が出題されていますから、 中学一年生用の参考書・問題集をご用意頂き、最頻値・中央値・度数分布表 といった単語の理解をしておいて下さい。

②国語

例年、 大問3題の出題で、大問1番が漢字・語彙の問題、大問2.3番が文章題の出題 となっています。この傾向は回数によりません。

漢字・語彙の問題は、 漢字の読み書き・ことわざ・慣用句・四字熟語・対義語・文学史 などが頻出です。 「わかる国語」 (旺文社)といった総合的な文法書で対策すると良いでしょう。文学史対策として、有名な文章を読むと良いでしょう。

 

文章題は 物語文が1題と、説明文が1題 の構成です。語彙・文法・表現技法・接続詞・抜き出し・正誤選択・記述問題など、満遍なく出題されています。記述問題は字数が40字程度までと少なめで、棒線部近くに根拠があったり、使用語句が定められている問題が多く、基本的な問題です。ですので、記述だからと言って、怖がる必要はありません。

 

特徴的な問題は、 全体の要旨を問う記号選択問題 です。2024年度第1回でも、例年通り、大問2番で、本文の内容に合うものを選びなさい、という問題が出題されました。 日頃から要旨を把握する練習をしておくと良いでしょう。

③理科

例年、 大問5〜8題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく 出題されています。 基本~標準的な問題が中心 ですが、時間内に終わらせるには 素早く解く必要 があります。この傾向は回数によりません。

物理では、計算問題と現象理解の問題が双方出題されています。 てこ・ばねと言った計算問題 主体の問題や、 電気・光・振り子 といった理解が主体の問題のどちらも頻出です。満遍なく対策をした方が良いでしょう。

 

化学では、 溶解度・中和・気体の計算 などの計算分野が頻出です。2024年度第1回では、溶解度の計算問題が出題されました。計算問題の対策をしっかりと行っている生徒様とそうでない生徒様で差がついた問題だったと思われます。過去問で似た問題が出題されることが多いですから、よく過去問の解き直しを行って下さい。 実験問題も出題されていますから、水溶液の判定はしっかり出来るようにしておきましょう。

 

生物・地学では、 考察問題と知識問題 が主体です。生物は 植物・動物・人体 分野を中心に、地学では 天気・地層・天体 分野が頻出です。生物では、考察問題による現象理解問題が毎回出題されますので、単なる暗記にならないように注意して下さい。

④社会

例年、 大問2題の出題で、地理・歴史が多めで、公民は少なめの出題 です。全体的に 基本的な出題 ですが、漢字指定の問題が出題されますから、漢字でしっかりと書けるようにしておきましょう。この傾向は回数によりません。

地理では、 日本地図 を元にした問題がよく出題されています。2024年度第一回でも、例年通り、まず日本地図が提示されていました。 地図帳を軸にした学習が効果的 です。地形や都市の場所など、地図を見ながら確認しておくと良いでしょう。 統計・雨温図 も出題されていますので、対策をしておきましょう。

 

歴史は一問一答的な問題が多いですから、確実な知識を身につけましょう。日本地図を元にして、 遺跡や戦いの場所 など解答する問題も出題されています。また、 写真や絵 に関する問題も出題される事がありますから、普段から資料集を用いた学習を心掛けてください。 年表形式で問われる事が多い ですから、 年号 をしっかり覚えて対処しましょう。

 

公民はあまり出題されず、数問出題されるくらいです。基本的な内容が出題されています。時事問題が問われる事もありますので、 ここ1.2年程度の内容 は知っておく必要があります。

⑤問題の形式等が似ている学校は?

全体的な傾向としては、 日本大学第三中学校 が似ていると思われます。算数については、データの分析が出題される 玉川学園中学部 が参考になるでしょう。

3.日本大学第一中学校を受ける際の併願パターンは?

①1月受験校

埼玉平成中学校・東京農業大学第三高等学校附属中学校・東京成徳大学深谷中学校

1月は、練習として、 埼玉平成中学校・東京農業大学第三高等学校附属中学校・東京成徳大学深谷中学校 が挙げられます。 しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。

 

②2月1日

午前: 日本大学第一中学校(四科・1次)

午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(2次)・日本工業大学駒場中学校(2次)

午前は 日本大学第一中学校(四科・1次) で決まりです。

午後は、 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(2次) か、抑え校として 日本工業大学駒場中学校(2次) が良いでしょう。

③2月2日

午前: 日本大学第一中学校(四科・2次)・駒込中学校(3次)

午後: 多摩大学目黒中学校(特待・2次)・日本工業大学駒場中学校(4次)・東京立正中学校(2次)

午前は 日本大学第一中学校(四科・2次) で決まりです。合格されていれば 駒込中学校(3次) が良いでしょう。

午後は、多摩大学目黒中学校(特待・2次)・日本工業大学駒場中学校(4次)・東京立正中学校(2次) のいずれかが良いでしょう。

但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、午後の受験を回避しても良いかと思います。

④2月3日

午前: 日本大学第一中学校(二科・一次)・日本大学第二中学校(2次)

午後: 多摩大学目黒中学校(特待・3次)・多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次)

午前は日本大学第一中学校(二科・一次) で決まりです。既に合格されていれば、 日本大学第二中学校(2次) にチャレンジしましょう。

午後は多摩大学目黒中学校(特待・3次)・多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次) が良いでしょう。

⑤2月4日

午前: 文化学園大学杉並中学校(6次)・文教大学付属中学校(5次)・多摩大学目黒中学校(特待・4次)

午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・東京電機大学中学校(4次)・品川翔英中学校(6次)

午前は文化学園大学杉並中学校(6次)・文教大学付属中学校(5次)・多摩大学目黒中学校(特待・4次) が良いでしょう。

午後は多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・東京電機大学中学校(4次)・品川翔英中学校(6次) が良いと思われます。

尚、2月5日には、 日本大学第一中学校(二科・2次) があります。少しレベルは高いですが、最後まで頑張りましょう。

 

日本大学第一中学校の受験対策方法

ここからは具体的な入試問題対策についてお話ししていきましょう。 ①時期別・教科別対策内容

(1)小学4年生

算数は、塾のカリキュラムに沿って行っていきましょう。 塾に通われてない生徒様は「予習シリーズ」に沿って進めていくと良いでしょう。 日本大学第一中学校は、 小問集合を含めますと満遍なく出題されますので、苦手単元を作らない事が大切 です。 また、 計算力も必須 です。日本大学第一中学校では、計算問題が出題されていますし、計算力が必要な問題も多々出題されています。 速く、正確に計算が出来るように毎日トレーニング をして下さい。

 

国語も、カリキュラム・予習シリーズをもとに行いますが、文章が難しいと感じる場合は、少し簡単な文章から確実に読めるようにして下さい。 文章を読んでから、 要旨を50字程度 で書いていくのが、将来の日本大学第一中学校対策には良いでしょう。 少しの時間でも良いので、 毎日の読書 も欠かさず行いたい所です。 読解力をつけることが非常に大切 になります。読む題材は、 有名な文章を読むと良いでしょう文学史対策 にもなります。 日頃から日記を書いて、論理的な文章を書く練習 をすると良いでしょう。 また、 「わかる国語」 (旺文社)といった総合的な文法書を用意して、今の内から 漢字・ことわざ・慣用句・四字熟語・対義語などコツコツと行っていくと良い でしょう。

 

理科は、生物・地学を中心とした暗記単元が始まりますから、今のうちにしっかりと暗記をしましょう。 この分野での暗記問題は出題されていますが、 身の回りの現象理解が必要な問題も出題 されます。 この現象理解は生徒様だけに任せるのは大変かもしれません。 是非、保護者様も生徒様と一緒に考察して下さい。

 

社会は、地理分野が本格的に始まりますので、 地図帳片手に場所を調べながら学習 しましょう。 地名など漢字で書ける様にしておきましょう。漢字指定の問題が多く出題されています統計・雨温図など資料 にも目を通すようにしておきましょう。 ご旅行に行かれるのも大変重要です。地理の素養を高めることとなるでしょう。

(2)小学5年生

算数は、引き続き、カリキュラム通りに行って頂きたいですが、 小学4年生の内容、及び小学5年生で習う内容も適宜復習 するようにして下さい。 少し時間が経ってしまうと、出来なくなってしまう事も多いです。 全体的に 基本〜標準的な問題 をしっかり解けるようにしていきましょう。

 

国語は、物語文・説明文共に、 客観的に読む訓練 です。 生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、引き続き、 要旨を80字程度で書く練習 をしましょう。 書きたいポイントを箇条書きにしてから、記述するのが良いでしょう。 読書は幅広く継続的に行い、漢字・語彙も忘れずに行って下さい。日記も毎日継続していきましょう。

 

理科は、物理・化学などの計算問題が始まります。 基本~標準的な問題は解けるように して行きましょう。物理については、 光・電気といった現象理解が必要な単元 が、また、 化学は水溶液の判定が出来る様に知識を整理することが大切 です。計算問題以外も対応出来る様にして下さい。

 

社会は、歴史が始まります。 主な出来事が何時代なのか、判断できるまで反復して下さい 。出来事の並べ替え問題などありますので、 年号暗記も必要 となります。歴史は難しい漢字が多いですが、しっかりと書ける様にして下さい。 写真・絵といった資料 についても出題されています。地理との複合問題もありえまして、地図で遺跡や戦いの場所を答えさせる問題も出題されています。 歴史も地図帳での学習が大事 です。 時事問題対策として、 新聞・ニュース を見る習慣付けを行うと良いでしょう。

(3)小学6年生(4月〜6月)

算数は、前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 特に、 数の問題・速さ・図形 に不安がある場合は、この時期に克服したい所です。 全体的な復習として、 「ベストチェック」 (みくに出版)に取り掛かると良いでしょう。 過去問にも一度取り掛かってみましょう。

 

国語は、標準的な文章を使用して、記述問題・記号問題対策です。 本文全体の要旨を問う問題 が必ずと言って良い程出題されます。 要約練習は継続して取り組んで下さい。 過去問にも取り掛かると良いでしょう。

 

理科は、引き続き、身の回りの事柄への理解を深めつつ、計算問題の力をつけて行きましょう。 計算問題が苦手な生徒様は特に力を入れて復習 して下さい。物理・化学を中心に取り組んで下さい。

 

社会は公民が始まります。 幅広く基本的な内容 を定着させつつ、 グラフや資料も見ておいて下さい 。時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行くと、今後楽になります。

(4)小学6年生(7月〜8月)

算数は、 過去問を3〜5回分 解いていきましょう。また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 「ベストチェック」を1周させ、解き直し もしていきましょう。また、この夏休み中に、 データの分析 を学習しましょう。 この内容は、中学1年生用の参考書・問題集を購入し、最頻値・中央値と言った内容を理解しましょう。 秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。

 

国語も、 過去問を3回分 は解いて、形式に慣れましょう。 記述する際には主語を書くことを意識すると良い と思われます。 要旨把握の設問が解ける様に、要約練習を継続的に行って下さい。 語彙・漢字・文法については、この夏休みで固めていきましょう。

 

理科も、 過去問を3〜5回分 解きましょう。理解不足の所は、基本に戻って理解をしていきましょう。知識問題はこの夏休みに定着させましょう。 計算問題については、解き直しをしっかりと行い、 標準的な問題を解ける様に して下さい。

 

社会も、 過去問を3回分 行いましょう。過去問を通して弱点を見つけ、補強して行きましょう。 ニュース・新聞で、時事問題について学習 していきましょう。

(5)小学6年生(9月~11月)

算数は、過去問中心になりますが、特に解き直しに力を入れて下さい。 「ベストチェック」の解き直しをしつつ、「プラスワン」 (東京出版)も解くと良いでしょう。 特に、 数の問題・速さ・図形・データの分析 を中心に解くことをおすすめします。

 

国語は、過去問を中心に進めますが、 漢字・語彙・文法・文学史の強化 も忘れずに行なって下さい。過去問の解き直しも行いましょう。 この時期でも、読書・日記・要約練習は継続して頂き、読解力向上を図ってください。

 

理科も、やはり過去問を中心に行っていきます。 過去問で出てきた内容については、 暗記だけでなく、理解が出来ているか、保護者様で確認して頂くと良いと思います。 解き直しも忘れずに行って下さい。

 

社会も、過去問は解きますが、それと同時に、全般的な復習も忘れずに行って下さい。 この時期から 「日本のすがた」 (最新版)を利用した統計の勉強、及び大手塾が出版している 「重大ニュース」 を読み、更に時事問題を強化していきましょう。

(6)小学6年生(12月~1月)

算数は、過去問の解き直し、数の問題・速さを含めた全般的な定着を行いましょう。 この時期でも、過去問演習は効果的ですから、遡って行って下さい。 基本〜標準的な問題で取りこぼしが無いように、「ベストチェック」「プラスワン」を復習 しましょう。余力のある生徒様は 「ステップアップ」 (東京出版)も解くと良いでしょう。

 

国語は、時間配分・設問形式を忘れないために、 1週間~2週間に1度 は過去問に触れましょう。 漢字・語彙・文法・文学史の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書も継続してください。

 

理科は、今まで習ってきた内容や、過去問の内容で、理解しきれていない所は無いか、確認して下さい。 計算問題も、 標準的な問題や有名問題での取りこぼしが無いように、単元問わず復習 をして下さい。

 

社会は、全般的な復習をしつつ、地理では 地図・統計・雨温図 を中心に確認を行って下さい。歴史は 年号の確認 、公民は基本的な知識を再度確認すると良いでしょう。時事問題については出来るだけ多くの内容理解に努めて下さい。 漢字で書ける様に 練習しておきましょう。

②日本大学第一中学校の過去問対策方法

(1)過去問の効果的な使い方

算数・理科の計算問題は比較的似た傾向の問題が出題 されますので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。

国語については、 形式に慣れれば良いと思われますが、記述問題が多く、苦労する点も多い かと思います。 記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。

社会はそれ程特殊ではありませんので、 形式に慣れる程度で良い でしょう。

(2)いつから解き始めればよいか

算数と国語については、 夏休み前から 解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、 特に算数は差がつきます 。早めに解き始めた方が良いでしょう。

一方、理科と社会は 夏休みに入ってから始めれば良い と考えます。 あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行っていきましょう。

(3)何年分を何周解けばよいか

算数は、 数の問題・速さ・図形・データの分析 といった、よく出る単元がありますし、素早く正確に解く練習も必要です。 従って、 最低10回分、出来れば20回分 解いておきたい所です。 まずは時間を測って解き、その後、 間違えた問題を中心に3~4周は解き直し をしましょう。 国語は、 記述問題や本文全体の要旨を踏まえた記号選択問題 があり、苦労される生徒様も多くいらっしゃると思います。 従いまして、 得意な生徒様は5~10回分 でも良いでしょう。

一方、苦手な生徒様は 10回分以上 解いて慣れる必要があります。 2周解き直し が出来れば良いと考えます。 理科は、過去問を解くことで、理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直すようにしましょう。

 

計算問題については、練習が必要です。そのため、 最低10回分、出来れば20回分 解くと良いかと思います。 解き直しについては、 計算問題の解き直しを中心に3~4周 行いましょう。 社会はそれ程特殊な出題ではありません。 5回程度、多くても10回 で十分でしょう。 解き直しは2周程度で良い と思われますが、過去問で間違えた問題から、弱い所を見つけ出し、その強化に時間を掛ける様にして下さい。

③保護者様にできるサポート内容

(1)成績が下降してきたら…

基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高い です。 塾などで難しい問題ばかり行っていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば 小学4年生・5年生の単元に立ち戻って、再度復習 をされる事をおすすめします。 生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」とお声掛けし、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。

 

また、 試験の結果に一喜一憂せず、長い目で 生徒様を見てあげて下さい。 尚、復習というのは、 間違えた問題を出来るまで解き直しを行うこと を言います。 出来るまで行うことがポイント です。また、一度解けたとしても、また暫く経ってから解き直すことも必要ですので、 保護者様でしっかりと管理して頂くと良い でしょう。

(2)計算力対策

日本大学第一中学校は、 計算力が鍵 を握ります。計算問題は必ず出題されています。 毎日10問程度 、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。 計算間違いが多い生徒様の場合、 まずはゆっくりと正確に行う練習 をしましょう。 正確さが身についてから、スピードの順番でお願いします。

(3)理科の対策

日本大学第一中学校の理科は、これまでご説明している通り、理解を問う問題が出題されております。 保護者様としましては、 身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。

例えば、 「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」 「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」 「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」 「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」 など、 身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要 です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。

(4)時事問題対策

時事問題こそ、保護者様の出番 です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。 ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい。

例えば、 「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」 「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」 と言った質問から、 生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。 是非、取り組んで頂ければと思います。

(5)ケアレスミス対策

計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。 しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。また、優秀な生徒様は何故ケアレスミスが少ないのでしょうか。

 

まず、計算間違いからお話しましょう。 計算間違いを無くすには、まず(2)でお話したように、 ゆっくり、正確に計算を行うことから始めます。 そして、 頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いと思います。

 

次に、見間違い・勘違いについてです。 文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。 答えを出したら、もう一度問題文を確認し、生徒様自身の解答も、もう一度確認です。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ると思われます。 保護者様も、是非、生徒様の横でチェックして頂けると良いかと思います。

 

まとめ

日本大学第一中学校の試験問題は 全体的に基本問題が中心 で、 算数で差がつく 傾向にあります。 合格最低点は例年、6割弱 です。 算数では、 基本的な計算力をつけることが大前提 です。 数の問題・速さ・図形・データの分析 が頻出単元ですので、特に力を入れて取り組みましょう。国語は 全体の要旨を掴めるよう に練習して下さい。

 

【参考文献】

日本大学第一中学校

日本大学第一中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

日本大学第三中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

玉川学園中学部2025年度版10年間過去問声の教育社

 

 

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東大家庭教師友の会 | 近江先生

近江先生

  • 女性
  • 早稲田大学 法学部
  • 大泉高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私の長所は、計画性があることです。私は中学1年生から高校3年生まで、一貫して学級委員を務めていました。私の学校には毎学期末、学級委員主催のレクリエーションがありました。そのため、学期末は週に何度も放課後教室に残り、計画を立てていきました。実際に、当日の流れは分刻みで決めていき、綿密に行っていました。6年間の最初のうちは、もちろん、失敗することもありましたが、数をこなすに連れ成功することが多くなり、高校3年生1学期末の最後のレクでは計画は予定通りに進み、企画も上手くいき、過去1番の盛り上がりとなりました。私はこれらの経験から、無理のない現実的な計画を立てる力を手に入れることができ、実際に受験期には3ヶ月先まで見越して、週に何をこなしていくべきかを予定立てて取り組んでいました。私が指導することになった生徒様には、この経験を活かして目標立てを行いつつ余裕を持たせた、具体的な計画を立てていきたいと思っています。

当会からの紹介

明るくエネルギッシュな雰囲気の教師です。生徒様を指導する際も、生徒様が楽しく勉強できるようコミュニケーションを密に取りつつ、しっかりと学習計画を立て、計画的に指導を進められるよう努めます。

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