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1. 鉄緑会とは?特徴・仕組み・基本情報まとめ

鉄緑会は、主に中高一貫校の生徒を対象とした東京大学受験指導の専門塾です。
東京と大阪に拠点を持ち、東京の代々木本部からは毎年500名程度の東京大学合格者を輩出しています。
※本記事では、主に代々木本部のカリキュラムおよび2026年時点の情報をもとに解説します。
①鉄緑会の特徴|東大合格率を支える独自の学習システム
鉄緑会の高い合格実績を支える特徴は、以下の3点に集約されます。
・ハイスピードなカリキュラム:中学生のうちに高校範囲を一通り修了
・講師の質の高さ:鉄緑会出身の現役東大生・医学部生が中心
・切磋琢磨できる環境:周囲の多くが東大志望で、高い学習意欲を維持しやすい
鉄緑会では、英語・数学を早期に完成させるため、膨大な宿題と先取り学習を組み合わせたカリキュラムが採用されています。
中学生のうちに高校範囲を一通り学習し、その後は高校3年間を通して演習と復習を重ねることで、東大入試に対応できる実力を着実に養成します。
②鉄緑会はいつから通う?|中1〜高2の入塾タイミング
鉄緑会への入塾は、カリキュラムがスタートする「新中学1年生(4月)」が最も一般的です。
しかし、中学後半や高校生から合流し、現役合格を果たすケースも少なくありません。
2026年2月に鉄緑会出身の東大生6名にアンケートを行った結果は以下の通りです。
【2026年2月調査】東大生6名の通塾開始時期と入塾方法
指定校制度を利用できない時期からでも、入塾テストを突破し、東大現役合格に至ったケースがあることがわかります。
(1)新中学1年生(4月入塾)
最もスムーズに入塾できるタイミングです。
■指定校の生徒様
1月下旬〜3月の早期申し込みにより、無試験で入塾できます。
■指定校以外の生徒様
1月〜2月に実施される入塾テストに合格する必要があります。
全員が同じスタートラインに立つため、鉄緑会特有のハイスピードな授業にも適応しやすい時期です。
(2)中学生の途中入塾
中1の2学期以降になると、鉄緑会の進度は学校の授業を大きく上回り、中2の段階で公立高校の数学範囲をほぼ終えるペースで進みます。そのため途中入塾の場合は、入塾テストに合格するだけでなく、すでに授業で扱われた範囲を自習で補う必要があります。
ただし、東大生へのインタビューでは、「中3からの合流でも十分間に合った」という声もありました。
開成出身のM.H先生によると、鉄緑会では中3から入塾する生徒も一定数いるそうです。
周りが入り始めたのも中3~高1くらいでした。英数どちらも既習範囲を何度も反復するカリキュラムなので、入塾後に集中して取り組めば追いつくことが可能です。難易度は高めですが、雰囲気としては馴染みやすかったです。
(3)高1・高2からの入塾
高校進学後に入塾を検討するケースも多いですが、この時期は入塾のハードルが最も高くなります。
東大生へのインタビューでも、「高1や高2で受けて落ちた話をよく聞いた」という声がありました。
学年が上がるほど入塾テストの難易度が高くなる傾向があります。
■数学の進度差
鉄緑会では、高1の段階で数Ⅲまで一通り学習を終えている生徒様も少なくありません。
そのため、入塾直後から「既習扱い」となる範囲が非常に多くなります。
■英語の完成度
語彙・文法ともに東大入試レベルで進行しており、ハイレベルな英作文力や長文読解力が早い段階から求められます。
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③鉄緑会は「浪人生」でも通える?
鉄緑会は、原則として現役の中学生・高校生を対象とした塾であり、浪人生(高卒生)向けの受講制度は設けられていません。 在籍していた生徒様であっても、浪人が確定した時点で退会となるのが一般的です。
浪人生となった場合は、河合塾や駿台など、浪人生向けカリキュラムを備えた予備校を利用するケースが多く見られます。
④入塾方法|指定校制度と入塾テストの難易度
鉄緑会には、特定の中高一貫校に在籍する生徒様を対象とした指定校制度があります。2026年の指定校(計15校)は以下の通りです。
| 鉄緑会指定校 |
| 開成中学校 |
| 桜蔭中学校 |
| 筑波大学附属駒場中学校 |
| 麻布中学校 |
| 海城中学校 |
| 駒場東邦中学校 |
| 筑波大学附属中学校 |
| 豊島岡女子学園中学校 |
| 女子学院中学校 |
| 雙葉中学校 |
| 渋谷教育学園幕張中学校 |
| 渋谷教育学園渋谷中学校 |
| 早稲田中学校 |
| 聖光学院中学校 |
| 栄光学園中学校 |
【指定校の生徒様】:新中1の4月入塾であれば、無試験で入塾可能です。それ以降は指定校であっても入塾テストが必要となります。
【指定校以外の生徒様】:学年を問わず、入塾テストに合格することが必須です。
▼入塾テストの難易度や合格のための具体的な対策は、以下の記事で詳しく解説しています。
⑤クラス分けの仕組み|レギュラー・オープン
鉄緑会では、学力に応じたクラス分けが行われています。名称は校舎によって異なりますが、年2回実施される「校内模試」の成績によって決定されます。
■東京校
・レギュラー:上位クラス
・オープン:標準クラス
■大阪校
・SA:最上位層クラス
・A:上位〜中上位クラス
・B:標準クラス
成績による昇格・降格があるため、常に高いモチベーションを維持できる仕組みです。
▼クラスごとの授業密度の違いやクラスアップのための勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。
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2. 鉄緑会のカリキュラム・宿題・テキスト
中学1年生から高校3年生までの6年間で、東京大学に余力を持って合格することを目標に設計されています。
英語と数学を中心に先取り学習を進め、中学生のうちから基礎を反復して積み重ねます。
高2以降は演習中心の授業に移行し、東京大学合格レベルの実践力を磨いていくカリキュラムです。
①授業科目と授業時間
(1)授業科目
中学生~高1までは英語と数学のみ、高2からは国語、地歴、理科が加わります。
(2)授業時間
1科目週1回、3時間の授業です。ほぼ毎回30分~1時間程度の延長があります。
(3)授業内容
講義、確認テスト、演習がセットになった高密度な授業です。
授業で理解した内容をすぐにテストや演習で確認することで、知識の定着を図る仕組みになっています。
②宿題の量はどれくらい多い?
鉄緑会の宿題は、他塾と比較しても「圧倒的に多い」ことで知られています。
毎週、授業の復習に加えて膨大な問題演習が課されます。
2026年2月に実施した現役東大生6名へのアンケートでは、1日の平均自習時間(鉄緑会の宿題・予習復習のみ)は「2〜3時間」が最多という結果でした。
また、6名中5名が「宿題を100%こなせない週があった」と回答しています。
この結果からも、宿題を毎週すべてこなすことは決して簡単ではないことが分かります。
M.H先生(開成卒・東大生)へのインタビューでは、宿題への向き合い方について次のような話もありました。
宿題が終わらないときは、絶対重要なところだけは終わらせて、あとは見切りをつけていました。先生によっては厳しくチェックする人もいましたが、そこは臨機応変に対応していました。
このように、すべてを完璧にこなすことよりも、「今の自分に必要な箇所を見極め、優先順位をつけて取り組む力」が求められる環境と言えるでしょう。
③各学年の授業進度(英語と数学の先取り速度)
鉄緑会の進度は、一般的な進学校よりも1〜2年早く設定されています。
| 中1 |
<英語>:中学範囲の英文法を完了 <数学>:中1~中3の全範囲を完了 |
| 中2 |
<英語>:英文読解・英作文(基礎完成) <数学>:数ⅠA~数Ⅱの主要範囲 |
| 中3 |
<英語>:高校範囲の英文法をほぼ完了 <数学>:数ⅠAⅡBをすべて網羅 |
| 高1 |
英語、数学の総復習(完成度の強化) ※理系志望者は数Ⅲの受講開始も可能 |
| 高2 |
演習中心(全範囲の定着) ※東京大学入試レベル到達を目標 |
| 高3 |
東大形式の実践演習 全科目の総仕上げ |
④使用教材(鉄壁・確認シリーズなど)
鉄緑会では鉄壁や確認シリーズ(確シリ)といった、オリジナル教材を使用します。これらの教材は質の高さに定評があり、他塾生や独学の受験生にも広く知られています。
また、クラスや担当講師によっては、授業内容に応じて講師オリジナルのプリント教材が配布されることもあります。
(1)英単語:鉄壁
東大入試を見据えた語彙・語法を網羅した、英単語・熟語集です。
イラストや例文も充実しており、語彙力を体系的に定着させやすい教材として高く評価されています。
※以下の周回数・活用法は、2026年2月に実施した鉄緑会出身の東大生6名へのアンケートをもとにしています。
|
■周回数 東大生の多くが「3〜5周」、中には「10周以上」繰り返したケースもありました。
■活用法 登下校や食事中などのスキマ時間を活用するケースが多く見られました。さらに、友人と「鉄壁しりとり」を行うなど、ゲーム感覚で暗記する工夫も見られます。 |
(2)数学・英語:確認シリーズ(確シリ)
基礎から標準レベルの必須知識を網羅した重要教材です。
「理解 → 定着 → 演習」を意識した構成で、鉄緑会のカリキュラムを支える中核的な教材です。
|
■周回数 平均2〜3周
■活用法 「毎週の授業前に自信のない問題を10問選んで解く」「分かった問題は塗りつぶして解かないようにする」など、効率を重視した使い方が多く見られました。 |
▼鉄緑会テキストの詳しい使い方や東大生の実際の書き込み実例は、以下の記事で詳しく解説しています。
⑤オンライン授業・自習室対応の有無
(1)オンライン対応
「Web指導コース」があり、遠隔地の方や通塾が難しい方向けに、オンデマンド映像配信と郵送・メールによる添削指導が提供されています。また、通常授業の欠席者向けにWeb補講システムも用意されています。
(2)自習室
東京校(代々木)にありますが、原則として「高校3年生」のみ利用可能です。中学生や高1・高2生は利用できないため、低学年のうちは家庭での学習環境作りが重要です。
⑥講師の特徴|現役東大生による実戦的な指導
講師の多くは、鉄緑会出身の現役東大生や東大卒業生です。自身の経験に基づいた実戦的な指導ができる点や、生徒様との年齢が近く、質問・相談をしやすい雰囲気がある点が特徴です。
特に「どのように勉強すれば東大レベルに到達できるか」を具体的に示してもらえる点は、大きな強みと言えるでしょう。
3. 鉄緑会の月謝・料金体系|年間費用の目安
鉄緑会の料金は、学年・コース・受講科目数によって異なります。
①入会金と教材費
■入会金: 約25,000円
■教材費: 半年ごとに1科目あたり約13,000円
②学年別の月謝(授業料)
| 学年・区分 | 月謝(目安) | 該当科目 |
| 中学生 | 約17,200円 | 英語・数学(オープンクラス標準) |
| 高1 | 約17,200円〜18,000円 | 英語・数学・数Ⅲ |
| 高2・3(A群) | 約19,000円〜22,000円 | 英語・数学・物理・化学・日本史など |
| 高2・3(B群) | 約15,000円〜16,000円 | 現代文・古典 |
※受講科目数が増えるほど、1科目あたりの単価が若干変動する場合があります。正確な金額は各校舎へご確認ください。
③年間費用の目安(モデルケース)
実際に通塾した場合の年間総額のシミュレーションです。
(1)中学生(オープンコース)が英語1科目を受講する場合
■初期費用: 約51,000円(入会金 25,000円 + 教材費 26,000円)
■授業料: 約206,400円(17,200円 ×12ヶ月 )
■年間合計:約257,400円
(2)高3生が4科目(英語・数学・物理・古典)を受講する場合
■初期費用:約129,000円(入会金 25,000円 + 教材費 104,000円)
■授業料: 約840,000円(約70,000円×12ヶ月)
■年間合計:(通常授業のみ):約969,000円
【補足】季節講習を含めた年間総額
通常授業料に加えて、春・夏・冬の季節講習費(年間約15万〜20万円)が必要になります。最終的な年間総額は110万〜120万円程度を見込んでおくのが現実的です。
4. 鉄緑会のメリット・デメリット
①鉄緑会に通うメリット
(1)志望校対策に時間を割ける「圧倒的な先取り」
英語・数学ともに中学3年間で高校範囲を概ね終えるため、高校2年以降をすべて演習に充てられるのは最大の強みです。
早い段階から大学受験を見据えて学習を進めたい生徒様にとって、大きなメリットといえるでしょう。
(2)「勉強が当たり前」の学習習慣が身につく
ほぼ毎回の授業で実施される「確認テスト」と、毎週の膨大な宿題により、学習サイクルが半ば強制的に構築されます。
自学自習だけでは甘えが出やすい時期でも、「テストで点数を取らなければならない」「宿題を出さなければならない」という環境に身を置くことで、自然と学習習慣が定着しやすくなります。
(3)ハイレベルなライバルと競い合える環境
開成・桜蔭・筑駒などの指定校生が多く在籍し、「東大現役合格」を目標とする生徒様が集まっています。
学力の近いライバルが身近にいることで、自分の現在地を意識しながら高いモチベーションを維持しやすい環境です。
②鉄緑会に通うデメリット
(1)鉄緑会が生活の中心になりやすい
宿題の量が非常に多いため、部活動や趣味との両立には工夫が求められます。
実際に、多くの東大生が「宿題を完璧にこなせない週があった」と回答しています。すべてをやり切ろうとすると負担が大きくなり、時間管理の難しさに直面する可能性があります。
(2)課題量の多さによる「消化不良」のリスク
大量の問題演習を前提としたカリキュラムのため、理解が不十分なまま次に進んでしまうと、単に課題をこなすだけの作業になりがちです。
インタビューに協力してくれたM.H先生も、「宿題が終わらないときは、重要な箇所に絞って見切りをつけていた」と話しています。こうした取捨選択ができないと、量に圧倒されて成績が伸び悩む可能性があります。
▼鉄緑会の膨大な宿題やスピードに圧倒され、「授業についていけない」と感じたときの具体的な対策については以下の記事をご覧ください。
(3)講師の質にばらつきがある
講師の多くは現役東大生(鉄緑会OB・OG)です。実体験に基づくアドバイスが得られる一方で、指導経験には差があります。
クラスや担当講師によって、説明の分かりやすさや相性に差が出る点は理解しておく必要があります。
(4)高学年からの入塾は難易度が高い
学年が上がるほど、鉄緑会のカリキュラムと学校の進度差が広がるため、入塾テストの突破が難しくなります。
調査でも、「高1や高2で入塾テストを受けて不合格だったという話をよく聞いた」という声がありました。途中入塾を検討する場合は、未習範囲を自力で補う努力と高い学力が求められます。
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5. 鉄緑会と他塾(SEG・平岡塾・JPREP・グノーブル等)の違いを比較

大学受験塾には鉄緑会以外にもさまざまな選択肢があります。
ここでは主要な塾の特徴を一覧で整理したうえで、鉄緑会との違いを分かりやすく比較します。
■主要塾の比較一覧
| 塾名 | 特徴・教育方針 | 宿題の量 | 鉄緑会との主な違い |
|---|---|---|---|
| 鉄緑会 | 東大現役合格への最短ルートを重視。圧倒的な演習量 | 極めて多い | 6年一貫カリキュラム。中1から学力別クラス編成 |
| SEG | 理数系に強く、「学ぶ楽しさ」を重視。英語は多読中心 | 少なめ | 原理理解を重視。プロ講師中心 |
| 平岡塾 | 英語専門。文法・語彙を徹底強化 | 多い | 高2まで学力別クラスなし |
| JPREP | 5技能を重視した実践的な英語教育 | 多い | 世界基準の英語力を重視 |
| グノーブル | 少人数制で面倒見が良い | 普通 | 高1から国語や理科も受講可能 |
①SEG:理数系の「知的好奇心」を育む指導
主に中高一貫校の生徒様を対象とした、理数系に強い塾です。
■教育方針
鉄緑会が「解法パターンの習得と演習」を重視するのに対し、SEGは「なぜそうなるのか」という原理理解を重視します。
■授業時間と費用
授業は1回3時間程度で鉄緑会と同程度ですが、料金はやや高めとされています。
■英語指導
鉄緑会が「単語暗記(鉄壁)と文法」から入るのに対し、SEGは多読(英語の原書を大量に読む)によって、感覚的に英語力を伸ばすアプローチを取ります。
②平岡塾:伝統的な文法指導と独自の学習環境
渋谷に拠点を置く英語専門塾で、語彙力と文法力の強化に定評があります。
■クラス編成
鉄緑会が早期からクラス分けを行うのに対し、平岡塾は高2まで学力別クラスを設けず、高3から入試対策に特化したクラス分けを行います。
■学習環境
床に座ってローテーブルで受講するスタイルや、飲食可能な自由な雰囲気など、鉄緑会とは大きく異なります。
③JPREP:東大の先を見据えた英語力
「世界で通用する英語力の習得」を掲げ、5技能(話す・聞く・読む・書く・考える)をバランスよく育成する英語塾です。
■指導体制
日本人講師とネイティブ講師による2人体制で、ディスカッションなど実践的な授業が行われます。
■目的の違い
鉄緑会が東京大学合格を明確な目標とするのに対し、JPREPは大学入試後も通用する英語力の育成を重視しています。
④グノーブル:少人数制と効率的な指導
サピックスの大学受験部門から独立して設立された塾で、少人数制と手厚い指導に定評があります。
■受講科目
鉄緑会では高1までは英語・数学中心ですが、グノーブルは高1から古文や理科科目も受講可能です。
■英語指導
語源を活用した単語学習や、頭から訳す直訳式など、効率的に読解力を高める指導が特徴です。
⑤大手予備校(東進・河合・駿台・代ゼミ等)との違い
東進・河合塾・駿台・代々木ゼミナールといった大手予備校は、幅広い学力層に対応するため、学校の進度と大きく乖離しないカリキュラムを採用しているのが一般的です。
通常授業で基礎力を養成し、志望校対策は季節講習や大学別講座で行うケースが多く、東京大学に特化した一貫カリキュラムを持つ鉄緑会とは大きく異なります。
また、講師や担任は受験指導のプロが中心であり、模試や進路指導のデータが充実している点も特徴です。
設備面では、自習室を学年問わず利用できるケースが多く、学習環境の自由度にも違いがあります。
6. 鉄緑会に通う場合に保護者様ができるサポート

鉄緑会は非常に優れた学習環境ですが、塾に任せきりにするのではなく、ご家庭での適切な距離感でのサポートが、現役合格への大きな鍵となります。
2026年2月の調査から見えた、家庭での支え方のポイントを整理します。
①「完璧」を求めすぎない時間管理のフォロー
鉄緑会の宿題は、東大生であってもこなしきれない週があるほどの分量です。
1日の自習時間(鉄緑会の宿題・予習復習のみ)は「2〜3時間」が最多という調査結果もあり、限られた時間でいかに優先順位をつけるかが重要になります。
(1)「全部やりなさい」と言わない
真面目な生徒様ほど、終わらない宿題に追い詰められてしまいがちです。
「今日はここまでで大丈夫」「重要な問題から先にやろう」といった声かけで取捨選択を許容することが、負担の軽減につながります。
(2)生活リズムの維持
授業が22時を過ぎることもあるため、帰宅後の食事や入浴をスムーズに済ませ、十分な睡眠時間を確保できる環境づくりが大切です。
②「見守る姿勢」を大切にした精神的サポート
鉄緑会に通う生徒様は、高い目標を持ち、自律的に学習を進められるタイプが多い傾向があります。そのため、細かく管理するよりも、本人のペースを尊重する関わり方がプラスに働くケースが多く見られます。
開成中学出身のM.H先生は、保護者の関わり方について次のように振り返っています。
親にあまり干渉されなかったのが良かったです。たまに塾を休んでしまったときに塾から電話がかかってきても、怒らずにいてくれました。自分で頑張りたいタイプだったので、見守ってもらえたことが、結果として継続につながりました
このように、テストの点数や通塾状況に一喜一憂したり、厳しく管理したりするのではなく、「本人の自主性を信じて見守る」姿勢が、長期的なモチベーション維持につながります。
③家庭だけでは抱えきれない場合は外部サポートも検討
鉄緑会のカリキュラムは進度・内容ともに独特で、ご家庭だけで学習を支えるのは難しい場合もあります。
以下のようなサインが見られる場合は、家庭教師や個別指導など外部サポートの活用も一つの選択肢です。
|
・宿題が回らず、何から手をつけるべきか分からなくなっている ・確認テストの点数が低迷し、自信を失っている ・「塾に行きたくない」といった精神的な負担が見られる |
鉄緑会のカリキュラムを熟知した伴走者をつけることで、宿題の優先順位を整理したり、苦手な単元をピンポイントで補習したりすることが可能になります。「学習効率を高めるサポート役」として取り入れることで、親子関係を良好に保ったまま、安定した学習ペースを築くことができます。
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7. 鉄緑会と相性が良い・悪いご家庭様の特徴

これまでの内容や調査結果をもとに、鉄緑会と相性が良いご家庭様、反対に相性が合わない可能性があるご家庭様の特徴を整理します。
入塾を検討されている方は、ご家庭の方針やお子様の性格と照らし合わせながら、判断材料の一つとして参考にしてください。
①相性が良いと考えられるご家庭様
(1)ハイペースな先取り学習を楽しめる
鉄緑会では、中学生のうちから高校範囲を学習するため、学校の授業よりも進度が速く、内容も高度になります。
「学校の授業では物足りない」「もっと早く、深く学びたい」と感じている場合、鉄緑会の先取りカリキュラムは学習意欲を高めやすい環境です。
分からない点を自ら質問に行くなど、主体的に学習を進められるタイプは特に相性が良いでしょう。
(2)環境を活かし、無理なく取捨選択ができる
周囲のレベルの高さに圧倒されるのではなく、「東大合格が当たり前」という環境を前向きに受け入れられるタイプです。
また、膨大な宿題に対して「今の自分に必要なものを見極め、時には見切りをつける」という柔軟な判断ができるご家庭は、無理なく継続しやすい傾向があります。
②相性が悪い可能性があるご家庭様
(1)「やらされる勉強」から抜け出せない
鉄緑会の宿題量は、受け身の姿勢でこなせるレベルを大きく超えています。
「宿題をやったかどうか」を親が常に管理しなければならない状況だと、学年が上がるにつれて負担が増し、親子関係や学習効率に悪影響が出る可能性があります。
「目標に向かって学びたい」という意思が弱い場合は、相性が合わないケースもあります。
(2)周囲と自分を比べて自信を失いやすい
ハイレベルな生徒が集まる環境のため、成績や順位による比較に強いストレスを感じやすいタイプには注意が必要です。結果によって気持ちが大きく左右される場合、学習意欲の低下につながる可能性があります。
(3)志望校の方向性が合っていない
鉄緑会は東京大学合格を主目的とし、英語・数学を重視したカリキュラムが組まれています。
そのため、英語や数学の比重が低い大学を志望している場合や、海外大学への進学を早期から視野に入れている場合は、方針が合わない可能性があります。
8. 鉄緑会に通っているご家庭様のリアルな口コミ・評判

入塾を検討するうえで気になるのが、実際に通っている生徒様や保護者様の声です。
ここでは、大手口コミサイトや専門サイトから、鉄緑会の実態が伝わる代表的な意見を紹介します。
①学習環境に関する口コミ:周囲のレベルが刺激に
●やはり、周りと先生のレベルが高いことが一番の利点だと思います。どこを見ても、東京大学や医学部志望しかおらず、普通の環境ではないです。いい意味で。周りに負けたくない、という思いが持てれば勉強が進むと思います。
私は、ここで素敵な英語の先生に出会えたことで、英語の成績がとても上がりました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
②カリキュラムに関する口コミ:進度の速さと「高3への準備」
●中3までに高校範囲が終わると聞いて、高1から入った僕は焦りましたが、高1の間は高校範囲をもう一度丁寧に復習してくださるので、しっかりとついていけました。
また、高2の12月には高3のクラスを決める最も大事なテストがあったため、それに向けて多くの生徒は東京大学受験レベル、またはそれに近いレベルまでもっていくことができ、高3はさらなる応用力や、受験校それぞれに特化した対策に力を注ぐことができました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
●ついていけないとどんどん置いていかれるうえ、宿題も多く余程しっかりしていないと負のスパイラルに陥ります。
(引用:塾ナビ)
③講師に関する口コミ:学生講師と専任講師の違い
●中学の時は学生の先生ばかりでした。特に教え方が上手いとか下手とかはなかったが、熱意をあまり感じず、とくにモチベーションが上がりませんでした。 高校になるとほとんど専任の先生になり、なかには有名な先生もいて、分かりやすく楽しく、モチベーションもあがりました。
(引用:医学部予備校マニュアル)
④設備に関する口コミ:自習室の利用には注意
●自習室が大きくないので、自習勉強のために通うという場所としては不向きでした。せっかく行ったのに場所がないということもあったようです。その時には教室を開放してくれていたようです。
(引用:塾ナビ)
まとめ|鉄緑会は入塾後の学習維持が重要
鉄緑会は、正しく活用できれば東京大学合格に向けた大きな武器となる塾です。
一方で、入塾そのものがゴールではなく、入塾後の膨大な課題量やハイスピードな授業を継続して乗りこなせるかどうかが、成果を大きく左右します。
学力だけでなく、日々の学習習慣や精神面の安定、周囲のレベルの高さを前向きに受け止める姿勢も欠かせません。だからこそ、「合格実績」や「難関塾」というイメージだけで判断するのではなく、お子様の性格や学習スタイル、ご家庭のサポート体制と合っているかを見極めることが重要です。
東大家庭教師友の会では、鉄緑会出身の現役東大生教師が、実体験をもとに「入塾テスト対策をしたい」「授業についていけるか不安」「宿題をうまく回せない」といった悩みに対して、学習計画や勉強法を具体的にサポートしています。
鉄緑会を最大限に活かしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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鉄緑会OB・OGが直接指導|実体験に基づく教師紹介
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
体験授業料0円
ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
東大家庭教師友の会「7つの0円」
鉄緑会対策のコース
鉄緑会コース:高1~高3
鉄緑会の通塾経験があり、一緒に勉強予定を立てて各塾の学習サポートをする家庭教師をご希望の方向けのコースです。鉄緑会独特のカリキュラムに対応するには、通塾経験を持つ教師が最適です。
指導料
※中学1年生~中学3年生も上記のコース・ご料金です。
ご入会までの流れ
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STEP 2
STEP 3
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