こんなお悩みはございませんか?
「中学に入って初めての定期テスト・模試を迎えるが、どう対策すればいいかわからない…」
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中学校の勉強は、小学校の勉強に比べ質、量ともに大きく異なります。
この記事では、中学生がなぜ勉強でつまずいてしまうのか、理由を解説し、生徒様や保護者様の解決策を探ります。
以下の勉強法で、私は中学・高校ともに、定期テストや模試で学年一位をとることができました!
中学生の生徒様の成績や勉強法が心配なご家庭様は、是非参考にしてください!
目次
・①目的意識をもてないため、自主性が身につかない
・②現状分析ができず、どの範囲が苦手かわからない
・③効率よく身につけることができず、生活習慣の乱れにつながる
2. なぜ勉強法がわからなくなってしまうのか
・①中学校の勉強範囲は、小学校の時と比べ膨大かつ難易度も高い
・②定期テストや模試が初めてである
・③受験が初めてで、過去問にどう向き合えばいいかわからない
・④部活動が始まり、勉強時間の確保が難しくなる
3. 中学生の勉強のキホン
・①勉強計画の立て方
・②モチベーションの維持の仕方
・③日々の学習
・④テスト対策
4. 学年別のおすすめ勉強法
・①中1
・②中2
・③中3
5. 科目別のおすすめ勉強法
・①国語
・②数学
・③英語
・④理科
・⑤社会
・⑥副教科
6. 保護者はどのように生徒の勉強をサポートするべきか
・①子どもの成績・勉強状況を把握しつつ、自主的な学習を促す方法は?
・②スマートフォンやゲームとの付き合い方は?
・③家庭内の学習環境の整備方法は?
・④塾や家庭教師などの上手な活用方法は?
まとめ
1. 「勉強法がわからない」という生徒によくある行動
中学校で成績をあげ、高校受験で合格をつかみ取るには、まず勉強法の重要性を認識することが不可欠です。
勉強法がわからないと、どのような問題が起きてしまうのでしょうか。
起こりうる問題として考えられることを解説します。
①目的意識をもてないため、自主性が身につかない
勉強法がわからないと、自分が何のために何を勉強すればいいかわからなくなってしまうため、保護者様や塾で言われた宿題などをただやるのみ、またはやらなくなってしまうため、自主性が身につきません。
やれと言われたことを嫌々やるのと、自ら進んで楽しみながら勉強するのでは、どちらの方が成績が伸びやすいかは明らかです。
②現状分析ができず、どの範囲が苦手かわからない
勉強法がわからないと、模試やテストを受けっぱなしにしてしまいます。
模試やテストが返却されたら、結果からどの問題ができたのか・苦手なのか現状分析をし、苦手を改善できるように今までの勉強方法を修正していかないと、成績は伸びません。
③効率よく身につけることができず、生活習慣の乱れにつながる
勉強方法がわからないと、目標に最短で向かうことができず、効率的に勉強することができません。
例えば、適切な勉強計画を立てることができず、勉強の質もよくないので、テスト全範囲の勉強が終わりません。
徹夜で前日に詰め込んだ結果、点数もふるわず、朝起きられないなど生活習慣の乱れにつながります。
2. なぜ勉強法がわからなくなってしまうのか
次に勉強の苦手を解消するには、その原因を探ることが不可欠です。
勉強法がわからなくなってしまう原因を詳しく解説します。
①中学校の学習内容は、小学校の時と比べ膨大かつ難易度も高い
中学校の授業時間は、小学校よりも5分間長くなり、科目ごとに先生も変わるため、より授業内容が高度になります。
さらに、英語が本格的に始まるとともに算数も数学となり、より抽象的な概念を扱うため、授業で追いていかれてしまう生徒様も多いのが現状です。
②定期テストや模試が初めてである
小学校は、カラーテストが不定期に行われ、授業態度や宿題の提出状況が主な評価軸でした。
しかし、中学校になると、たった数日で副教科も含めた10科目弱の定期テストを受けなければならず、成績もほとんどテストの点数で決まります。
また、思考力や応用力、問題を解くスピードも要求されるため、短期的な暗記だけでは点数が取れません。
さらに、出題範囲が膨大である模試も行われ、偏差値を一つの指標に志望校を決定する必要があります。
③受験も初めて、過去問にどう向き合えばいいかわからない
公立中学校に通われる生徒様の多くは、高校受験が初めての受験であるかと思います。
志望校を定め、現状から必要なことを考えながら勉強計画を立て、自分の進路が決まるというプレッシャーの中、継続的に勉強するためには、どうすればいいか漠然としていませんでしょうか。
さらに、基礎固めや演習をいつ行えばいいか、過去問をどのように利用すればいいか、保護者様・生徒様ともに不安を抱えていると思います。
④部活動が始まり、勉強時間の確保が難しくなる
中学校の勉強の大変さをお伝えしましたが、中学校はさらに部活が始まり、放課後や朝に十分な勉強時間を取ることが難しくなります。
時間が思うように確保できないと、勉強計画を立てたり、計画通りに勉強を進めたりすることも難しくなってしまいます。
3. 中学生の勉強のキホン
では、具体的に中学生はどのように勉強すればよいのかを解説します。
年・月・週・日それぞれ計画を立てて、見通しを持って勉強することが大切です。
また勉強は、高校生になっても続きますし、自分にあった勉強法は人それぞれです。
中学生の頃に、自分はどういうときに勉強のやる気がでやすいのか、実力を発揮できるのか、どういう勉強法であれば、暗記がしやすいのか、点数を取ることができるのか試行錯誤し、
自分なりの勉強法を確立させることが大切です。
①勉強計画の立て方
(1)目標設定
まずは目標を明確に定めます。受験生であれば、
「○○高校に合格する」
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1、2年生であれば、
「次の定期テストで400点以上を取る」
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など手頃な目標でよいです。
目標が大きい場合、その過程で達成するべき目標を細分化することも大切です。
(2)やらなければいけない勉強の洗い出し
次に目標と現在の学力を比較し、目標達成のためにやらなければならない勉強を書きだします。
例えば、
「○○問題集を3ページから15ページまで進める」
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など、具体的にすることが大切です。
(3)勉強計画の作成
その後、書きだした勉強をもとに、目標達成から逆算し優先順位をつけながら、手帳に勉強計画を立てます。
しかし、勉強は絶対計画通りに進まないため、予備日を設けることも大切です。
(4)計画に従って勉強を進める
朝起きたら計画を見て、今日中にやるべきことを把握し、勉強を進め、終わったタスクは斜線などで消していきます。
(5)目標を達成したら
目標が達成したら、次の目標を立てます。
達成できなかった場合は、なぜできなかったのか現状を分析し、改善策を考え、次の計画立ての際に活かせるようにします。
②モチベーションの保ち方と時間の見つけ方
(1)モチベーションの保ち方
学校で、同じ程度の学力をもつ勉強仲間(ライバル)を見つけ、勉強の相談をしたり、問題を出し合ったり、競い合ったりすることがモチベーション維持のためには効果的です。
また、勉強管理アプリは、自分の勉強データを可視化できるだけではなく、ライバルを見つけて、勉強を楽しくすることができるので特にお勧めです。
(2)時間の見つけ方
さらに、部活や行事と勉強の両立は、スキマ時間を利用すること、朝と夜に分割して勉強することがおすすめです。
英単語など暗記物は、2時間一気に覚えるよりも、30分を4セット繰り返した方が、効率が良いです。
また、3時間一気に問題集をやるよりも、1時間半を2回やった方が、すぐに終わります。
だらだらやるよりも、短時間集中するのを1日で何回も繰り返すことで、勉強の質・量ともに高めていきましょう。
一方、英語長文、国語の読解問題など時間がかかるものは、土日など比較的時間に余裕があるときに取り組みましょう。
③日々の学習で大事にすべきこと
ここまで、勉強法の概論を説明しましたが、では具体的に日々の勉強では何を行えばよいのでしょうか。
(1)学校の授業をしっかり聞く
まずは、学校の授業に毎日ついていくことが大前提です。
授業中は、自分が後日見返してわかるようなノートを作り、授業内容を自分で説明できるようにすることを心掛けましょう。
(2)復習を行う
そして授業があったその日のうちに復習をし、わからなかったところや気になったところは必ず調べて解決できるようにしましょう。
自ら調べることで、能動的に勉強でき、記憶にも残りやすい上に、知的好奇心も向上させることができます。
(3)予習を行う
さらに、成績が上がるまでに時間がかかり積み重ねが重要である英語と数学は、予習をするとなお良いです。
予習で100%理解することができなくても、ある程度概念を把握していれば授業を効率よく受けることができ余裕も生まれます。
1周目予習・2周目授業・3周目定期テスト勉強というサイクルをこなすことで、定着がしやすくなります。
④テスト対策
定期テスト2~3週間前から勉強計画を立てましょう。
テスト勉強の王道の流れは
1、教科書やプリントを見ながら、自分が覚えていない範囲をまとめたノートを作る
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という流れです。
定期テストや小テストは受験の基礎固めに最適なので、まじめに取り組みましょう。
4. 学年別のおすすめ勉強法
次に、学年別のおすすめ勉強法について紹介します。
高校受験を見据えて、見通しを立てながら勉強を行っていきましょう。
①中1
中学校生活が始まり、慣れるのに精一杯だと思います。
まずは、生活リズムをつかむことが大切です。
定期テストや模試、小テストで良い点数を取ることを目標に、いつ何に取り組めばよいのか、少しずつ把握できるようにしましょう。
英単語、方程式など中学校の基礎的な内容をしっかり押さえつつ、小学校の内容がわからなければ、適宜戻るようにしましょう。
②中2
学校生活にも慣れ、中だるみしやすい時期ですが、部活も勉強も忙しくなります。
授業に置いていかれないようにしつつ、今までに習った苦手な範囲を潰せるようにしましょう。
また、気になっている高校の文化祭やオープンスクールなどに出向き、志望校を検討するなど、少しずつ受験を意識していきましょう。
③中3
いよいよ受験生です。夏休みまでに中学範囲を全て一周し、基礎を固めるとともに苦手な範囲を克服することが目標です。
夏~秋にかけては、過去問演習に取り組んでいきましょう。
過去問は、時間をはかって本番をシミュレーションしながら解くとともに、必ず答え合わせをしましょう。
そこでできなかったところに関して、要点を読み、問題集で補強しましょう。
さらに、問題を解く順番や時間配分も意識して、その結果どうなったか、どうするべきだったのか振り返りも行いましょう。
5. 科目別のおすすめ勉強法
次に、五教科と副科目について科目別のおすすめ勉強法について紹介します。
成績をあげるためには、その科目の特徴や効率的な勉強法を知ることが不可欠です。
①国語
中学校は、抽象的な概念を扱った文章が増えて難しくなり、苦手意識をもつ生徒様が多い印象です。
評論文は、近代・言語・自己と他者・身体・文化・現代社会などのジャンルにより、要旨のパターンがある程度決まっています。
そのジャンルの内容を深堀りし、ノートにまとめることで概念をあらかじめ把握しておくと読むスピードが速くなります。
さらに、パラグラフごとに要点を整理して、指示語、言い換え表現などに注意し、文構造(順接、対比、因果関係、論と具体例)をつかむことも大切です。
漢字・文法はつい勉強をおろそかにしがちですが、得点源ですので日頃からコツコツ取り組みましょう。
古文・漢文は最低限の単語、文法、句法を暗記しつつ、主語を明確にしながら読解練習を行いましょう。
②数学
数学は、一度授業においてかれてしまい、苦手意識をもつとなかなか取り戻すことが難しいので、予習することをお勧めします。
テストは、時間が足りなくなることが多いので、市販または学校の問題集を解く際に、普段から速くミスなく丁寧に計算することを心掛け、計算力をつけましょう。
学校の授業では、授業で扱った問題の類題を解くと効率よく習得できます。
また、数学は解き方のパターンが決まっている問題が多いです。
引き出しを作るイメージで、問題ごとの解法パターンをノートにまとめて整理し、問題文を見た瞬間に、どの解法を使えばいいのか、瞬時に頭に浮かぶようにする練習を積みましょう。
間違えたところは何も見ずにもう一度解けるように、必ず復習しましょう。
応用問題は、図をかいて状況を正確に把握するとともに、頭の中にある引き出しをいくつか用いて試行錯誤をして、解くことがポイントです。
演習を積むことで、徐々に応用力を付けていきましょう。
③英語
中学で一番重要な科目といっても過言でないので、毎日英語を勉強し、総合力を高めるとともに、何よりも洋楽や外国人との交流などを経て英語に親しんでください。
単語や熟語は、五感をフル活用しながら、意味の塊ごとに覚えましょう。
文法は、図で具体的なイメージをつかみ、音読を重ねましょう。
英作文は、自分が確実に知っていてスペルミスがないと自信をもって言える表現のみを使い、論の流れを明瞭にすることを心掛けましょう。
長文読解は、わからない単語を推測しながら、文法、単語、文構造、問われていることを意識して、傍線部付近を精読することが大切です。
スピーキング、リスニングは音読を繰り返すことで、英語特有の抑揚や強弱、子音と母音の重なりに慣れましょう。
④理科
抽象的な概念が増えて、難しくなりますが、なぜそうなるのか原理を説明すること、似た要素や対になる要素をグループ化することで、覚えやすくなり、応用力を身につけることができます。
日々のノート作りの際から、図をかいて状況を整理したり、実験からわかることを書きだす練習をし、わからないことは調べる意識を持ちましょう。
考察・実験問題は、実験ごとに、手順、結果、考察、注意点を抑えることが大切です。
⑤社会
社会は、ただ暗記するのみと思われがちですが、地理は「仕組み」を、歴史は「流れ」を把握することで、より本質的な理解をすることができます。
例えば、地理は時差や気圧配置がなぜそうなるのか、歴史ではなぜ永仁の徳政令が出されたのか、説明できますでしょうか。
因果関係を理解することで、社会がただ暗記するつまらないものから、楽しく、面白い教科にかわります。
因果関係やイラスト・図などを用いながら、自分オリジナルの覚えやすいまとめノートを作りましょう
さらに、地理で出てきた場所に行ってみたり、歴史漫画や歴史ドラマを見たり、遺跡、歴史資料館などに行くことで、より社会に親しみやすくなるでしょう。
⑥副教科
科目としての重要度は低いため、定期テスト3日ほど前から、教科書・プリントなどを読めばよいでしょう。
しかし、高校受験は内申点も重要であるため、必ず対策を行えるようにしましょう。
6. 保護者はどのように生徒の勉強をサポートするべきか
では、実際に保護者はどのように中学生の子どもの勉強のサポートを行えばいいのでしょうか。
①子どもの成績・勉強状況を確認しつつ、自主的な学習を促す方法は
物事に取り組む動機として、外部からの働きかけによる外発的動機(叱られたくない、ご褒美がもらえると嬉しい)と人の内面的な要因によって生まれる内発的動機(気になる、楽しいなど)があります。
外発的動機のみを高めて、子どもを賞罰で管理し、勉強を強要したり、他人と比較したりすることで、勉強を “やらされている”と思った瞬間、子どものやる気はなくなってしまいます。
では、内発的動機を高め、自主的な学習を促すためにはどうすればいいのでしょうか。
以下、3つ紹介します。
(1)親子で円滑なコミュニケーションをとる
まずは、親子で円滑なコミュニケーションをとり、家庭を居心地の良い空間にすることです。
勉強だけではなく、部活や行事、課外活動など、小さな努力でも“過程”を褒めつつ、話をよく聞いてあげて、生徒様を見守ってあげましょう。
テストの結果を聞いたとしても、悪い点を指摘するのではなく、
「英語が得意なのさすが。」
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など、プラスの言葉に変換することが大切です。
親子間で信頼が築けると、勉強の状況を聞いたり、悩みを相談してくれたりする可能性が高くなり、保護者様も生徒様の勉強状況を把握することができます。
さらに、家庭がいい雰囲気だと、ストレスを解消でき、安心感をもつことができるので、家庭学習をしやすくなります。
(2)生徒様のペースに合わせる
次に、生徒様のペースに合わせることです。
塾や学校は、生徒様一人一人に準拠しているわけではないため、どうしても人によってついていけなかったり、進度が遅すぎたりする可能性があります。
目標やスケジュールなど勉強計画を立てる際に、今の勉強法が生徒様に合っているのか確認をして適宜助言を行ってあげましょう。
生徒様がお困りのようでしたら、「こういう勉強法もあるよ」と紹介してもよいでしょう。
また、今まで取り組んできた勉強とテスト結果を見比べて、苦手分野・得意分野をそれぞれ分析し、勉強範囲や方法の修正を促すようにしましょう。
一緒に弱点部分を補強できる問題集を買いにいくのも一つの手段です。
一度勉強の軌道にさえ乗れば、生徒様は自主的に勉強を進めることができると思います。
(3)知的好奇心を高めるような様々な経験をさせる
最後に、知的好奇心を高めるような様々な経験をさせてあげましょう。
例えば、科学館、博物館や美術館、歴史資料館、遺跡、旅行に行って学校で習ったことを実際に確認してみましょう。
また、家に本を置いたり、留学生と話すなど英語を使う体験をさせてあげたりしましょう。
親が楽しそうに(資格や語学や検定など何でも)勉強している姿を子ども見せたり、子どもと一緒に勉強してもよいでしょう。
とにかく勉強は日常生活に根差している、楽しいものだと伝えることが大切です。
②スマホやゲームとの付き合い方は
中学生になり生徒様にスマートフォンを購入したが、生徒様がスマートフォンやゲームによって、生活リズムを崩し、勉強時間が確保できなくならないか不安を抱えている保護者様も多いのではないでしょうか。
親が使用時間をただ制限するだけでは、子どもはかえって使用したくなります。
親の役目は、子どもが自己管理できるようにサポートをすることです。
スマートフォンやゲームの使用時間をどうするか一緒に約束を取り決めましょう。
くれぐれも親主導で決めるのではなく、あくまで子ども自身にどうすればいいか考えてもらいましょう。
子どもも自分で決めた規則なので、より規範意識が強くなります。
ただし、スマートフォンは調べ学習に便利であり、勉強管理アプリなどで勉強状況を把握するとともに勉強仲間も作ることができ、動画サイトやウェブ記事で勉強法を紹介していることもあるので、必ずしも使用を制限することが正しい訳ではありません。
さらに、必ずしも、成績が伸びないことが、スマートフォンやゲームをしているからではない(勉強方法が間違っているなど)ことも心にとめておきましょう。
③家庭内の学習環境の整備方法は
家庭内の学習環境を整えるために、何をすればいいでしょうか。
(1)生活習慣を整えさせる
まず、生活習慣を整えさせるために、朝食、夕食、入浴、就寝、起床の時間などを一定に保つことができるようサポートすることが大切です。
決まった時間にご飯を出したり、お風呂に入らせるなどです 。
(2)集中できる勉強空間を作り出す
次に、静かで居心地が良い勉強空間を作り出すことが大切です。
自分の部屋のみで勉強すると飽きてしまうので、リビングや和室でも勉強ができるように、必要に応じてテレビやゲームの音を小さくしたり、スマートフォンなど集中力を削ぐものを近くに置かないよう心がけましょう。
(3)必要に応じて生徒様のサポートを行う
さらに、生徒様からの勉強の質問に答えたり、一緒に考えたり、参考書や問題集・計画を立てるための手帳を購入するなど勉強のサポートを行えるようにしましょう。
④塾や家庭教師などの上手な活用方法は
これまで、中学生の勉強方法、保護者様ができる勉強のサポートをお伝えしましたが、
「受験のプロに見てもらいたい」
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などというお悩みをお持ちではないでしょうか。
そのような場合、塾や家庭教師を活用することになります。
塾や家庭教師の活用術は、以下の通りです。
・授業を受け、予習・復習を行う
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ただし、これまで述べてきたように、塾や家庭教師に言われたことをただやるのではなく、あくまでもサポートしてもらえるものとして捉え、
受験や勉強を通して、生徒様が自主的に勉強に取り組み、自己規律力、実行力、計画力、現状分析の方法、タイムマネジメントなどの能力を身につけていただくことが最も大切なことであると思います。
まとめ
これまで、計画の立て方、各科目の勉強方法など中学生の勉強方法や保護者様のサポート方法を紹介してきました。
見通しをもって、計画を立てながら勉強することが大切です。
勉強はつまらないものであり、過酷な受験勉強に耐えるのが素晴らしいと言われがちですが、高校生や大学生や社会人になっても勉強は続くので、勉強が楽しくなるように工夫することがずっと大切です。
私の好きな言葉に、「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」というものがあります。
知的好奇心に従って楽しくコツコツ勉強しつつ、本を読んで見識を広げたり、自分の好きな科目を極めたり、検定を取ったり、教養を深めてください。
中学校で培った教養や勉強方法、知識、思考力は必ず高校でのアドバンテージになるだけではなく、大学や社会でも活きるはずです。
勉強・部活・行事すべてを楽しんで、生徒様が中学生活を満喫されることを願っています。
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