こんなお悩みはございませんか?
塾に通わずに中学受験を目指したいけど、本当に合格できるか不安になっていませんか?
この記事ではZ会の中学受験コースを活用することで、家庭学習のみで合格を目指せる理由を解説します。
目次
・①カリキュラムの概要
・②どんな点が強みなのか
・③実際の効果や評判について
2. Z会中学受験コースのみで中学受験に臨む場合、どのような勉強スタイルで日々勉強することになる?
・①Z会中学受験コースの自宅学習の流れ
・②テストやマンスリーチェックで習熟度と受験生ランキングを把握
・③わからない問題は繰り返し学習
・④保護者様の勉強指導は不要
3. Z会中学受験コースのみで中学受験をしているご家庭はどれくらいいる?
4. Z会中学受験コースを使用しているご家庭によくあるお悩み
5. Z会の学習方法を最大限に活用するためのポイント4選を解説
・①ポイント1:自宅学習をサポートする
・②ポイント2:スケジュールを管理して学校の宿題とZ会の課題を終わらせる
・③ポイント3:成績が上がらなくても焦らない
・④ポイント4:ライバルを意識してモチベーションを維持する
最後に
1. Z会中学受験コースの特色
Z会は自宅学習用の通信教育カリキュラムです。
Z会の中学受験コースは教材が盛りだくさんなので受験勉強を深く学べます。
ここでは中学受験コースの概要・強みなどを解説します。
①カリキュラムの概要
Z会の中学受験コースは難関国私立中学を受験する小学生向けのコースです。
小学校3~6年生を対象とした自宅学習のカリキュラムとなります。
教科書と動画授業が用意されており、紙とデジタルの教材を併用しています。
「わかる・続く・伸びる」工夫がされた教材と、添削やオンライン面談など手厚いサポートにより、難関国私立中学を目指す生徒様をしっかり支えられる仕組みとなっています。
中学受験コースにはプランが2つあります。
Z会だけで中学受験する生徒様向けの「トータル指導プラン」と、Z会と塾を掛け持ちする生徒様向けの「要点集中プラン」です。
この記事ではZ会だけの「トータル指導プラン」について詳しく解説します。
カリキュラムは毎年2月から翌年1月までの12カ月で区切られており、毎月単元が代わります。
1教科~4教科まで選択可能です。
②どんな点が強みなのか
Z会を申し込めば通塾しなくても好きな時間に好きな場所で勉強できます。
保護者様の仕事の都合で海外赴任や転勤があっても、生徒様の中学受験勉強を継続できるでしょう。
自主学習なので理解できるまで自分のペースで何度でも復習できます。
教科書も動画の授業も内容がしっかりと作りこまれています。
中学受験対策塾と同レベルの授業を自宅で受講できます。
教科書がエブリスタディアドバンストだけなので管理しやすいというメリットもあるのです。
週6日勉強すると仮定した場合、1日の平均学習時間は以下の通りです。
・小学3年生は約40分
・小学4年生は約55分
・小学5年生は約105分
・小学6年生は約110~150分
映像授業などタブレットの視聴時間は含みませんが、それでも塾で授業を受ける時間と塾までの移動時間の合計より学習時間が少ないのです。
Z会は入会金が不要な上、いつでも退会可能です。
大手塾に通うと小学4~6年生の塾費用は3年間で約300万円かかると言われています。
Z会中学受験コースは年払いの場合3年間で718,080円なので、塾と比べてとても安いと言えます(注1)。
文部科学省によると私立中学の年間の学習費総額は143万6,353円でした。
私立中学は学費が高いので、Z会利用で合格を目指せるなら費用を抑えられますね。
③実際の効果や評判について
Z会中学受験コースの合格者の声を読むと、「タブレットと紙を組み合わせた学習スタイルにより生徒様が自主的に勉強するようになった」というメッセージがとても多いです。
最初は保護者様が自宅の環境を整えるなどサポートが必要ですが、タブレットと教科書を併用するため学習が単調にならず集中力が持続しやすいそうです。
Z会中学受験コースは知識をひたすら詰め込むような教材ではありません。
動画授業、教科書、月例テスト、動画解説と順番に学習を進めると自動的に応用力や読解力が身に付きます。
月例テストの答案は採点だけでなく添削があるので、間違えた問題のフィードバック、良く解けている問題をほめるコメントが返ってきます。
保護者様が勉強を教えなくても生徒様の答案作成力が伸びていくのです。
小学6年生になっても習い事を続けられた生徒様も多数いらっしゃいます。
Z会による自宅学習の時間を確保しながら習い事の送迎も行うと保護者様の負担は大きくなりますが、その分家族の絆が深まったそうです。
生徒様ご自身の希望を最大限叶えられるのもZ会中学受験コースの魅力なのです。
2. Z会中学受験コースのみで中学受験に臨む場合、どのような勉強スタイルで日々勉強することになる?
Z会中学受験コースのみで受験勉強を行う場合の勉強スタイルの例を紹介します。
①Z会中学受験コースの自宅学習の流れ
Z会中学受験コースは、タブレットでの授業動画の視聴と教科書の読み書きを交互に行うスタイルで学習を進めます。
配布される教科書は以下2点です。
・エブリスタディアドバンスト
・毎日練習ブック
タブレットで配信されるコンテンツは以下2点です。
・スケジュール配信
・Z会小学生アプリ
まずタブレットで学習スケジュールを確認します。
遅れている場合はトップ画面で通知されるのでスケジュールを見直しましょう。
次に毎日練習ブックに取り組み、漢字・語彙の学習や計算練習で毎日10分ウォーミングアップを行います。
続いて要点学習です。
タブレットのZ会小学生アプリで要点の動画を視聴しながら、同時にエブリスタディアドバンストの授業ノートのページに書き込みます。
その後、確認問題に取り組み、タブレット上で解答と解説を確認します。
講師の分かりやすい解説動画があるため、難しい単元でも安心して学習できます。
最後に練習問題に取り組みます。
紙と鉛筆で手を動かしながら解くスタイルです。
タブレットで解答解説を確認しながら知識の定着を図ります。
多様な難易度の問題に挑戦し、着実に力をつけていきましょう。
②テストやマンスリーチェックで習熟度と受験生ランキングを把握
月1回の月例テストでは、練習問題と同等かそれ以上の発展レベルの問題が出題されます。
生徒様の得意分野と不得意分野に気付くためにも、必ず提出しましょう。
答案用紙を撮影してZ会MyPageへアップロードするか、そのまま郵送すれば、約3日後に専任講師による丁寧な採点結果がタブレットに配信されます。
間違った箇所の解説や別解、復習映像も併せて提供され、着実な理解度アップを図れます。
また、小問別の正答率や受験生ランキングなども分かり、ご自身の実力を客観的に把握できるでしょう。
年に2回の実力テストでは、全国のライバル受験生の中での順位も確認できます。
習熟度を判断し今後の学習に活かせるので、やる気がアップするチャンスです。
テスト以外にも、学習状況を確認するためにマンスリーチェックを行います。
前月の学習を振り返り、今月の目標をタブレット上で報告します。
Z会学習アドバイザーからアドバイスをもらえるので、モチベーションが維持できるのです。
6年生の8月以降は、総復習ドリルやWeb上のドリル、志望校合格力診断テストなど特別な教材が増えます。
徹底した復習と弱点補強、合格へ向けた総仕上げができる内容です。
③わからない問題は繰り返し学習
タブレットの動画は何回でも視聴可能です。
わからない問題があればエブリスタディアドバンストと一緒に繰り返し復習しましょう。
教材自体のレベルが高いため、復習するだけでも学力がアップしますよ。
また、要点学習から問題演習で基礎を固め、月例テストで応用問題にチャレンジするという目標を掲げると、合格に向けて努力する姿勢が培われるでしょう。
④保護者様の勉強指導は不要
Z会中学受験コースには担任の先生がいます。
わからない問題はいつでもタブレットで担任の先生に質問できます。
保護者様は最初だけ質問のメッセージの書き方を生徒様に教えてあげましょう。
何回か手伝えば、生徒様ご自身で担任の先生に質問できるようになります。
問題の解き方のポイントや生徒様の苦手克服のアドバイスなど、役立つ回答が得られますよ。
また、担任の先生とは月1回タブレット上で面談できます。
今月の学習の振り返りと次の目標設定を行い、生徒様をほめて寄り添ってくれます。
保護者様は生徒様の学習を見守っているだけで良いのです。
3. Z会中学受験コースのみで中学受験をしているご家庭はどれくらいいる?
Z会中学受験コースのみで中学受験をしているご家庭の数は公開されていません。
ひまわり教育研究センターのアンケートによると、偏差値60以上の中学校に通うお子さんをもつ保護者様150人のうち、中学受験対策塾に通わずに合格した生徒様は31人(20.7%)います。
内訳はZ会などの通信教育、家庭教師、個人塾などです。
Z会の合格者の声を見ると、Z会の中学受験コースだけで受験本番を迎えたご家庭もあります。
また、Z会中学受験コースに加えて、小学5~6年生から苦手科目の対策や志望校の対策のために塾に通ったり家庭教師を依頼したりするパターンも見受けられました。
Z会は90年以上の歴史のある通信教育講座です。
カリキュラムがしっかりしているのでZ会のみでも十分合格を狙えますが、もし苦手な単元があるのなら塾や家庭教師も検討してみましょう。
Z会中学受験コースで学んだことを活かせば塾や家庭教師にスムーズに切り替えられるので、より一層成績アップを狙えますよ。
4. Z会中学受験コースを使用しているご家庭によくあるお悩み
自主学習というスタイルによりご家庭で悩んでいる出来事もあるでしょう。
お悩みの代表例は以下4点です。
・自宅学習が難しい
・学校の宿題とZ会の課題が終わらない
・成績が上がらない
・ライバルと競争意識が芽生えない
Z会入会直後は自宅学習の習慣づけに苦労するかもしれません。
教材は学校のものよりも難しく作られており、生徒様が一人で取り組むのは困難です。
また、小学校の学年が上がると宿題の量や難易度も上がるため、Z会中学受験コースの教材が後回しになりやすいでしょう。
習い事を続けている場合、遊ぶ時間を確保したい場合はますます時間が足りません。
自主学習だと得意科目をどんどん進めて苦手科目を後回しにしてしまう生徒様もいらっしゃいます。
苦手分野を放置すると全体的な実力は伸びないため対策が必要です。
Z会のような通信教育の場合、塾と違って身近なライバルがいないため競争意識を持ちにくいという欠点があります。
一緒に成績を競う友達やライバルが不在だと孤独を感じるかもしれません。
5. Z会の学習方法を最大限に活用するためのポイント4選を解説
Z会の自主学習を活用する際のポイントは4点あります。
それぞれポイントをおさえることでZ会の中学受験コースを最大限活用できるでしょう。
①ポイント1:自宅学習をサポートする
毎日自主学習を継続するために、机の上を常に綺麗にしておきましょう。
親の目が届くリビングなどで勉強するのがおすすめです。
自習の時間はテレビやスマホの音を消すなど保護者様の配慮が必要です。
もし時間があるなら、保護者様も生徒様と一緒に机に向かい仕事や勉強に取り組みましょう。
弟や妹がいる場合は、絵本を読んだりお絵描きしたり、なるべく静かに机に向かえる作業ができないか検討してみてください。
学校や塾であればわからない問題を解いているとき先生が声をかけてくれますが、生徒様が悩んでいる様子であれば、保護者様が話を聞いてみてください。
一緒に問題に取り組んだり、生活リズムを整えたり、生徒様が望むサポートを提供できると良いですね。
合格のために勉強するのではなく、問題を解くことを純粋に楽しめるようになれば、生徒様は日々のルーティンに勉強時間を自然に組み込めるはずです。
1日の学習時間が1時間未満の小学3~4年生の間に自習の習慣を身に付けておきましょう。
②ポイント2:スケジュールを管理して学校の宿題とZ会の課題を終わらせる
自主学習を進める上で、スケジュールの自己管理が非常に重要です。
最初から上手に自主学習の習慣が身に付くとは限らないため、まずは家族と相談し勉強の時間を決めて机に向かいましょう。
自分のペースを確認するため、生徒様が計画した分量と実際に費やした時間を比較してみてください。
誤差が発生してもリカバリできるよう、スケジュールを前倒しにするか、予備日を設けると良いですね。
時間帯によって勉強内容を変える方法もおすすめです。
夜は宿題にじっくり取り組み、朝は早起きして短時間で漢字・計算問題を復習すると良いでしょう。
勉強が一段落したタイミングで休憩を挟む習慣も大切です。
頑張った自分へのごほうびとして遊ぶ時間を設定すれば、リフレッシュ効果が高まりストレスもたまりにくくなりますよ。
小学校の宿題もZ会の課題も並行できるようスケジュールに組み込む必要があります。
習い事を続けている場合、遊ぶ時間を確保したい場合も、家族で良く話し合って優先順位を決めてください。気合を入れて宿題に取り組むことでメリハリをつけましょう。
また、習い事や学校行事の疲れなどにより学習が遅れた場合、無理せず生徒様を休ませてください。
先の長い受験生活なので、時には思い切って休む決断も必要です。
スケジュールを見直す際は、応用問題を後回しにして基本問題を優先する、単元の学習が終わらなくても月例テストを受けるなど、保護者様が率先して調整しましょう。
③ポイント3:成績が上がらなくても焦らない
講師がそばにいないと苦手科目の学習は難しくなります。
自主学習で乗り越えるには根気強く学ぶ努力が必要です。
もし基礎問題で理解できていない箇所があれば、新しい単元を習う前に復習しましょう。
また、中学受験を目指す子どもは日々勉強しているため、生徒様の成績と比例して周りの受験生の成績もアップしていきます。
月例テストなどですぐに順位が上がらなくても、自主学習を継続していれば生徒様の学力は着実に上がっていくので、焦る必要はありません。
④ポイント4:ライバルを意識してモチベーションを維持する
中学受験コースの月例テスト・実力テストで全体の人数と教科ごとの自分の順位がわかるので、ひとつの目安にしてみてください。
もし結果のデータを見ても競争心が芽生えないようなら、大手塾が開催している全国模試を受けてみましょう。
大きな会場で同い年の小学生と一緒にテストを受ければ緊張感が高まるはずですよ。
また、生徒様のモチベーションを維持するためには、志望校に合格したいと思えるような動機付けが必要不可欠です。
中学校の文化祭や体育祭に参加して、この学校に通いたいという気持ちが生徒様の中に芽生えたら、受験勉強を乗り越えられるはずですよ。
最後に
Z会の中学受験コースを活用すれば、家庭学習のみで合格を目指せます。
基礎から応用まで教科書とタブレットで効率良く学習できるので、自分のペースで勉強したい生徒様はぜひ検討してみてください。
▼当会では、中学受験生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
【参考文献】
(注1)文部科学省(2022)令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します
https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-000026656_1a.pdf
(参照2024-6-9)
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