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1. 鉄緑会とは?

鉄緑会は、主に中高一貫校向けの生徒を対象とした東京大学受験指導専門塾です。
東京と大阪に拠点を持ち、東京の代々木本部は毎年約500名程度の東京大学合格者を輩出することでも知られています。
※この記事では、主に代々木本部のカリキュラム等について紹介しています。
①鉄緑会の特徴|東大合格率を支える仕組み
鉄緑会の特徴は、東京大学合格を見据えた英語・数学(数Ⅲを除く)の早期完成と、ハイレベルな学習環境です。
カリキュラムでは先取り学習と多量の宿題を通じて、中学生のうちに高校範囲を一通り学習します。そのうえで、高校3年生までに基礎内容を繰り返し演習することで、理解の定着と完成度を高めていく仕組みです。
また、入塾テストや指定校制度があるため、一定以上の学力を持つ生徒様が集まりやすい点も鉄緑会の特徴のひとつです。
講師は鉄緑会出身の東京大学生や国公立大学医学部生など、現役の難関大生が中心で、早い段階から東京大学を意識した指導が行われています。そのため、塾全体に難関大学合格を目指す空気が自然とつくられており、これがハイレベルな学習環境を支えていると言えるでしょう。
②鉄緑会はいつから通う?|中1〜高3の入塾タイミング
鉄緑会への入塾は、中学校入学時の「新中1から通い始めるケースが最も一般的」です。一方で、高校進学を機に「高1・高2」から入塾を検討するご家庭も少なくありません。
学年が上がるほど入塾テストの難易度は上がり、入塾後の「未履修範囲」のキャッチアップが非常に難しくなるため、時期に合わせた対策が必要です。
(1)新中学1年生(4月入塾)
最もスムーズに入塾できるタイミングです。
【指定校の生徒様】
1月下旬〜3月の早期申し込みにより、無試験で入塾できます。
【指定校以外の生徒様】
1月〜2月に実施される入塾テストに合格する必要があります。
この時期は全員がほぼ同じスタートラインに立つため、鉄緑会特有のハイスピードな授業にも比較的適応しやすいのが特徴です。
(2)中学生の途中入塾
中1の2学期以降になると、鉄緑会の進度は学校の授業を大きく上回り、中2で公立高校の範囲をほぼ終えます。
途中入塾の場合、入塾テスト合格に加え、入塾後に「すでに終わっている範囲」を自習で補う必要があります。時間管理能力と継続力が強く求められるでしょう。
(3)高1・高2からの入塾
大学受験を意識し、高校進学後に入塾を希望する生徒様も多いですが、最もハードルが高い時期です。
【数学の進度差】
鉄緑会では、高1の段階で数Ⅲまで一通り学習を終えている生徒様も少なくありません。
他塾や学校の進度で学んできた場合、入塾直後から「既習扱い」となる範囲が非常に多くなります。
【英語の完成度】
語彙・文法ともに東大入試を見据えたレベル進行しており、ハイレベルな英作文力や長文読解力が早い段階から求められます。
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③鉄緑会は「浪人生」でも通えるのか?
鉄緑会は、原則として現役の中学生・高校生を対象とした塾であり、浪人生(高卒生)向けの受講制度は設けられていません。 在籍していた生徒様であっても、浪人が確定した時点で退会となるのが一般的です。
そのため、浪人生となった場合は、河合塾や駿台といった浪人生向けのカリキュラムを備えた予備校を利用するケースが多いと言えるでしょう。
④入塾方法|指定校制度と入塾テスト
鉄緑会には、特定の中高一貫校に在籍する生徒様を対象とした「指定校制度」があります。2026年1月時点での指定校(計15校)は以下の通りです。
| 鉄緑会指定校 |
| 開成中学校 |
| 桜蔭中学校 |
| 筑波大学附属駒場中学校 |
| 麻布中学校 |
| 海城中学校 |
| 駒場東邦中学校 |
| 筑波大学附属中学校 |
| 豊島岡女子学園中学校 |
| 女子学院中学校 |
| 雙葉中学校 |
| 渋谷教育学園幕張中学校 |
| 渋谷教育学園渋谷中学校 |
| 早稲田中学校 |
| 聖光学院中学校 |
| 栄光学園中学校 |
【指定校の生徒様】:新中1の4月入塾であれば、無試験で入塾可能です。それ以降は指定校であっても入塾テストが必要となります。
【指定校以外の生徒様】:学年を問わず、入塾テストに合格することが必須です。
▼入塾テストの出題範囲や対策方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑤クラス分けの仕組み
鉄緑会では、生徒様の学力に応じたクラス分けが行われています。校舎ごとにクラス名称が異なります。
【東京校】
・レギュラー:上位クラス
・オープン:標準クラス
【大阪校】
・SA:最上位層クラス
・A:上位〜中上位クラス
・B:標準クラス
これらのクラス分けは、年2回実施される「校内模試」の成績によって決定されます。
実力に応じて昇格・降格があるため、高いモチベーションを維持する仕組みとなっていますが、クラス維持や昇格を目的に、家庭教師や個別指導を併用する生徒様も見られます。
▼クラス分けの仕組みについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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2. 鉄緑会のカリキュラムと講師
中学1年生から高校3年生までの6年間で東京大学に余力を持って合格するためのカリキュラムです。
先取学習によって英語と数学を中学時代から反復して積み重ねて基礎を固めていき、高2以降は演習を繰り返して東京大学合格レベルの実践力を磨いていくシステムです。
①授業科目と授業時間
(1)授業科目
中学生~高1までは英語と数学のみ、高2からは国語、地歴、理科が加わります。
(2)授業時間
1科目週1回、3時間の授業です。ほぼ毎回30分~1時間程度の延長があります。
(3)授業内容
講義、確認テスト、演習がセットになった高密度な授業です。
②宿題の量はどれくらい多い?
鉄緑会の宿題は、他塾と比較しても「圧倒的に多い」ことで知られています。
毎週の宿題・課題として、授業の復習に加えて問題集20問以上などを課されます。そのため、毎週の勉強に10時間程度は見込んだ方が良いと言われています。
③各学年の授業進度(英語と数学)
| 中1 |
<英語>:中学範囲の英文法を学習 <数学>:中1~中3で学習する範囲を学習 |
| 中2 |
<英語>:中学範囲の英文法をもとに英文読解や英作文の練習(基礎英文法の完成) <数学>:高次方程式などを含む数ⅠA~数Ⅱの範囲を学習 |
| 中3 |
<英語>:仮定法、過去完了などを含め高校範囲の英文法を学習 <数学>:三角関数、数列、微分積分、ベクトルなど、高校までの数ⅠAⅡBをほぼ網羅して学習 |
| 高1 |
英語、数学ともこれまでの内容を再度1から学習し、完成度を高めます。 また、理系志望者に関しては、高1から数Ⅲを受講できます。 |
| 高2 |
演習中心の授業で再度これまでの学習内容の定着を図ります。 高2終了時までに東京大学入試レベルが解けるようになることが目標とされています。 |
| 高3 |
東京大学の実際の試験形式も使いながら演習を繰り返していきます。 英数以外の教科に比重を置き、各科目バランスよく学力を高めていきます。 |
④使用している教材(鉄壁・確認シリーズなど)
鉄緑会では、「確認シリーズ」や各種問題集といったオリジナル教材を中心に指導が行われています。これらの教材は質の高さに定評があり、鉄緑会生だけでなく、他塾の受験生や独学の受験生にも広く知られています。
また、クラスや担当講師によっては、授業内容に合わせて講師オリジナルのプリント教材が配布されることもあります。
代表的な教材は以下の通りです。
(1)鉄壁
東大入試を見据えた語彙・語法を網羅した、鉄緑会オリジナルの英単語・熟語集です。
単語・熟語の掲載数が非常に多いことに加え、豊富なイラストや例文、単語テストがついており、語彙力を体系的に定着させやすい教材として高く評価されています。
(2)確認シリーズ(通称:確シリ)
英語・数学を中心に、基礎から標準レベルの必須知識を網羅した重要教材です。
単なる問題集ではなく、「理解 → 定着 → 演習」を意識した構成になっており、鉄緑会のカリキュラムを支える中核的な教材と言えるでしょう。
⑤オンライン授業・自習室対応の有無
鉄緑会では、校舎での対面指導に加えて、通塾が難しい生徒様向けのオンライン学習支援も用意されています。また、自習室についても一部対応があります。
(1)オンライン対応塾
「Web指導コース」が設置されています。遠隔地の方や通塾が困難な方向けに、オンデマンド映像配信と郵送・メールによる添削指導を提供しています。また、通常授業の欠席者向けにWeb補講システムも完備されています。
(2)自習室
東京校(代々木)にありますが、原則として「高校3年生」のみ利用可能です。中学生や高1・高2生は利用できないため、低学年のうちは家庭での学習環境作りが重要です。
⑥講師の特徴
講師の多くは、鉄緑会の卒業生である現役東大生や東大卒業生です。自身の経験に基づいたリアルな指導ができる点や、生徒様との年齢が近いため、質問・相談をしやすい雰囲気がある点も評価されています。
一方でクラスや担当講師によって指導スタイルには差があります。現役学生講師が中心であるため、指導力のばらつきを懸念される声もあります。
3. 鉄緑会の月謝・料金体系
鉄緑会は、学年やコース、取る科目によって料金が細かく分かれます。
①入会金と教材費
【入会金】: 約25,000円
【教材費】: 半年ごとに1科目あたり約13,000円
②学年別の月謝(授業料)
| 学年・区分 | 月謝(目安) | 特徴 |
| 中学生 | 約17,200円 | オープンクラスの標準価格です。 |
| 高1 | 約17,200円〜18,000円 | クラスや指導内容により若干変動します。 |
| 高2・3(A群) | 約19,000円〜22,000円 | 英語・数学・物理・化学など主要科目。 |
| 高2・3(B群) | 約15,000円〜16,000円 | 古文・現代文などの国語系科目。 |
※受講科目数や学年により変動します。料金は目安ですので詳細は鉄緑会様にお問い合わせください。
③年間で必要となる費用の目安(モデルケース)
(1)オープンコースの中学生が英語1科目を受講した場合
初期費用: 入会金 約25,000円 + 教材費 約26,000円
授業料: 約17,200円 × 12ヶ月 = 約206,400円
年間合計:約257,400円
(2)高3生が4科目(英語・数学・物理・古典)を受講した場合
初期費用: 入会金 約25,000円 + 教材費 約104,000円
授業料: 約70,000円(※)× 12ヶ月 = 約840,000円
年間合計(通常授業):約969,000円
※以下のA群、B群から受講する科目数に応じた組み合わせで月謝が決まります。
<A群>:英語・数学・物理・化学・生物・日本史・世界史・地理
<B群>:現代文・古典
●ここに春・夏・冬の季節講習費(年間合計で約15〜20万円程度)が加算されるため、最終的な支払総額は年間110万円〜120万円程度を見込んでおくのが現実的です。
4. 鉄緑会のメリット・デメリット
①鉄緑会に通うメリット
(1)学習範囲の圧倒的な先取りができる
鉄緑会では、英語・数学ともに中学生のうちに高校範囲を一通り学習する先取り型のカリキュラムが組まれています。
そのため、学校の授業進度よりも大幅に早く進むケースが多いです。
学校の授業に物足りなさを感じていたり、早い段階から大学受験を意識して学習を進めたい生徒様にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
(2)学習習慣の定着が期待できる
鉄緑会では、ほぼ毎回の授業で復習テストが実施され、宿題の提出・理解度もチェックされます。
授業→復習→宿題というサイクルが半ば強制的に回るため、自然と「勉強するのが当たり前」の学習習慣が身につきやすい点は、大学受験を見据えた上で大きなメリットです。
(3)ハイレベルなライバルと競い合える環境
入塾テストを突破した生徒様や、東京大学合格者を多数輩出している指定校(主に中高一貫の進学校)の生徒様が集まるため、全体として学習意欲の高い環境です。
特に、校内模試で選抜されるレギュラーコースでは、「周囲が毎日勉強しているのが当たり前」という空気があり、高い意識の中で切磋琢磨できます。周囲から刺激を受けながら、自分のレベルも引き上げていきたい生徒様には、非常に相性の良い環境と言えるでしょう。
②鉄緑会に通うデメリット
(1)鉄緑会が生活の中心になりやすい
毎週出される宿題や復習量を考えると、1科目あたり週5~10時間以上の自学時間が必要になることも珍しくありません。
そのため、部活動や習い事、趣味との両立が難しくなり、時間管理に苦戦する生徒様も多いのが実情です。
(2)テキストや課題の量が多すぎて消化不良になる
鉄緑会は「大量の問題演習によって知識を定着させる」方針です。その分、テキストや課題の分量も非常に多いです。
一つひとつを丁寧に理解する前に次へ進んでしまうと、量に追われて消化不良になるリスクがある点はデメリットと言えるでしょう。
(3)講師の質にばらつきがある
鉄緑会の講師は、現役東大生や東大卒業生が中心です。自身の受験経験に基づいた指導ができる一方で、必ずしも全員が「教えることのプロ」というわけではありません。
そのため、クラスや担当講師によっては、「説明が分かりにくい」「授業が合わない」と感じる生徒様がいるのも事実です。
(4)入会のタイミングが難しい
鉄緑会は、6年間で東京大学合格までのカリキュラムを組んでいるため、入会のタイミングによっては授業進度と合わない可能性があります。
たとえば高3から入会した場合、それまでの授業を受けてきた前提で東京大学形式の演習中心の授業となるため、基礎が固まっていないと「ついていけない」と感じやすくなります。
▼鉄緑会についていけないと感じる原因や立て直すための対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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5. 他塾(SEG・平岡塾・JPREP・グノーブル等)との違い

大学受験のための塾は鉄緑会以外にもたくさんあります。 この項では、他塾を簡単に紹介したうえで、鉄緑会との違いをまとめました。
①SEGとの違い
SEGは、主に中高一貫校の生徒様を対象とした、理数系科目中心の塾です。
6年間一貫のカリキュラムを採用している点は鉄緑会と同じですが、「学ぶ楽しさ・達成する楽しさを重視する」という教育方針が大きな違いと言えます。
プロの講師による、原理原則から丁寧に理解させる指導スタイルが特徴で、宿題の量は少なめと言われています。
また、英語では多読主義を取り入れており、中学生の頃から英語の原書を数多く読むことで、英語力の向上を目指しています。
授業時間は鉄緑会と同じく1回3時間ですが、料金設定はやや高めとなっています。
②平岡塾との違い
平岡塾は、渋谷に拠点を置く英語専門の単科塾です。
英語は、日本語を通じてマスターすべきものという方針で授業を展開しており、英文法の理解に特に重点を置いています。
毎回の宿題が非常に多い点は鉄緑会と共通していますが、授業内容には古めの文法知識なども含まれることがあるようです。
床に座ってローテーブルで授業を受ける独特のスタイルや、飲食可の自由な雰囲気も、鉄緑会との大きな違いと言えるでしょう。
また、高2までは学力別のクラス編成は行わず、高3から大学入試に特化したクラス分けをしている点も、鉄緑会とは異なります。
③JPREPとの違い
JPREP(斎藤塾)は、渋谷・自由が丘・横浜などに拠点を持つ英語塾で、世界トップレベルの大学でも通用する英語力の習得を目標としています。「話す・聞く・読む・書く・考える」の5技能を重視し、実践的な英語運用能力の育成に力を入れている点が特徴です。
東京大学合格を明確なゴールとする鉄緑会とは、目的設定そのものが異なります。
授業は、日本語母語教師と英語母語教師の2人体制で行われ、ディスカッションなども取り入れられています。
大学入試にとどまらず、将来を見据えた英語力を養成したい生徒様に向いた塾と言えるでしょう。
④グノーブルとの違い
グノーブルは、中学受験塾サピックスの大学部門であった「NUXUS」から独立して設立された塾です。新宿・お茶の水・横浜などに校舎があります。
高1の段階から、英語・数学に加えて古文や生物を受講できる点は、鉄緑会との違いの一つです。
また、少人数制を採用しており、面倒見の良さにも定評があります。
宿題は1週間に2〜3時間程度の分量で鉄緑会に比べると少なめです。
英語指導では、語源を活用した単語学習や、頭から訳す直訳式を採用しており、教授法の点でも違いが見られます。
⑤東進・河合塾・駿台・代々木ゼミナール等の大手塾との違い
東進・河合塾・駿台・代々木ゼミナールといった大手予備校・塾は、幅広い学力層に対応するため、学校の進度と大きく乖離しないカリキュラムを採用しているのが一般的です。
通常授業で大学入試全般に通用する基礎力を養成し、各大学に向けた対策は季節講習や冠コース(志望大学の名前がついたコース)などで行うことが多いので、東京大学に向けた一貫カリキュラムを組んでいる鉄緑会とは大きく異なります。
また、大手予備校や塾は、講師や担任が大学入試のプロのことが多いです。豊富なデータに基づく模試や判定を実施しているため、いろいろな大学の対策、進路指導が可能な点でも違いがあると言えます。
設備面では、鉄緑会は自習室が高3生のみしか使用できませんが、大手の塾や予備校は学年を問わず使用できることが多いです。
6. 鉄緑会に通わせた場合、保護者様が心がけたいサポート

鉄緑会に通わせる場合は、塾に任せきりにするのではなく、ご家庭でのサポートも重要になります。
ここでは、鉄緑会の特徴やメリット・デメリットをふまえ、生徒様が継続して学習に取り組むために、保護者様が意識しておきたいポイントを整理します。
①膨大な勉強時間の管理・確保をフォロー
鉄緑会は宿題を含めた課題の量が非常に多いです。毎週きちんとこなしていくためには、一定の学習時間が必要になります。
そのため、生徒様が十分な勉強時間を確保できているかを定期的に確認し、学習の継続をフォローしていくことが大切です。
特に、部活動や習い事、趣味などと両立する場合、どうしても生徒様一人だけで自発的に勉強に集中するのが難しいことがあります。
勉強時間が取れていないと感じた場合は、「時間が足りない原因は何か」「どこを調整できそうか」を一緒に話し合い、現実的な学習リズムを整えていく姿勢が重要です。
②挫折しそうな時のモチベーション維持
高い目標を持って入塾しても、途中でモチベーションが下がり、結果的に退塾してしまう生徒様も一定数います。
鉄緑会は優秀な生徒様が集まりやすいため、テストや校内模試で成績を比較される機会も多く、精神的な負担を感じやすい環境でもあります。周囲と自分を比べて落ち込んでしまったり、宿題の出来などを理由に厳しい指導を受けたりすることもあるでしょう。
そうしたとき、ご家庭では結果だけに目を向けるのではなく、努力の過程を認め、励ましや声かけを行うことが重要です。
思春期の生徒様の場合、視野が狭くなり「鉄緑会=すべて」と感じてしまうこともあります。
塾以外の価値観や逃げ場を家庭の中で確保し、精神的なバランスを保てるよう支えてあげることが、長期的な学習継続につながります。
③家庭だけでは抱えきれない場合の外部サポートの活用
鉄緑会の学習量や進度は非常にハードであり、ご家庭のフォローだけでは対応しきれないケースもあります。特に、
・宿題が回らなくなっている
・授業内容の理解が追いついていない
・クラス維持や昇格への不安が強い
といった状況が続く場合は、早めに外部サポートを検討することも一つの選択肢です。
家庭教師や個別指導を併用することで、鉄緑会の授業内容や教材に沿った補習が可能となり、理解不足の補完や学習の進め方の整理につながります。「学習効率と成果を高めるためのサポート役」として活用することで、生徒様の負担を抑えながら、安定した学習ペースを築くことができます。
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7. 鉄緑会と相性が良い・悪いご家庭様の特徴

これまでの内容をもとに、鉄緑会と相性が良いと考えられるご家庭様、反対に相性が合わない可能性があるご家庭様の特徴を整理します。
入塾を検討されている方は、ご家庭の方針やお子様の性格と照らし合わせながら、判断材料の一つとして参考にしてください。
①相性が良いと思われるご家庭様
(1)ハイペースな先取り学習を楽しめる方
鉄緑会では、中学生のうちから高校範囲を学習するため、学校の授業よりも進度が速く、内容も高度になります。
そのため、「学校の授業が物足りない」「もっと先に進みたい」と感じている生徒様にとっては、学習意欲を刺激される環境と言えるでしょう。わからないところを自分から質問に行ったり、主体的に学習を進められる生徒様には、鉄緑会のカリキュラムは相性が良い傾向があります。
(2)周りのハイレベルな環境を刺激にできる方
鉄緑会には学力の高い生徒様が集まり、テスト結果などを通じて周囲と比較される場面も少なくありません。
こうした環境をプレッシャーとして受け止めるのではなく、刺激として捉え、競争心を持って努力できる生徒様には向いていると言えるでしょう。
②相性が悪い可能性があるご家庭様
(1)鉄緑会中心の生活に抵抗がある方
中学校や高校生活では、学校行事や部活動、友人関係など、勉強以外にも大切にしたい時間が多くあります。
うまく両立ができず、勉強をサボってしまったり惰性で通うだけになってしまう生徒様には相性が良くないと言えます。
(2)周囲と自分を比べて自信を失いやすい方
ハイレベルな生徒様が集まる環境の中で、成績や順位による比較に強いストレスを感じてしまう生徒様には、鉄緑会は相性が合わない可能性があります。特に、結果によって気持ちが大きく左右されやすいタイプの場合、学習意欲の低下につながることもあるため注意が必要です。
(3)志望校・進路と鉄緑会のカリキュラムが合わない方
鉄緑会は東京大学合格を主目的とし、英語・数学を重視したカリキュラムが組まれています。
そのため、英語や数学の比重が低い大学を志望している場合や、海外大学への進学を早い段階から検討している生徒様にとっては、学習内容や方針が合わないケースも考えられます。
8. 鉄緑会に通っているご家庭様の実際の口コミ・評判

実際に鉄緑会に通っている(通っていた)生徒様、保護者様の口コミなどを紹介します。
①鉄緑会の学習環境に関する口コミ
●やはり、周りと先生のレベルが高いことが一番の利点だと思います。どこを見ても、東京大学や医学部志望しかおらず、普通の環境ではないです。いい意味で。周りに負けたくない、という思いが持てれば勉強が進むと思います。
私は、ここで素敵な英語の先生に出会えたことで、英語の成績がとても上がりました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
②鉄緑会のカリキュラムに関する口コミ
●中3までに高校範囲が終わると聞いて、高1から入った僕は焦りましたが、高1の間は高校範囲をもう一度丁寧に復習してくださるので、しっかりとついていけました。
また、高2の12月には高3のクラスを決める最も大事なテストがあったため、それに向けて多くの生徒は東京大学受験レベル、またはそれに近いレベルまでもっていくことができ、高3はさらなる応用力や、受験校それぞれに特化した対策に力を注ぐことができました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
●ついていけないとどんどん置いていかれるうえ、宿題も多く余程しっかりしていないと負のスパイラルに陥ります。
(引用:塾ナビ)
③鉄緑会の講師に関する口コミ
●中学の時は学生の先生ばかりでした。特に教え方が上手いとか下手とかはなかったが、熱意をあまり感じず、とくにモチベーションが上がりませんでした。 高校になるとほとんど専任の先生になり、なかには有名な先生もいて、分かりやすく楽しく、モチベーションもあがりました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
④その他に関する口コミ
●自習室が大きくないので、自習勉強のために通うという場所としては不向きでした。せっかく行ったのに場所がないということもあったようです。その時には教室を開放してくれていたようです。
(引用:塾ナビ)
鉄緑会は「入るまで」より「入ってから」が重要
鉄緑会は、正しく活用できれば東京大学合格に向けた大きな武器となる塾です。一方で、入塾そのものがゴールではなく、入塾後の膨大な課題量やハイスピードな授業を継続して乗りこなせるかどうかが、成果を大きく左右します。
学力だけでなく、学習習慣や精神面の安定、周囲のレベルの高さを前向きに受け止める姿勢も欠かせません。だからこそ、「合格実績」や「難関塾」というイメージだけで判断するのではなく、お子様の性格やご家庭のサポート体制と合っているかを見極めることが重要です。
東大家庭教師友の会では、鉄緑会出身の現役東大生教師が、実体験をもとに「入塾テスト対策をしたい」「授業についていけるか不安」「課題をうまく回せない」といった悩みに対して、学習計画や勉強法について具体的にフォローしています。
鉄緑会を最大限に活かしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
鉄緑会OB・OGが直接指導|実体験に基づく教師紹介
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
体験授業料0円
ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
東大家庭教師友の会「7つの0円」
鉄緑会対策のコース
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指導料
※中学1年生~中学3年生も上記のコース・ご料金です。
ご入会までの流れ
STEP 1
STEP 2
STEP 3
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