1.桜美林中学校とは?

1946年に設立された、キリスト教系の中学校です。授業の進度は早めで、難関校を目指したい生徒様には、丁度良い環境です。キャリア教育にも力を入れており、中学生のうちから年5回のガイダンスを実施し、身近な職業から始め、将来の学部選択へと繋げていきます。そのような取り組みの結果、難関大学への合格実績が年々伸びています

2.桜美林中学校の入試傾向について

駒込中学校の入試は、計五回行われます。受験科目や時間、配点は以下の通りです。

第一回午前

【四科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)、理科(40分/80点)、社会(40分/80点)

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

【総合学力評価テスト】

文系総合(50分/100点)、理系総合(50分/100点)

第一回午後

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

【総合学力評価テスト】

文系総合(50分/100点)、理系総合(50分/100点)

第三回

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

第四回

【二科目】

算数(50分/100点)、国語(50分/100点)

試験問題は、比較的オーソドックスなため、基礎をしっかり固めることが肝心です。ここからは科目別に、出題傾向を詳しく解説していきます。

①算数

②国語

③理科

④社会

⑤総合学力評価テスト

⑥問題の形式等が似ている学校は?

 

①算数

例年、大問6題の出題です。大問1番が計算問題、大問2番が小問集合、3番以降が単元別の問題です。この傾向は回数によりません。大問2番では問題が8〜10題ほど出題されており、スピードが要求されます。単元別の問題は、どの回数でも数の問題・図形・図形が頻出です。但し、基本~標準的な問題が中心です。

単元

出題傾向

数の問題

⚪︎規則性・場合の数・つるかめ算・消去算・比の問題が頻出。

⚪︎2024年度第一回では、大問3.4.6番で数に関する問題が出題。

⚪︎問題集で良く見る問題が多いため、解き直しをしっかりとする事が大切。

図形

⚪︎図形は平面図形・立体図形が頻出。

⚪︎平面図形は、相似・面積・図形の移動が頻出。

⚪︎立体図形は、体積が頻出。

⚪︎2024年度第一回では、大問5番で図形の移動に関する問題が出題。

⚪︎過去問でよく見かける問題が出題されるため、過去問の回数をこなす事が大切。

速さ

⚪︎旅人算・水量グラフ・点の移動に関する問題が頻出。

⚪︎比を用いて解く問題も多く出題。

⚪︎生徒自身でダイヤグラムや、グラフを書けるようになっておく。

 

②国語

例年、大問3題の出題で、大問1番が漢字・語彙などの問題、大問2.3番が文章題の出題となっています。この傾向は回数によりません。

単元

出題傾向

漢字・語彙

⚪︎漢字の読み書き・四字熟語・ことわざ・慣用句以外に、文法や表現技法なども出題。

⚪︎「わかる国語」(旺文社)などの総合的な文法書を用いて、全体的に学習する。

文章題

⚪︎物語文・説明文が各々1題ずつ出題される。

⚪︎語彙・文法・表現技法・接続詞・抜き出し・正誤選択・記述問題など、満遍なく出題される。

⚪︎40字程度の記述問題が出題。

⚪︎2024年度第一回では、物語文・説明文双方で、要旨把握の正誤問題が出題。

⚪︎日頃の読書習慣や、要約して、論理的な文章を書く練習が重要。

作文問題

⚪︎数年に一回の割合で出題される。

⚪︎2024年度では、第四回の物語文で出題された。

 

③理科

例年、大問4題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく出題されています。回数によっては、どれか一つの単元が出題されないこともあります。

単元

出題傾向

物理・化学

⚪︎計算問題と現象理解問題がどちらも満遍なく出題

⚪︎2024年第一回では、物理でてこに関する問題、化学で水溶液の密度、飽和水溶液に関する問題が出題。

⚪︎計算問題がやや多めだが、現象理解の問題もある。

⚪︎基本~標準的な計算問題は出来る様にしつつ、何故そうなるのか、理解しながら解くようにする。

生物・地学

⚪︎考察問題が出題されるが、知識で解決出来る問題が多い。

⚪︎地学でも同様に、考察・実験問題が出題されるが、現象理解と共に、計算問題も数多く出題される。

⚪︎飽和水蒸気や地震、天体に関する計算問題などを、疎かにせず学習する。

 

④社会

例年、大問3題の出題で、地理・歴史・公民が満遍なく出題されています。特徴的な問題は記述問題です。

単元

出題傾向

記述問題

⚪︎一般的な知識を基にした記述問題も出題されるが、資料や文章を読みつつ、生徒自身の考えを書く問題や、作文問題も出題される。

⚪︎2024年度第一回は、記述問題が4題出題。

⚪︎そのうちの1題では、「あなたが内閣総理大臣だったら、紛争解決のために、どのようなことを世界に働きかけたいか」という作文問題が出題。

⚪︎日頃から広い視点を持って社会生活について考えているかが問われる。

記述問題以外では、基本的な内容が問われています。

単元

出題傾向

地理

⚪︎地図帳を中心とした学習が重要。

⚪︎統計・雨温図・地形図の問題も出題。

⚪︎世界の国々の場所も問われる。

歴史

⚪︎史料や写真など、資料から出題される問題も出題。

⚪︎年号そのものを問う問題も出題。

⚪︎歴史で出てくる地名を地図から選ぶ問題もある。

公民

⚪︎基本的な事項が問われる。

⚪︎確実な暗記と理解が必要。

⚪︎時事問題も良く出題されるため、ここ2.3年ほどの内容を確認しておく。

⚪︎有名な国の大統領の名前と顔写真は頻出。

 

⑤総合学力評価テスト

例年、文系総合と理系総合の2科目から構成されています。

単元

出題傾向

文系総合

⚪︎社会をベースにした問題。

⚪︎社会に関する資料やデータから自分の考えを書く問題が多い。

⚪︎記述問題が半分以上を占めるが、一部計算問題が出題されることもある。

⚪︎2024年度では、「あなたがエネルギー担当者になった場合に、エネルギー供給割合をどのようにしていくことを提案しますか」という150字程度の記述問題が出題された。

⚪︎社会の勉強をベースに、作文対策をするのが良い。

理系総合

⚪︎理科をベースに、算数的な思考を合わせた問題。

⚪︎算数の会話形式の問題で構成される。

⚪︎日頃の算数、理科の対策をベースにして解いていける問題。

 

⑥問題の形式等が似ている学校は?

全体的な傾向として、安田学園中学校に似ていると思われます。

3.桜美林中学校を受ける際の併願パターンは?

1月受験校

 

埼玉栄中学校・獨協埼玉中学校・西武学園文理中学校

 

1月は、上記3校でしっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着くことができます。

2月1日

 

午前:桜美林中学校(午前・1次)

午後:桜美林中学校(午後・1次) 

 

午前・午後共に、桜美林中学校で決まりです。

2月2日

 

午前:国学院大学久我山中学校(2次)・東京電機大学中学校(3次)

午後:桜美林中学校(2次)・駒込中学校(特待・4次)

 

午前は、桜美林中学校に合格されていれば、国学院大学久我山中学校(2次)に挑戦してみましょう。そうでなければ、東京電機大学中学校(3次)で抑えておくのが良いと思われます。

午後は、桜美林中学校(2次)駒込中学校(特待・4次)が良いでしょう。但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、午前・午後どちらかの受験を回避しても良いかと思います。

2月3日

 

午前:日本大学第二中学校(2次)・東海大学附属高輪台中学校(2次)

午後:桜美林中学校(3次)・淑徳中学校(スーパー特進・2次)

 

午前は、日本大学第二中学校(2次)東海大学附属高輪台中学校(2次)が良いです。
午後は、桜美林中学校(3次)で決まりです。合格されていれば、淑徳中学校(スーパー特進・2次)にチャレンジしましょう。

2月4日

 

午前:駒込中学校(5次)・東洋大学京北中学校(4次)・淑徳巣鴨中学校(3次)

午後:東京電機大学中学校(4次)・文教大学付属中学校(5次)

 

午前は駒込中学校(5次)・東洋大学京北中学校(4次)・淑徳巣鴨中学校(3次)が良いでしょう。 午後は東京電機大学中学校(4次)文教大学付属中学校(5次)が候補に挙がります。

4. 桜美林中学校の受験対策方法

それでは、具体的な受験対策方法に移っていきましょう。

①時期別・教科別対策内容

①小学四年生

②小学五年生

③小学六年生(4月〜6月)

④小学六年生(7月〜8月)

⑤小学六年生(9月~11月)

⑥小学六年生(12月~1月)

 

(1)小学四年生

算数
  • ・塾に通っている場合は、塾のカリキュラムに沿って学習する。

    ・塾に通っていない場合は、「予習シリーズ」に沿って進める。

    ・小問を含めてまんべんなく出題されるので、苦手な単元をなくす。

    ・計算力を高めるために毎日計算練習をして、はやく正確に解く練習をする。

国語
  • ・カリキュラム、予習シリーズをもとに学習する(簡単な文章から確実に読めるようにする)。

    ・授業で扱った文章を、50字程度で要約する練習をする。

    ・毎日の読書を習慣化し、読解力をつける。

    ・作文問題対策のため、日頃から日記を書くなど、文章を書く練習をする。

  • ・語彙や漢字も、しっかりと定着させる。
    ・、「わかる国語」(旺文社)などの総合的な文法書を用いて、文法や表現技法対策をする。
理科
  • ・生物や地学を中心にしっかりと暗記をする。

    • ・気になったことは、図鑑や理科事典を用いて、深く調べる。

    • ・科学館に行くことや、実験を行うことも非常に大切。

      ・「なぜ洗濯物は乾くのか?」など身の回りの現象について、保護者様も一緒に考察する。

社会
  • ・地理分野が本格的に始まるので、地図帳を活用しながら学習する。

    ・地形図の読み取りも出来る様にする。

    ・統計図、雨温図など資料にも目を通す。

    ・日頃からニュースや新聞を見て、今話題の内容について理解を深めていく。

  • ・日常生活において、疑問に思うことを調べる癖付けをする。

 

(2)小学五年生

算数
  • ・カリキュラム通りに学習を進める。

    小学4年生、小学5年生の内容を適宜復習する。

    ・基本〜標準的な問題をしっかり解けるようにする。

  • ・数の問題、速さ、図形はすぐに答えを見るのではなく、しっかりと考えて解く。
国語
  • ・物語文、説明文を客観的に読み、筆者の意見を正確に読み取る訓練をする。

    要旨を50〜80字程度でまとめる練習をする。

    ・日記や読書の習慣を継続する。

理科
  • ・物理、化学の計算問題が始まるので、基本~標準的な問題を解けるようにする。

    ・計算問題の仕組みについて理解をする。

    ・単なる暗記ではなく、身近な現象がなぜ起きるのかを考えながら学習する。

  • ・図鑑や理科事典で深く調べる。科学に関するドキュメンタリー番組を見るのも良い。
社会

・歴史の学習では、全体の流れを理解しながら、確実に暗記を行う。

・地名や場所は、地図帳で確認するようにする。

・出来事の年号が問われるため、年号暗記を徹底する。

・写真や絵、史料についても、しっかりと確認しながら学習を進める。

・ニュースや新聞を活用し、時事問題の理解を深める。

 

(3)小学六年生(4月〜6月)

算数

・前学年までの復習をしながら、全体的なレベルを上げる。

図形・速さ・数の問題に不安がある場合は、この時期に克服する。

・全体的な復習として、「ベストチェック」(みくに出版)に取り組む。

過去問に挑戦し、実践力を高める。

国語

・様々なジャンルの文章を読んで、問題を解いていく。

要旨をまとめる練習、日記・読書の習慣は継続する。

・作文対策として、一週間に1度、こども新聞の「天声人語」欄に関して、感想や考えを書く練習をする。

過去問に取り組み、読解力を強化する。

理科
  • ・全分野の暗記や理解を総復習しつつ、計算単元の理解をする。
  • ・計算問題が苦手な生徒様はこの時期に克服する。
    ・どの問題も、問題の答えが合っていたで満足せずに、納得いくまで調べる。
社会
  • ・公民の基本~標準的な内容を理解し、暗記する。

    ・時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行く。

  • ・ニュースや新聞で時事問題について見識を深める。
  • ・有名な国の大統領や首相の名前、政治の仕組みは知っておく。
 

(4)小学六年生(7月〜8月)

算数
  • 過去問を3〜5回分解き、実践力を高める。

    ・苦手単元があれば、夏休み中に克服する。

    「ベストチェック」を1周し、解き直しもする。

    ・秋以降は過去問演習が中心になるため、まとまった時間が取れるこの時期に基礎を固める。

国語
  • 過去問を3回分解き、試験の形式になれる。

    ・記述問題は、ポイントを箇条書きしてから解答を書いていくようにする。

  • 主語を書くことを意識する。

    ・語彙・漢字・文法・表現技法は、この夏休みで固めていく。

理科
  • 過去問を3回分解き、理解不足の所は、基本に戻って理解する。

    ・物理と化学だけでなく、地学の計算問題にも対応できるようにする。

社会
  • 過去問を3回分解き、弱点を見つけ補強する。

  • ・資料をしっかりと読み解く練習、論理的に文章を書く練習を行う。
    ・ここ2.3年ほどの時事問題を学びつつ、地図帳・統計・資料集・条文など確認して知識の総復習をする。
 

(5)小学六年生(9月~11月)

算数
  • 過去問を中心に学習し、解き直しを徹底する。

    「ベストチェック」の解き直しをしながら、「プラスワン」(東京出版)にも取り組む。

    図形・数の問題・速さを重点的に学習する。

国語
  • ・過去問を中心に学習を進める。

    漢字・語彙・文法・表現技法を定着させる。

    ・過去問の解き直しをする。

    読書や日記習慣は継続し、読解力向上を図る。

理科
  • ・過去問を中心に学習する。
    出題された内容の理解度を、保護者様に確認してもらう。

    ・解き直しを忘れずにする。

社会
  • ・過去問を中心に学習する。

    「日本のすがた」(最新版)を活用し、統計の勉強をする。

    ・大手塾が出版している「重大ニュース」を読み、更に時事問題を強化する。

 

(6)小学六年生(12月~1月)

算数
  • ・過去問の解き直しを徹底する。

    図形・数の問題・速さを含めた全般的な定着を図る。

    ・過去問演習を継続し、復習を徹底する。

    「ベストチェック」「プラスワン」を復習し、基本~標準的な問題で取りこぼしをなくす。

国語
  • ・時間配分や設問形式を忘れないため、1~2週間に1度は過去問を解く。

    ・漢字・語彙・表現技法の最終チェックをする。

    ・日々の読書や日記を継続する。

理科
  • ・これまで学んだ内容で、理解しきれていない部分をチェックする。

    標準的な計算問題や有名問題を解き直し、確実に解けるようにする。

社会
    • ・全般的な復習をする。

  • 地図帳・地形図・雨温図・統計・年号暗記など、疎かになりやすい所を復習する。
    ・時事問題への理解を深める。


②桜美林中学校の過去問対策方法

(1)過去問の効果的な使い方

算数・理科の計算問題は比較的似た傾向の問題が出題されますので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。

国語については、形式に慣れれば良いと思われますが、記述問題が多く、苦労する点も多いかと思います。 記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。

社会はそれ程特殊ではありませんので、形式に慣れる程度で十分です。

(2)いつから解き始めればよいか

算数と国語については、夏休み前から解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、特に算数は差がつきます。早めに解き始めましょう。

一方、理科と社会は夏休みに入ってからでも十分です。あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行いましょう。

(3)何年分を何周解けばよいか

教科 目標回数 解き直し ポイント

算数

10回~20回 3~4周

図形・数の問題・速さといった、よく出題される単元があるため、時間を測って素早く解く練習をする。

国語

5回~10回 2周

オーソドックスな出題形式だが、記述問題が多いため、苦手な生徒様は重点的に練習する。

理科

10回~20回 3~4周

過去問で理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直す。計算問題は類題が出やすいため、繰り返し解いて定着を図る。

社会

5~10回 2周

資料の読み込みや記述が苦手な生徒様は、10回以上過去問を解く。形式に慣れ、間違えた内容の周辺知識を整理・暗記する。


③保護者様にできるサポート内容

(1)成績が下降してきたら…

基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。 塾などで難しい問題ばかり行っていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。

保護者様は、生徒様に基本的な問題、例えば小学四年生・五年生の単元に立ち戻って再度復習するよう、指示しましょう。

生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と責めずに、ご対応下さい。 また、試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様を見守りましょう。

なお、復習というのは、間違えた問題を出来るまで解き直しを行うことを言います。一度解けたとしても、しばらく経ってから解き直すことも重要ですので、保護者様でしっかりと管理して頂くと良いでしょう。

(2)計算力対策

駒込中学校は、計算力が鍵を握ります。計算問題や、数の問題を中心として計算力が必要な問題が出題されています。

毎日10問程度、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。 計算間違いが多い生徒様の場合、まずはゆっくりと正確に解く練習をしましょう。 正確さが身についてから、速く解く練習も行いましょう。

(3)理科の対策

駒込中学校の理科は、理解を問う問題が出題されております。そのため、 保護者様は身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにすると良いでしょう。

例えば、

 

「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」
「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」
「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」
「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」

 

など、身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。

(4)時事問題対策

時事問題こそ、保護者様の出番です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい。

例えば、

 

「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」
「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」

 

と言った質問から、生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。

(5)ケアレスミス対策

計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。

計算間違いを無くすには、ゆっくり、正確に計算を行うことから練習し始めます。そして、頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いです。

見間違い・勘違いを防止するには、文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。生徒様が答えを出したら、もう一度問題文を確認しましょう。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ります。保護者様も、是非、生徒様の横でチェックしてください。

まとめ

桜美林中学校は、生徒様の進路を親身になって考える学校で、難関大学への進学率も年々高まっております。
入試問題は、算数を中心に基礎をしっかりと固めることが大事です。算数では、数の問題・速さ・図形を中心に対策を行いましょう。国語は、要旨把握を中心に対策をしつつ、近年、問われている作文問題に注意して下さい。日頃から、日記や新聞記事の感想・考えを書くと良いでしょう。

【参考文献】

文献1:桜美林中学校
文献2:桜美林中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

文献3:安田学園中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

 

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