1.日本大学第三中学校とは?
1929年に日本大学赤坂中学校として設立された日本大学第三中学校。 特徴的な授業は数学と英語 です。この2科目では、 チーム・ティーチング という形式で授業が行われています。これは、一つの授業を複数の先生方で担当する制度で、 分からない事があれば、授業内ですぐに質問出来る体制 を整えるために実施しています。
また、中学3年生からは、高い意欲を持つ生徒様対象に 選抜クラス を設けており、 将来の難関大学進学へと繋げています 。その結果、 内部進学率は5割弱 で、多くの生徒様が 国公立大学や早慶などに進学 されています。 広大な敷地を有しており、甲子園出場の野球部を始めとした部活動が大変盛んです。高校1年生からはスポーツクラスが設けられ、運動の練習に専念出来るように配慮されたクラスもあります。
2.日本大学第三中学校の入試傾向について
第1回・第2回の試験科目は、 算数・国語・理科・社会の4科目 、もしくは 算数・国語の2科目 です。 試験時間は 算数50分・国語50分・理科社会合わせて60分 、配点は 100点・100点・50点・50点 となっています。
第3回の試験科目は、 算数・国語の2科目 です。試験時間は各々 50分 、配点は各々 100点 です。
入試問題は、 基本~標準的な問題 で生徒様の力を測るには良い問題が多いです。 合格最低点は6割程度 となっています。
算数では、 計算力をつけて、基礎を固めることが大事 です。重要単元は 数の問題と速さ です。
国語では、 本文を踏まえて記述する問題 が出題されます。 要約練習 をすると良いでしょう。
①算数
例年、 大問4.5題の出題で、大問1番が計算問題、大問2番が小問集合、大問3番以降が単元別の問題 です。
大問2番では問題数が8題ほど出題されており、正確性を伴いながらも、スピードが要求されます。単元別の問題はどの回数でも、 数の問題・速さ が頻出です。全体としては 基本~標準的な問題が中心 です。以下、特徴的な単元についてお話ししていきます。
数の問題は、 規則性・場合の数・約束記号・思考力問題 などが出題されています。いずれの問題も、 具体的に考えることで問題の趣旨が分かってきますから、しっかりと手を動かすことを意識して下さい。 会話形式で出題される事が多いため、しっかりと文章を読み、誘導に沿って答えていく必要があります。 2024年度第1回でも、大問4番で、例年通りの会話形式の問題が出題されました。過去問でよく演習をすると良いでしょう。
速さは、 旅人算や点の移動が中心で、グラフを伴うものが多い です。2024年度第一1回でも、旅人算に関するグラフを伴う問題が出題されました。過去問でよく見る形式の問題でしたから、過去問の解き直しをしっかりと行っていた生徒様と、そうでない生徒様では差がついた問題だったと思われます。
②国語
例年、 大問3題の出題で、大問1番が漢字の問題、大問2.3番が文章題 の出題となっています。この傾向は回数によりません。
文章題は 物語文か随筆文が1題 と、 説明文が1題 の構成です。語彙・接続詞・抜き出し・正誤選択・記述問題など、満遍なく出題されています。
特徴的な問題は 記述問題 です。複数題出題されていますが、 毎回出題されている問題が、本文全体を踏まえて分かりやすく説明をする記述問題 です。説明文・物語文双方で問われており、字数を伴わない事が多く、 本文全体の要旨をしっかりと把握していないと解けない問題です。 2024年度第1回でも、これまでと同様に出題されており、対応出来た生徒様と対応出来なかった生徒様では差がついた問題だったと思われます。日頃から、 読書をして読解力をつけながら、要約練習をする事が最も良い対策 となるでしょう。その他の記述問題は字数が少なめで、傍線部付近に根拠がある問題です。ポイントを漏らさずに書くように練習しましょう。
③理科
例年、 大問4題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく 出題されています。 基本~標準的な問題が中心 で、難問は出題されません。この傾向は回数によりません。
物理では、 計算問題と現象理解の問題が双方出題 されています。 てこ・ばねと言った計算問題主体の問題や、電気・光といった理解が主体の問題どちらも頻出 です。満遍なく対策をした方が良いでしょう。
化学では、 溶解度・中和・気体の計算などの計算分野が頻出 です。2024年度第一回では、溶解度と水溶液の濃度計算が中心の出題でした。計算問題の対策をしっかりと行っていた生徒様とそうでない生徒様で差がついた問題だったと思われます。 過去問と似た問題が出題されていますから、よく過去問の解き直しを行って下さい。 実験が主体の問題が出題される事も多いですが、設問自体は知識問題が主となっていますので、 知識の暗記をしっかり行って下さい。
生物・地学では、 観察・考察問題として 出題されておりますが、やはり設問は 知識問題が主体 です。生物は 植物・動物分野 を中心に、地学では 天気・地層・天体分野 を中心に暗記をしっかりと行って下さい。尚、 地学では最近の時事的な問題が出題される事があります。ニュース・新聞をよく見ておく事をおすすめします。
④社会
大問3題の出題で、 地理・歴史・公民が満遍なく 出題されています。全体的に基本的な出題ですが、 漢字指定の問題や、間違っているものを選ぶ問題が多い ですから、設問の指定に注意して下さい。2024年度第1回でも、やはりこのような指定が多々見受けられました。この傾向は回数によりません。
地理では、 日本地図を元にした問題 がよく出題されています。 地図帳を軸にした学習が効果的 です。 統計・雨温図・地形図 も毎回出題されていますので、対策をしておきましょう。特に、地形図では、地図記号をしっかり暗記する事、地形図の見方に慣れておく事が必要です。 歴史は 一問一答的な問題が多い ですから、確実な知識を身につけましょう。 写真や絵 に関する問題も頻出ですから、普段から 資料集を用いた学習 を心掛けてください。
公民は、近年、 全般的な内容 が出題されています。また、 グラフの読み取り問題 も見受けられます。資料を確認しながら学習して下さい。 時事問題 もよく出題されているため、最近の時事を中心に、 ここ1.2年程度の内容 は知っておく必要があります。尚、時事問題は川柳の形式で出題されることがありますが、取り立てて川柳の学習をする必要は無いでしょう。
⑤問題の形式等が似ている学校は?
全体的な傾向としては、 多摩大学目黒中学校 や 駒込中学校 が似ているでしょう。算数で、会話形式の問題が多摩大学目黒中学校にありますから、参考にすると良いと思います。
3.日本大学第三中学校を受ける際の併願パターンは?
①1月受験校
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埼玉平成中学校・東京農業大学第三高等学校附属中学校・東京成徳大学深谷中学校 |
1月は練習として、 埼玉平成中学校・東京農業大学第三高等学校附属中学校・東京成徳大学深谷中学校 が挙げられます。 しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。
②2月1日
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午前: 日本大学第三中学校(1次) 午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(2次)・日本工業大学駒場中学校(2次) |
午前は 日本大学第三中学校(1次) で決まりです。
午後は多摩大学附属聖ヶ丘中学校(2次) か、抑え校として 日本工業大学駒場中学校(2次) が良いでしょう。
③2月2日
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午前: 日本大学第三中学校(2次)・駒込中学校(3次) 午後: 多摩大学目黒中学校(特待・2次)・日本工業大学駒場中学校(4次)・東京立正中学校(2次) |
午前は 日本大学第三中学校(2次) で決まりです。合格されていれば 駒込中学校(3次) が良いでしょう。
午後は、多摩大学目黒中学校(特待・2次)・日本工業大学駒場中学校(4次)・東京立正中学校(2次) のいずれかが良いでしょう。 但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、午後の受験を回避しても良いかと思います。
④2月3日
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午前: 日本大学第三中学校(3次)・日本大学第二中学校(2次) 午後: 多摩大学目黒中学校(特待・3次)・多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次) |
午前は日本大学第三中学校(3次) で決まりです。既に合格されていれば、日本大学第二中学校(2次)にチャレンジしましょう。
午後は多摩大学目黒中学校(特待・3次) ・ 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次) が良いでしょう。
⑤2月4日
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午前: 文化学園大学杉並中学校(6次)・文教大学付属中学校(5次)・多摩大学目黒中学校(特待・4次) 午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・東京電機大学中学校(4次)・品川翔英中学校(6次) |
午前は文化学園大学杉並中学校(6次)・文教大学付属中学校(5次)・多摩大学目黒中学校(特待・4次) が良いでしょう。
午後は多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・東京電機大学中学校(4次)・品川翔英中学校(6次) が良いと思われます。
4.日本大学第三中学校の受験対策方法
日本大学第三中学校の入試問題について、具体的な受験対策方法をお話していきましょう。
①時期別・教科別対策内容
(1)小学4年生
算数は、塾のカリキュラムに沿って行っていきましょう。 塾に通われてない生徒様は「予習シリーズ」に沿って進めていくと良いでしょう。 日本大学第三中学校は、 小問集合を含めますと満遍なく出題されますので、苦手単元を作らない事が大切 です。 また、 計算力も必須 です。日本大学第三中学校では、計算問題が出題されていますし、計算力が必要な問題も多々出題されています。 速く、正確に計算が出来るように毎日トレーニング をして下さい。
国語も、カリキュラム・予習シリーズをもとに行いますが、文章が難しいと感じる場合は、少し簡単な文章から確実に読めるようにして下さい。 文章を読んでから、 要旨を50字程度 で書いていくのが、将来の日本大学第三中学校対策には良いでしょう。 少しの時間でも良いので、 毎日の読書 も欠かさず行いたい所です。 読解力をつけることが非常に大切 になります。 日頃から日記を書いて、論理的な文章を書く練習 をすると良いでしょう。
理科は、生物・地学を中心とした暗記単元が始まりますから、 今のうちにしっかりと暗記 をしましょう。 この分野での暗記問題は出題されていますが、 身の回りの現象理解が必要な問題も出題 されます。 この現象理解は生徒様だけに任せるのは大変かもしれません。 是非、保護者様も生徒様と一緒に考察 して下さい。
社会は、地理分野が本格的に始まりますので、 地図帳片手に場所を調べながら学習 しましょう。地名など漢字で書ける様にしておきましょう。漢字指定の問題が多く出題されています。 統計・雨温図など資料 にも目を通すようにしておきましょう。 ご旅行に行かれるのも大変重要 です。地理の素養を高めることとなるでしょう。 地形図は頻出 ですから、地図記号や地図の見方をよく学習して下さい。
(2)小学5年生
算数は、引き続き、カリキュラム通りに行って頂きたいですが、 小学4年生の内容、及び小学5年生で習う内容も適宜復習 するようにして下さい。 少し時間が経ってしまうと、出来なくなってしまう事も多いです。 全体的に 基本〜標準的な問題 をしっかり解けるようにしていきましょう。
国語は、物語文・説明文共に、 客観的に読む訓練 です。 生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、引き続き、 要旨を80字程度で書く練習 をしましょう。 書きたいポイントを箇条書きにしてから、記述するのが良いでしょう。 読書は幅広く継続的に行い、漢字・語彙も忘れずに行って下さい。
理科は、物理・化学などの計算問題が始まります。 基本~標準的な問題は解けるように して行きましょう。物理については、 光・電気といった現象理解が必要な単元も頻出 ですから、計算問題以外も対応出来る様にして下さい。
社会は、歴史が始まります。 主な出来事が何時代なのか、判断できるまで反復 して下さい。出来事の並べ替え問題などありますので、 年号暗記も必要 となります。歴史は難しい漢字が多いですが、しっかりと書ける様にして下さい。 写真・絵 といった資料についても出題されています。 時事問題対策として、 新聞・ニュースを見る習慣付け を行うと良いでしょう。
(3)小学6年生(4月〜6月)
算数は、前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 特に、 数の問題・速さ に不安がある場合は、この時期に克服したい所です。 全体的な復習として、 「ベストチェック」 (みくに出版)に取り掛かると良いでしょう。 過去問にも一度取り掛かってみましょう。
国語は、標準的な文章を使用して、記述問題対策です。 本文全体の要旨を問う記述問題が必ずと言って良い程出題されます。要約練習は継続して取り組んで下さい。 過去問にも取り掛かると良いでしょう。
理科は、引き続き、身の回りの事柄への理解を深めつつ、計算問題の力をつけて行きましょう。 計算問題が苦手な生徒様は特に力を入れて復習 して下さい。
社会は公民が始まります。幅広く基本的な内容を定着させつつ、 グラフや資料はよく見ておいて下さい 。時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行くと、今後楽になります。
(4)小学6年生(7月〜8月)
算数は、 過去問を3〜5回分 解いていきましょう。また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 「ベストチェック」を1周させ、解き直し もしていきましょう。 秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。
国語も、 過去問を3回分 は解いて、形式に慣れましょう。 記述する際には主語を書くことを意識すると良いと思われます。 要旨把握の設問が解ける様に、要約練習を継続的に行って下さい。 語彙・漢字については、この夏休みで固めていきましょう。
理科も、 過去問を3〜5回分 解きましょう。理解不足の所は、基本に戻って理解をしていきましょう。知識問題はこの夏休みに定着させましょう。 計算問題については、 解き直しをしっかりと行い、標準的な問題を解ける様に して下さい。
社会も、 過去問を3回分 行いましょう。過去問を通して弱点を見つけ、補強して行きましょう。 ニュース・新聞で、時事問題 について学習していきましょう。
(5)小学6年生(9月~11月)
算数は、過去問中心になりますが、特に解き直しに力を入れて下さい。 「ベストチェック」の解き直しをしつつ、「プラスワン」 (東京出版)も解くと良いでしょう。 特に、 数の問題・速さ を中心に解くことをおすすめします。
国語は、過去問を中心に進めますが、 漢字・語彙の強化 も忘れずに行なって下さい。過去問の解き直しも行いましょう。 この時期でも、 読書・日記・要約練習は継続 して頂き、読解力向上を図ってください。
理科も、やはり過去問を中心に行っていきます。 過去問で出てきた内容については、 暗記だけでなく、理解が出来ているか、保護者様で確認して頂くと良いと思います。 解き直しも忘れずに行って下さい。
社会も、過去問は解きますが、それと同時に、全般的な復習も忘れずに行って下さい。 この時期から 「日本のすがた」 (最新版)を利用した統計の勉強、及び大手塾が出版している 「重大ニュース」 を読み、更に時事問題を強化していきましょう。
(6)小学6年生(12月~1月)
算数は、過去問の解き直し、 数の問題・速さ を含めた全般的な定着を行いましょう。 この時期でも、過去問演習は効果的ですから、遡って行って下さい。 基本〜標準的な問題で取りこぼしが無いように、「ベストチェック」「プラスワン」 を復習しましょう。余力のある生徒様は 「ステップアップ」 (東京出版)も解くと良いでしょう。
国語は、時間配分・設問形式を忘れないために、 1週間~2週間に1度 は過去問に触れましょう。 漢字・語彙・表現技法の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書も継続してください。
理科は、今まで習ってきた内容や、過去問の内容で、理解しきれていない所は無いか、確認して下さい。 計算問題も、 標準的な問題や有名問題での取りこぼしが無いように、単元問わず復習をして下さい。
社会は、全般的な復習をしつつ、地理では 地図・統計・雨温図・地形図 を中心に確認を行って下さい。歴史は 年号の確認 、公民は 基本的な知識や条文 を再度確認すると良いでしょう。時事問題については出来るだけ多くの内容理解に努めて下さい。
②日本大学第三中学校の過去問対策方法
(1)過去問の効果的な使い方
算数・理科の計算問題は比較的似た傾向の問題が出題されますので 、 なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。
国語については、形式に慣れれば良いと思われますが、 記述問題が多く、苦労する点も多い かと思います。 記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。
社会はそれ程特殊ではありませんので、形式に慣れる程度で良いでしょう。
(2)いつから解き始めればよいか
算数と国語については、 夏休み前から 解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、 特に算数は差がつきます 。早めに解き始めた方が良いでしょう。
一方、理科と社会は 夏休みに入ってから 始めれば良いと考えます。 あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行っていきましょう。
(3)何年分を何周解けばよいか
算数は、 数の問題・速さ といった、よく出る単元がありますし、素早く正確に解く練習も必要です。 従って、 最低10回分、出来れば20回分 解いておきたい所です。 まずは時間を測って解き、その後、 間違えた問題を中心に3~4周は解き直し をしましょう。
国語は、本文全体の要旨を踏まえた記述問題があり、苦労される生徒様も多くいらっしゃると思います。 従いまして、記述が得意な生徒様は 5~10回分 でも良いでしょう。一方、苦手な生徒様は 10回分以上 解いて慣れる必要があります。 2周解き直し が出来れば良いと考えます。
理科は、過去問を解くことで、理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直すようにしましょう。計算問題については、練習が必要です。 特に物理のばね・てこや化学の計算問題は良く似た問題が出題されています。 そのため、 最低10回分、出来れば20回分 解くと良いかと思います。 解き直しについては、 計算問題の解き直しを中心に3~4周 行いましょう。
社会はそれ程特殊な出題ではありません。 5回程度、多くても10回 で十分でしょう。 解き直しは2周程度 で良いと思われますが、過去問で間違えた問題から、弱い所を見つけ出し、その強化に時間を掛ける様にして下さい。
③保護者様にできるサポート内容
(1)成績が下降してきたら…
基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高い です。 塾などで難しい問題ばかり行っていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば 小学4年生・5年生の単元に立ち戻って、再度復習 される事をおすすめします。 生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」とお声掛けし、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。
また、 試験の結果に一喜一憂せず、長い目で 生徒様を見てあげて下さい。 尚、復習というのは、 間違えた問題を出来るまで解き直しを行うこと を言います。 出来るまで行うことがポイント です。また、一度解けたとしても、また暫く経ってから解き直すことも必要ですので、 保護者様でしっかりと管理して頂くと良い でしょう。
(2)計算力対策
日本大学第三中学校は、 計算力が鍵 を握ります。計算問題は必ず出題されていますし、小問集合の問題数が多いですから、スピードと正確性も要求されます。 毎日10問程度、四則演算の計算問題を解くと良い でしょう。
計算間違いが多い生徒様の場合、 まずはゆっくりと正確に行う練習 をしましょう。 正確さが身についてから、スピードの順番でお願いします。
(3)理科の対策
日本大学第三中学校の理科は、これまでご説明している通り、理解を問う問題も出題されております。 保護者様としましては、 身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。
例えば、 「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」 「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」 「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」 「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」 など、 身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要 です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。
(4)時事問題対策
時事問題こそ、保護者様の出番 です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。 ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話 するようにして下さい。
例えば、 「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」 「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」 と言った質問から、 生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要 です。 是非、取り組んで頂ければと思います。
(5)ケアレスミス対策
計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。 しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。また、優秀な生徒様は何故ケアレスミスが少ないのでしょうか。
まず、計算間違いからお話しましょう。 計算間違いを無くすには、まず(2)でお話したように、 ゆっくり、正確に計算を行うこと から始めます。 そして、 頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いと思います。
次に、見間違い・勘違いについてです。 文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。 答えを出したら、もう一度問題文を確認し、生徒様自身の解答も、もう一度確認です。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ると思われます。 保護者様も、是非、生徒様の横でチェックして頂けると良いかと思います。
まとめ
日本大学第三中学校は、 日本大学の付属校で、内部進学率は5割弱。選抜クラス を設けており、 難関大学へと進学される生徒様も多数 いらっしゃいます。広大な敷地により、スポーツが盛んで、 スポーツクラス が設けられているほどです。
入試問題は、 基本~標準的な問題 で、良問が揃っています。 努力がしっかりと報われる試験 と言えるでしょう。
算数は、 計算力の向上と各単元の基礎 を固めて下さい。 数の問題と速さ に重点を置いて取り組んで下さい。
国語は、 文章の要約 が出来る様に取り組みましょう。 毎日の読書 も欠かせません。
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