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1. 日能研の学習力育成テストとは?

日能研の学習力育成テストは、授業内容の理解度を測るための復習テストです。

日能研に通室する生徒様が対象で、4年生前期から始まります

テストの点数は、クラス分けの基準の一つとなっています。

範囲や傾向はあらかじめ決められているので、きちんと対策すれば、高得点を取ることは十分可能です。

4・5年生

6年生

試験回数

2週に1回

前期:原則週1回(公開模試の開催週は除く)。

後期:2週に1回

開催曜日

土曜日

日曜日

受験科目

4科目(国語、算数、社会、理科)、または2科目(国語、算数)

4科目(国語、算数、社会、理科)、または2科目(国語、算数)

配点

・国語、算数(150点満点)
・社会、理科(100点満点)

・国語、算数(150点満点)
・社会、理科(100点満点)

時間

・国語、算数(40分)
・社会、理科(25分)

・国語、算数(150点満点)
・社会、理科(100点満点)

 

2. 学習力育成テストの出題範囲・難易度について

①出題範囲

国語・算数 理科・社会
4年生 カリキュラム2回分 カリキュラム1回分
5年生 カリキュラム2回分 カリキュラム2回分
6年生前期 カリキュラム1回分 ※ カリキュラム1回分 ※
6年生後期 カリキュラム2回分 カリキュラム2回分

※公開模試を挟むときは2回分

 

②出題傾向と難易度

授業で習った内容の確認が大半を占めます。

ただし、共通問題の後半には、授業で扱わなかった問題も出題されることがあります。

また、応用問題には、授業で習わない入試問題に類似した実力問題、記述式問題も出されます。

同様の復習テストは他の大手塾でも実施されますが、日能研の学習力育成テストの難易度は比較的易しめです。

 

(1)国語・算数

共通問題(100点)と、基礎問題(50点)または応用問題(50点)の計150点

標準クラスは、「共通問題」と「基礎問題」を受験。

上位クラスは「共通問題」と「応用問題」を受験。

 

(2)社会・理科

共通問題(70点)と、応用問題(30点)の計100点

全学年、クラスにかかわらず同じ問題を受験。

 

国語・算数は、以下の点数を目標の目安とすると良いでしょう。

【共通問題+基礎問題を受験する場合】

共通問題100点と基礎問題50点の、150点満点中100点が第一目標です。

 

【共通問題+応用問題を受験する場合】

共通問題100点と基礎問題50点の、150点満点中100~120点が目標点数となります。

 

3. クラスの昇降基準

生徒様の努力や頑張りが反映されるのは、やはりクラスの上がり下がりです。

特に保護者様は、志望校合格に近づくためクラスアップを願ってやまないのが、正直なところでしょう。

では、その基準はどういったものなのでしょうか?

 

①クラス替えの頻度・基準は?

頻度 ・4年生、5年生:約2カ月に1度
・6年生:ほぼ毎月

基準

・「学習力育成テスト」の共通問題の順位

・「学習力育成テスト」の基礎問題、応用問題の点数
・「全国公開模試」の順位

 

②テスト後には毎回、席替えがあります!

日能研では、学習力育成テストや全国公開模試など、毎回のテスト後、成績順に教室での席順が変わります

最前列の真ん中がクラス1位の席で、その両隣が2位、3位。またその隣が4位、5位という仕組みで、以後、順々に列が後ろになっていきます。

「テストごとに席順が変わるのはリアル過ぎる」と話される保護者様もいらっしゃいますが、あまり深刻に考え過ぎず、前向きに取り組んでください。

 

4. 日能研の学習力育成テストで点数が上がらない…ありがちな3つの原因

毎週のように行われる日能研の育成テスト。

「今回こそは」と親子で意気込んでも、結果を見てがっかり…という経験はございませんか?

 

「授業も宿題も真面目に取り組んでいるのに、なぜか点数に結びつかない…」

「テスト直後は『できた!』と言っていたのに、答案を見るとケアレスミスだらけ…」

 

点数が取れない原因は、生徒様の努力不足や能力だけの問題ではありません。

学習力育成テストの点数が伸び悩む生徒様には、いくつか共通した「つまずきの原因」があります。

原因1:テスト範囲が定着していない

生徒様は授業を聞いて、「わかったつもり」になっていませんか?

授業やテキストの内容が分かることと、その知識をテストで正しく使えるかは別の話です。

  • 「わかったつもり」になっている生徒様は、授業を聞く・テキストを読むことに満足してしまい、実際に手を動かして問題を解く量が、不足している場合が多いです。

  • また、宿題や問題集を解いた後、丸付けをして終わりになっていませんか?

  • なぜ間違えたのか、どうすれば次は正解できるのか、という振り返りのプロセスが抜けている場合は、要注意です。

原因2:解けるはずの問題を落としている

  • 思ったより点数が取れていない場合は、計算ミスや漢字ミスを起こしている可能性が高いです。

  • 素早く正確に計算する、漢字を丁寧に書く、というのは日ごろからの習慣付けが重要です。

  • テスト本番で計算・漢字ミスをする生徒様は、この日々の継続ができていない可能性が高いです。

  • また、問題には正確に答えられていますか?

  • 「先頭の5字を抜き出しましょう」など、さまざまな問い方があるので、問題にきちんと答えるということを、毎日の学習でも意識しましょう。

原因3:テスト後の復習・解き直しが効果的にできていない

学習力育成テストの後の復習・解き直しは、ただ答えを写すだけの「作業」になっていませんか?

間違えた問題の解説を読み、赤ペンで答えをノートに写すだけでは、生徒様の頭には何も残りません。

  • テストの点数やクラスの昇降だけを見て、一喜一憂せず、テスト結果は次の行動に繋げる出発点と捉え、テストの復習・解き直しに取り組みましょう。

5. 【学年別】学習力育成テストの対策方法

学習力育成テストのタイミングで、テスト範囲の振り返りをすることで、日能研のカリキュラムを効果的に身につけることができます。

① まずは基本!全学年・全科目に共通する学習サイクル

塾には、その塾にあった学習のシステムやサイクルがあるものです。

日能研の理想的なサイクルは、以下の通りです。

 

授業を受け、間違えた問題を解き直す。

 

⬇︎

 

宿題『栄冠への道』を解き、間違えた問題を解き直す。

 

⬇︎

 

学習力育成テストを受け、テストの復習を行う。

 

日能研では予習ではなく、解き直しに重きを置くほうが賢明です。

解き直しの際には、「解き方を丸暗記しない」ことに気をつけましょう。

学習力育成テストは復習テストですから、解き方を暗記すれば、ある程度の点数を取ることはできます。

ですが、それでは本番の入試には通用しません。

学習は、解き方・考え方を理解することが大切になります。

 

 

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②【4年生】基礎の定着のための対策

国語

内容を「正しく理解する」練習をする

授業で扱った文章と、宿題に出た『栄冠への道』の文章を音読し、内容を誰かに語ってみましょう。

算数

計算力を身につける

計算問題は『計算と漢字』教材を用いて、時間を測りながら、毎日取り組みましょう。10問を7分〜10分間が目安です。1回で正解することを目標にしましょう。

授業と宿題で、間違った問題の解き方を見直して、テストに臨むことが大切です。

理科・社会

興味付けを最優先に

あまり点数や結果にこだわらなくてよろしいかと思います。授業の内容をしっかり理解できているかを『栄冠への道』で確かめましょう。

 

③【5年生】ケアレスミスをなくし、得点を伸ばすための対策

国語

得点力を身につけるための習慣

漢字の読み書きは『計算と漢字』を用いて、「トメ、ハネ、ハライ」に注意しながら完璧にします 。書き損じが多いときは、前学年の教材に戻ってやり直しましょう。

「正しいものを1つ選びましょう」「先頭の5字を抜き出しましょう」など、問い方にも慣れていきましょう。テキストの本文や問題文に、線を引くようにすると良いです。聞かれたことに正確に答える習慣を身につけましょう。

算数

基礎問題を落とさないようにする

分数、小数の四則混合計算の単元で、確実に高得点を取ってジャンプアップしていきましょう。

5年生は、中学受験の単元の基礎部分をすべて学習します。授業と宿題で、間違った問題の解き方を見直して、テストに臨むことが大切です。

また問われていることに、正しく答える練習をしましょう。普段から、問題文にチェックをいれる癖をつけるといいでしょう。

理科・社会

基本事項の暗記に取り組む

授業が週1回となり、テスト範囲が2回分に広がります。基本姿勢は4年生と変わりませんが、理科の生物や地学、社会の地理や歴史などの暗記分野は、しっかりと見直したうえでテストに臨みましょう。

 

④【6年生】受験を意識した具体的な対策

国語

内容を正しく読み取り、自分の言葉で表現する

授業で扱った文章や、宿題の『栄冠への道』の文章を要約し、誰かに語ってみましょう。自分の言葉で、正しく記述できるようになることが大切です。

またテスト対策のために、黙読で取り組むようにしましょう。他の読書も並行して行い、語彙力を増やしましょう。

算数

効率を考えて、復習する

5年生のときの単元の正答率を参考に、自分の得意不得意を理解したうえで、授業に臨みましょう。

授業と宿題で間違った問題の解き方を見直して、テストに臨むことが大切です。ただし、特訓授業や過去問演習もありますから、効率の良さが大切になります。

テストの軸足は徐々に、学習力育成テストから全国公開模試へ移していきましょう。 

理科・社会

理解を深めて定着させる

『栄冠への道』で考え方を整理し、『メモリーチック』で知識を定着させ、テストに臨むリズムを身に付けます。目標とする得点率は75%です。

 

6. テスト結果が悪かった際の次への繋げ方|復習・家庭内のサポート

①「正答率」を活用した効率的な復習

テスト後の復習には、正答率表を利用することをおすすめします。

これは復習する問題を絞る、という方法になります。

具体的にどのように絞るのかは、現在の所属クラスに応じて、正答率表をに決めればいいでしょう。

上位クラス 正答率20%以上で間違っている問題

中位クラス

正答率40%以上で間違っている問題
下位クラス 正答率60%以上で間違っている問題

4・5年生のあいだは復習する教科を国語、算数の2科目にして、見直す問題数を絞るのも効果的な方法です。

算数、国語を優先すべき理由

・入試の主要教科である国語、算数を優先する
・まずは「学習サイクル」の確立が先決であり、テスト後の復習を習慣づける

これにより、勉強を嫌いにならない程度に量を抑えておくこともできます。

 

②計算・漢字は毎日のルーティンで基礎力を固める

学習力育成テストだけではなく、本番の入試でも、大半の中学校では計算問題や漢字の書き取りが出題されます。

そこでおすすめなのは、毎朝30分間いっしょに『計算と漢字』という日能研の教材に取り組む、というものです。

特に、以下2点を抑えると良いでしょう。

 

①決まった時間に取り組むこと
②生徒様にまかせっきりにせず確認に付き合うこと

 

 

③間違った問題の正答率を『本科テキスト』に残しておく!

4教科の間違った問題の正答率を、『本科テキスト』の類題に書き写しておくことをおすすめします。

その理由は、生徒様はもちろん、保護者様も一目で得意不得意、これから力を入れるべき単元が分かるからです。

日能研では、学年が上がるごとに同じ単元を難度を少しずつ上げながら、繰り返し学習するため、次回同じ単元を学習する際に、その正答率を参考にすることができます。

これは本科教室の復習をする春、夏、冬の期間講習でもいえることで、生徒様の苦手を知ってから、授業を受けるとスムーズな習得につながります。

生徒様は「苦手だなあ」と嫌な気持ちになるのではなく、「また一から頑張ろう!」という気持ちで臨むことが大切です。

先ほどの、正答率表も参考に、復習すべき単元を決めましょう。

▼日能研についていけない際の対策の詳細は、以下ページも併せてご覧ください。

「日能研についていけない」悩みを解決!原因と対処法を徹底解説!

日能研ユリウス個別指導ってどんな塾?評判・口コミ、費用等を解説!

 

④ご家庭内のサポート

学習サイクルを身に付けるのは、小学生の生徒様だけでは難しい場合が多いです。

そのため、成績アップには保護者様の手助けが大事になります。

生徒様へのサポートは、主に以下の通りです。

 

・授業の間違い直しの箇所の選定
・宿題の〇付け
・間違い直し問題のチェック

 

小学生ですから、細かく丁寧にサポートすれば効果はあがります。

ですが、これらすべてをご家庭様だけで解決するのは大変な場面もあり、また親子だからこその反抗もありえます。

そのようなときには日能研の教室に相談をしたり、あるいは家庭教師といった第三者に委ねても良いでしょう。

 

最後に

今回は日能研の「学習力育成テスト」の概要と対策のポイント、そして教科別の学習方法について解説しました。

毎回のテストでは「良ければ喜び」「悪ければ一憂せず」に、生徒様と一緒に取り組んでいきましょう。

テスト結果には「あんなに努力をしたのに」と残念に思うことはつきものです。そこは感情的にならず継続を心がけてください。

それでも成績の伸びがみられないとき、生徒様とのコミュニケーションが取りづらくなたっときなどは、「日能研の教室に早めに相談をする」また「勉強を見てくれる第三者に任せる」ことも一つの手です。

▼当会では、日能研生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

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