1.立正大学付属立正中学校とは?
1872年に設立され、2013年に現在の場所へと移転。立正大学への 内部進学率は約3割 。多くの生徒様が大学受験を行います。
充実したスポーツ施設が自慢の学校 です。仏教(日蓮宗)の学校ですから、宗教の授業があり、日蓮聖人の教えやその生涯を学びます。
全体のカリキュラムとして、 自ら問題点を発見し、解決していく力を養うことを重点に置いており、読解・調査・発表の機会が豊富に用意 されています。キャリアデザインの一環として、 職場体験 なども用意されています。
2. 立正大学付属立正中学校の入試傾向について
第1回〜第4回の試験科目は 算数・国語・理科・社会の4科目 、または 算数・国語の2科目 です。 試験時間は、 算数50分・国語50分・理科社会合わせて50分 です。配点は各々 100点・100点・50点・50点 です。
第1回については、適性検査型入試も実施されます。試験科目は 適性検査Ⅰ・Ⅱ です。 試験時間は、各々 50分 、配点は各々 100点 です。
第1回と第2回入試では、英語入試も実施されています。 入試問題は、 基本的な問題が中心 です。 算数は幅広く出題されますから、単元を絞らずに基礎を固めて下さい。
国語・社会では 作文問題 が出題されますから、日頃から文章を書く練習をして、 論理的に書ける様に しましょう。
①算数
例年、 大問が10題前後の出題で、大問1番が計算問題、大問2番が小問集合、大問3番以降が単元別の問題 となっています。この傾向は回数によりません。 全体的に 基本的な問題 で、単元別の問題は、設問小問が無い形式が多く、素早く確実に解く必要があります。 計算問題で確実に正答するように対策をする事が大切 です。毎日、計算練習をしていきましょう。また、 単位換算に関する問題も頻出 です。疎かになりやすいですから注意して下さい。
単元別の問題は、幅広く出題されていますので、単元を絞らずに 全般的に基礎を固めましょう 。2024年度第1回も 数の問題・図形・速さ・割合など様々な単元 が出題されました。 まずは小学5年生までの内容をしっかり出来るようにする事が大切です。 そこから、少しずつ積み上げていきましょう。
②国語
例年、 大問数が4〜5題で、大問1番が説明文、大問2番以降が漢字・語彙の問題 となっています。 説明文は、文章自体は長くなく、設問は漢字・接続詞・抜き出し・正誤選択・整序・記述問題など、総合的な出題です。
特徴的な問題は記述問題 です。年度・回数によって形式が違う事があり、主に① 本文の内容についての記述問題が多い形式 ② 本文についての記述問題は少なく、その代わりに作文問題が出題される形式 の2パターンに分かれています。2024年度第1回午前では、②の作文問題の形式でした。作文の内容としては、「食品ロスを減らすために日常生活であなたができることを考え、具体的に説明しなさい」という設問でした。作文問題に対する対策をしていた生徒様とそうでない生徒様では差がついた問題でした。 日頃から日記を書くなど対策をした方が良いでしょう。
語彙の問題は、ことわざ・慣用句の他に、文法も良く出題されています。 「わかる国語」 (旺文社)など、総合的な文法書を一冊用意して学習する必要があるでしょう。
③理科
例年、 大問4題の出題で、物理・化学・生物・地学が満遍なく 出題されています。この傾向は回数によりません。
物理では、 ばね・てこ などの簡単な計算問題が出題される事があります。また、 電気・光 といった理解して解く問題も出題されています。全般的に対策を行う必要があります。
化学も、物理同様、簡単な計算問題が出題される事があります。2024年度第1回午前でも、気体に関する計算問題が出題されました。計算問題対策をされている生徒様とそうでは無い生徒様で差がついたと思われます。 問題集で出てくる基本的な計算問題は対応出来るようにしておきましょう。水溶液・気体に関する問題が頻出 ですので、気体の採集方法や、水溶液の性質・分類といった分野を良く理解・暗記しておくようにしましょう。
生物は、 動物・植物 が頻出です。知識問題が中心の出題となっています。
地学も、生物同様に知識問題が中心ですが、満遍なく出題されています。時折、 簡単な計算問題 が出題されています。
④社会
例年、 大問3〜4題の出題で、地理・歴史・公民が満遍なく 出題されています。漢字指定の問題もありますから、注意して下さい。この傾向は回数によりません。
地理では、 日本地図を元にした問題 がよく出題されています。 地図帳を軸にした学習が効果的 です。世界との関係も出題されていますので、世界地理も学習する必要があります。世界の国々の国名・場所や国旗をよく見ておきましょう。 統計・雨温図 も出題されています。また、 世界遺産が頻出 ですから、しっかりと対策しておきましょう。
歴史は 年表形式で問われる 事が多いため、 年号暗記は必須 です。 写真や絵 に関する問題も頻出ですから、普段から資料集を用いた学習を心掛けてください。
公民は、全般的な内容が出題されていますが、 注意すべきは時事問題と記述問題 です。時事問題はよく出題されているため、 最近の時事を中心に、ここ5年程度の内容 は知っておく必要があります。2024年度第1回午前では、大谷翔平選手を答えさせる問題が出題されました。 ニュース・新聞で幅広く知っておく必要 があるでしょう。
記述問題は、 作文形式の問題 が多く、時事的な設問が多い傾向にあります。国語で行う作文対策をしつつ、時事対策を行っておきましょう。
⑤適性検査
例年、 適性検査はⅠ・Ⅱがあり、Ⅰは国語の問題、Ⅱは理科・社会・算数の融合問題 です。
Ⅰは、長文を題材にした国語の問題で、 説明文1題 が出題されます。 記述問題が多く、作文問題も出題 されています。2024年度適性検査型でも、例年通り、最後の設問で400字以内の作文問題が出題されました。字数に差があるものの毎回同系統の出題で、 これだけの長さの作文問題は付け焼き刃では対応出来ません。 ですから、しっかり対策をされていた生徒様とそうでない生徒様では、大きく差が開いたものと思われます。
Ⅱは、理科・社会・算数の各々に関する問題となっています。それぞれの科目を暗記ではなく、 現象理解出来ているか、物事を深く考えているか、及び算数の論理的思考力 が問われています。どの問題も、文章が長く、与えられている文章や表、資料から生徒様の考える力を問う良問となっています。 基本的な知識はあまり問われない問題ですから、広い視野を持って、現象を考えていく癖付けが重要です。
⑥問題の形式等が似ている学校は?
全体的な傾向としては、 成城学園中学校 や、 武蔵野大学中学校 が似ていると思われます。
3.立正大学付属立正中学校を受ける際の併願パターンは?
①1月受験校
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埼玉平成中学校・秀明八千代中学校 |
1月は、練習として、 埼玉平成中学校・秀明八千代中学校 が挙げられます。 しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。
②2月1日
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午前: 立正大学付属立正中学校(1次午前) 午後: 立正大学付属立正中学校(1次午後) |
午前・午後共に、立正大学付属立正中学校で決まりです。
③2月2日
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午前: 立正大学付属立正中学校(2次)・東京成徳大学中学校(一般・2次) 午後: 東京立正中学校(前期奨学生・2次)・品川翔英中学校(4次) |
午前は、 立正大学付属立正中学校(2次) で決まりです。合格されていれば、 東京成徳大学中学校(一般・2次) が良いでしょう。
午後は、 東京立正中学校(前期奨学生・2次)・品川翔英中学校(4次) が宜しいかと思います。 但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、生徒様の疲労を考慮して、 午前・午後どちらかの受験を回避しても良いかと思います。
④2月3日
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午前: 立正大学付属立正中学校(3次)・東海大学付属高輪台高等学校中等部(2次) 午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次) |
午前は、 立正大学付属立正中学校(3次) で決まりです。合格されていれば、 東海大学付属高輪台高等学校中等部(2次) で決まりです。
午後は、 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(3次)・品川翔英中学校(5次) がおすすめです。
⑤2月4日
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午前: 文教大学付属中学校(5次)・帝京中学校(特進・3次) 午後: 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・品川翔英中学校(6次)・国士舘中学校(4次) |
午前は、 文教大学付属中学校(5次)・帝京中学校(特進・3次) が良いでしょう。
午後は、 多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・品川翔英中学校(6次)・国士舘中学校(4次) がおすすめです。 尚、2月7日には 立正大学付属立正中学校(4次) がありますので、最後まで頑張りましょう。
4. 立正大学付属立正中学校の受験対策方法
ここからは具体的な受験対策方法をお話していきましょう。
①時期別・教科別対策内容
(1)小学4年生
算数は、塾のカリキュラムに沿って行っていきましょう。 塾に通われてない生徒様は「予習シリーズ」に沿って進めていくと良いでしょう。 立正大学付属立正中学校は、 満遍なく出題されますので、苦手単元を作らない事が大切 です。
また、 計算力は必須 です。入試問題の大問1番で、必ず計算問題は出題されます。ですので、計算力の強化を今のうちに行いましょう。毎日計算練習を行い、早く、正確に解く練習を行って下さい。 単位換算の問題 も出題されていますので、対策が必要です。
国語も、カリキュラムをもとに行いますが、授業で扱った文章の要約をすると良いでしょう。 50字程度で書く練習 をして下さい。 作文問題 が出題されることがありますから、 日記を書いて、保護者様で添削を行うのが良いでしょう 。また、毎日の読書を心掛けて下さい。語彙・漢字についても、しっかりと定着させていきましょう。 文法対策としては、 「わかる国語」 (旺文社)などの総合的な文法書を1冊ご用意頂き、少しずつ対策を行っていくと良いでしょう。
理科は、生物・地学を中心とした学習が始まります。暗記で対処出来る問題が多いのですが、 身の回りの現象理解も大切 です。 疑問に思うことは、図鑑・理科事典を用いて、調べていきましょう。 調べて納得すると、暗記も定着出来ていきます。
社会は、地理分野が本格的に始まりますので、 地図帳片手に場所を調べながら 学習しましょう。 世界遺産の場所 についても確認して下さい。 全般的に基本的な知識の暗記が必要です。 統計や雨温図 といった資料も理解しながら、定着させましょう。
また、 日頃からニュース・新聞を見て 、今話題の内容について理解を深めていくと良いでしょう。
世界地理についても出題されています。 世界の国々について、場所・国名・国旗をしっかりと暗記 して下さい。
(2)小学5年生
算数は、引き続き、カリキュラム通りに行って頂きたいですが、 小学4年生の内容、及び小学5年生で習う内容も適宜復習 するようにして下さい。 少し時間が経ってしまうと、出来なくなってしまう事も多いです。 全体的に 基本的な問題をしっかり解けるように していきましょう。 数の問題・図形・速さ・割合 といった難しい内容については、良く時間を掛けて学習して下さい。
国語は、物語文・説明文共に、生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、 客観的に読む訓練 です。 また、前学年同様、 要旨を50~80字程度で書く練習や日記・読書 について、引き続き行って下さい。
理科は、物理・化学の計算問題が始まります。 基本的な問題を解けるようにしつつ、計算の仕組み・式の意味を理解する事が大切です。 引き続き、単なる暗記だけではなく、何故身近な現象が起きるのか、考えてみましょう。図鑑・理科事典で深く調べていくと良いでしょう。
社会は、歴史が始まります。全体的な流れを理解しながら、確実に暗記を行って下さい。 出来事から時代が把握出来る様にして下さい 。 年表形式で問われますから、主な出来事の 年号暗記も必要 です。
また、 写真・絵 といった資料につきましても、しっかりと確認しながら学習を進めて下さい。 ニュース・新聞を通して時事問題の理解を深めましょう。
(3)小学6年生(4月〜6月)
算数は、前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 不安がある単元は、この時期に克服したい所です。 小学五年生までの内容に遡って復習していくことが大事です。 進んでいる生徒様は、全体的な復習として、 「ベストチェック」 (みくに出版)に取り掛かると良いでしょう。 過去問にも一度取り掛かってみましょう。
国語は、様々なジャンルの文章を読んで、問題を解いていく時期です。 この時期でも、 要旨を纏める練習・日記・読書の習慣 は継続して下さい。尚、作文対策として、 こども新聞の「天声人語」欄に関して、生徒様の感想や考えを書くと良い でしょう。毎日でなくて良いですから、1週間に1度程度行うことをおすすめします。その際、保護者様が添削をしてあげて下さい。 算数同様、 過去問を解き始めると良いでしょう。
理科は、全分野の暗記や理解を総復習しつつ、計算単元の理解をしていきましょう。計算問題が苦手な生徒様はこの時期に克服しましょう。 物理・化学の計算問題を中心に対策しましょう 。 どの問題も、問題の答えが合っていた、で満足せずに理解出来るまで調べてみましょう。
社会は、公民が始まります。基本的な内容を理解・暗記して下さい。 また、時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行くと、今後楽になります。 ニュース・新聞で時事問題について見識を深めましょう 。 時事問題は、記述問題での出題可能性がありますので、理解をするようにして下さい。
(4)小学6年生(7月〜8月)
算数は、 過去問を3〜5回分 解いていきましょう。また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 「ベストチェック」を1周させ、解き直し もしていきましょう。 秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。
国語も、 過去問を3回分 は解いて、形式に慣れましょう。 記述問題はポイントを箇条書きしてから解答を書いていくようにしましょう。主語をきちんと書くことが大切です 。語彙・漢字・文法については、この夏休みで固めていきましょう。
理科も、 過去問を3回分 解きましょう。過去問を解きながら、理解していない単元があれば、この夏休みに徹底して行いましょう。 物理・化学の計算問題については、よく解き直しをしておいて下さい。特に化学は過去問と似た問題が出題されています。
社会も、 過去問を3回分 行いましょう。作文問題が最も重要ですから、論理的に文章を書く練習を行って下さい。 また、 ここ5年ほどの時事問題 を学びつつ、 地図帳・統計・雨温図・年号 など確認して知識の総復習をしましょう。
(5)小学6年生(9月~11月)
算数は、過去問中心になりますが、特に解き直しに力を入れて下さい。 「ベストチェック」の解き直しをしつつ、「プラスワン」 (東京出版)も解くと良いでしょう。何度も解き直して出来る様にしていきましょう。
国語も、過去問を中心に進めますが、 漢字・語彙・文法の強化 も忘れずに行って下さい。 これまでの解き直しも行いましょう。 この時期でも、 読書・日記・要約は継続 して下さい。
理科も、やはり過去問を中心に行っていきます。 過去問で出てきた内容については、 暗記だけでなく、理解が出来ているか、保護者様で確認して頂くと良いと思います。 解き直しも忘れずに行って下さい。
社会も、過去問が中心になりますが、引き続き、時事問題について考察・理解していきましょう。 また、 「日本のすがた」 (最新版)を利用した統計の勉強や、大手塾から出版されている 「重大ニュース」 も見ておきましょう。
(6)小学6年生(12月~1月)
算数は、過去問の解き直し、全般的な定着を行いましょう。 この時期でも、過去問演習は効果的ですから、遡って行って下さい。 基本的な問題で取りこぼしが無いように、「ベストチェック」「プラスワン」 を復習しましょう。
国語は、時間配分・設問形式を忘れないために、 1週間~2週間に1度 は過去問に触れましょう。 漢字・語彙・文法の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書・日記・作文対策なども継続してください。
理科は、今まで習ってきた内容や、過去問の内容で、理解しきれていない所は無いか、確認して下さい。 計算問題も、 基本的な問題や有名問題での取りこぼしが無いように 復習をして下さい。 化学は似た問題が出題されていますので、解き直しをしっかり行って下さい。
社会は、全般的な復習をしつつ、 地図帳・雨温図・統計・年号暗記 など、疎かになりやすい所を復習しましょう。 出来るだけ時事問題を深めましょう。
②立正大学付属立正中学校の過去問対策方法
(1)過去問の効果的な使い方
算数・理科の計算問題は比較的似た傾向の問題が出題されますので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。
国語・社会については、 形式に慣れれば良い と思われますが、それぞれ記述問題が多く、苦労する点も多いかと思います。
記述問題が得意な生徒様は少なめで良いですが、そうではない生徒様は10回分以上解くと良いでしょう。
(2)いつから解き始めればよいか
算数と国語については、 夏休み前から 解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高い科目で、 特に算数は差がつきます 。早めに解き始めた方が良いでしょう。
一方、理科と社会は 夏休みに入ってから 始めれば良いと考えます。 あまり早く始めても、試験範囲の学習が終わっていない場合もありますので、焦らず夏休みに集中して行っていきましょう。
(3)何年分を何周解けばよいか
算数は、全体的に出題されるものの、 数の問題・図形・速さ・割合は頻出 ですし、素早く正確に解く練習も必要です。 従って、 最低10回分、出来れば20回分 解いておきたい所です。 まずは時間を測って解き、その後、 間違えた問題を中心に3~4周は解き直し をしましょう。
国語は、それほど特殊な出題形式ではありませんが、記述問題・作文問題が多いため苦労される生徒様も多くいらっしゃると思います。 従いまして、記述・作文が得意な生徒様は 5~10回分 程度でも良いでしょう。一方、苦手な生徒様は 10回分以上 解いて慣れる必要があります。2周解き直しが出来れば良いと考えます。
理科は、過去問を解くことで、理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直すようにしましょう。計算問題については、練習が必要です。 特に化学の計算問題は良く似た問題が出題されています。 そのため、 最低10回分、出来れば20回分 解くと良いかと思います。 解き直しについては、 計算問題の解き直しを中心に3~4周 行いましょう。
社会は、国語と同様に、記述が得意な生徒様は 5~10回分 で良いでしょう。一方、そうではない生徒様は 10回分以上 解いた方が良いでしょう。 解き直しは2周程度 で良いと思われますが、過去問で間違えた問題から、弱い所を見つけ出し、その強化に時間を掛ける様にして下さい。
③保護者様にできるサポート内容
(1)成績が下降してきたら…
基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。 塾などで難しい問題ばかり行っていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば 小学4年生・5年生の単元に立ち戻って、再度復習 をされる事をおすすめします。 生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」とお声掛けし、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。
また、 試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様 を見てあげて下さい。 尚、復習というのは、 間違えた問題を出来るまで解き直しを行うこと を言います。 出来るまで行うことがポイント です。また、一度解けたとしても、また暫く経ってから解き直すことも必要ですので、 保護者様でしっかりと管理して頂くと良いでしょう。
(2)計算力対策
立正大学付属立正中学校は、 計算力が鍵 を握ります。計算問題は必ず出題されていますし、大問数も多いですから、正確性を伴いながらスピードも必要です。 毎日5問程度 、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。
計算間違いが多い生徒様の場合、 まずはゆっくりと正確に行う練習 をしましょう。 正確さが身についてから、スピードの順番でお願いします。
(3)理科の対策
立正大学付属立正中学校の理科は、暗記が中心ではありますが、理解を問う問題も出題されております。 保護者様としましては、 身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。
例えば、 「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」 「シャボン玉の仕組みを一緒に考えてみようか。」 「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」 「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」 など、 身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。特に、物理・化学の分野により力を入れて下さい。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。
(4)時事問題対策
時事問題こそ、保護者様の出番 です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。 ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい。
例えば、 「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」 「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」 と言った質問から、 生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。 是非、取り組んで頂ければと思います。
(5)ケアレスミス対策
計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。 しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。また、優秀な生徒様は何故ケアレスミスが少ないのでしょうか。
まず、計算間違いからお話しましょう。 計算間違いを無くすには、まず(2)でお話したように、 ゆっくり、正確に計算を行うことから始めます。 そして、 頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いと思います。
次に、見間違い・勘答えについてです。 文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。 答えを出したら、もう一度問題文を確認し、生徒様自身の解答も、もう一度確認です。 このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ると思われます。 保護者様も、是非、生徒様の横でチェックして頂けると良いかと思います。
まとめ
入試問題は、 基本的な問題が中心 です。差がつきやすい算数は幅広く出題されますから、 単元を絞らずに基礎を固めて下さい 。
国語・社会では 作文問題 が出題されますから、 日頃から日記や要約など文章を書く練習 をして、 論理的に書ける様に しましょう。
【参考文献】
立正大学付属立正中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
成城学園中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
武蔵野大学中学校2025年度版10年間過去問声の教育社
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