1. 中学生が勉強しても成績が上がらない4つの原因と対策
成績が上がらないと、「自分は勉強に向いていないのかもしれない」と感じてしまいがちです。ただ、点数が伸びない生徒様の多くは、努力の量ではなく勉強のやり方につまずきがあります。
また、やり方を変えてもすぐに点数へは表れません。覚えた内容が定着し、問題を解く力になるまでには時間がかかるためです。つらいと感じる時期は、成果が点数に表れる前の段階であることが多いと考えられます。1回のテストで判断せず、2回分の結果で変化を見ていきましょう。
■4つの原因は重なることもあります
1つに絞り込む必要はありません。当てはまるものが複数ある場合は、上から順に確かめていくと取り組みやすくなります。
■まずは1教科から始めましょう
すべての教科で一度にやり方を変えると続きません。点数を上げたい教科を1つ決めて、そこから取り組むことをおすすめします。
■保護者様は「どれに当てはまりそうか」を一緒に確かめてください
原因は、生徒様本人では気づきにくいものです。ノートや問題集を一緒に見ながら、どの原因に近いかを話してみると、次に取り組むことがはっきりします。
①わかったつもりで先に進んでいるときは自分の言葉で説明する
授業を聞いて「わかった」と感じることと、テストで「解ける」ことは別物です。解説を読んで納得できても、白紙の状態から自力で解けるとは限りません。
そこで役立つのが、解き方を自分の言葉で説明してみるという方法です。説明が途中で止まったところが、理解しきれていない部分になります。
■こんなサインが出ていませんか
・丸つけのときに、答えを赤ペンで写して終わりにしている
・「わかった?」と聞かれると、すぐに「わかった」と答える
・解説を読むと理解できるが、翌日に解き直すと手が止まる
■自分の言葉で説明する3ステップ
1. 解いた問題を1問選び、ノートを閉じる
2. 「なぜその式になるのか」を声に出して説明する
3. 止まったところに印をつけ、そこだけ解説を読み直す
■保護者様は聞き役になるだけで十分です
内容がわからなくても問題ありません。「どうしてそうなるの?」と一言たずねて、最後まで聞くだけで、生徒様は自分の理解度に気づけます。
説明する相手がいなくても構いません。ノートの余白に書き出すだけでも、理解できていない部分ははっきりします。
②暗記が中心になっているときは問題演習と解き直しを増やす
教科書を読む、ノートをきれいにまとめる、単語を書き写す。どれも勉強ではありますが、これらは知識を入れる作業に偏っています。テストで問われるのは、入れた知識を使って解く力です。
当会の指導では、勉強時間のうち問題を解く時間を半分以上にすることをおすすめしています。特に成績が伸び悩んでいる時期は、演習の割合を意識して増やすことが近道です。
▼勉強時間の使い方の見直し例(1回90分の場合)
| 取り組み | 伸び悩むときの例 | 見直し後の例 |
| 教科書・ノート | 60分 | 20分 |
| 問題を解く | 25分 | 40分 |
| 間違えた問題の解き直し | 5分 | 30分 |
※1回の勉強を90分としたときの内訳の例です。時間配分は生徒様の状況により異なります。上記は当会の指導事例をもとにした一例です。
■解き直しは「間違えた問題だけ」に絞る
問題集を最初から解き直すと時間が足りません。間違えた問題に印をつけ、その問題だけを日をあけて3回解きます。3回とも正解できたら、その問題はできるようになったと考えて大丈夫です。
■ノートまとめが無駄になるわけではありません
整理された情報を見返せるノートは役立ちます。ただし、まとめること自体が目的になっていないかを確かめてみてください。
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③前の単元でつまずいているときはその単元までさかのぼる
数学と英語は、前の単元の理解を前提にして次の内容が進みます。理解しきれていない単元(この記事では「積み残し」と呼びます)があると、今の単元をどれだけ練習しても点数につながりにくくなります。
「今のところを何度やっても解けない」という状態が続いているなら、思い切って前に戻るほうが結果的に早いケースがほとんどです。
▼つまずきやすい単元とさかのぼり先の例
| 教科 | つまずきが出やすい単元 | 戻って確かめたい内容 |
| 数学 | 連立方程式・一次関数 | 正負の数、文字式、方程式の計算 |
| 英語 | 不定詞・関係代名詞 | be動詞と一般動詞の使い分け、時制 |
| 理科 | 化学変化と計算問題 | 比例の考え方、単位の扱い |
■戻る範囲は1単元ずつ
学年をまたいで一気に戻ると、終わりが見えずに続きません。1つ前の単元の基本問題を10問ほど解いてみて、8問程度正解できれば、そこは大丈夫と判断する方法があります。
■さかのぼるなら長期休みが取り組みやすい時期です
夏休みや冬休みは、学校の授業が進みません。積み残しを埋めるには適した時期といえます。
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④テスト前にまとめて勉強しているときは逆算して計画を立てる
テスト直前に長時間勉強しても、覚えたばかりの内容は抜けやすく、応用問題まで手が回りません。テスト範囲が発表されてから動き出すのではなく、日付から逆算して進める形に変えていきます。
▼定期テスト2週間前からの進め方の目安
| 時期 | 取り組む内容 |
| 2週間前 | 学校のワークを1周する。わからない問題に印をつける |
| 1週間前 | 印をつけた問題だけを解き直す。実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の暗記を始める |
| 3日前 | 3回目の解き直しと、全範囲の見直し |
| 前日 | 新しい問題は解かず、間違えた問題と暗記事項の確認 |
※学校によってテスト範囲の発表時期や出題形式は異なります。実際の計画は在籍校の予定に合わせてご調整ください。
▼重要ポイント
■計画は「日付」ではなく「ページ数」で立てる
「金曜日に数学をやる」では、何をどこまで進めるかが決まりません。「金曜日にワーク40〜47ページ」と書くと、終わったかどうかが自分で判断できます。
■予備日を2日つくっておく
計画どおりに進まない日も出てきます。あらかじめ空けておけば、遅れても立て直せます。
■部活動の予定を先に書き込む
試合や大会の日を先に埋めてから勉強を割り振ると、無理のない計画になります。
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2. 【学年・学校別】中学生の成績がどんどん下がる理由
「1年生のころは点数が取れていたのに、だんだん下がってきた」というご相談も多くいただきます。成績が下がりやすい時期には、学年ごとの理由があります。
▼学年・学校別に成績が下がりやすい時期と理由
| 学年・学校 | 下がりやすい時期 | 主な理由 |
| 中1 | 2学期 | 小学校と同じ勉強法が通用しにくくなる |
| 中2 | 1年を通して | 部活動や行事が忙しく、勉強時間が減りやすい |
| 中3 | 2学期以降 | 高校受験の勉強と定期テストの両立が難しくなる |
| 中高一貫校 | 中2〜中3 | 高校受験がなく、目標を立てにくい |
①【中1】2学期から小学校と同じ勉強法が通用しにくい
中学校に入って最初のテストは、範囲が狭く基本的な問題が中心になりやすい傾向があります。そのため、小学校のときと同じ勉強でも点数が取れることがあります。
ところが2学期に入ると、学習内容が増え、考え方を問う問題が出てきます。教科書を読むだけの勉強では対応しきれず、点数が急に下がったように感じられます。
■中1の2学期に確かめたいこと
・数学は正負の数と文字式の計算が正確にできているか
・英語は単語を書いて覚える習慣がついているか
・提出物の期限を自分で管理できているか
■この時期の下がり方は取り戻しやすい段階です
積み残しがまだ少ないため、やり方を整えれば戻りやすい時期といえます。1年生のうちに勉強の型をつくっておくことが、その後の支えになります。
②【中2】部活動や行事が忙しく勉強時間が減りやすい
中2は部活動の中心学年になり、行事でも役割を任されることが増えます。帰宅後は疲れていて、机に向かう時間が短くなりがちです。
一方で学習内容は難しくなります。勉強時間が減っているのに内容は重くなるため、同じように勉強しているつもりでも点数が下がっていきます。
■短い時間を積み上げる形に切り替える
まとまった時間が取れない時期は、平日20〜30分の学習を毎日続けるほうが定着します。登校前や部活動のない日を固定の学習日にする方法も効果的です。
■中2の単元は高校受験でよく出題されます
連立方程式、一次関数、不定詞など、入試で問われやすい単元が集中します。この学年の積み残しは、後から埋めるのに時間がかかります。
③【中3】高校受験の勉強と定期テストの両立が難しくなる
中3になると、受験勉強として1・2年生の復習にも取り組む必要が出てきます。目の前の定期テストと並行するため、どちらも中途半端になりやすい時期です。
また、多くの公立高校の入試では内申点が使われます。定期テストを後回しにすると、受験の選択肢が狭まってしまうことがあります。
■時期で切り替える
テスト3週間前からは定期テスト対策に集中し、それ以外の時期は受験勉強に充てます。同じ日に両方を詰め込まないことが、両立のコツです。
■内申点の扱いは地域によって異なります
対象学年や比重は都道府県ごとに違います。志望校の選考方法は、必ず在籍校の先生や教育委員会の公表資料でご確認ください。
④【中高一貫校】高校受験がなく目標を立てにくい
中高一貫校では高校受験がないため、外部の模試や入試という目標が近くにありません。そのため、日々の勉強の目的を見失いやすくなります。
学校によっては授業の進度が速く、使う教材も学校独自のものが中心になります。市販の問題集だけでは対策しきれず、対応に迷う生徒様も少なくありません。
■学校の教材を軸にする
まずは学校で配付された問題集を解けるようにすることが優先です。教材を増やす前に、手元のものを使い切れているかを確かめます。
■目標は学校の中で見つける
定期テストの順位、次の学年のコース分け、大学入試を見据えた英語資格など、身近な目標を置くと取り組みやすくなります。
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3. 【教科別】中学生が成績を上げる方法
成績を上げる方法は、教科によって優先することが変わります。すべての教科に同じ勉強法を当てはめても、点数には結びつきにくくなります。
保護者様は、すべての教科を一度に立て直そうとせず、どの教科から取り組むかを生徒様と一緒に決めてみてください。1教科でも手応えが出ると、他の教科にも広がっていきます。
▼教科別に優先したい取り組み
| 教科 | 優先すること | 点数に表れるまでの目安 |
| 数学 | 計算の正確さと教科書の例題 | 1〜2か月 |
| 英語 | 教科書本文の音読と単語の書き取り | 2〜3か月 |
| 国語 | 授業で扱った文章の読み取りと漢字 | 1〜2か月 |
| 理科・社会 | 図や資料と結びつけた暗記 | 1か月程度 |
※「点数に表れるまでの目安」は、新しいやり方を始めてから変化が見え始めるまでのおおよその期間です。当会の指導事例をもとにした推定であり、生徒様の状況により異なります。
①【数学】計算問題と教科書の例題を毎日解く
数学で点数が伸びない場合、応用問題ではなく計算でつまずいていることがよくあります。途中式を書かずに暗算で進めると、ミスが見つけられません。
まずは教科書の例題と練習問題を、毎日10分でも解く習慣をつくります。例題は解き方の型がそのまま示されているため、土台づくりに適しています。
■途中式は必ず書く
式を残しておくと、間違えたときにどこでつまずいたかがわかります。部分点がもらえる問題もあります。
■応用問題は基本が固まってから
教科書の問題が8割程度解けるようになってから、問題集の応用問題に進みます。順番を逆にすると、時間だけがかかってしまいます。
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②【英語】教科書の本文を音読し、書いて確かめる
英語は、単語を眺めるだけでは書けるようになりません。定期テストでは教科書の本文から出題されることが多いため、本文を使った勉強が点数に直結します。
音読で文のまとまりをつかみ、そのあと何も見ずに書いてみます。書けなかった部分が、覚えきれていない単語や文法です。
■音読は1日3回が目安
同じ本文を3回読むだけなら5分程度で終わります。毎日続けることで、文の形が自然と頭に残ります。
■単語は意味とつづりをセットで確認する
意味だけ覚えていても、書く問題では点数になりません。日本語を見て英語を書く練習を入れます。
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③【国語】授業で扱った読み取りと漢字を見直す
国語は「勉強のしかたがわからない」と言われることの多い教科です。ただ、定期テストは授業で扱った文章から出題されるため、対策の範囲ははっきりしています。
授業ノートに書いた内容を読み返し、登場人物の気持ちの変化や、筆者の主張がどの段落にあるかを確かめます。漢字と語句は配点が安定しているため、確実に取りたい部分です。
■答えの根拠を本文から探す
記述問題は、印象ではなく本文中の言葉を使って書きます。根拠にした部分に線を引く習慣をつけると、答え方が安定します。
■漢字と文法は毎日少しずつ
テスト前にまとめて覚えるより、1日5問ずつ進めるほうが定着します。
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④【理科・社会】図や資料と結びつけて覚える
理科と社会は、用語だけを覚えても点数になりにくい教科です。テストでは図やグラフ、地図や資料と組み合わせて問われます。
教科書の図をノートに写し、そこに用語を書き込む形で覚えていきます。用語と図がつながると、少しひねった問題にも対応しやすくなります。
■理科は計算問題を後回しにしない
化学変化や電流の計算は、配点が高い一方で苦手にする生徒様が多い分野です。早めに取り組むと差がつきます。
■社会は出来事のつながりで覚える
年号の暗記だけでなく、「なぜその出来事が起きたのか」をたどると記憶に残ります。
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4. 勉強しているのに点数が取れない中学生のテスト本番の対策
家では解けるのにテストになると点数が取れない場合、原因が本番の解き方にあることもあります。まずは、返ってきた答案で失点の種類を分けてみましょう。
保護者様は、答案が返ってきたら点数だけを見るのではなく、どの種類の失点が多いかを生徒様と一緒に確かめてみてください。ここが見えると、次に取り組むことがはっきりします。
▼答案から失点の種類を切り分ける
| 失点の種類 | 答案に表れるサイン | 対処 |
| 理解不足 | 解き直しても自力では解けない | 4つの原因から勉強法を見直す |
| ケアレスミス | 解き直すとすぐに正解できる | 見直しの時間を確保する |
| 時間切れ | 後半に空欄が集まっている | 解く順番と時間配分を決めておく |
解き直してすぐ正解できる問題が多いなら、勉強量ではなく本番の進め方を整えることで点数は変わります。
■ご家庭様でできる練習は「時間を計って解く」だけ
本番の解き方は、テスト当日に急に身につくものではありません。学校のワークを解くときに、保護者様がタイマーをセットして時間を計るだけでも、時間配分の感覚が育ちます。
①最初に全体を見て解く順番と時間配分を決める
問題用紙が配られたら、すぐに1番から解き始めるのではなく、30秒ほどで全体に目を通します。問題数と配点を確認し、どこに時間をかけるかを決めます。
難しい問題で止まると、後半の解ける問題に手が回りません。解ける問題から確実に取ることを優先します。
■時間配分の決め方
1. 試験時間から見直しの5分を引く
2. 残りの時間を大問の数で割る
3. 配点の高い大問に少し多く配分する
■迷ったら印をつけて飛ばす
1分考えて方針が浮かばない問題は、問題番号に印をつけて次へ進みます。ひと通り解き終えてから戻ります。
②見直しの時間を残してケアレスミスを減らす
ケアレスミスは、注意するだけでは減りにくいものです。見直す時間を最初から計画に入れておくことが確実な方法です。
また、見直しは全問を見返すのではなく、ミスが出やすい箇所に絞ると短い時間で終わります。
▼教科ごとに見直したい箇所
| 教科 | 優先して見直す箇所 |
| 数学 | 符号の写し間違い、単位、答えの形式 |
| 英語 | 三人称単数のs、時制、大文字と小文字 |
| 国語 | 字数制限、抜き出しの範囲、文末の形 |
| 理科・社会 | 漢字指定、記号と語句の取り違え |
■自分のミスの傾向を記録しておく
返ってきた答案のミスをノートに書き出すと、同じ種類のミスが繰り返されていることに気づきます。次のテストでは、その箇所を重点的に見直します。
③記述や途中式は空欄にせず考え方を書く
わからない問題を空欄のまま出すと、その問題は点数になりません。記述問題や式を書く問題では、途中まででも部分点が認められることがあります。
「この条件から何が言えるか」だけでも書いておくと、得点につながる可能性が残ります。
■数学は途中式を残す
答えが合わなくても、考え方が合っていれば部分点が入る場合があります。
■国語の記述は本文の言葉を使う
空欄にせず、聞かれていることに対応する一文を本文から探して書きます。
■採点基準は学校により異なります
部分点の有無や配点は在籍校の方針によります。答案が返ってきたら、どこで点がついたかを確認してみてください。
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5. 中学生の成績が上がらないときの保護者様の関わり方
成績が上がらない時期は、生徒様本人がいちばん結果を気にしています。保護者様の関わり方しだいで、やり直す気持ちを持てるかどうかが変わります。
▼声かけの言い換え例
| 控えたい声かけ | 言い換え |
| 何時間勉強したの? | 今日はどこができるようになった? |
| この点数で大丈夫なの? | 次に取り返せそうなところはどこ? |
| ほかの子はできているのに | 前のテストと比べてどうだった? |
①勉強時間より「できるようになったこと」を聞く
勉強時間を尋ねると、生徒様は机に向かっている時間の長さで評価されていると感じます。すると、内容よりも時間を稼ぐ方向に意識が向いてしまいます。
「今日は何ができるようになった?」と聞くと、本人が中身を振り返るきっかけになります。答えが小さなことでも、変化に目を向けられたことが前進です。
■結果ではなく取り組みを認める
「解き直しを続けられたね」というように、行動そのものを言葉にします。点数が変わらない時期を支えるのは、この積み重ねです。
■毎日聞かなくても大丈夫です
週に1〜2回、落ち着いて話せるタイミングで十分です。
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②もどかしい時期こそ見守る距離感を大切にする
成績が下がると、保護者様も落ち着かない気持ちになります。ただ、声をかける回数が増えるほど、生徒様は追い詰められたように感じてしまうことがあります。
この時期に意識したいのは、点数の話題を毎日は持ち出さないことです。距離を置くのではなく、本人が自分から話せる余地を残す関わり方を選びます。
■話す時間を決めておく
「日曜の夜に1週間を振り返る」など、話すタイミングを決めると、それ以外の日は安心して過ごせます。
■相談されたら答えを出しすぎない
まず最後まで聞き、本人がどうしたいかを確かめます。答えをすぐに示すより、自分で選んだ方法のほうが続きます。
③スマホを取り上げる前に使い方のルールを一緒に決める
成績が下がると、スマホを取り上げたくなることがあります。ただ、一方的に取り上げると納得が得られず、勉強に向かう気持ちからも離れてしまいます。
ルールは、保護者様が決めて伝えるのではなく、生徒様と一緒に決めることをおすすめします。自分で決めたルールのほうが守られやすくなります。
▼ルールを一緒に決める3ステップ
| 手順 | 内容 |
| 1 | 1日の使用時間を本人に申告してもらう |
| 2 | 勉強中に置く場所を決める(別の部屋、リビングなど) |
| 3 | 守れなかったときの対応を、決める段階で一緒に話しておく |
スマホの置き場所を決めるときは、あわせて勉強する場所も見直してみると、集中しやすい環境が整います。
■勉強する場所も見直してみる
自室で集中できない場合は、リビングで学習する方法もあります。保護者様の目が届くことで、取り組みが続きやすくなる生徒様もいます。
ここまでご紹介した関わり方を続けても変化が見られないときは、ご家庭様だけで抱え込まず、第三者に相談する方法もあります。次のような様子が見られたら、1対1の指導を検討する目安になります。
■1対1の指導を検討したいサイン
・やり方を変えて2回テストを受けても、点数が動かない
・どこでつまずいているのか、本人も保護者様もわからない
・塾に通っているが、質問ができないまま進んでいる
・勉強の話題になると、会話が続きにくくなる
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6. 成績が上がらない中学生を支える東大家庭教師友の会
東大家庭教師友の会は、創業25年以上にわたって生徒様の学習を支えてきました。成績が上がらない時期にこそ、勉強のやり方を一緒に見直すことができます。
①難関中学・高校出身の教師が自ら実践した勉強法を伝える
当会には、難関中学・高校を卒業し、現在は難関大学に通う教師が多数在籍しています。教師自身が中学生のときに試行錯誤してきたため、点数に結びつく勉強のしかたを具体的に伝えられます。
■年齢が近いからこそ伝わります
保護者様からは言いにくいことも、少し年上の教師からであれば素直に受け取れることがあります。勉強の悩みだけでなく、進路の相談にも対応しています。
■相性を重視して教師をご紹介します
学力だけでなく、説明のわかりやすさや人柄も確認したうえで教師をご紹介しています。
②1対1で原因を見極め、勉強のやり方から見直す
この記事でご紹介した4つの原因は、自分だけで見分けるのが難しいものです。特に「わかったつもり」は、本人が気づきにくい状態といえます。
1対1の指導では、生徒様が問題を解く様子をその場で確認できます。手が止まった場所や考え方のくせから、どこでつまずいているのかを見極めることができます。
■塾と併用しているご家庭様も多くいらっしゃいます
塾の授業で理解しきれなかった部分を家庭教師が補う形で、併用してご利用いただくケースも多くあります。
■学校の教材に合わせた指導ができます
在籍校のワークや配付プリントを使った指導も可能です。中高一貫校の独自教材にも対応しています。
③必要な時期だけ短期コースで学習を支える
当会には、定期テスト前など必要な時期に合わせてご利用いただける短期のコースもご用意しています。長期の契約から始めることに迷いがある場合も、状況に合わせてご相談いただけます。
■こんなときにご利用いただけます
・次の定期テストまでに苦手な教科を立て直したい
・長期休みのあいだに積み残しを埋めたい
・まずは短い期間で相性を確かめたい
■コースの内容はお問い合わせください
ご利用いただける期間や条件はコースにより異なります。詳しくは当会公式サイトのコース案内をご確認いただくか、お問い合わせください。
④オンライン自習室で指導のない日も質問できる
成績が上がらない生徒様の多くは、わからない問題をそのままにして先へ進んでしまいます。当会では、教師が常駐するオンライン自習室をご用意しています。
指導のない日でも、わからないところをその場で質問できます。他の生徒様と一緒に学ぶ環境のため、自宅でも集中して取り組みやすくなります。
■予約は不要です
開講している時間内であれば、好きなタイミングで参加できます。
■ご入会後に追加料金なしでご利用いただけます
ご利用は毎月の学習サポート費に含まれています。開講日や対象学年などの最新情報は、必ず当会公式サイトでご確認ください。
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「オンライン自習室のご案内」
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7. 勉強しても成績が上がらない中学生のよくある質問
Q1. 勉強しても成績が上がらず辛いときはどうすればよいですか?
-
A:まずは勉強量を増やすのではなく、やり方のどこに原因があるかを確かめてみてください。
成果が点数に表れるまでには時間差があります。原因の確かめ方は 「1. 中学生が勉強しても成績が上がらない4つの原因と対策」 をご覧ください。
Q2. テストの点が上がっても通知表が上がらないのはなぜですか?
-
A:通知表はテストの点数だけでなく、複数の観点から評価されるためです。
提出物や授業中の取り組みも評価の対象になります。評価の方法は学校により異なりますので、詳しくは在籍校の説明資料をご確認ください。
Q3. 塾に通っているのに成績が上がらないのはなぜですか?
-
A:授業を受けることと、自力で解けるようになることは別だからです。
塾の宿題を解いて終わりにせず、間違えた問題を解き直せているかを確かめてみてください。詳しくは 「1. 中学生が勉強しても成績が上がらない4つの原因と対策」 でご紹介しています。
Q4. 勉強時間を増やせば成績は上がりますか?
-
A:時間を増やすだけでは上がりにくく、時間の使い方を変えることが先です。
まずは演習と解き直しの割合を増やしてみてください。詳しくは 「1. 中学生が勉強しても成績が上がらない4つの原因と対策」 をご覧ください。
Q5. 中高一貫校で成績が下がったら何から見直せばよいですか?
-
A:市販の教材を増やす前に、学校で配付された教材を解けるようにすることが先です。
詳しくは 「2. 【学年・学校別】中学生の成績がどんどん下がる理由」 でご紹介しています。
Q6. やり方を変えても成績が上がらないときの相談先はどこですか?
-
A:まずは在籍校の先生に相談し、それでも変わらない場合は第三者に勉強のやり方から見てもらう方法があります。
家庭教師や個別指導では、解いている場面を見ながらつまずきを確かめられます。詳しくは 「6. 成績が上がらない中学生を支える東大家庭教師友の会」 をご覧ください。学習面以外に気になる様子がある場合は、学校のスクールカウンセラーや専門の相談窓口に相談する方法もあります。
まとめ|勉強しても成績が上がらない中学生は原因から見直す
勉強しても成績が上がらないときは、勉強量を増やす前に原因を見つけることが近道です。わかったつもり、暗記が中心、前の単元の積み残し、テスト前にまとめて勉強の4つのうち、どれに当てはまるかを確かめてみてください。
学年や学校によって下がりやすい時期は異なり、教科ごとに優先することも変わります。テスト本番でも、解く順番と見直しの時間を決めておくだけで点数は動きます。保護者様は、勉強時間よりも「できるようになったこと」に目を向けてみてください。
それでも変わらないときは、第三者に勉強のやり方から見てもらう方法もあります。
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中学生の指導ができる家庭教師の紹介
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
東大家庭教師友の会の特徴
東大家庭教師友の会の4つの特徴
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中学受験対策、大学受験対策に選ばれる理由を動画で紹介
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
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ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
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