中学受験生入会CP

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1.サレジアン国際学園中学校とは?

1947年に星美学園中学校として開校。2022年に現校名に変更して、共学化したキリスト教系の学校です。授業では、詰め込み型教育からの脱却を目指し、自ら論理的に考えるプロセスを大事にしています
当校の特徴である国際教育 として、本科以外のコースでは英語の授業数は大変多いです。初学者から始めるインターSGクラスで、英語授業数は週11時間を数えます。学習面に力を注ぐために、クラブ活動は週3日までとしています。

 

2.サレジアン国際学園中学校の入試傾向について

第一回・第三回・第五回の試験科目は、算数・国語・理科・社会の四科目、または算数・国語の二科目です。
試験時間は算数50分、国語50分、理科と社会合わせて50分、配点は算数100点、国語100点、理科50点、社会50点です。
第二回・第四回の試験科目は、算数・国語・理科・社会から二科目選択です。 試験時間は二科目合わせて60分、配点は合計で100点です。 21世紀型試験の試験科目は、算数・国語・理科・社会から二科目選択、または思考力問題です。 試験時間はどちらの形式でも60分、配点は合計で100点です。
入試問題は、当校の方針通り、知識は基本レベルで十分で、思考力・文章力を多分に試す試験です。 制限時間内に収めるには困難な程、分量が多い事も特徴です。

 

①算数

第一回では、例年、大問5題の出題で、大問1番が計算問題、大問2番が小問集合、大問3番以降が単元別の問題となっています。
解法を書く欄のある問題がありますので、式・解き方を丁寧に記述出来るようにしておきましょう。単元としては、全体的に満遍なく出題されていますが、図形・数の問題・速さの出題が多い傾向にあります。全体としては基本〜標準的な問題が多いです。

 

図形では、平面図形・立体図形どちらも出題されており、平面図形は、図形の移動・相似・面積、立体図形は、体積・切断が頻出です。2024年度第一回では、大問5番で、サイコロを転がしていく時の目の値に関する問題が出題されました。単なる解法暗記では全く歯が立たない問題でした。日頃からじっくりと考えて、何故そうなるのか、突き詰める必要があるでしょう。

 

数の問題では、規則性・場合の数・推理問題が出題されています。やはり、具体的に手を動かして考える事が最も近道です。

 

速さは、旅人算・水量・点の移動が頻出です。グラフを読み取る、もしくはグラフを自分で書けるようにしておく事が大切です。
その他注意する点としては、最頻値・中央値などのデータに関する問題が出題される事です。この単元は、小学生のテキストには載っていません。中学一年生のテキストを購入して、対策しましょう。問題自体は基本的なものです。
第二回の科目選択回では、大問3題の出題で、大問1番が計算を含めた小問集合、大問2番・3番が単元別の問題です。傾向には変わりありません。

 

②国語

第一回は、例年、大問3題の出題で、大問1・2番が文章題、大問3番が漢字・語彙・資料解釈問題となっています。全体として大変記述問題が多い形式です。2024年度第一回も、傾向変わらず、記述問題が数多く出題されました。

 

文章題は説明文と物語文が各々1題ずつ出題されていますが、まれに随筆文も出題されています。設問は接続詞・語彙・正誤選択・抜き出し・穴埋め・記述問題など、総合的な出題となっています。
最も特徴的な問題は記述問題です。記述問題は、大きく分けて2通りの出題形式です。一つは、本文の内容に関する記述問題です。この問題に対しては、しっかりとした読解力とポイントを外さずに書く事が求められます。

 

もう一つの形式が、生徒様の考えを問う作文問題です。本文の内容を参考にせずに、自由に書く形式です。日頃から日記を書いたり、新聞記事の感想・考えを書く練習をして、論理的な文章が書けるように練習しましょう。
第3問の資料解釈問題は、資料とそれに基づく会話文が与えられ、内容一致や作文問題が設問として与えられます。内容一致は客観的に、作文問題は生徒様の主観がベースになりますから、うまく切り替えが出来るようにして下さい。 科目選択回では、大問2題の出題で、大問1番が説明文、大問2番が漢字・語彙・資料解釈の問題です。問題の傾向は第一回と相違ありません。

 

③理科

例年、大問2.3題の出題で、生物・化学の出題が多く、物理・地学が少なめの出題です。どの回でも時間内に終えるには相当に厳しい試験です。素早く解答していく必要があります。
全体としては知識レベルとしては基本的ですが、実験・考察・観察問題が中心ですので、解きづらさを感じる生徒様は大変多くいらっしゃると思われます。机上の勉強だけではなく、普段から実験をしたり、図鑑・理科事典を見ながら納得していく学習の仕方が必要です。これは全分野において言える事です。

 

計算問題も出題されており、物理・化学だけではなく、生物・地学分野でも出題されることがあります。文章をよく読めば計算できる問題が多いですから、とにかく良く読解し、必要な情報を的確に取り出せるように練習しましょう。
記述問題が数多く出題されています。100字程度の記述問題もありますし、生徒様の考えを述べる問題もありますから、日頃から理科に興味を持ち、科学館に行ったり、ドキュメンタリー番組を見たりするのが良い対策になります。尚、2024年度第一回では、生物・地学の出題で、やはり記述問題が数多く出題されました。

 

④社会

例年、大問4題の出題で、地理・歴史・公民・時事問題が満遍なく出題されています。基本的な問題中心の出題ですが、記述・作文問題が数多く出題されています。この傾向は回数によりません。

 

地理では、日本・世界問わず、地図帳を中心とした学習が効果的です。過去には有名な国々の中で、太平洋に面している国の数が問われた事があります。また、雨温図や統計も頻出です。

 

歴史は出来事と時代を結びつけておき、流れを理解しておけば良いでしょう。注意すべきは出来事の並べ替え問題です。具体的な年号暗記が必要な問題ですから、対策は十分に行って下さい。

 

公民も、基本的な内容が問われていますから、基礎固めをしっかりと行いましょう。時事問題と絡めた出題も目立ちますので、ここ5年程度の時事は知っておきましょう。特に、世界に関する時事についても問われる可能性がありますので注意して下さい。

 

最後に特徴的な記述・作文問題についてお話しします。毎年複数題出題されていまして、2024年度第一回でも、5題出題されました。例えば、最近「はだいろ」という表記がされなくなった理由を答える記述問題がありましたが、この問題に答えるには日頃から視野広く考えているかが問われています。
ニュース・新聞での時事知識と、日頃から問題意識を持って考えを纏めておく事、及び論理的な文章が書けるように練習しておく事が挙げられます。一朝一夕には行きませんので、日々の習慣が大事です。

 

⑤問題の形式等が似ている学校は?

全体的な傾向としては、サレジアン国際学園世田谷中学校に似ていると思われます。

 

3.サレジアン国際学園中学校を受ける際の併願パターンは?

①1月受験校

埼玉平成中学校・東京成徳大学深谷中学校

1月は、練習として、埼玉平成中学校・東京成徳大学深谷中学校が挙げられます。 しっかりと合格を手にすることで、精神的に落ち着けると思われます。

②2月1日

午前:サレジアン国際学園中学校(1次)
午後:
サレジアン国際学園中学校(2次)

午前・午後共に、サレジアン国際学園中学校で決まりです。

③2月2日

午前:サレジアン国際学園中学校(3次)・文化学園大学杉並中学校(3次)
午後:
サレジアン国際学園中学校(4次)・サレジアン国際学園世田谷中学校(3次)

午前は、サレジアン国際学園中学校(3次)で決まりです。サレジアン国際学園中学校に合格されていれば、文化学園大学杉並中学校(3次)が良いでしょう。
午後も、サレジアン国際学園中学校(4次)で決まりです。やはり既に合格されている生徒様は特待生入試でレベルが高めですが、サレジアン国際学園世田谷中学校(3次)を受験しましょう。 但し、1日に午前・午後受験されると思いますから、合格されている生徒様は疲労を考慮して、午前・午後どちらかの受験を回避しても良いかと思います。

④2月3日

午前:サレジアン国際学園世田谷中学校(4次)・東京成徳大学中学校(3次)・明星中学校(3次)
午後:
サレジアン国際学園中学校(5次)・桜美林中学校(3次)

午前は、サレジアン国際学園中学校に合格されている生徒様は、サレジアン国際学園世田谷中学校(4次)が良いでしょう。やはり特待入試でレベルが高めですが、チャレンジしてみましょう。そうでない生徒様は東京成徳大学中学校(3次)明星中学校(3次)が良いでしょう。
午後は、サレジアン国際学園中学校(5次)で決まりです。既に合格されていれば、桜美林中学校(3次)が良いと思われます。

⑤2月4日

午前:多摩大学目黒中学校(4次)・文教大学付属中学校(5次)・文化学園大学杉並中学校(6次)
午後:
ドルトン東京学園中等部(3次)・多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・明星中学校(4次)

午前は状況に合わせて、多摩大学目黒中学校(4次)・文教大学付属中学校(5次)・文化学園大学杉並中学校(6次)が良いでしょう。
午後はドルトン東京学園中等部(3次)・多摩大学附属聖ヶ丘中学校(4次)・明星中学校(4次)が良いでしょう。

 

4. サレジアン国際学園中学校の受験対策方法

ここからは具体的な受験対策方法についてお話ししていきましょう。

①時期別・教科別対策内容

(1)小学四年生

算数は、「予習シリーズ」(四谷大塚)に沿って進めていくと良いでしょう。 サレジアン国際学園中学校は、小問を含めますと、満遍なく出題されますので、苦手単元を作らない事が大切です。また、計算力が必要です。入試問題の大問1番で、必ず計算問題が出題されます。毎日計算練習を行い、早く、正確に解く練習を行って下さい。

 

国語も、授業で扱った文章の要約をすると良いでしょう。50字程度で書く練習をして下さい。加えて、サレジアン国際学園中学校では、字数の多い作文問題が頻出です。毎日、日記を書いて、保護者様で添削を行うのが良いでしょう。
また、読解力向上のために、毎日の読書を心掛けて下さい。読書をしたら、感想文を書くことも、作文対策には有効です。語彙・漢字についても、しっかりと定着させていきましょう。

 

理科は、生物・地学を中心とした学習が始まります。サレジアン国際学園中学校の入試問題に対応するには、暗記だけでなく、身の回りの現象理解が非常に大切です。疑問に思うことは、図鑑・理科事典を用いて、深く調べていきましょう。科学館などに行ったり、実験を行うのも非常に大切です。自由研究を行うのも良いでしょう。

 

社会は、地理分野が本格的に始まりますので、地図帳片手に場所を調べながら学習しましょう。世界の国々についても、時事と絡めて出題されていますので、国の場所や地形を確認しましょう。 全般的な知識の暗記が必要ですが、統計や資料を確認しながら行いましょう。地図帳の後ろにある資料集や「朝日ジュニア年鑑」など、この時期から見ておくと良いでしょう。
また、日頃からニュース・新聞を見て、今話題の内容について理解を深めていくと良いでしょう。

(2)小学五年生

算数は、新しいことを習いつつ、小学四年生の内容、及び小学五年生で習う内容も適宜復習するようにして下さい。 少し時間が経ってしまうと、出来なくなってしまう事も多いです。 全体的に基本〜標準的な問題をしっかり解けるようにしていきましょう。文章の長い問題に慣れていくようにして下さい。
図形・数の問題・速さについては、特に重視して取り組んで下さい。すぐ答えを見ずに、考える癖付けをして下さい。

 

国語は、物語文・説明文共に、生徒様自身の意見ではなく、筆者の意見を読み取れるよう、客観的に読む訓練です。 また、前学年同様、要旨を50~80字程度で書く練習や日記・読書について、引き続き行って下さい。

 

理科は、物理・化学の計算問題が始まります。基本的な問題が解けるようにしておきましょう。 引き続き、単なる暗記ではなく、何故身近な現象が起きるのか、考えてみましょう。自由研究も行いましょう。 図鑑・理科事典で深く調べていくと良いでしょう。科学に関するドキュメンタリー番組を見るのも良い事です。

 

社会は、歴史が始まります。全体的な流れを理解しながら、確実に暗記を行って下さい。 主な出来事が何時代なのか、判断できるまで反復して下さい。年号暗記は必須です。 また、ニュース・新聞を通して時事問題の理解を深めましょう。

(3)小学六年生(4月〜6月)

算数は、前学年までの復習をしっかりしながら、全体的なレベルを上げていく時期です。 特に、図形・数の問題・速さに不安がある場合は、この時期に克服したい所です。 全体的な復習として、「ベストチェック」(みくに出版)に取り掛かると良いでしょう。 過去問にも一度取り掛かってみましょう。

 

国語は、様々なジャンルの文章を読んで、問題を解いていく時期です。 この時期でも、要旨を纏める練習、日記・読書の習慣は継続して下さい。こども新聞の記事(天声人語欄がおすすめ)を要約、考えを書く練習をするのも良い事です。 1週間に1度程度でも良いですから、やってみて下さい。 必ず、添削も行って下さい。 算数同様、過去問を解き始めると良いでしょう。

 

理科は、全分野の暗記や理解を総復習しつつ、より高度な理解をしていきましょう。問題の答えが合っていたで満足せずに、例えば選択肢の×のものは何故違うのか、など様々な場合を思考しながら、納得いくまで調べてみましょう。

 

社会は、公民が始まります。基本的な内容を理解・暗記して下さい。言葉の定義(例えば、公衆衛生とは何か?)をはっきりと理解しましょう。 また、時間を見つけて、地理・歴史の復習も取り入れて行くと、今後楽になります。 ニュース・新聞で見聞きした内容を深める作業を行いましょう。問題点や生徒様ご自身の意見を整理していくと良いでしょう。

(4)小学六年生(7月〜8月)

算数は、過去問を3〜5回分解いていきましょう。また、苦手単元があれば、夏休み中に克服していきましょう。 「ベストチェック」を1周させ、解き直しもしていきましょう。また、この夏休み中に、データの問題について学習しましょう。この単元は、小学生用の問題集には載っていません。中学一年生用の参考書・問題集を購入し、最頻値・中央値と言った内容を理解しましょう。
秋以降は、過去問など演習に時間を取られますので、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。

 

国語も、過去問を3~5回分は解いて、形式に慣れましょう。記述問題はポイントを箇条書きしてから解答を書いていくようにしましょう。主語をきちんと書くことが大切です。 語彙・漢字については、この夏休みで固めていきましょう。

 

理科も、過去問を3回分解きましょう。その場で考えながら解く実験・考察問題が多いですから、文章を良く読み、しっかり情報整理をして解く練習をして下さい。 また、理解していない単元があれば、この夏休みに徹底して行いましょう。自由研究も出来れば行って下さい。

 

社会も、過去問を3回分行いましょう。資料をしっかりと読み解く練習、論理的に文章を書く練習を行って下さい。 また、ここ5年ほどの時事問題や世界の時事を学びつつ、地図帳・統計・雨温図・年号など確認して知識の総復習をしましょう。

(5)小学六年生(9月~11月)

算数は、過去問中心になりますが、特に解き直しに力を入れて下さい。 「ベストチェック」の解き直しをしつつ、「プラスワン」(東京出版)も解くと良いでしょう。特に、図形・数の問題・速さを中心に解くことをおすすめします。 公立一貫校などの適性検査Ⅲの問題も参考になるでしょう。

 

国語も、過去問を中心に進めますが、漢字・語彙の強化も忘れずに行って下さい。 これまでの解き直しも行いましょう。公立一貫校などの適性検査Ⅰにある作文問題も参考になります。 この時期でも、読書・日記(新聞記事)・要約は継続して下さい。

 

理科も、やはり過去問を中心に行っていきます。 過去問で出てきた内容については、暗記だけでなく、理解が出来ているか、保護者様で確認して頂くと良いと思います。 解き直しも忘れずに行って下さい。公立一貫校などの適性検査Ⅱの問題も参考になるでしょう。

 

社会も、過去問が中心になりますが、時事問題やテーマ史について考察・理解していきましょう。 また、「日本のすがた」(最新版)を利用した統計の勉強や、大手塾から出版されている「重大ニュース」も見ておきましょう。

(6)小学六年生(12月~1月)

算数は、過去問の解き直し、図形・数の問題・速さ・データを含めた全般的な定着を行いましょう。 この時期でも、過去問演習、適性検査Ⅲの演習は効果的ですから、遡って行って下さい。 基本〜標準的な問題で取りこぼしが無いように、「ベストチェック」、「プラスワン」を復習しましょう。

 

国語は、時間配分・設問形式を忘れないために、1週間~2週間に1度は過去問・適性検査Ⅰに触れましょう。 漢字・語彙の最終チェックも忘れずに行い、日々の読書・日記も継続してください。

 

理科は、今まで習ってきた内容や、過去問の内容で、理解しきれていない所は無いか、確認して下さい。 適性検査Ⅱの演習も引き続き行うと良いでしょう。テーマ毎にノートに纏めると良いでしょう。

 

社会は、全般的な復習をしつつ、地図帳・雨温図・統計・年号暗記などを使用して、疎かになりやすい所を復習しましょう。 出来るだけ時事問題の理解を深めましょう。理科同様に、テーマごとにノートに纏めておくと良いでしょう。.

 

②サレジアン国際学園中学校の過去問対策方法

(1)過去問の効果的な使い方

算数は比較的似た傾向の問題が出題されますので、なるべく遡って行い、解き直しもしっかり行って下さい。国語は形式に慣れることが重要です。理科・社会は過去問で形式に慣れた後に、過去問をヒントにテーマ毎に纏めて、深く掘り下げることが必要でしょう。

(2)いつから解き始めればよいか

算数と国語については、夏休み前から解き始めると良いでしょう。 この2科目は配点が高く、差がつきやすい科目です。早めに解き始めた方が良いでしょう。

 

一方、理科と社会は夏休みに入ってから始めれば良いと考えます。 焦らず夏休みから集中して行っていきましょう。

(3)何年分を何周解けばよいか

算数は、図形・数の問題・速さ・データといった、よく出る単元がありますし、正確に解く練習も必要です。 従って、最低10回分、出来れば20回分解いておきたい所です。 まずは時間を測って解き、その後、間違えた問題を中心に3~4周は解き直しをしましょう。

 

国語は、記述問題をしっかり書けるかどうか、及び作文形式の問題への対応が課題になると思われます。 ですので、10回分は解くと良いでしょう。2周解き直しが出来れば良いと考えます。

 

理科は、過去問を解くことで、理解しきれていない箇所を発見し、周辺事項を理解し直すようにしましょう。 そのため、10回分は解くと良いかと思います。解き直しについては2周行いましょう。 過去問とは別に、テーマ毎に纏めることも大切です。

 

社会は、出題形式に慣れる意味で、やはり10回分行いましょう。解き直しは2周程度で良いと思われますが、過去問で間違えた問題から、弱い所を見つけ出し、その強化に時間を掛ける様にして下さい。理科同様に、テーマ毎に纏めることも必要ですし、過去問とは別に、時事問題の理解を深めましょう。

 

③保護者様にできるサポート内容

(1)成績が下降してきたら…

基本〜標準的な問題が出来なくなっている可能性が高いです。 塾などで難しい問題ばかり行っていると、基本的な所が疎かになり、土台が崩れていきます。 すると、成績が下降して行きます。ですので、保護者様には、是非基本的な問題、例えば小学四年生・五年生の単元に立ち戻って、再度復習をされる事をおすすめします。

 

生徒様にも「少し前の単元に戻ってやってみようか。」とお声掛けし、「ゆっくり基本からやり直してみよう。」と生徒様を責めずに、ご対応して下さい。 また、試験の結果に一喜一憂せず、長い目で生徒様を見てあげて下さい。

(2)計算力対策

サレジアン国際学園中学校は、計算力が必要です。計算問題は必ず出題されています。 毎日5問程度、四則演算の計算問題を解くと良いでしょう。 計算間違いが多い生徒様の場合、まずはゆっくりと正確に行う練習をしましょう。

(3)理科の対策

サレジアン国際学園中学校の理科は、これまでご説明している通り、理解を問う問題が出題されております。 保護者様としましては、身近な事柄について、生徒様と会話をし、一緒に調べて理解を促すようにして頂けると宜しいかと思います。

 

例えば、 「洗濯物を干すと乾くのは何故だろうね?」 「虫眼鏡はどういう仕組みになっているんだろうね。」 「鏡で全身を映すにはどうしたら良いだろう。」 など、身近にあるものをしっかりと調べることは、理科の対策にとても重要です。 是非、生徒様とご一緒に取り組んでみて下さい。

(4)時事問題対策

時事問題こそ、保護者様の出番です。今、ニュースや新聞で見聞きする内容は、保護者様にとっては常識的な事でも、生徒様には実感がわかない・わからないことも多いと思われます。 ニュースや新聞で出てきた内容を生徒様と会話するようにして下さい

 

例えば、 「今円安が進んでいるってニュースで言っていたけど、どういうことかわかる?」 「男女の格差社会ってどういう事なんだろうね?」 と言った質問から、生徒様と一緒に会話をし、一緒に調べることは重要です。 是非、取り組んで頂ければと思います。

(5)ケアレスミス対策

計算間違い・見間違い・勘違いなど全てケアレスミスと言われます。 しかし、そのミスは放っておいて直るのでしょうか。また、優秀な生徒様は何故ケアレスミスが少ないのでしょうか。

 

まず、計算間違いからお話しましょう。 計算間違いを無くすには、まず(2)でお話したように、ゆっくり、正確に計算を行うことから始めます。 そして、頭で計算(暗算)せずに、筆算をしっかりしましょう。計算は大きく行いましょう。また、計算の都度、確認をすると良いと思います。
次に、見間違い・勘違いについてです。 文章の数字や人物には丸をつけるなど、目立つようにしましょう。また、何を答えるべきなのか、設問で聞かれていることにも印をつけます。 答えを出したら、もう一度問題文を確認し、生徒様自身の解答も、もう一度確認です。

 

このように、徹底することで、今までのミスが格段に減ると思われます。保護者様も、是非、生徒様の横でチェックして頂けると良いかと思います。

 

まとめ

入試問題は、知識は基本レベルで十分ですが、思考力・文章力を多分に試す問題が数多く出題されます。また、記述量が多い事から、制限時間内に解き切ることが困難です。解ける問題から解く事と、内容を早く纏める練習が必要です。
算数では、図形・数の問題・速さを中心に対策して下さい。諦めずに考える癖付けが必要です。その他の科目は、生徒様自身の考えを書く問題が多いですから、日頃から文章を書く練習をして下さい。

 

【参考文献】

サレジアン国際学園中学校

サレジアン国際学園中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

サレジアン国際学園世田谷中学校2025年度版10年間過去問声の教育社

 

 

 

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東大家庭教師友の会 | 近江先生

近江先生

  • 女性
  • 早稲田大学 法学部
  • 大泉高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私の長所は、計画性があることです。私は中学1年生から高校3年生まで、一貫して学級委員を務めていました。私の学校には毎学期末、学級委員主催のレクリエーションがありました。そのため、学期末は週に何度も放課後教室に残り、計画を立てていきました。実際に、当日の流れは分刻みで決めていき、綿密に行っていました。6年間の最初のうちは、もちろん、失敗することもありましたが、数をこなすに連れ成功することが多くなり、高校3年生1学期末の最後のレクでは計画は予定通りに進み、企画も上手くいき、過去1番の盛り上がりとなりました。私はこれらの経験から、無理のない現実的な計画を立てる力を手に入れることができ、実際に受験期には3ヶ月先まで見越して、週に何をこなしていくべきかを予定立てて取り組んでいました。私が指導することになった生徒様には、この経験を活かして目標立てを行いつつ余裕を持たせた、具体的な計画を立てていきたいと思っています。

当会からの紹介

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