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【中学受験】栄光ゼミナールってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

【中学受験】栄光ゼミナールってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

栄光ゼミナールって、色々な駅周辺で見かけますよね。

実際に首都圏を中心に、教室数が700以上あり、とにかくよく見かけます。

しかし、中学受験と言えば、SAPIX・早稲田アカデミー・日能研といった塾の方が有名ではないでしょうか?

沢山ありますが、そこまで実態は知られていない栄光ゼミナール

ということで、今回は栄光ゼミナールについて書いていきます。

この記事を読めば、栄光ゼミナールの全てが100%丸わかりです

これから塾を探そうとしている保護者様、必見です

この記事を書いた人

実才和平

駒場東邦中学・高等学校、東京大学経済学部を卒業。

民間会社に入社しましたが、生徒一人一人の 人生に携わりたいと考え、教育業へ転身しました。

現在は、プロ家庭教師、予備校講師として日々数多くの生徒さんと向き合っており、全科目指導をしております。

指導してきた生徒様は延べ300人以上。

灘・開成など最難関中学や東京大学・国公立医学部など最難関大学での合格実績は元より、その子その子に合った指導に定評があります。

趣味はピアノ、テニス、旅行、子供と遊ぶこと。毎日子供とのやり取りを大切にしながら過ごしています。

目次

1.栄光ゼミナールとは?
・①栄光ゼミナールの特徴
・②栄光ゼミナールのカリキュラム
・③栄光ゼミナールに入室するには
・④クラス分けの仕組み
・⑤使用している教材
・⑥料金体系

2.栄光ゼミナールのメリット・デメリット
・①メリット
・②デメリット

3.他の大手塾との違いは?
・①SAPIXとの違い
・②早稲田アカデミーとの違い
・③日能研との違い
・④四谷大塚との違い
・⑤グノーブルとの違い
・⑥enaとの違い
・⑦TOMASとの違い

4.栄光ゼミナールに通わせた場合、保護者様としてどのようなフォローが必要になるか
・①塾で習ったことが身についているか要確認
・②難関校を狙う場合は別途対策が必要

5.栄光ゼミナールとの相性が良いと思われる/悪い可能性があるご家庭様の特徴
・①相性が良いと思われるご家庭様
・②相性が悪い可能性のあるご家庭様

6.栄光ゼミナールに通っているご家庭様の実際の口コミ・評判
・①栄光ゼミナールの良い口コミ・評判
・②栄光ゼミナールの良くない口コミ・評判

7.まとめ

 

 

栄光ゼミナールとは?

栄光ゼミナールは1980年に埼玉県で設立され、現在約40年以上続く、集団・個別指導塾です。

集団塾では当初から少人数指導を行っており、1クラスの生徒様の人数は約10名程度です。

首都圏を中心に展開しており、教室数は700以上を誇っています。

極端に言えば、どこかの駅に行けば、必ず栄光ゼミナールを見かけると言って良いほど、点在しております。

合格実績としては、中堅校が多く、一人一人をきめ細かく見ていくスタイルが持ち味です。

2015年には通信教育で有名なZ会が、栄光ゼミナールを子会社化

Z会の通信教育で培ったノウハウや難関校受験の強みを取り入れ、 公立一貫校対策、難関私立受験対策に力を入れ始めています

 

①栄光ゼミナールの特徴

(1)少人数制で面倒見が良い

一つ目の特徴は、少人数制で、面倒見が良い事です。

基本的に10人程度のクラスで、先生との距離感が大変近いです。

生徒様の状況をしっかり把握しており、 個別に苦手な単元の宿題プリントを出したり、質問対応も行ってくれます。

また、授業日以外に自習室に来る生徒様の質問対応も科目問わず行っております。

このような対応は大手集団塾では中々難しいでしょう。

(2)公立一貫校コースも備えている

二つ目は、私立だけでなく、公立一貫校のコースも備えている事です。

大手集団塾では、ena以外公立一貫校コースを作っておりません。

ですから、生徒様が公立一貫校を受験したくても、他塾ではそのノウハウを持っていません。

栄光ゼミナールは、どちらにも対応しておりますので、私立コースにいながら、公立一貫校の対策も可能ですし、 その逆も勿論可能です

そういった柔軟な対応が出来るのは強みと言えるでしょう。

(3)地元密着型

三つ目は、地元密着型だということです。

前述の通り、700以上の校舎があり、生徒様の近くには必ず栄光ゼミナールがあると言っても過言ではありません。

集まってくる生徒様は、皆お近くの生徒様で、防犯上の理由から栄光ゼミナールを選んだというご家庭様も多くいらっしゃいます。

自習室に通うにも便利ですから、共働きのご家庭様にもおすすめ出来ます。

 

②栄光ゼミナールのカリキュラム

通塾日数は以下の通りです。

 

・小学一年生~三年生:週一日
・小学四年生:週二日
・小学五年生~六年生:週三日

 

その他、最難関選抜ゼミ・難関選抜ゼミなどの日曜特訓にあたる授業があります。

▼難関選抜ゼミ・最難関選抜ゼミの詳細については以下ページをご覧ください

栄光ゼミナール難関・最難関選抜ゼミとは?入る・ついていくための対策方法を解説!

 

小学一年生~二年生をジュニアコース、小学三年生~四年生を中学入試準備コース、 小学五年生~六年生を入試対策コースと大きく区分けし、カリキュラムを練っています。

今回は、中学受験入試対策コース(中堅校向けコース)についてご紹介します。

(1)小学一年生

勉強が出来る喜びや、わかる楽しさを体感できるように授業が展開されています。

算数

おもしろいものと感じてもらえるように、沢山手を動かしてもらいます。

数字や図形のパズルや発展的な問題にもチャレンジしていきます。

国語

多くの文章に触れて、読む力をつけていきます

文字を書く練習や、読解に必要な基礎学力を習得出来るような問題を解いていきます。

(2)小学二年生

学習量を増やして、基礎学力を固めていきます。

生徒様が自ら考え、解決出来るような姿勢を育みます。

算数

計算が出来る様にすると共に、式を考えたり、図を書いて試行錯誤してもらいます。

そうすることで、自分で解決する力を鍛えることが出来ます。

国語

物語文を中心に、前学年よりも長い文章を読めるようにしていきます。

文章中に書かれていることを正確に読み取り、書かれていないことも推測する力を養います。

(3)小学三年生

思考力が必要な問題が増えてきます。

毎日規則正しく学習する習慣を身に付けていきます。

また、理科・社会が始まるのも特徴です。

算数

植木算・周期算といった規則性や場合の数について触れていきます。

中学受験範囲をこの学年から始めて行くことで、先取り学習をしていきます。

国語

物語文だけでなく、説明文にも取り組み始めます。

ことわざ・慣用句といった知識分野も始まります。

理科・社会

授業ではなく、Z会の通信講座を使用していきます。

家庭学習を行うことで、小学四年生からの授業にスムーズに入れるようにしていく必要があります。

(4)小学四年生

理科・社会が本格的に始まり、算数・国語も中学受験に必要な単元がどんどん出てきます。

算数

小数・分数を含めた四則演算をしっかり出来る様にしていきます。

線分図や消去算、角度など中学受験の土台となる単元を行っていきます。

国語

ジャンルを問わず、幅広く文章題を解いていきます。

背景となる知識を深めていくことも行います。

理科

植物・昆虫・天気といった生物・地学分野の身近な事柄から始めて行きます。

計算問題はまだ扱いません。

社会

身の回りの事柄、例えば野菜や果物、お金といった生徒様がイメージしやすいものから始まります。

都道府県の名前や地形についても行っていきます。

(5)小学五年生

四科目全てで、最も重要な範囲を行います。

この学年の内容についていけるか、高められるかが中学受験のポイントになってきます。

算数

旅人算・面積図・平面図形など重要な単元を習います。

式が長くなる問題に慣れていけるよう、訓練をしていきます。

国語

問題の分野ごとに基本的な読解技術を習っていきます。

設問に対して、どう答えたらよいか。その解き方を習います。

理科

引き続き、生物・地学分野を中心に、電気や水溶液の性質など物理・化学分野が入ってきます。

理解が必要な単元が増えていきますので、授業の復習がより重要となっていきます。

社会

前半で地方別のまとめを中心とした地理を、後半歴史について行っていきます。

地理は前半で終了しますが、その復習はご家庭様で定期的に行っていかなくてはなりません。

(6)小学六年生

前半で中学受験範囲を終えて、後半は入試問題演習となります

算数

前半で比の問題を中心に扱います。

特に、旅人算と比、平面図形と比といった他の単元との融合問題を中心に行っていきます。

後半は、入試問題を使用しながら復習を行います。

国語

前半で文章のテーマ毎に、読解方法や背景知識を身につけていきます。

後半は、問題の種類別に攻略法を確認し、実践力と知識の確認を行います。

理科

前半で、物理・化学の計算分野を中心に学習します。

後半では、今までの単元の復習を中心に、入試問題演習を行います。

社会

前半で、歴史の残りと、公民の全範囲を行います。

後半では、入試問題を使用しながら、今までの地理・歴史・公民の総復習をしていきます。

 

③栄光ゼミナールに入室するには

毎週土曜日に複数回、学力診断テストという名前で、テストが行われております。

これは入室ありきのテストではありません。

このテストの成績報告書を基に、現状の課題を分析して、方向性を話してくれます。

今後の学習についての実践的なアドバイスを伝えてくれます。

ただ、入室される場合は、このテスト結果を基にクラス分けの判断がなされます。

テストの内容としては、中学受験に頻出である単元を中心に出題されます。

ですが、それほど構えるようなレベルではなく、きちんと学校の内容が出来ていれば、 比較的対応出来る問題が多いです。

不安であれば、市販の問題集を解いておくと良いでしょう。

▼栄光ゼミナール入塾テストの詳細については以下ページをご覧ください

栄光ゼミナールの入塾テストとは?難易度や対策方法を詳しく解説

④クラス分けの仕組み

栄光ゼミナールでは、毎月~二ヶ月に一度、アタックテストという復習テストが行われます。

このテストの結果をもとに、クラスの昇降が行われます。

点数がそこまで画一的に決まっているわけではなく、相対的に成績の良い生徒様が上のクラス、そうではない生徒様が下のクラス、という感じで決められます。

校舎によっては、一クラスしか無い場合もありますが、その場合は当然のようにクラスの昇降はありません。

▼アタックテストの詳細については以下ページをご覧ください

栄光ゼミナールのアタックテストの対策法とは?効果的な学習方法を科目ごとに解説!

 

⑤使用している教材

栄光ゼミナールでは、Z会グループのエデュケーショナルネットワークが出版する「新演習」という教材を使用しています。

この教材はわかりやすい、使いやすいと定評がある教材で、昔から様々な塾で使われています。

栄光ゼミナールでは、以前四谷大塚が出版する「予習シリーズ」をメイン教材に使用しておりましたが、 Z会と提携するようになって、「新演習」がメイン教材に切り替わりました。

「新演習」は難易度がそれほど高くないですが、しっかりとした基礎を定着させるには良い教材です。

難関校を目指される生徒様は、「新演習」のチャレンジまでを、そうでない生徒様は練習問題までをしっかり復習するのがよいでしょう。

 

⑥料金体系

栄光ゼミナールの授業料は、ホームページに掲載されておりませんし、地域差があると言われています。

そういう意味では、金額が不明瞭で、誠実さに欠けていると言わざるを得ません。

ここでは、2024年度リセマムの記事を引用しながら、一例として、お話を進めていきます。

お月謝・教材費・テスト代・講習代等込みで、小学一年生で年間約20万円、小学四年生で同約63万円、 小学六年生で同約115万円となっています。

小学六年生で見ますと、大手集団塾で高いと言われるSAPIXより約10~15万円安い金額で、日能研と同程度の金額です。

これらの金額以外に、別途入会金が必要で、22,000円となります。

冒頭お話ししましたが、あくまで一例です。年度が違ったり、場所が違えば金額も変わってきます。

ご参考としてご認識下さい。

 

栄光ゼミナールのメリット・デメリット

次に、栄光ゼミナールのメリット・デメリットについてお話ししていきます。

大きく言いますと、中堅校狙いであればメリットが大きく、難関校狙いであれば、デメリットが大きいと考えます。

 

①メリット

(1)面倒見が良い

一つ目としては、面倒見の良さが挙げられます。

私が栄光ゼミナールの集団クラスを受け持っていた時は、生徒様との距離が大変近く、 それぞれの生徒様の状況を把握しておりました。

例えばある生徒様は、速さの単元が弱かったため、追加で速さのプリントを宿題に出して、 不明な所は授業前に教えておりました。

このような個別対応も可能でしたので、集団塾ながら、個別指導的な要素も併せ持つ塾だと思います。

(2)私立受験・公立一貫校のどちらも対応可能

二つ目は、私立受験コース、公立一貫校コースのどちらも対応可能である事です。

大手集団塾の多くは、私立難関校対策に力を入れている関係で、公立一貫校コースは持っておりません。

その点、栄光ゼミナールは幅広く対応できる事が強みで、現段階で私立・公立受験を絞りきれないご家庭様にはとても魅力的だと思います。

公立一貫校受験には作文が必須ですが、それもZ会の通信教育で培ったノウハウがありますので、安心です。

 

②デメリット

(1)難関校を目指す生徒様には不向き

まず一つ目は、難関校を目指す生徒様には、不向きな面があると考えます。

志望校別クラスと銘打った日曜特訓があるのですが、 例えば開成クラスのような、各中学対応のクラスがあるわけではありません。

各難関中学校の受験者数が少ない為、生徒様が集まらないためです。

その結果、他塾の志望校別特訓と比べて、効率が悪く、合格実績の差に繋がっております

ただし、難関校対策にノウハウがあるZ会との提携で、最近は難関校対策にも力を入れておりますので、 良い結果に繋がるかフォローして行きたい所です

(2)クラス内でのレベルの差が大きい

二つ目は、クラス数が少なく、クラス内でのレベル差が大きい事です。

栄光ゼミナールは、校舎数が多いため、一つの校舎に1〜2クラス程度しかありません。

その結果、クラス内でのレベル差が大きくなり、授業の内容に合わない生徒様が出てきます

どうしても、クラスの平均的な生徒様に合わせて授業を行いますので、致し方ない事ではありますが、 不満を持つ生徒様も出てきます。

(3)先生の質にも差が大きい

三つ目は、先生の質にも差が大きい事です。

栄光ゼミナールは、社員の先生、アルバイトの先生関係無く、集団授業を担当します。

私もアルバイトとして、小学五年生・六年生の受験学年を担当しておりました。

勿論、アルバイトと言っても、力のある先生が集団授業を担当する事が多いですが、 人手不足の場合、力の無い先生が集団授業を担当する事もあります。

特に、理科・社会でそのような傾向があるため、注意が必要です。

 

他の大手塾との違いは?

 

①SAPIXとの違い

SAPIXも昔からある老舗の大手集団塾です。

SAPIXは最難関校をターゲットしており、進度が速く、非常に難しい内容を行う塾です。

栄光ゼミナールは、中堅校をターゲットとしておりますので、進度はゆっくりめで、テキストの内容も標準的です。

SAPIXのペースに合う生徒様は一握りですので、どうしても最難関校をお考えのご家庭様以外は、 栄光ゼミナールを始めとした、中堅校狙いの塾の方が宜しいかと思います。

▼SAPIXについての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】SAPIXってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

②早稲田アカデミーとの違い

早稲田アカデミーも難関校をターゲットにしている大手集団塾です。

進度は栄光ゼミナールよりも速く、宿題の量はかなり多いです。

早稲田アカデミーに入りますと、ほぼ勉強漬けになりますので、習い事との両立はかなり難しくなります。

中学受験のために、数年間は勉強漬けでも仕方がない、とお考えであれば良い塾だと考えます。

よくお見かけするのは、普段は栄光ゼミナールに通いながら、志望校別特訓だけNN特訓という早稲田アカデミーの志望別特訓に行かれる生徒様です。

早稲田アカデミーの志望校別特訓は、定評がありますので、それも手だと思います。

▼早稲田アカデミーについての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】早稲田アカデミーってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

③日能研との違い

日能研も昔からある老舗の大手集団塾です。

中堅校をターゲットにしており、進度は栄光ゼミナールより少し速いものの、確実に進めていくスタイルです。

違いとしましては、日能研は、各難関中学の志望校別特訓があるのに対し、栄光ゼミナールは、難関校という形で、大括りの志望校別特訓であることです。

この点、日能研の方が優れていますが、栄光ゼミナールは、少人数で面倒見が良いことがメリットです。

これらの点を踏まえて、日能研と栄光ゼミナールの選択をして頂くことになります。

▼日能研についての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】日能研ってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

④四谷大塚との違い

四谷大塚は「予習シリーズ」、栄光ゼミナールは「新演習」と、どちらも定評のあるテキストを使用している点が類似しております。

四谷大塚は予習が前提で、進度も速く、また面倒見もあまり良くない可能性があります

しかし一方で、ITによる管理が他塾には無いメリットです。

ITによる管理とは例えば、生徒様の苦手な箇所をピックアップし、 それに対応する演習問題や復習動画を提示してくれます。

四谷大塚のメリット・デメリットを理解された上で、栄光ゼミナールとどちらが良いか、お考え下さい。

▼四谷大塚についての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】四谷大塚ってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

⑤グノーブルとの違い

グノーブルは近年、伸びている塾です。

規模は栄光ゼミナールよりもかなり小さいですが、 最難関校の合格者数には目を見張るものがあります。

そのため、SAPIXと似ている塾と言われています。

進度は当然ながら速いです。

相当に優秀な生徒様がついていける塾と言えるでしょう。

ですので、栄光ゼミナールとは大きく異なる集団塾と言えます。

▼四谷大塚についての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】四谷大塚ってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

⑥enaとの違い

enaは公立一貫校において、抜群の合格実績を持つ老舗の集団塾です。

栄光ゼミナールと同様に、enaも公立受験コースを小学五年生より行なっております。

enaの公立受験コースは、作文の授業を1コマしっかりと取っているのが特徴で、 時間を掛けて書く練習を行なっております。

正直申しまして、公立一貫校受験コースは、栄光ゼミナールよりもenaの方が良いと思いますが、 私立受験については、栄光ゼミナールに分があります

併願校の私立中学をどの程度重視されるかで、ご判断されると宜しいかと考えます。

▼enaについての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】enaってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

⑦TOMASとの違い

今まで挙げた塾は、全て集団塾でしたが、ここで取り上げるTOMASは、個別指導塾(マンツーマンレッスン)です。

個別指導塾は、集団塾と違い、面倒見という点では、最も手厚いスタイルとなります。

その子その子に合った指導をしてくれますので、授業についていけなくなる、と言ったリスクはほぼ無いです。

TOMASは個別指導塾の大手塾ですが、デメリットもあり、

・先生の質が均一でなく、良い先生に巡り合える確率は低いです。
・集団塾より進度が遅くなる可能性があります。
・先生と生徒様での慣れ合いが発生する可能性があります。

 

以上より、集団塾が良いか、TOMASなど個別指導が良いのか、お考え下さい。

▼TOMASについての詳細は以下ページをご覧ください

【中学受験】TOMASってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

栄光ゼミナールに通った場合、保護者様としてどのようなフォローが必要か

 

①塾で習ったことが身についているか要確認

一つ目は、生徒様が栄光ゼミナールに通塾する際、遊びに行く感覚になっていないか、よく見て頂く必要があります。

栄光ゼミナールは、生徒様同士の仲が良くなりやすいですし、先生と生徒様の距離も近いです。

先生は大学生アルバイトの方も多いですから、ノリが良い先生も沢山いらっしゃいます。

これらが合わさると、塾が勉強の場ではなく、単なる遊びの場になることがあります。

私もそのような生徒様を何人も見てきました。

ですから、しっかりと成績が上がっているか、塾で習ったことが身についているか、ご確認して頂きたいと思います。

 

②難関校を狙う場合は別途対策が必要

二つ目は、ご家庭様として、難関校を考えたいと思われた場合です。

栄光ゼミナールは、各難関中学の志望校別特訓は開いておらず、大括りで難関校コース、という志望校別特訓を開いているに過ぎません。

これは、ざっくり難しい問題の演習・解説は行うものの、生徒様が志望する中学の入試問題対策は行なってくれない、ということを意味します。

他塾では、しっかりと学校別の志望校別特訓がありますので、大きなデメリットになるでしょう。

他塾の情報をしっかりと仕入れた上でご判断された方が宜しいかと思います。

 

栄光ゼミナールと相性が良いと思われる/悪い可能性があるご家庭様の特徴

では、栄光ゼミナールと相性が良いご家庭様、悪い可能性があるご家庭様の特徴はどういった所にあるのでしょうか。

保護者様・生徒様に分けて、いくつか示してみたいと思います。

 

①相性が良いと思われるご家庭様

(1)相性が良いと思われる保護者様

保護者様がお忙しく、ご家庭で生徒様の勉強を中々見ることが出来ない場合、相性が良いと思われます。

栄光ゼミナールでは、先生が各生徒様の状況を把握しておりますので、苦手な箇所をフォローしてくれます。

また、自習室が先生方の見える所にありますので、勉強をしっかりとしているかの確認をしてくれます。

但し前述の通り、塾に遊びに行ってないかどうかのご確認は、保護者様でした方が宜しいでしょう。

(2)相性が良いと思われる生徒様

勉強に楽しみや息抜きが無いと、中々続かない生徒様は相性が良いと思います。

遊びにならないレベルで続けていけるのでしたら、栄光ゼミナールはとても良い環境だと考えます。

適度に中学受験を目指したい生徒様には、良い結果となるでしょう。

 

②相性が悪い可能性のあるご家庭様

(1)相性が悪い可能性がある保護者様

生徒様に難関校を目指して欲しい保護者様は、相性が悪い可能性があります。

栄光ゼミナールは、各学校別の志望校別特訓が存在していません

このことからも、難関校狙いの塾でない事は明らかです。

Z会との連携で、今後難関校を目指していく姿勢はありますが、まだまだどうなるか不透明です。 

(2)相性が悪い可能性がある生徒様

難関校を目指したい生徒様とは相性が悪い可能性があります。

勿論、これは全員ではありません。

私が栄光ゼミナールで受け持っていた生徒様で、 女子学院に合格された生徒様もいらっしゃいます。

ですが、やはり確率という意味では極めて低いです。

特に男の子の合格率が低いです。

難関校を目指されるのであれば、SAPIX・グノーブル・早稲田アカデミー辺りをお考え頂いた方が良いでしょう。

 

栄光ゼミナールに通っているご家庭様の実際の口コミ・評判

最後に、栄光ゼミナールに通われているご家庭様の実際の口コミ・評判をご紹介します。

以下を参考にしながら、生徒様をSAPIXに通塾させるかどうか、ご検討ください。

 

①栄光ゼミナールの良い口コミ・評判

・適度に厳しく、でも楽しく授業を受けているようです。
「新演習」は難し過ぎないレベルなので、頑張れています。
・うちの子はそこそこの所に行ければ良いので、家に近いし、丁度良いです。
親の負担は少ないと思います。自習室に通って、質問をしてきているようです。
・とにかくアットホームだと思います。先生は人柄が良く、面倒見も良いです。

 

②栄光ゼミナールの良くない口コミ・評判

志望校対策が不十分です。他塾と比べても、これは明らかです。
先生の質が低いです。集団クラスなのに、途中で2回も先生が変わりました
「新演習」は、うちの子にとっては使いづらいです。算数の説明があまり無いので、苦労しています。
・難関校へ向けて、ライバルがあまりいないので、競争意識が芽生えません
・子供が言うには、クラスがうるさく、集中できないとの事です。あまりレベルが高くないです。

 

まとめ

栄光ゼミナールは、私立受験にも公立一貫校受験にも対応しており、ご家庭様が幅広く考えられる点は 大きなメリットです。

加えて、先生の面倒見が良い点は、保護者様がお忙しい場合に、とても助かる点だと思います。

しかし、難関校を目指される場合には、栄光ゼミナールよりも他塾の方が、良い環境となる可能性は高いでしょう。

お近くで中堅校狙いでお考えになるか、難関校まで視野に入れるかによって、栄光ゼミナールにされるか、 他塾にされるかご検討されると良いかと思います。

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