1. 中学生が勉強についていけない主な原因

中学生になると、学習の内容と進め方が小学校から大きく変わります。まずは、つまずきが起きやすい3つの原因を整理します。

 

①授業のスピードと難しさが小学校から大きく変わる

中学校では1コマで進む範囲が広がり、教科ごとに担当の教師が変わります。復習の時間を自分で確保できないと、理解が追いつかないまま次に進みやすくなります。

 

▼小学校と中学校で変わること

項目 小学校 中学校
授業の進み方 同じ内容をくり返し扱う場面が多い 1回の授業で進む範囲が広い
教える人 担任が多くの教科を担当 教科ごとに担当が変わる
評価 単元ごとのテストが中心 定期テストで広い範囲がまとめて問われる
生活 放課後の時間を取りやすい 部活動などで帰宅時間が遅くなりやすい

とくに中学1年生の2学期以降は、内容が急に難しく感じられる時期です。この時期に「わからない」が増えるのは、多くの生徒様に起きうることといえます。

 

②前の学年の「わからない」が積み重なっている

数学と英語は、前に学んだ内容の上に新しい内容が重なる教科です。土台の部分が抜けていると、今の単元だけを練習しても解けるようになりにくくなります。

■数学でよくあるつながり

正負の数や文字式でつまずくと、方程式や関数にも影響します。「関数が苦手」に見えて、実は計算の段階で止まっていることがあります。


■英語でよくあるつながり

be動詞と一般動詞の使い分けがあいまいなままだと、過去形・受け身・関係代名詞など、後の単元でも同じところで迷いやすくなります。


■理科・社会でよくあるつながり

用語を覚えることが中心になっていると、理由を問う問題で手が止まります。「なぜそうなるのか」を言葉にする練習が助けになります。

 

③自分に合う勉強法や生活リズムが整っていない

中学校では、自分で計画を立てて勉強を進める力が求められます。やり方が定まらないまま時間だけを使っていると、努力が結果につながりにくくなります。

■ノートを写すことが目的になっている

板書を書き写すことに集中すると、内容を考える余裕がなくなります。書く量を減らし、疑問に思ったことを1行だけ書き足す方法があります。


■答え合わせで終わっている

まちがえた問題に印を付けるだけで終わると、次も同じところでつまずきます。解き直しまでを1セットにすると定着しやすくなります。


■睡眠や食事のリズムが乱れている

就寝時間が遅くなると、日中の集中が続きにくくなります。疲れが続いているときは、勉強量より休息を優先する判断も必要です。

気持ちの面の悩みが背景にある場合もあります。友人関係や部活動の負担が大きいときは、勉強の話から入らず、まず様子を聞くところから始められると安心です。

 

2. 発達障害や不登校で勉強についていけない中学生の背景

同じ「ついていけない」でも、背景によって必要な支援は変わります。ここでは発達の特性と、不登校の時期に学習が進みにくくなる理由を整理します。

 

▼特性ごとに学習であらわれやすいこと

傾向 学習であらわれやすいこと 助けになりやすい工夫
ADHD傾向 学習が途中で途切れやすい。持ち物や提出物の管理に負担がある 1回の学習を短く区切る。提出物を一覧にする
ASD傾向 見通しが立たないと不安が大きい。あいまいな指示が伝わりにくい 手順と終わりを先に示す。具体的な言葉で伝える
LD傾向 読む・書く・計算するなど、特定の場面だけ負担が大きい 読み上げ機能やタブレットなど、負担の少ない方法を使う
不登校の時期 授業を受ける機会が少なく、学習が進みにくい 心身の回復を優先し、短時間から再開する

※傾向のあらわれ方は生徒様によって大きく異なり、複数が重なることもあります。この表は特性を判断するためのものではありません。気になる様子があるときは、学校や医療機関、地域の発達障害者支援センターなどにご相談ください。

 

①【ADHD傾向】注意がそれやすく学習が途切れやすい

興味のあることには長く取り組める一方で、関心が向きにくい課題では集中が続きにくい場合があります。机に向かっていても、別のことが気になって手が止まることがあります。

■学習を短い単位に区切る

「1ページ」「5問」のように終わりが見える単位にすると、取りかかりやすくなります。時間ではなく量で区切る方法も選べます。


■気が散るものを視界から外す

机の上を、今使うものだけにします。スマートフォンは別の部屋に置くなど、生徒様と話し合って決められると続きやすくなります。


■提出物は「見える形」で管理する

カレンダーやホワイトボードに書き出し、終わったら消します。頭の中だけで覚えておく負担を減らせます。

 

②【ASD傾向】見通しや伝え方によって理解が変わる

手順や見通しがはっきりしていると力を発揮しやすく、予定が急に変わる場面や、あいまいな言い方には負担を感じる場合があります。

■終わりを先に伝える

「今日はこの3つをやったら終わり」と最初に示します。どこまでやれば終わるかがわかると、取り組みやすくなります。


■具体的な言葉にする

「しっかり見直して」よりも「計算を1問ずつもう一度たどってみよう」のように、何をすればよいかがわかる言い方が伝わりやすくなります。


■得意な分野を入り口にする

関心の強い分野から学習を広げる方法があります。好きな内容と教科の内容がつながると、学ぶ意欲が保たれやすくなります。

 

③【LD傾向】読み書きや計算に苦手が偏る

全体としては理解できているのに、読む・書く・計算するといった特定の場面だけ負担が大きくなることがあります。努力の量ではなく、読み方や書き方といった学び方が合っていないだけの場合があります。

■読むことに負担があるとき

教科書やプリントの読み上げ機能を使う、行間を広げた紙に印刷する、定規やしおりで今読んでいる行を示すなどの方法があります。


■書くことに負担があるとき

板書を写真で記録する、タブレットで入力する、答えを口で説明してから書くなどの方法があります。


■計算に負担があるとき

途中の式を書く欄を広く取る、マス目のあるノートを使う、九九の表を手元に置くなど、確認しながら進められる形にします。

文部科学省の調査では、通常の学級に在籍する小中学生のうち、学習面または行動面で著しい困難を示すとされた割合は8.8%でした。

 

※この数値は学級担任等の回答にもとづくもので、専門家の判断や医師の診断によるものではありません。文部科学省も、発達障害のある児童生徒の割合を示すものではないとしています。出典:文部科学省「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)」

 

④不登校の時期に学習が進みにくくなる理由

学校に行きづらい時期は、授業を受ける機会そのものが少なくなります。加えて、気持ちの面の負担から、勉強に向かいにくくなることがあります。

■「わからない自分」と向き合う負担がある

勉強を始めることは、進んでいない部分を確かめる作業でもあります。気持ちの準備が整っていない時期は、避けたくなることがあります。


■質問できる相手が身近にいない

学校であれば教師や友人に確認できる場面でも、自宅ではその機会を持ちにくくなります。


■先の見通しが持ちにくい

進路への不安が大きいと、今日やることに集中しにくくなります。不安が和らぐことで、学習に向かえる場合があります。

文部科学省の調査によると、令和6年度の中学校における不登校生徒数は216,266人でした。学校に行きづらい時期があること自体は、けっして特別なことではありません。

 

※出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」

 

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3. 勉強についていけない中学生への保護者様の関わり方

勉強の遅れが気になるときほど、関わり方に迷いやすいものです。ここでは、保護者様ができることと、外部に相談できる窓口を整理します。

 

①自信を守る声かけと避けたい声かけ

生徒様自身も、勉強が進んでいないことに気づいている場合がほとんどです。今の状態を責める言葉より、味方であることが伝わる言葉が力になります。

 

▼言い換えの例

場面 控えたい言い方 言い換えの例
勉強が進んでいないとき 「早く勉強しなさい」 「何から始めると取りかかりやすい?」
点数が下がったとき 「この点数では困るよ」 「どの問題でつまずいたか一緒に見てみようか」
他の生徒様と比べたくなったとき 「〇〇さんはできているのに」 「前より解ける問題が増えたね」
気持ちが沈んでいるとき 「そんなことで悩まないで」 「話したくなったら、いつでも聞かせてね」

他の生徒様とではなく、以前の生徒様ご自身の様子と比べて伝えると、成長が伝わりやすくなります。うまく声をかけられない日があっても、それ自体を気に病む必要はありません。

 

②家で勉強に取り組みやすい環境を整える

環境を整えることは、保護者様が手を出しすぎずにできるサポートです。生徒様と相談しながら決めると、納得して続けやすくなります。

■場所は「集中できるところ」を優先する

自室でなくてもかまいません。リビングのほうが落ち着く生徒様もいます。実際に試してみて決められると確実です。


■始める時間をゆるやかに決める

「夕食の前に15分」のように、生活の流れに沿った形にすると定着しやすくなります。できない日があることも前提にします。


■スマートフォンやゲーム機の使い方は一緒に決める

一方的に決めた約束は守られにくくなります。生徒様の意見を入れて決め、うまくいかなければ見直す形が続きます。

 

③学校に配慮や出席の扱いを相談する

学校には、生徒様の状況に応じて相談できる仕組みがあります。保護者様だけで抱えず、まずは担任の先生に様子を伝えるところから始められます。

■合理的配慮について

合理的配慮とは、障害のある生徒様が他の生徒様と同じように学べるよう、学校が負担になりすぎない範囲で行う調整のことです。障害者差別解消法にもとづき、国や自治体には提供が義務づけられており、2024年4月からは私立学校を含む民間の事業者も義務の対象になりました。学習面では、板書を写真で記録する、テストの時間を延長する、読み上げ機器を使うといった配慮が相談の対象になります。

 

■学校外での学習と出席の扱いについて

教育支援センターやフリースクールに通う、自宅でICT教材を使って学ぶといった学校の外での学習は、一定の要件を満たしたうえで、校長先生の判断によって学校の出席として認められることがあります(指導要録上の出席扱い)。さらに2024年8月には学校教育法施行規則が改正され、欠席している間に行った学習の成果を、学校の判断で成績の評価に反映できることが制度としてはっきり示されました。

 

■相談するときの伝え方

「どの場面で、どのように困っているか」を具体的に伝えると、学校側も対応を検討しやすくなります。相談する内容は、事前に生徒様にも伝えておけると安心です。

※出席や成績の取り扱いは、在籍校および教育委員会の判断によります。運用は地域によって異なるため、必ず在籍中学校にご確認ください。出典:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(令和元年10月通知)」「不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果に係る成績評価について(令和6年8月通知)」

 

 

④スクールカウンセラーなど専門家の力を借りる

学習の悩みの背景に、心身の状態や特性が関わっている場合があります。専門の窓口に相談することで、ご家庭様だけでは気づきにくい視点が得られます。

 

▼主な相談先

相談先 相談できる内容
スクールカウンセラー 学校生活や気持ちの面の悩み。中学校への配置が進んでおり、保護者様も相談できます
教育支援センター(適応指導教室) 学校に行きづらい時期の居場所と学習支援。市区町村の教育委員会が設置しています
発達障害者支援センター 発達の特性に関する相談。各都道府県・指定都市に設置されています
医療機関 心身の状態に関する診察や助言。小児科や児童精神科などが窓口になります

保護者様ご自身が話を聞いてもらえる場を持つことも、大切なサポートの一つです。

 

4. 勉強についていけない中学生の学び直しのコツ

学び直しは、量を増やすことよりも順番が大切です。保護者様が進め方を知っておくと、生徒様に合った声かけや環境選びにつなげやすくなります。

 

▼学び直しの4つのコツ

コツ ねらい
①さかのぼる 解けるところまで戻り、土台をつくり直す
②やり方を変える 読む・書く・聞くのうち、負担の少ない方法に合わせる
③小さな目標を置く できた実感を積み重ね、取りかかりやすくする
④すぐ質問する わからないところを持ち越さず、次に進めるようにする

 

①数学・英語のつまずいた単元までさかのぼる

前に学んだ内容が土台になる数学と英語は、遠回りに見えてもさかのぼるほうが早く戻せます。学年をさかのぼることは後退ではなく、土台をつくり直す作業です。

 

▼さかのぼりの目安

教科 今つまずいている単元 確認したい前の単元
数学 一次関数・連立方程式 正負の数、文字式、一次方程式
数学 図形の証明 平行線と角、三角形の性質、用語の意味
英語 過去形・受け身・現在完了 be動詞と一般動詞の使い分け、語順
英語 長文読解 基本的な単語、文のしくみ

どこまで戻るか迷うときは、教科書の章末問題を前の学年から順に解き、手が止まるところを探す方法があります。

 

②特性に合わせて覚え方や進め方を変える

同じ内容でも、学び方を変えると理解しやすくなることがあります。やり方が合っていないだけの場合もあるため、いくつか試してみる価値があります。

■読むより聞くほうが理解しやすい場合

教科書の読み上げ機能や、解説動画を使います。聞いたあとで問題を解くと、内容が整理されやすくなります。


■書く負担が大きい場合

答えを口に出して説明してから書く、穴埋め形式のプリントを使うなど、書く量を減らす方法があります。


■全体像が見えると理解しやすい場合

単元の初めに「何を学ぶ章なのか」を1行で確認します。図や表にまとめてから細かい部分に入る進め方も合います。

 

③小さな目標で「できた」を積み重ねる

目標が大きすぎると、達成できない日が続いて自信が下がります。「今日はこれができた」と確認できる大きさに区切ることが、続けるための土台になります。

■達成できる量から始める

「1日1ページ」「基本問題を3問」など、確実に終わる量にします。物足りないくらいで十分です。


■できたことを記録する

カレンダーに印を付けるだけでも、積み重ねが目に見えます。空いた日があっても、そこから再開すれば問題ありません。


■結果ではなく取り組みを認める

点数が変わるまでには時間がかかります。まずは机に向かえたこと自体を認める声かけが支えになります。

 

④わからないところをためずに質問する

わからない箇所を持ち越すと、次の単元にも影響します。質問する習慣が身につくと、つまずきが小さいうちに解消できます。

■質問の形にしておく

「この問題の、この行からわからない」とメモしておきます。どこまで理解できているかがはっきりし、答える側も説明しやすくなります。


■聞ける相手を複数持つ

学校の教師、塾や家庭教師の教師、オンラインで質問できる環境など、聞ける先が複数あると持ち越しが減ります。


■質問できないときの理由を確かめる

「聞くのが気まずい」と感じている場合があります。そのときは、1対1で聞ける環境を用意する方法があります。

 

5. 勉強についていけない中学生の高校選びと進路

今の状況からでも、進学できる高校はいくつもあります。選択肢を知っておくことで、日々の不安が和らぎます。

 

①全日制・定時制・通信制の違いと入試の特徴

高校は通い方によって大きく3つに分かれます。学力と登校の状況の両面から考えると、選びやすくなります。

 

▼通い方による違い

種類 通い方 選考の特徴
全日制 毎日登校し、朝から夕方まで授業を受ける 学力検査(筆記試験)と調査書(内申点)が中心。私立には入試の得点を重視する学校もある
定時制 1日の授業数が少ない。夜間だけでなく、日中に通える学校もある 学校により異なる。東京都のチャレンジスクールは学力検査と調査書を使わず、志望理由などを書く志願申告書・作文・面接で選考する
通信制 自宅での学習とレポート提出が中心。登校は月に数回程度 調査書を重視しない場合が多い

東京都の場合、都立高校の入試では令和5年度の入学者選抜から、調査書に欠席日数を記入する欄がなくなっています。また、全日制のなかにも、基礎から学び直せるよう少人数の授業などを取り入れたエンカレッジスクールがあります。

※入試の方法や調査書の扱いは都道府県によって異なります。お住まいの地域の制度は、中学校の先生や各校の募集要項でご確認ください。

 

②中高一貫校で内部進学が不安な場合の選択肢

中高一貫校では進度が速く、一度つまずくと戻しにくいと感じる生徒様もいます。進級や内部進学の基準は学校ごとに異なるため、まずは学校に確認することが出発点になります。

■今の学校で立て直す

補習や追試の制度を確認し、必要な単元を補います。学校の進度とは別に、土台を固める時間を確保する方法があります。


■高校受験に切り替える

外部の高校を受験する選択もあります。学校の学習と受験対策では必要な内容が異なるため、早めの情報収集が役立ちます。


■通い方を変える

登校の負担が大きい場合は、定時制や通信制も選択肢になります。学びたい内容から考えると、選びやすくなります。

 

 

③高校からの学び直しで大学進学をめざす道

中学の内容に不安が残ったまま高校に進んでも、そこから立て直すことはできます。基礎からやり直せる高校や、進学支援に力を入れる学校もあります。

■基礎から学べる高校を選ぶ

少人数の授業や、中学内容の復習から始める科目を用意している学校があります。学校説明会で確認できます。


■通信制・定時制から大学進学をめざす

自分の時間を確保しやすいため、受験勉強に時間を充てられる場合があります。学校のサポート体制もあわせて確認します。


■複数の入試方式を知っておく

大学入試には、学力試験だけでなく総合型選抜や学校推薦型選抜もあります。関心のある分野を深めた経験が生きる場合があります。

 

 

6. 勉強についていけない中学生に合う学習環境の選び方

ご家庭様だけで進めることが難しいときは、外部の環境を使う方法があります。それぞれ役割が違うため、今の状況に合うものを選べると続きやすくなります。

 

①塾・家庭教師・通信教材・フリースクールの特徴を比べる

それぞれに向いている場面があります。費用だけでなく、生徒様の負担の大きさもあわせて考えられると安心です。

 

▼主な学習環境の比較

選択肢 向いている場面 気をつけたい点
集団塾 学習のペースをつくりたい。周囲と一緒だと取り組みやすい 進度が決まっているため、さかのぼりの学習には向きにくい
個別指導塾・家庭教師 前の学年に戻りたい。質問しやすい環境がほしい 教師との相性によって進み方が変わる
通信教材・映像授業 自分のペースでくり返し学びたい。費用を抑えたい 一人で進める必要があり、質問の機会は限られる
フリースクール・教育支援センター 日中の居場所がほしい。学習と生活の両面を支えてほしい 施設により方針や費用が異なる。見学して確かめたい

1つに絞る必要はありません。教育支援センターに通いながら家庭教師で学習を補うなど、組み合わせる方法もあります。

 

②発達特性や不登校の状況に合う環境を選ぶ

同じサービスでも、生徒様の状況によって向き不向きが変わります。「無理なく続けられるか」を最優先に考えると、選択を誤りにくくなります。

 

▼状況別に確かめたいこと

状況 確かめたいこと
特性に合わせた進め方を求める場合 進度や課題量を調整できるか。指示の伝え方を相談できるか
登校の負担が大きい場合 自宅で受けられるか。オンラインに対応しているか
体調に波がある場合 日程を変更できるか。キャンセル時の費用はどうなるか
人と話すことに不安がある場合 少人数か1対1か。教師を交代できる仕組みがあるか

 

 

③体験で無理なく続けられるかを確かめる

資料だけで判断するのは難しいものです。体験の機会があれば、実際の様子を見てから決められます。まずは、体験の当日に見ておきたい点をまとめます。

 

▼体験の当日に確かめたいこと

■生徒様の表情と反応を見る

説明のわかりやすさだけでなく、話しやすそうにしているかを確かめます。続けられるかどうかに直結します。


■今の状況を先に伝えておく

どこでつまずいているか、どのような配慮があると助かるかを事前に伝えると、体験の内容が合いやすくなります。


■生徒様と相談してから決める

本人に知らせないまま入会まで決めると、その後の意欲に影響します。最後は生徒様が選べる形が理想です。

ここまでは、体験を受けるときに確かめたい点です。そもそも1対1の指導が合っているかどうかを迷われる場合は、次のような様子が判断の手がかりになります。

 

▼1対1の指導が向いているかの目安

・集団の場では質問できず、わからないまま持ち帰ってくる

・学年をさかのぼった学習が必要だが、塾の進度とは合わない

・体調や気持ちに波があり、決まった曜日に通うことが難しい

・特性に合わせて、進め方や課題量を調整してほしい

 

7. 勉強についていけない中学生を支える東大家庭教師友の会

東大家庭教師友の会は、家庭教師事業を始めてから26年になります。ここでは、勉強についていけないと悩む中学生の生徒様を支える4つの特徴をご紹介します。無料体験授業(150分)も実施しています。

 

①相性を重視して東大生・難関大生の教師をご紹介

当会には、東大生をはじめとする難関大学の教師が多数在籍しています。学力だけでなく、面接と模擬授業を通じて、筋道を立てて説明できるかを確かめたうえで選考しています。

■年の近い教師だから話しやすい

学生の教師は、勉強を教わる相手であると同時に、少し年上の先輩でもあります。学校の話や進路の話を気軽にできる存在になることがあります。


■相性を最重視してお探しします

性格やご希望をうかがったうえでご紹介するため、最短で1週間程度のお時間をいただいています。


■教師交代費は0円

合わないと感じた場合の交代に費用はかかりません。指導キャンセル料や解約費も0円です。

 

②生徒様ごとの指導計画で学年をさかのぼって学べる

当会では、生徒様ごとに指導計画を作成し、進み具合を管理しています。集団の進度に合わせる必要がないため、必要な単元まで戻って学び直せます。

■つまずきの場所を一緒に探します

「数学が苦手」ではなく、どの単元のどの段階で止まっているかを確かめてから計画を立てます。


■進め方は状況に合わせて調整します

課題の量や説明の仕方について、ご家庭様からご要望をうかがいながら進められます。気になる点は、お申し込み前のご相談でお伝えください。


■指導報告で様子をお伝えします

その日の指導内容と様子を記録してお届けするため、保護者様も進み具合を把握できます。

 

③対面指導とオンライン指導から選べる

ご自宅に教師が伺う対面指導と、オンラインでの指導のどちらも選べます。生徒様の状況に合わせて、負担の少ない形をお選びいただけます。

■対面指導

ご自宅で受けられるため、通う負担がありません。同じ空間で学ぶことで、集中しやすいと感じる生徒様もいます。


■オンライン指導

人と会うことに不安がある時期でも始めやすい形です。対面の指導可能エリア外にお住まいの場合もご利用いただけます。


■途中での切り替えもできます

始めたあとに形を変えることもできます。まずは負担の少ない方から始める選び方もあります。

 

④指導のない日も学べるオンライン自習室

当会では、Zoomで参加できるオンライン自習室を開講しています。教師が常駐しているため、指導のない日でも質問しながら自学を進められます。

■顔出しなしで参加できます

カメラをオンにする必要はありません。質問は、少人数の部屋に分かれて話すこともチャットで送ることもできます。


■予約不要・入退室自由

開講時間内であれば、30分だけの利用もできます。体調に合わせて使い方を調整できます。


■追加料金はかかりません

ご入会後の利用料は、学習サポート費に含まれています。

 

▼あわせて読みたい
「オンライン自習室のご案内」

 

 

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8. 勉強についていけない中学生に関するよくある質問

Q1. 発達障害の診断がなくても、特性に合わせた学び方はできますか?

  • A:できます。診断の有無にかかわらず、困っている場面に合わせて進め方を工夫することは可能です。

詳しくは 「2. 発達障害や不登校で勉強についていけない中学生の背景」 をご覧ください。

 

Q2. 不登校の期間があっても進学できる高校はありますか?

  • A:あります。通信制高校や定時制高校のほか、調査書を重視しない全日制高校もあります。

詳しくは 「5. 勉強についていけない中学生の高校選びと進路」 をご覧ください。

 

Q3. 中学3年生からでも学び直しはできますか?

  • A:できます。教科と単元を絞れば、限られた期間でも立て直せる場合があります。

進め方は 「4. 勉強についていけない中学生の学び直しのコツ」 をご覧ください。

 

Q4. 勉強に気持ちが向かない日は休ませてもよいですか?

  • A:休む日があってかまいません。体調や気持ちの回復を優先する判断も、大切な選択です。

再開する日は量を減らすと、取りかかりやすくなります。気持ちの落ち込みが長く続く場合は、スクールカウンセラーや医療機関にご相談ください。

 

Q5. 塾と家庭教師はどちらが合っていますか?

  • A:学習のペースをつくりたい場合は塾、前の学年にさかのぼりたい場合は家庭教師が向いています。

比較は 「6. 勉強についていけない中学生に合う学習環境の選び方」 をご覧ください。

 

Q6. 学校に行けていない時期でも家庭教師は利用できますか?

  • A:ご利用いただけます。ご自宅での対面指導のほか、オンライン指導もお選びいただけます。

指導の曜日や時間帯は、生徒様の生活リズムに合わせて調整できます。詳しくは「不登校の生徒様向け家庭教師なら東大家庭教師友の会」をご覧ください。

 

まとめ|勉強についていけない中学生は一歩ずつ学び直せる

中学生が勉強についていけなくなる背景には、授業の進み方との相性や、その時々の心身の状態など、さまざまな要素が重なっています。

 

まずは生徒様の自信を守る関わり方を大切にしながら、わかるところまでさかのぼって学び直すことが、遠回りに見えて確実な方法です。

 

進学できる高校の選択肢は、思っている以上に多くあります。保護者様だけで抱え込まず、学校や専門の窓口、学習を支えるサービスも頼りながら、一歩ずつ進めていきましょう。

 

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中学生の指導ができる家庭教師の紹介

東大家庭教師友の会 | 稲永先生

稲永先生

  • 女性
  • 東京大学 教養学部
  • 渋谷教育学園幕張高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私は、中学受験から高校卒業に至るまで、周囲の学習をサポートすることに強い喜びを感じてまいりました。 特に、理解につまずいている生徒様に対しては、積極的にアドバイスを提供し、学力向上を支援してまいりました。 これまでの指導経験では、例えば地理の暗記に苦手意識を持っていた生徒様がいました。 私との反復学習を重ねることで、その生徒様は学年が変わる前には見事満点を取得できるようになりました。 どのような生徒様に対しても、一人ひとりの理解度とペースに合わせ、粘り強く丁寧に指導することをお約束いたします。 生徒様が着実に理解を深め、自信を持って学習に取り組めるよう、全力でサポートさせていただきます。

当会からの紹介

穏やかで親しみやすい人柄が、生徒様からの信頼を厚くしている教師です。 指導においては、まず生徒様の理解度を丁寧に把握することに注力する教師です。生徒様一人ひとりの学習意欲を最大限に引き出し、内発的な動機付けを促す目標設定を大切にする教師です。 授業においては、体系的な復習と反復演習を通じて、確実な知識定着を図ることに長けた教師です。生徒様の小さな成長も見逃さず、前向きな声かけで自信を育みながら、粘り強くサポートする教師です。

#SAPIX出身 #鉄縁会出身 #東進出身
東大家庭教師友の会 | 相川先生

相川先生

  • 女性
  • 東京大学 理学部
  • 洗足学園高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私は高校時代に、英検5級から準1級まで取得し、短期研修にも3回参加するなど、英語学習に力を入れてまいりました。また、高校時代は理系科目が苦手であったにもかかわらず、理系を選択し、東京大学に合格することができました。そのため、苦手科目との向き合い方や受験のテクニックなどについて、具体的なアドバイスをさせていただけます。指導経験といたしましては、トモノカイの学習メンターとして、英語、数学、物理、化学を指導してまいりました。また、河合塾MEPLOの大学生メンターとして昨年まで高校生の生徒様の学習相談に携わっていた経験もございます。このため、学習内容に関するご質問だけでなく、進路相談や学習計画の立て方など、幅広い面で生徒様のお役に立てると存じます。

当会からの紹介

礼儀正しく、大人っぽく落ち着いた印象の教師です。分析力が高く、根拠を明確かつわかりやすく言語化して伝えることができ、疑問を残さない授業を目指します。苦手科目を克服した経験がございます。生徒様の気持ちに丁寧に寄り添い、必要な改善策や学習計画を具体的に示していきます。

#日能研出身 #英検所持
東大家庭教師友の会 | 中田先生

中田先生

  • 女性
  • 東京大学 教養学部
  • 洛南高等学校
  • 中学受験経験あり

自己紹介

私自身、中学校に入学するまで、英語学習の経験はございませんでした。同級生と比較すると遅れて英語学習を開始したものの、徐々に長文読解ができるようになる喜びと、将来英語を役立てたいという強い思いから、学習時間の多くを英語に充ててまいりました。 音読やシャドーイングの習慣化、オンライン英会話の活用など、真摯な学習姿勢を継続することで、着実に英語力を向上させることができました。 これまでの経験から、英語学習は一朝一夕にはいかないものの、着実な努力が必ず実を結ぶ科目であると確信しております。 生徒様には、その喜びと達成感を実感していただきたいと強く願っております。具体的な指導においては、生徒様一人ひとりのペースに合わせて学習の習慣化を強力にサポートし、英語力の着実な向上を目指してまいります。

当会からの紹介

生徒様の学習意欲を自然に引き出すことに長けた、温厚で明るい人柄が魅力の教師です。 英語指導においては、個々の生徒様の学習状況を深く理解することから始めます。着実に実力を伸ばすための学習習慣の定着を重視しており、生徒様が自律的に学習に取り組めるよう丁寧に支援します。 生徒様のモチベーションを常に高く保ちながら、目標達成へ向けた具体的なロードマップを共に描き、粘り強く伴走する教師です。

#日能研出身 #河合塾出身 #英検所持
東大家庭教師友の会 | 松田先生

松田先生

  • 男性
  • 東京大学 医学部
  • 灘高等学校
  • 中学受験経験あり
  • 指導塾対応

    SAPIX

自己紹介

私は中学受験では5年生から入塾し、周りと比べて基礎が圧倒的にできていない状態でのスタートとなりました。その際、基礎を自分で補いながら勉強しておりましたが、周りになかなか成績が追い付かず苦しんだ経験があります。何がわからないかを自分でもわからない状態で宿題をこなしていくだけの勉強はとても手詰まり感がありましたが、当時お世話になっていてた先生と自分が何をわかっていないかを言語化し、基礎に立ち返って弱点をひとつづつ潰していく過程で、基礎の重要性と弱点を言語化していくことの重要性を実感し、無事に合格を果たすことができました。
また、大学受験ではスタートで出遅れた中学受験の反省を生かし、中三の秋に鉄緑会に入塾し数学をはじめ、高校から英語も取り始めました。しかし自分だけでは成績も伸び悩み、数学はクラス内でも最下位近く、英語も単語テストさえまともに取れない有様でした。そのため、数学は講師の先生にわからないところを毎回質問しにいき、英語は基礎を中心としたクラスでこれも基本的な文法から丁寧に教えてもらい、最後には理科三類もB判定を安定して取れ、現役合格を果たすことができました。
いずれの場合においても、私の立場に立って何ができていないのかを適切に助言し、厳しく𠮟ってくれる先生との出会いが、私にとって非常におおきな手助けとなったことを実感しております。集団塾ではなかなか一人ひとりには目が届かず、自主的に動かなければこういった指導を受けることは難しいですが、個別指導ではより一人ひとりにこういったきめ細かな指導ができると確信しております。まずは体験だけでも構いませんため、お気軽にお申し付けください。合格に向けて頑張っていきましょう。

当会からの紹介

穏やかで礼儀正しく、責任感の強い教師です。傾聴力があり、丁寧に生徒様の状況に寄り添い、課題改善のための最良な方法をご提案し、進捗を細やかに見守ります。粘り強く接することで、生徒様がわかるようになる喜びを感じていただき、向上心につなげる指導を心がけております。

#鉄縁会出身

上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。

 

東大家庭教師友の会の特徴

東大家庭教師友の会の4つの特徴

生徒様に選ばれ続けて26年!“累計指導実績2万名”

生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。

特徴

01

特徴

教師は現役東大生・難関大生・難関大卒プロ

特徴

02

特徴

指導力が高く、生徒様と相性のよい教師をご紹介

特徴

03

特徴

生徒様ごとの指導計画・進捗管理などの学習サポート

特徴

04

特徴

後払い制・身分保証など、安心安全のシステム

中学受験対策、大学受験対策に選ばれる理由を動画で紹介

 

東大家庭教師友の会の料金

 

当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。

ご入会時

体験授業料0円

ご入会金 22,000

体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。

月々のお支払い

指導料
コース料金×受講時間
交通費
実費
学習サポート費
3,300円

交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。

東大家庭教師友の会「7つの0円」

体験料
0円
教師交代費
0円
指導キャンセル料
0円
更新費
0円
解約費
0円
兄弟/姉妹入会費
0円
再入会費
0円

ご利用の流れ

STEP 1

お問合せ

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お問合せ

お問い合わせの際には、授業科目、曜日・時間、スケジュール、教師の希望条件(学歴・性別・性格)などご要望をお気軽にお申し付けください。 お問い合わせを頂いた後、成績状況や教師への希望条件などをお伺いするためご連絡をさせていただきますが、当会では積極的な勧誘のお電話は致しませんのでご安心下さい。

STEP 2

教師選考

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教師選考

当会に在籍している約38,000名の教師の中から、ご家庭様にぴったりな教師をお探しします。 教師選考では「①在籍教師に立候補を募る」→「②熱意のある教師が立候補」→「③書類選考:経歴等の条件を審査」→「④面接選考:指導力・人間性を審査」の手順で選考を行います。 ご家庭様にご紹介する教師は、選考の結果、自信をもってご紹介できると判断した教師のみです。

STEP 3

無料体験授業

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無料体験授業

実際にご紹介した教師が、生徒様と本当に相性が良いのか確認していただくため、150分間の無料体験授業を行っていただきます。 体験授業では、「教科指導(90分)」「学習計画作成(30分)」「面談(30分)」を実施いたします。 万が一、生徒様と教師の相性に不一致を感じられた場合は、何回でも教師交代が可能ですので、お気兼ねなくお申し付けください。

STEP 4

ご入会

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ご入会

教師の指導にご納得いただけましたら、ご入会となります。 ご入会後は、直接教師とやりとりをしていただき、授業日時等柔軟にお決めいただくことが可能です。 教師の了承があれば、授業日時等は当会に連絡なく変更していただいて構いません。 また、教室に直接伝えるのは憚られるようなご要望等がございましたら、当会スタッフが相談・仲介にあたりますので、いつでもお気兼ねなくお申し付けください。

 

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受付時間
11:00 – 20:00(平日)
11:00 – 16:00(土曜)

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