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1. 浜学園の公開学力テストとは?
まず知りたい基本情報

浜学園の公開学力テストは、浜学園に通う塾生全員が毎月受験する大事なテストです。
中学受験を模したテストで、塾生の習熟度の確認やクラス替えの資料となります。
また、一般生(塾生でない方)は、入塾テストとして受験できます。
①試験日程・時間割
公開学力テストは原則として全学年共通で第2日曜日に実施されます。
2025年度は11/9(日)、12/14(日)、1/11(日)、2/8(日)、3/8(日)に実施されます。
また、時間割は以下のようになっています。学年により開始・終了時刻が異なります。また、各年度の2月以降は新学年のテストになることにご注意ください。
| 学年 | 科目 | 開始・終了時刻 |
| 小1 | 国語(25分)・算数(25分) | 14:55-15:55 |
| 小2 | 国語(25分)・算数(25分) | 14:30-15:30 |
| 小3 | 国語(30分)・算数(30分) | 12:30-13:40 |
| 小4 | 【4科】国語(35分)・算数(40分)・理科(25分)・社会(25分) | 9:25-12:00 |
| 【3科】国語(35分)・算数(40分)・理科(25分) | 10:00-12:00 | |
| 小5 | 【4科】国語(35分)・算数(40分)・理科(25分)・社会(25分) | 13:35-16:10 |
| 【3科】国語(35分)・算数(40分)・理科(25分) | 14:10-16:10 | |
| 小6 | 【4科】国語(35分)・算数(40分)・理科(30分)・社会(30分) | 9:00-12:00 |
| 【3科】国語(35分)・算数(40分)・理科(30分) | 9:40-12:00 |
※日程・時間割は変更される可能性がありますので、最新の日程は公式サイトを確認するようにしてください。
②出題範囲と配点
浜学園の公開学力テストでは、小5の7月までは学校で習った範囲内での出題となります。既に習ったこと以外のことが出てくることが明言されている小5の8月以降はもちろんですが、それ以前でも小学校のテストでは見慣れない応用問題が出てくることがあるので、対策をしっかり行うようにしましょう。
配点は全学年・全科目ともに100点満点です。
ただし、科目内での配点は不明なので、過去問などを見返して配点の傾向を掴む、他の保護者様に聞き込みを行うなど、自分で情報を集めることになるでしょう。
③受験対象の生徒
浜学園の公開学力テストはその名の通り「公開」なので、浜学園の塾生以外(一般生)も受けることができます。
ただし、小6の生徒様は秋以降、塾外からの受験が出来なくなります。
また、浜学園に在籍されている生徒様は原則として全員が受験対象になります。
④クラス替え・入塾テストとしての公開学力テスト
浜学園の公開学力テストには塾生のクラス替えのための資料、そして一般生向けの入塾テストという役割があります。
実際の中学受験の問題を模して作成されているので、どの程度の実力を持っているかが本番の形式で評価されます。
浜学園に入塾するだけなら無料の入塾テストも他に存在しますが、そちらのテストでは「Vクラス」判定を受けられません。
最初からVクラスで入塾したい場合は公開学力テストを受験することになります。
▼浜学園のクラス分けおよびVクラスの詳細については、以下ページも併せてご覧ください。
2. 公開学力テストの難易度は?
点数が悪い場合の受け止め方

①公開学力テストはかなり難しい!
浜学園の公開学力テストは非常に難易度が高いのが特徴です。
小学校の単元テストでは決まった単元から基本的な問題が出ますが、公開テストの出題範囲は広く、発展的な内容が出てきます。
中学受験本番を想定して、なおかつ浜学園最上位層の非常に優秀な生徒様でも満点を取ることが難しいように作られているため、初めて受けたときは全く思うようにいかずショックを受けるかもしれません。
そのため十全な対策が必要となります。
②点数が悪かった場合の心構え
上記のように公開テストは難しいので、単元テスト等と比べて点数が悪くなることはある意味当然のことです。その上で、次に繋げるために前向きに捉え直すとよいです。
浜学園の公開学力テストは毎月行われます。
クラス替えも2か月分の公開学力テストの点数を参考にして決まるので、たった1回のテストで落ち込む必要はありません。
「今月は思うように点数が取れなかったけど、公開学力テストに向けて頑張ったことは決して無駄ではない。また来月頑張ろう!」という前向きな気持ちで受け止めることが次の頑張りにつながります。
また、生徒様にとっての真の本番は中学入試であるはずです。
公開学力テストで解けなかった問題は「伸びしろ」と捉えてしっかり復習し、自身の成長につなげていきましょう。
3.公開学力テストによるクラスの昇降基準

①公開学力テストはクラス替えの基準となる
浜学園にはレベル別にクラスが設けられており、公開学力テストは2か月に一度のクラス替えの資料となります。
クラス替えは毎回授業で行う復習テストの結果とあわせて総合的に判断されます。
浜学園のクラス構成は下記のとおりです。
小1~小3:Sクラス、Hクラス(Sが上位)
小4~小6:Vクラス、Sクラス、Hクラス(Vが上位)
※教室によって開講されないクラスもありますが、ここでは詳細は省きます。
クラスが変わると学習範囲や復習テストの内容も変わるので、それだけ公開学力テストは大きな影響力を持つことになります。
②クラスの昇降基準は?
公開学力テストの結果によってクラスが上がったり下がったり、または引き続き同じクラスになります。
昇降の明確な基準は公開されていませんが、一応目安になるラインは存在します。
具体的には、偏差値50~55を取れるのであればSクラス、偏差値55~60を取れるのであればVクラスといった具合です。
2回分のテストを参照するので1回だけ取れればよいということではなく、高い偏差値を安定して維持することが求められます。
4.浜学園公開学力テストの
具体的な対策方法

①まず押さえるべき基本対策
浜学園の学習サイクルの基本は、①授業→②自宅で復習→③復習テスト→④見直しです。
これを上手にこなすことが、公開学力テストの対策方法の基礎となります。
(1)授業
浜学園での授業は一番の基礎です。
授業内容を集中してしっかり聞き、疑問があれば講師に質問し、分からないことを抱えたまま帰宅しないようにしましょう。
(2)自宅で復習
翌週の授業までに宿題が出されるので、授業の記憶が新鮮なうちにできるだけ早めにとりかかることをおすすめします。
採点までセットで行い、間違った箇所はそのままにせずにテキストやノートを見直します。
(3)復習テスト
浜学園の授業では、前週の授業内容の復習テストが行われます。
復習テストは、前回の授業の内容をどれだけ理解できているかを知る大事なテストなので、毎回真剣に取り組むことが重要です。
(4)見直し
受験した復習テストは翌週返却されます。
間違った箇所はそのままにせずに、解説を読んだり、講師へ質問し疑問を解決することをおすすめします。
上記の基本サイクルをしっかり押さえることで、公開学力テストの結果が変わってきます。
②【算数】の対策方法
学校の既習範囲の計算問題は必ず全問正解できるようにしておくとよいです。
計算問題はテスト全体に占める配点は少ないですが、正答率は高いのでできるだけ間違えたくない箇所です。
浜学園のテキストや問題集を使って、いろいろな計算パターンに触れて、点数を落とさないように練習しておくことをおすすめします。
また学校のテストとは異なり、公開学力テストには「計算用紙(計算用の白い紙)」がつくので、その計算用紙があることを想定した問題の解き方に慣れておくことも対策の一つになります。
③【国語】の対策方法
公開学力テストには漢字の書き取りと文章問題は必ず出題されます。
学校の既習範囲の漢字の書き取りは、漢字ドリルや問題集で練習して完璧にしておくとよいです。
文章題の対策方法としては、普段から読書をしたり文章題を解くことで、長い文章に慣れておくことをおすすめします。
多くの文章を読むことで、同時に語彙力や漢字の知識も自然と身に付きます。
④【理科】の対策方法
理科は暗記問題の多い科目です。
暗記は単語帳や赤シートを使って声に出しながら、覚えるまで繰り返して勉強することをおすすめします。
また、理科は暗記だけなく「現象」や「事象」など、テキストの図や文字だけではなかなか理解しにくい単元が多いのが特徴です。
その場合は、直接講師に質問する、Web講義やYouTubeの動画を見て現象をしっかり頭で理解することが大切です。
⑤【社会】の対策方法
社会の問題はほとんどが「暗記」です。
よって、どれだけ多くの単語を覚えるかが成績の分かれ目となります。
授業で習った内容を忘れてしまう前に、できるだけ早く宿題(復習)に取り掛かることをおすすめします。
「単語帳」や「赤シート」を使って、覚えるまで何度も繰り返して暗記します。
そのとき、ただ机に向かって黙々と暗記するのではなく、声に出しながら行うことで頭に入りやすくなります。
ただ、単語だけをやみくもに覚えたらいいというわけではありません。
歴史であれば資料集、地理であれば地図帳を活用しながら、言葉(単語)の背景や関連事項も一緒に覚えていくとよいです。
まんがで楽しく勉強できるものもあるので、ぜひ活用してみてください。
⑥対策に行き詰まったときは
ここまではご家庭様で出来る対策を書いていきましたが、これらの対策を実行することが出来ない、または実行しても成績アップにつながらないといった行き詰まりを感じることもあるでしょう。
そうした場合、周囲の保護者様に相談するなどして、実行が簡単になる方法はないか、もっといいやり方はないか、情報を集めていくのがよいと思われます。
それでも難しいと感じる場合は家庭教師や個別指導の利用も有効な選択肢です。
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5.公開学力テスト終了後の
おすすめ復習方法

浜学園の授業は予習よりも復習に重きを置いていますが、それは公開学力テストも同じです。
テストで一番大事なのは「見直し」です。
正解した箇所だけを見て満足するのではなく、間違った箇所にこそ注目してください。
いい点数が取れなかったとしても、返却された公開学力テストの答案は「新たな学び」の宝庫です。
①テストの結果・解答・解説を活用する
公開学力テストの結果と一緒に「解答・解説」がもらえます。
この「解答・解説」は生徒様がテストの復習をするには欠かせないものです。
間違った箇所の解説を、理解するまでしっかりと読み込みます。
そうすることで、「どうして間違ったのか」「こういう考え方をして解けばいいのか」と新しい発見が必ず生まれます。
プロの講師が作成した「解答・解説」を、ぜひ活用してください。
また、テスト結果に載っている「正答率」も重要な指標です。
正答率が高い問題をミスしてしまった場合は、非常にもったいない失点なので、しっかり復習してください。
②講師へ質問する
浜学園の教室へ通われている生徒様はぜひ、授業の前後の時間に講師に直接質問をしてみるとよいです。
普段授業をしている講師から解説や問題の解き方を詳しく聞けるので、より理解しやすくなるでしょう。
「そういえば、この単元の授業のときも先生はこうやって説明していたな」と思い出し、生徒様自身でしっかりと納得・理解することができます。
普段授業を担当している講師が教室にいなくても、ほかの学年やクラスの担当の講師へも質問できます。
自分から声をかけるのに勇気がいる場合は、教室の窓口のスタッフに声をかけてください。
③Web解説授業を活用する
浜学園の公開学力テストを受験すると、後日Web解説授業を無料で視聴できます。
お好きな時間にご自宅で、公開学力テストの解説動画が見られるとは、使わない手はありません。
動画は観たいところだけを選んで観たり、一度では理解できなかった箇所を何度も繰り返し再生することができます。
「先生に質問するのが恥ずかしい」という生徒様にもおすすめのサービスです。
配信後できるだけすぐに視聴し復習することで、内容がより頭に入ってきます。
④復習方法のまとめ
復習の方法をまとめると、次のようになります。
・テストの「解答・解説」を活用し、ミスの原因を特定する
・分からなかったところを積極的に講師に質問する
・公開学力テストのWeb解説授業を利用する
公開学力テストは浜学園の教務担当者(講師)たちが、中学受験の長年の指導経験をもとに、データや傾向を十分に吟味し作成されたテストです。
つまり、入試で出やすい問題や出題形式のテストとなっています。
公開学力テストの復習は、入試対策に直結します。
間違った箇所はそのままにせずに、しっかりと復習することをおすすめします。
▼浜学園についていけない際の対策の詳細は、以下ページも併せてご覧ください。
6.家庭内でできるサポート事例

公開学力テストで生徒様が良い点数を取り、喜んでいる姿を見たいと思われている保護者様も多いのではないでしょうか。
他の保護者様が行われている、ご家庭でできる公開学力テストの対策サポート方法を対策をご紹介します。
事例①:学習計画表を作る
小学生の生徒様は自ら計画を立てて実行する力が未熟です。
ですので、保護者様が学習計画表を作り、生徒様と一緒にスケジュール管理をするという方法があります。
はじめはなかなか計画通りに机に向かうことができなかった生徒様も、毎日続けていくうちに習慣化し、「自然と勉強の時間を確保できるようになった」という声もあります。
高学年に上がると受講するコースや範囲も増えますので、できるだけ早い段階で「計画を立てて勉強する」という習慣づけが大切になってきます。
計画通りに学習できた日は、計画表に花丸やシールをつけることで生徒様の達成感や、次のやる気を引き出す工夫も重要です。
事例②:基本問題を落とさないように練習
浜学園の公開学力テストには難しい問題が多いのは確かですが、逆に簡単に解ける問題もあります。
算数の計算問題、国語の漢字の書き取り問題といった、いわゆる小問です。
発展問題は、保護者の方でも解説に苦労される方が多いと思いますが、計算や漢字の基本問題ならその場で間違いを直すことができるので、生徒様と一緒に見直すことをおすすめします。
基本問題は難問より配点は低いものの、正答率が高いだけに、不正解になると総合成績に大きく響きます。
この一問が解けるか解けないかで、テストの結果(偏差値や順位)が大きく動くこともあります。
ですので、「この基礎問題だけは全問正解する!」という気持ちで、問題集やドリルを使って繰り返し練習することをおすすめします。
事例③:個別相談・家庭教師を利用する
「家庭でいろいろ試してみたけど、なかなかうまくサポートできない」とお悩みの保護者の方はぜひ、浜学園の個別教育相談をご利用ください。
生徒様の担当科目の講師へ直接、勉強方法やご家庭でのサポート方法の相談ができます。
また、家庭教師の利用もおすすめです。個別教育相談を受けてくれる浜学園の先生はご家庭に入ってはくれないので、それが必要な場合は家庭教師の出番となります。
個別相談に比べて、生徒様の学習ペースとモチベーションの維持に特化したサービスと考えてもよいでしょう。
まとめ:浜学園の公開学力テストは傾向と対策が重要!
ここまで見てきたように、浜学園の公開学力テストは傾向と対策が重要になります。
中学受験の本番が想定され、学校の単元テストとは大きく内容が異なるので、受験前にはしっかり準備をし、受験後はどこを何故間違えたのかを確認しながら効果的に活用していきましょう。
東大家庭教師友の会では浜学園の公開学力テストを受験する生徒様の努力を助け、保護者様の相談にも乗ってくれる家庭教師を紹介しています。
浜学園出身で、現在京大や阪大などの難関大に在籍する家庭教師が生徒様を全力でサポートします。
▼当会では、浜学園生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
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