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1.鉄緑会についていけない…「落ちこぼれかも」と不安な方へ

①実は約4割がついていけない?鉄緑会の過酷な現実
鉄緑会は、開成・筑駒・桜蔭・聖光学院などの指定校生を中心に、厳しい入塾テストを突破した生徒様のみが集まる、非常にハイレベルな学習環境です。そのため、「通っている生徒様=順調に成績を伸ばしている」という印象を持たれがちですが、実情は決して平坦ではありません。
業界データや元鉄緑会生へのヒアリングによると、在籍者のうち「カリキュラム通りに宿題を消化し、復習テストに合格し続けられている層」は全体の6割前後と推計されています。言い換えれば、約4割の生徒様は、在籍していても学習が十分に回っていない状態にあるということです。なお、この「約4割」という数字は、退塾者の割合ではありません。以下のような「実質的に置いていかれている状態」の生徒様を含んだ数値です。
・授業には出席しているが、解説のスピードについていけない
・宿題の量が多すぎて、答えを写すだけの「作業」になっている
・毎週の復習テストで平均点に届かない
「鉄緑会についていけない」という悩みは、決して特別なものではありません。むしろ、多くの生徒様が一度は直面する、鉄緑会ならではのリアルだと言えるでしょう。
②成績が伸びないのは「能力不足」ではなく「消化不良」が原因
「周りは理解できているのに、自分はできない」と感じると、能力の差だと思い込んでしまいがちです。しかし、鉄緑会で成績が伸び悩む最大の原因は、能力不足ではなく「学習サイクルの消化不良」です。
・復習が間に合わない
・分からないまま次に進む
・テスト対策が後回しになる
この状態が続くと、授業を受けても理解が積み重なりません。逆に言えば、消化不良を一つずつ解消できれば、成績は十分に巻き返せます。
③下位クラスからでも東大合格は十分に可能
「今のクラスのままでは東大は無理だ」と諦める必要はありません。鉄緑会にはクラス分けがありますが、下位クラスからスタートして基礎を固め、着実に成績を上げて東大に合格した事例は数多く存在します。
私自身の実感としても、高1の段階では成績が振るわなかった生徒様が、高2・高3になってから学習習慣を見直したり、家庭教師を活用したりすることで、東大をはじめとする志望校に合格するケースを数多く見てきました。
重要なのは、現在の立ち位置を嘆くことではなく、「今から何をやるか」を明確にすることです。
▼鉄緑会のクラス分け基準や難易度について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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2.鉄緑会についていけない4つの原因

なぜ、鉄緑会の授業についていけなくなってしまうのでしょうか。
ここでは、元鉄緑生としての実体験をもとに、多くの生徒様がつまずきやすい主な4つの原因を解説します。
①授業の進度が非常に速く、一度つまずくと雪だるま式に遅れる
鉄緑会のカリキュラムは、一般的な進学塾と比べても非常に速いことで知られています。
英数に関しては、中学1年生で中学範囲を全て学習し、中学3年生終了時までに高校生で習う内容を一通り学習し終わります。
さらに高校に進学してからは、毎年高校範囲を1周ずつ復習・演習するため、高校3年間で全範囲を計3周するという、極めてハイスピードなカリキュラムになっています。
一度遅れをとると、理解を立て直す時間がないまま次の単元へ進んでしまうため、未理解の範囲が雪だるま式に増え、授業についていけなくなってしまうのです。
②授業の難易度が高すぎて、解説を聞いても理解が追いつかない
授業で扱われる問題は非常にハイレベルです。高校1年生の段階から実際の国公立大学の入試問題を用いた授業が行われ、高校2年生になると、テキストに掲載されている問題の約半数が、東大・京大などの最難関大学の入試問題になります。
一般的な中高一貫校では、まだ高校範囲の履修が終わっていない時期であることを考えると、進度だけでなく難易度も遥かに高いと言えるでしょう。
授業では「基礎は理解できている前提」で解説が進みます。そのため、基礎に抜けがある状態では、講師の思考プロセスについていくことができません。結果として、板書を書き写すだけの「作業」になってしまい、十分な学習効果が得られなくなります。
③宿題の量が膨大で「終わらない・回らない」状態に陥る
鉄緑会の宿題量も、つまずきの大きな要因の一つです。
英数2科目を受講している生徒様の場合、宿題にかかる時間は毎週6〜10時間程度になることも珍しくありません。
部活動や学校行事と両立しようとすると、物理的に時間が足りなくなるケースも多く見られます。すると、「宿題を終わらせること」自体が目的になってしまい、
・答えを写す
・深く考えずに解き飛ばす
といった学習になりがちです。この状態では理解が定着せず、毎週実施される復習テストの点数にも結びつかなくなります。
④授業時間が3時間と長く、授業に集中できていない
鉄緑会の通常授業は、1科目180分(3時間)という長時間設定です。一般的な塾の授業が90分前後であることを考えると、その2倍にあたります。中高生が3時間もの間、高い集中力を維持し続けるのは簡単ではなく、心身への負担も大きくなります。
特に復習テストで点数が取れていない場合、後半90分は「前提が分からない状態」で解説を聞くことになり、集中できないのは当然です。
実際、私が通っていた当時も、高1・高2といった受験学年ではない時期には、授業中にスマートフォンを触ったり、友人と話してしまう生徒様が少なからず見られました。そのような状態が続けば、授業内容が身につかず、結果としてクラスの進度についていけなくなってしまいます。
▼鉄緑会の特徴やカリキュラムについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
3.【元鉄緑生が直伝】「落ちこぼれ」状態から挽回する4つの対策

筆者自身の体験や、周囲で実際に巻き返していった生徒様の例をもとに、現状を打破するための具体策を4つ紹介します。
①「捨てる」勇気を持つ|宿題の優先順位を先生と決める
宿題が回らない時は、すべてを完璧にやろうとせず、勇気を持って「捨てる」判断も必要です。 特に、宿題のB問題(標準レベル)に1問あたり30分以上かかっている場合、その単元の基礎が抜けているサインです。
鉄緑会の講師は現役の大学生が多く、年齢も近いため、生徒様にとっては非常に相談しやすい存在です。授業前後の空き時間に「どの問題を優先し、どこを後回しにすべきか」を相談してみましょう。
筆者の経験上、クラスの状況を熟知している担任の先生に相談することで、今の自分に最適な「課題の削り方」を提示してもらえます。学習面はもちろん、日々の悩みまで親身に聞いてくれる講師も多いため、精神的な負担も軽くなります。
②今の授業を理解するために、1年前のテキストに戻る
授業が理解できない原因の多くは、既習範囲の抜け漏れにあります。 東大入試数学の合格ラインから逆算すると、高1終了時点で「青チャート」レベルの解法が瞬時に出てこない状態では、高2以降の実戦演習は効果が薄くなります。
筆者も高2の時に数学の授業についていけなくなった時期がありましたが、高1の問題集を繰り返し解き直すことで苦手分野を克服し、授業に追いつくことができました。
「解説を読んで15分以内に納得できない」箇所が多いなら、思い切って1年前のテキストや基礎参考書に戻るべきタイミングだと言えるでしょう。
③1週間単位で「遅れを取り戻す」スケジューリング
鉄緑会の膨大な課題をこなすには、「いつ、何をやるか」を可視化することが不可欠です。 筆者が実際に鉄緑会の講師から教わった、1週間分の「to do list」を作成する方法をご紹介します。
■1週間単位で割り振る
宿題やテスト直しを毎日適度な量に分配し、直前になって「終わらない」事態を回避します。
■妥協を防ぐ
その日毎に計画を立てるのではなく、週の初めに1週間分決めてしまうことで、その日の気分に左右されず学習を継続できます。
■「高2の冬」をゴールにする
東大現役合格者の多くは高2秋までに基礎を終えています。高2の1月までに過去の穴を埋めることを目標に、逆算してスケジュールを立てましょう。
④環境を変えずに成果を高める「集団授業×個別フォロー」の併用戦略
「鉄緑会の授業は受け続けたいが、フォローが追いつかない」という場合は、家庭教師や個別指導を併用するという選択肢があります。
集団授業で理解しきれなかった部分の補修や、宿題の取捨選択、学習計画の立て直しを、第三者の視点でサポートしてもらうことで、鉄緑会のカリキュラムから大きく外れることなく、学習効率を高めることが可能です。
結果として、授業理解が安定し、学習の質そのものを底上げすることにつながります。
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4.鉄緑会を辞めるべきか迷った時の判断基準
「このまま鉄緑会を続けていて良いのだろうか」と悩む保護者様・生徒様へ、客観的な判断目安をお伝えします。
① 続けるべきケース|解説を読めば「15分以内」に納得できる
授業中にすべてを理解できなくても、帰宅後にテキストの解説を読んで15分以内に自力で納得できるのであれば、まだ十分に挽回可能です。
この状態は「能力不足」ではなく、単に「演習時間の不足」や「スケジュールの乱れ」が原因です。
宿題の優先順位を見直し、学習時間を確保することで、改善できる余地が大きいでしょう。
②検討すべきケース|基礎が抜け、授業理解が成立していない
以下の状態が3週間以上続いている場合は、現在の学習環境や進め方を一度立ち止まって見直すべきサインです。
| 項目 | 判断指標 |
| 復習テスト | 3週連続で平均点以下(前週の内容が定着していない) |
| 宿題(B問題) | 1問に30分以上かかる(基礎解法が身についていない) |
| 解説の理解 | 30分以上読んでも「どの公式を使ったか」すら不明 |
この状態のまま授業に出続けても、理解が追いつかず、学習効率が下がってしまう可能性があります。
つまずきが大きくなる前に、個別指導や家庭教師で過去の抜け漏れを補うか、別の学習スタイルへの切り替えを検討しましょう。
③【注意】安易な転塾は危険!環境を変えても勉強法が同じなら意味がない
「塾を変えれば状況が好転する」と考えてしまいがちですが、復習不足や基礎の抜け漏れといった根本原因を解決しない限り、結果は変わりません。鉄緑会から他塾へ移ったとしても、学習の進め方が同じであれば、再び同じ壁に直面する可能性が高くなります。
また、カリキュラムの進度にも注意が必要です。鉄緑会が中3までに高校範囲を一通り終えるのに対し、一般的な塾では高2で終了するケースが多く、転塾によって進度のミスマッチが生じることがあります。
その結果、鉄緑会では一度扱ったものの定着していない範囲を、他塾では「まだ習わない」状態となり、基礎を固め直すタイミングを逃してしまうことも少なくありません。
▼鉄緑会の効果的な勉強法やテキストの使い方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
5.鉄緑会のフォローに東大家庭教師友の会が選ばれる3つの理由

①鉄緑会出身の東大生だから分かる「つまずきの原因」
当会には、学生時代に鉄緑会に通っていた教師が約1,500人在籍しています。鉄緑会特有のハイスピードなカリキュラムや、指定校ならではのプレッシャー、そして「多くの生徒様がどこで、なぜつまずくのか」を自身の経験として深く理解しています。
「自分も高2のあの時期は成績が伸び悩んだ」「この先生の板書は、こう整理すると分かりやすい」といった、実体験に基づいた具体的で現実的なアドバイスができるのは、鉄緑会OB・OG教師ならではの大きな強みです。
②「宿題管理」から「進捗調整」まで完全オーダーメイド指導
膨大な宿題をただ「すべてこなす」のではなく、生徒様一人ひとりの理解度に応じて、「今、本当にやるべき問題」を厳選します。
東大入試では、高2秋までに基礎を固められているかどうかで、その後の伸びと合格可能性に大きな差が生まれます。「高2冬」を一つのデッドラインと位置づけ、過去の抜け漏れを効率よく埋める学習戦略を、伴走しながら設計していきます。
③指導がない日も安心!オンライン自習室で質問し放題
鉄緑会の宿題で手が止まったとき、次の授業まで待つ必要はありません。オンライン自習室では、待機している東大・難関大生教師にいつでも質問が可能です。
「分からない」をそのまま放置せず、その日のうちに解消する習慣を身につけることで、滞りがちな学習サイクルを立て直し、成績向上へとつなげます。
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鉄緑会で「ついていけない」を正しい戦略で巻き返そう
鉄緑会についていけない原因は、能力不足ではなく「学習サイクルの乱れ」や「基礎の抜け漏れ」にあることがほとんどです。「落ちこぼれてしまった」と諦める前に、まずは現状を整理し、宿題の優先順位付けや、高2冬を一つの目安とした復習計画を立ててみてください。
正しい順序で手を打てば、状況を改善できる可能性は十分にあります。
筆者自身も、鉄緑会に通っていた高1の頃はいわゆる「落ちこぼれ」の状態でしたが、学習の進め方を見直し、必要なサポートを取り入れたことで、東大現役合格を掴み取ることができました。
もし、ご家庭だけで対策を立てるのが難しい場合は、ぜひ東大家庭教師友の会にご相談ください。鉄緑会経験者の先輩教師が、志望校合格に向けて全力でサポートいたします。
鉄緑会OB・OGが直接指導|実体験に基づく教師紹介
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
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