1. 中学生の数学が苦手になる3つの原因
数学が伸び悩む背景には、いくつかの共通した原因があります。まずはどれに当てはまるかを確かめることから始めましょう。
▼3つの原因とよくあるサイン
| 原因 | よくあるサイン | 最初に取り組むこと |
| 前の単元が土台のまま | 特定の単元だけ極端に点数が低い | 戻る範囲を決める |
| 公式を意味なく暗記 | 数字が変わると解けなくなる | 公式の成り立ちを確認する |
| 演習量が足りない | 解説を読めばわかるが自力で解けない | 同じ問題を繰り返す |
①中学数学は積み上げ型で前の単元が土台になる
中学数学は、前に学んだ内容を使って次の単元を学ぶ構造になっています。そのため、途中でつまずくと、その先の単元もまとめて理解しづらくなります。
特につながりの強い単元は、下記のように整理して把握しておくと、戻る場所を見つけやすくなります。
■計算のつながり
正負の数 → 文字式 → 方程式 → 連立方程式 → 二次方程式
■関数のつながり
比例・反比例 → 一次関数 → 関数y=ax2
■図形のつながり
平面図形 → 図形の性質と合同 → 相似 → 三平方の定理
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②公式を意味ごと理解しないまま暗記している
公式そのものを覚えること自体は間違いではありません。問題は、公式の形だけを覚えて、どんな場面で使うのかがあいまいなまま演習に進んでしまうことです。
この状態だと、少し表現を変えられただけで手が止まってしまいます。
▼重要ポイント|公式を覚えるときに確認したい3つのこと
■どこから導かれた式か
結果の形だけでなく、なぜその形になるのかまで教科書で確認します。導き方をたどれると、思い出せなくなったときに自力で復元できます。
■どんな条件で使えるか
使える条件をあわせて覚えると、問題文のどの言葉が手がかりになるかが見えてきます。
■何を求めるための式か
求めたいものから逆算して公式を選ぶ習慣がつくと、複数の解き方があるときの判断が早くなります。
③演習量が足りず解き方が身についていない
授業の内容は理解できているのに点数につながらない場合、演習の量と繰り返しが不足していることがあります。
数学の「解ける」には段階があり、テストで得点になるのは最後の段階です。
■段階1:解説を読めば理解できる
理解はできていますが、自力で再現する力はまだ身についていません。
■段階2:時間をかければ自力で解ける
解き方は身についています。ここから演習を重ねて速さを上げていきます。
■段階3:制限時間内に正確に解ける
テストで安定して得点できる段階です。ここを目標に演習量を調整します。
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2. 中学生の数学の効率のいい勉強法5ステップ
効率のいい勉強法とは、短時間で終わらせる方法ではなく、点数に結びつく順番で取り組む方法です。ここでは5つのステップに分けてご紹介します。
①つまずいた単元を特定して戻る範囲を決める
最初にやるべきことは、新しい問題を解くことではなく、どこから理解があいまいになっているかを特定することです。
戻る範囲は「最後に自信を持って解けた単元」までさかのぼって決めます。
■手順1:直近のテストを単元ごとに見直す
失点が集中している単元に印を付けます。1つの単元に偏っていれば、そこが起点です。
■手順2:その単元の土台になる単元をたどる
1章①のつながりを参考に、1つ前の単元の基本問題を解いて確認します。
■手順3:解けた単元の次から再開する
迷ったときは1学年前まで戻っても構いません。戻る量よりも、土台をそろえることを優先します。
②教科書の例題を説明できるまで理解する
戻る範囲が決まったら、まずは教科書の例題から取り組みます。答えが合っているかだけでなく、人に説明できるかどうかを基準にすると理解の深さを確認できます。
■この問題は何を求めているか
問題文の条件と、求める値を自分の言葉で言い直せるかを確認します。
■なぜその式を立てたか
式を立てた理由を説明できれば、条件が変わっても対応しやすくなります。
■ほかの解き方はあるか
別の解法に気づけると、応用問題で手が止まりにくくなります。
③学校のワークを3周して解ける問題を増やす
定期テストでは、学校のワークやプリントで扱った内容が問われる傾向があります。教材を増やす前に、手元のワークを繰り返すほうが得点につながりやすくなります。当会の指導では、周回ごとに目的を変える進め方をおすすめしています。
▼ワークの周回ごとの目的(当会の指導での目安)
| 周回 | 取り組み方 | 目的 |
| 1周目 | 全問を解き、できなかった問題に印を付ける | 現在地を把握する |
| 2周目 | 印の付いた問題だけを解き直す | できない問題を減らす |
| 3周目 | 時間を計って印の問題を解く | 本番で解ける状態にする |
※周回数はあくまで目安です。単元の理解度や残り日数によって調整してください。
④できなかった問題は解説を読んで解き直す
解き直しで大切なのは、答えを写すことではなく、どこでつまずいたかを分けて考えることです。原因によって次にやるべきことが変わります。
■計算でつまずいた場合
方針は合っています。同じ種類の計算問題を続けて解き、手順を安定させます。
■方針が立たなかった場合
解説の1行目だけを読み、そこから先を自力で解き直すと、考え方の入口が身につきます。
■知識が抜けていた場合
公式や定理の確認に戻ります。ここは2章①の「戻る範囲」に含めて取り組みます。
⑤応用問題は解き方を再現して定着させる
応用問題は、初めから自力で解けなくても問題ありません。解説を読んで理解したあとに、何も見ずに最初から書き直せるかどうかが分かれ目になります。
■手順1:解説を読んで流れをつかむ
どの条件をどう使ったのかに注目して読みます。
■手順2:何も見ずに書き直す
途中で止まった箇所が、まだ身についていない部分です。
■手順3:数日後にもう一度解く
時間を空けて解けたら定着した状態といえます。
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3. 中学生の数学の勉強法に役立つノートの作り方
ノートは、きれいにまとめることが目的ではありません。あとから見返したときに、自分の弱点がすぐ見つかる状態にしておくことが目的です。
▼3つのノートの役割
| ノート | 書く内容 | 見返す場面 |
| 授業ノート | 板書とわからなかった点 | その日の復習 |
| 演習ノート | 問題を解いた途中式 | 間違いの原因探し |
| 解き直しノート | 間違えた問題と理由 | テスト前の総復習 |
①授業ノートは板書にわからなかった点を1行足す
板書を写すだけだと、授業中に感じた疑問が残りません。その場で1行だけメモを足しておくと、家に帰ってから何を復習すればよいかがはっきりします。
■書き足す内容の例
「なぜここで移項したのか不明」「この条件の使い方があいまい」など、疑問を短く書きます。
■書く場所を決めておく
ページの右端やノートの下部など、位置を固定すると見返しやすくなります。
■解決したら印を付ける
解決済みと未解決が区別でき、残った疑問だけを質問にまわせます。
②演習ノートは途中式を残して間違いの場所を見つける
答えだけを書いていると、間違えたときに計算なのか方針なのかを判断できません。途中式を残しておくと、原因を特定する時間を大きく短縮できます。
■1問1行で詰めない
行を分けて書くと、どの段階で符号や計算がずれたかを追えます。
■消しゴムで消しすぎない
間違えた式は残しておくと、自分のミスの傾向が見えてきます。
■図やグラフは大きく描く
図形や関数の問題では、条件を書き込む余白があるかどうかで解きやすさが変わります。
③解き直しノートには間違えた理由を一言添える
解き直しノートは、間違えた問題を集める場所です。ただし、問題と正しい解答だけを書き写すと、テスト前に見返しても学びが残りません。
▼重要ポイント|一言を添える書き方
■何を間違えたかを短く書く
「符号ミス」「条件の見落とし」など、理由を一言添えるだけで復習の質が変わります。
■次に気をつけることを書く
「かっこを外す前に符号を確認する」など、次の行動に変換して書きます。
■解き直した日付を残す
日付があると、どのくらい間隔を空けて復習できているかを確認できます。
④見返しやすくする日付と単元名の書き方
ノートは書いた量よりも、必要なページにすぐ戻れるかどうかが重要です。書き始めの形式をそろえておくだけで、テスト前の復習がスムーズになります。
■ページ上部に日付と単元名を書く
「10/15 一次関数」のように書いておくと、範囲が発表されたときにすぐ該当ページを探せます。
■教材名とページ番号を添える
どの教材の問題かがわかると、類題を解きたいときに戻れます。
■1ページに詰め込みすぎない
余白があると、あとから気づいたことを書き足せます。
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4. 【学年・学校別】中学生の数学のつまずきと勉強法
つまずきやすい単元は、学年によっておおよその傾向があります。自分の学年に当てはまる箇所から確認してみてください。
▼学年別のつまずきやすい単元
| 学年 | つまずきやすい単元 | 対策の方向性 |
| 中1 | 正負の数、文字式、一次方程式 | 計算のルールを言葉で確認 |
| 中2 | 連立方程式、一次関数、図形の証明 | 解き方の型を覚える |
| 中3 | 二次方程式、相似、三平方の定理 | 高校受験を意識した演習 |
※単元を学習する時期は、使用教科書や学校の年間計画によって前後する場合があります。
①【中1】正負の数と文字式は計算のルールから固める
中1の内容は、その後3年間の計算の土台になります。ここがあいまいだと、学年が上がるほど失点が増えやすくなります。
■符号の扱いを言葉で説明する
「マイナスをかけると符号が変わる」と自分の言葉で言えるかを確認します。
■文字式のきまりを確認する
かけ算の記号を省く、数を文字の前に書くなど、書き方のルールを先にそろえます。
■方程式は移項の理由まで確認する
手順だけを覚えると、応用問題で式が立てられなくなります。
②【中2】一次関数と図形の証明は解き方の型を覚える
中2は、一次関数と図形の証明という、性質の異なる2つの単元でつまずきやすい学年です。どちらも書き方の型を先に身につけると進めやすくなります。
■一次関数は「傾きと切片」から読み取る
グラフと式を行き来する練習を重ねると、文章題にも対応しやすくなります。
■証明は書き出しの形をそろえる
仮定、結論、根拠の順に書く型を決めておくと、部分点につながりやすくなります。
■使う定理を一覧にしておく
合同条件などを一覧で確認できるようにすると、どれを使うか迷いにくくなります。
③【中3】高校受験に向けて相似と三平方の定理を固める
中3で学ぶ相似や三平方の定理は、高校受験でほかの単元と組み合わせて出題されることが多い内容です。基本の確認と並行して、組み合わせた問題にも触れておきます。
■基本の形を先に覚える
相似な三角形の見つけ方など、よく出る形を押さえると解く速さが変わります。
■関数と図形を組み合わせた問題に触れる
座標平面上の図形は、高校入試で出題されやすい形式です。
■中1・中2の復習を並行する
受験範囲は3年分です。新しい単元だけに時間を使わないよう配分を決めます。
※入試の出題範囲や形式は、都道府県や学校によって異なります。志望校の募集要項でご確認ください。
④【中高一貫校】速い進度に合わせて復習の周期を決める
中高一貫校では、検定教科書とは異なる教材を使い、公立中学校より速い進度で学習が進む場合があります。同じ勉強法をそのまま当てはめると、復習が追いつかないことがあります。
▼重要ポイント|進度が速い場合の進め方
■その週のうちに復習を終える
次の単元に進む前に戻るのが基本です。1か月分をまとめて復習するのは負担が大きくなります。
■教材の役割を分ける
学校教材で基本を固め、余力があるときだけ問題集で演習量を足します。
■定期考査の範囲を早めに確認する
範囲が広くなりやすいため、2週間前より前から計画を立てておくと安心です。
※使用教材や進度は学校によって異なります。詳細は在籍校の年間計画をご確認ください。
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5. 中学生の数学の定期テスト対策と内申点につなげるコツ
中学校の評定は5段階で示され、観点別の学習状況を総括して決められます。テストの点数だけでなく、日々の取り組みも評価の材料になります。
▼定期テスト対策の3つの柱
| 柱 | 取り組む内容 | 時期 |
| 演習 | ワークとプリントの繰り返し | 2週間前から |
| 提出物 | 期限内に仕上げて提出する | テスト当日まで |
| 見直し | 返却後の解き直し | 返却の週のうちに |
①テスト2週間前からの数学の学習スケジュール
数学は、直前に詰め込んでも解く速さが上がりにくい教科です。2週間前から少しずつ進めると、当日の負担を抑えられます。
▼2週間前からの進め方(当会の指導での目安)
| 時期 | やること | ポイント |
| 14〜8日前 | ワークを1周する | できない問題に印を付ける |
| 7〜4日前 | 印の問題を解き直す | 提出物もここで仕上げる |
| 3日前〜前日 | 時間を計って解く | 新しい教材には手を出さない |
※テスト範囲の広さや部活動の予定によって必要な日数は変わります。計画は余裕を持って調整してください。
②ワークとプリントは提出物と得点の両方に活かす
学校のワークは、テスト勉強の教材であると同時に、提出物でもあります。現在の評価は3つの観点で行われており、それぞれ見られる場面が異なります。
▼重要ポイント|評価の3観点と数学での主な場面
■知識・技能
定期テストの計算問題や小テストなど、基本が身についているかを見られる場面です。
■思考・判断・表現
考え方を説明する問題や記述問題が該当します。途中式を残す習慣がここに活きます。
■主体的に学習に取り組む態度
ノートや提出物、振り返りの記録などが材料になる場合があります。期限内に出すこと自体も大切です。
※3観点は文部科学省の学習評価の考え方に基づくものです。評価の材料や割合、評定の付け方は学校や自治体によって異なりますので、在籍校から配付される資料でご確認ください。
■提出期限から逆算して進める
範囲が発表されたら、まず提出日を確認して計画に組み込みます。
■間違えた問題に印を残す
提出後も見返せるようにしておくと、テスト直前の復習に使えます。
■配られたプリントは1か所にまとめる
授業プリントから出題されることも多いため、ファイルにまとめて管理します。
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③ケアレスミスを減らす見直しの手順を決める
見直しは、ただ答案を眺めるだけでは効果が出にくいものです。自分のミスの傾向に合わせて、見る順番を決めておきます。
▼ミスの種類と見直しのポイント
| ミスの種類 | 起きやすい場面 | 見直しのポイント |
| 符号ミス | かっこを外す計算 | 符号だけを追って確認する |
| 条件の見落とし | 文章題、図形 | 問題文の条件に線を引く |
| 答え方のミス | 単位、答えの形式 | 最後に問われた形を読み返す |
④テスト後の解き直しを次回の得点と評定につなげる
答案が返ってきたときが、次のテストに向けた最初の一歩です。点数を確認して終わりにせず、返却の週のうちに解き直しておきます。
■失点を3つに分ける
計算ミス、方針が立たなかった問題、手を付けられなかった問題に分けます。
■解き直しノートに残す
3章③の形式で残すと、次の範囲にも同じ弱点が出てくるかを確認できます。
■次回の目標を1つだけ決める
「計算問題は落とさない」など、具体的な目標を1つに絞ると取り組みやすくなります。
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6. オール5を目指す中学生の数学の勉強法
成績上位の生徒様は、特別な教材を使っているとは限りません。日々の学習で、取り組む順番と復習の間隔を決めていることが共通しています。
▼自己流の学習との違い
| 場面 | 伸び悩みやすい進め方 | 上位層に多い進め方 |
| わからないとき | 後回しにする | その日のうちに解決する |
| 復習 | テスト前にまとめて行う | 間隔を決めて繰り返す |
| 時間が足りないとき | 解けるところから進める | 優先順位を先に決める |
※当会の指導現場から見た傾向をまとめたものです。
①わからない部分をその日のうちに解決する
数学は積み上げ型のため、わからない箇所を放置すると次の授業も理解しづらくなります。その日のうちに解決する習慣が、結果的にいちばん時間を節約します。
■まず教科書の該当ページに戻る
授業でわからなかった箇所は、例題と解説を読み直すと解決することが多くあります。
■解決しない場合は質問する内容を書き出す
「どこまでわかって、どこからわからないか」を書いておくと、質問が具体的になります。
■翌日の朝や休み時間に確認する
時間が取れない日は、翌日の早い時間に確認する流れを決めておきます。
②忘れかけた頃にもう一度解く周期をつくる
一度解けた問題も、時間が経つと解けなくなることがあります。復習する間隔をあらかじめ決めておくと、定着の度合いが安定します。
▼復習の間隔の目安(当会の指導での目安)
| タイミング | 取り組む内容 | 確認すること |
| 当日 | 授業で扱った例題を解く | 理解できているか |
| 数日後 | できなかった問題を解き直す | 自力で解けるか |
| テスト前 | 解き直しノートを通しで解く | 時間内に解けるか |
※間隔はあくまで目安です。学習の進み方や単元の難易度に合わせて調整してください。
③実力テストや模試で単元の抜けを確かめる
定期テストは範囲が限られているため、範囲外の抜けには気づきにくいものです。実力テストや模試は、これまでの学習をまとめて確認できる機会になります。
■結果は単元ごとに見る
合計点よりも、どの単元で失点しているかに注目します。
■失点が多い単元から戻る
2章①の手順で、戻る範囲を決めて取り組みます。
■次の実力テストまでに1単元ずつ取り組む
一度にすべてを埋めようとせず、期間を区切って進めます。
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④限られた時間で取り組む順番を先に決める
部活動や習い事があると、数学だけに長い時間を使うことは難しくなります。時間が取れない日ほど、何からやるかを先に決めておくことが大切です。
▼重要ポイント|時間が取れない日の優先順位
■最優先:その日わからなかった箇所
翌日以降の授業に直結するため、短時間でもここから取り組みます。
■次点:解き直しノートの問題
すでに一度間違えた問題は、得点に変わりやすい部分です。
■後回しでよい:新しい問題集
手元の教材が仕上がる前に教材を増やすと、どれも中途半端になりやすくなります。
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7. 中学生の数学の学習を支える保護者様の関わり方
数学は、保護者様が内容を教えられなくてもサポートできる部分が多くあります。ここでは、ご家庭様で取り入れやすい関わり方をご紹介します。
①点数だけで判断せず取り組みの中身に目を向ける
答案が返ってきたとき、点数だけに目が向くと、生徒様は結果を見せづらくなってしまいます。どこまで進んだかに触れる声かけに変えると、会話が続きやすくなります。
▼声かけの言い換え例
| 言い換え前 | 言い換え後 |
| 何点だったの | どの問題が解けるようになった |
| もっと勉強しなさい | 今日はどこから始める |
| なんでできないの | どこまでわかっている |
②わからない問題で止まったときの手の貸し方
数学の内容を教えられなくても、進め方を一緒に整理することはできます。答えを教えるのではなく、次の一手を決める手助けをするイメージです。
■どこまでわかったかを聞く
説明してもらう過程で、生徒様自身が解決の糸口に気づくことがあります。
■教科書の該当ページを一緒に探す
内容を教えられなくても、戻る場所を探す作業は一緒に行えます。
■長く止まっている場合は区切る
1問に時間をかけすぎているときは、印を付けて先に進む判断も必要です。
③学習の時間と場所を整えて取り組みやすくする
取りかかるまでに時間がかかる場合、意欲ではなく環境に原因があることもあります。毎日同じ流れで始められる形をつくると、負担が軽くなります。
■始める時間を固定する
「夕食の前に30分」など、生活の流れに組み込むと習慣になりやすくなります。
■机まわりから気が散るものを減らす
取りかかるまでの時間が短くなり、限られた時間を演習に使えます。
■教材を置く場所を決める
探す手間がなくなると、短い時間でも勉強を始めやすくなります。
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下記に当てはまる場合は、第三者に現在地を確認してもらうことで進み方が変わることがあります。
■どこから戻ればよいかがわからない
つまずきの起点が特定できないまま演習を続けている状態です。
■塾に通っているが質問ができていない
授業は受けていても、疑問が解消されないまま次に進んでいることがあります。
■数学だけ他教科と差が開いている
教科ごとの得意不得意ではなく、土台の抜けが原因の場合があります。
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8. 中学生の数学の勉強法を支える東大家庭教師友の会
当会では、生徒様一人ひとりの状況に合わせて数学の指導を行っています。ここでは、数学の学習に関わる4つの特徴をご紹介します。
▼当会の4つの特徴
| 特徴 | 内容 |
| 教師 | 難関大に合格した教師が多数在籍 |
| 指導 | 生徒様ごとに戻る単元と順番を設計 |
| 期間 | 定期テスト前の短期利用にも対応 |
| 環境 | 指導のない日はオンライン自習室を利用可能 |
①難関大に合格した教師が在籍し勉強法を伝える
当会には、難関大学に合格した教師が多数在籍しています。自身が受験を通して身につけた勉強の進め方を、生徒様の状況に合わせてお伝えします。
■つまずきの起点まで一緒に確認する
解けない問題そのものではなく、その手前のどこで理解が止まっているかを確かめます。
■解き方の根拠を言葉にしてもらう
説明してもらうことで、暗記のままになっている部分がはっきりします。
■相性を重視して教師をご紹介する
学習面だけでなく、話しやすさも含めてお探しします。
②生徒様ごとに戻る単元と進める順番を決める
数学は、どこまで戻るかの判断が学習の進み方を大きく左右します。当会では、答案やノートを確認したうえで、戻る範囲と進める順番を一緒に決めていきます。
■現在の学年にこだわらず戻る
必要に応じて前の学年の単元まで戻り、土台を整えてから進めます。
■学校の進度と並行して調整する
定期テストの範囲を踏まえながら、復習と予習の配分を決めます。
■通塾中の生徒様にも対応する
塾の教材を使い、理解が追いついていない部分を補う進め方も可能です。
③定期テスト前の期間に絞って集中的に対策できる
数学だけ、テスト前だけといったご利用も可能です。範囲が決まっている時期は、優先順位を付けた対策が立てやすくなります。
■テスト範囲から逆算して計画を立てる
残り日数に合わせて、取り組む問題を絞り込みます。
■提出物の進み具合も確認する
得点と評定の両方につながるよう、期限を踏まえて進めます。
■苦手な単元だけを扱うこともできる
関数だけ、図形だけといった形でも対応しています。
④オンライン自習室で指導のない日も質問できる
数学は、わからない問題で手が止まると、そこから先に進めなくなりやすい教科です。当会ではオンライン自習室を開講しており、指導のない日でも学習を続けやすい環境をご用意しています。
■教師が常駐している
解き方で迷ったときに質問でき、その日のうちに解決しやすくなります。
■学習のペースをつくりやすい
決まった時間に取り組む流れができ、家庭学習の習慣づくりにつながります。
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「オンライン自習室のご案内」
まずは無料の体験授業で、現在のつまずきがどこにあるかを確認いただけます。ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。
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9. 中学生の数学の勉強法によくある質問
Q1. 数学の勉強は1日何分くらい必要ですか?
-
A:時間の長さよりも、毎日続けられる量に設定することをおすすめします。
部活動がある日は計算問題だけ、休日は解き直しまで行うなど、日によって内容を変える方法もあります。
Q2. 計算ミスが多いときはどう練習すればよいですか?
-
A:ミスの種類を分けてから、見直しの手順を決めるのが近道です。
詳しくは 「5. 中学生の数学の定期テスト対策と内申点につなげるコツ」 をご覧ください。
Q3. 苦手な単元がわからないときはどうすればよいですか?
-
A:直近のテストを単元ごとに見直し、失点が集中している箇所を探します。
手順は 「2. 中学生の数学の効率のいい勉強法5ステップ」 でご紹介しています。
Q4. ノートは科目ごとに分けたほうがよいですか?
-
A:科目ごとに分けたうえで、数学は役割ごとに分けると使いやすくなります。
分け方は 「3. 中学生の数学の勉強法に役立つノートの作り方」 をご覧ください。
Q5. 塾に通いながら家庭教師を併用する意味はありますか?
-
A:塾の授業で解消しきれない部分を補う目的で、併用される方もいらっしゃいます。
塾の教材を使った進め方は 「8. 中学生の数学の勉強法を支える東大家庭教師友の会」 をご覧ください。
Q6. 高校受験に向けた数学の対策はいつから必要ですか?
-
A:受験範囲は3年分のため、中1・中2の復習は早い時期から進めておくと安心です。
学年ごとの進め方は 「4. 【学年・学校別】中学生の数学のつまずきと勉強法」 をご覧ください。
まとめ|中学生の数学は勉強法の見直しから始める
中学生の数学は、演習量を増やす前に取り組む順番を整えることで、結果が変わりやすい教科です。まずはつまずいた単元まで戻って範囲を決め、教科書の例題、学校のワーク、解き直しの順に進めてみてください。
ノートは授業用、演習用、解き直し用に役割を分けると、見返したときに弱点がすぐ見つかります。定期テストは2週間前から逆算し、提出物と得点の両方を意識して取り組むことが、評定にもつながります。進め方に迷うときは、保護者様だけで抱えず、第三者に現在地を確認してもらうことも一つの方法です。
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中学数学の指導ができる家庭教師の紹介
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東大家庭教師友の会の特徴
当会には、東大生約9,700名、早稲田大学生約8,500名、慶應大生約8,000名をはじめ、現役難関大生が在籍しています。
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生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
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口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
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ご利用の流れ
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