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1. 日能研TMクラスの校舎・入室基準は?偏差値やテストを解説
日能研の関東系列に設置されているTMクラスは、首都圏をはじめ、全国の最難関校に合格を目指す「最高峰の選抜制クラス」です。
①TMクラスの設置校舎
【TMクラスが設置されている校舎】 ・自由が丘校
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②入室基準となる偏差値・全国模試の順位
評価対象 |
対象 |
開催時期 |
目的 |
基準 |
学習力育成テスト |
日能研に通う生徒様が対象 |
二週間に一度 |
授業内容の理解度を測るため |
偏差値65以上 |
全国公開模試 |
日能研に通わない生徒様も対象 |
月に一度 |
全国の中学受験生の実力を判定するため |
上位300位以内 |
2. そもそも日能研のTMクラスとは?他クラスとの違い
TMクラスは「トップオブマスター」の略で、特に学力の高い生徒が集まります。
授業は他クラスよりも内容が高度で、難関中学合格実績のある講師陣が担当します。
他にも、以下のような特徴があります。
主な特徴 ・授業スピードが速い
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講師や授業内容は異なりますが、毎回の授業時間や、毎月の授業料は他クラスと同じです。
注1:TMプリントについて
授業や家庭課題では、実際の入試問題や難問が掲載された「TMプリント」を使用します。
解答解説は付いていませんが、担当講師が一人ひとり丁寧に採点・コメントを返却するため、深い理解と学習の定着が促されます。
注2:算数と国語の特別授業について
国語の記述力や算数の論理的読解力を強化できる月1回の「目指せ難関校!特訓講座」が開講されています。
また、算数は毎週ZOOMにて、発展的な内容を取り扱う授業があります。
3. 日能研のTMクラスに在籍している生徒様の特徴
TMクラスには、偏差値70以上の最難関校(筑駒・開成・桜蔭など)を目指す、全国の優秀な生徒が集まっています。
授業では、生徒同士のディスカッションが活発に行われ、和やかな雰囲気の中で相互に刺激を受けながら思考を深めているのが特徴です。
生徒は主体的に学び、難問にも「この問題、面白そう!」と楽しみながら取り組むような、挑戦意欲の高い学習態度が見受けられます。
TMクラスでは志の高い仲間と切磋琢磨することで、日々成長できる環境が整っています。
4. 日能研のTMクラスを目指す際に、よくあるお悩み
◾️ TMクラスに上がる勉強法がわからない… ◾️ モチベーションが維持できない… ◾️ 家庭学習で集中できない…
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TMクラスを目指すことは、生徒様にとって高い目標となります。
ここでは、TMクラスを目指す際によくあるお悩みについて、詳しく見ていきます。
① TMクラスに上がる勉強法がわからない…
TMクラスに入るためには、がむしゃらに勉強するだけではなく、効率的・効果的な勉強を行うことが求められます。
特に、学校や他の習い事とのバランスを取るため、これ以上の学習時間を確保することが難しいというお悩みを抱える生徒様もいらっしゃいます。
「限られた時間の中で、勉強の内容を取捨選択し、効率的に成績を上げていく」ことができる勉強法が、とても重要になってきます。
②モチベーションが維持できない
TMクラスに入ったあと燃え尽きてしまい、勉強自体が嫌いになってしまったとなっては本末転倒です。長期間にわたって、高いモチベーションを維持し続けることは、容易ではありません。
特に、一時的に成績が下がってしまうと、学習意欲が低下することがあります。
そんな時に、「どのように声かけをして、モチベーションを保たせればいいのか」と悩まれる保護者様は非常に多いです。
③家庭学習で集中できない…
生徒様も小学生ですので、ゲームや漫画などが近くにあると、どうしても誘惑に負けてしまうことが多くあります。
家庭内で生徒様が勉強に集中できるスペースをどのように作れば良いかと悩まれる保護者様は多いです。
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5. TMクラスに入るための勉強法とは
TMクラスに入るためには、日々の効果的な勉強の積み重ねが重要です。
では具体的にどのような勉強法が効果的なのか解説していきます。
①わからないことを放置しない
TMクラスに入るために生徒様が行うべきことは、日々の塾の授業をしっかり聞き、わからない問題があれば、必ず授業後に先生に質問をしに行くことです。
「わからないまま問題を放置してしまっている」ということが、一切ないようにする必要があります。
TMクラスの問題は発展的で難易度の高いものが多いため、わからない問題を後回しにせず、すぐに解決する姿勢を、予め身に着けておくことが大切になります。
②ご家庭での声掛け、サポート
保護者様は、生徒様が勉強に集中できる環境を整えることが最も重要です。
しかし、生徒様に頑張って欲しいあまりに、言い過ぎてしまう保護者様も少なくありません。
そこで、NGな声かけや対応、推奨される声かけや対応について解説をいたします。
(1)NGな声かけや対応
【NGな声かけ】
以下のような言葉は、生徒様のやる気を喪失させてしまい、逆効果です。
・「どうしてできないの?」
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【NGな対応】
・生徒様が勉強しているスペースでテレビを見たり、スマホを触ったりする
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近くで保護者様が楽しそうにしていると、生徒様の集中力が続きません。
生徒様が集中できるよう、保護者様の家庭内での過ごし方にも気を配る必要があります。
(2)推奨される声かけや対応
【推奨される声かけ】
一方で推奨される声かけは、以下が挙げられます。
・「よく頑張っているね」
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頑張っている姿を具体的に認めてあげることで、生徒様は安心して勉強に取り組めるようになります。
【推奨される行動】
・保護者様が積極的に勉強をサポートする姿勢を見せる ・生徒様にわからない問題があれば、一緒に問題を解いたり、質問に答えたりする ・休憩時間にはしっかりリフレッシュできるよう、スペースを分ける ・親子で一緒にスケジュールを立てて、どれくらい学習時間を確保できるか確認する
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このように保護者様が適切な声かけや対応を行うことで、生徒様はモチベーションを高く保ち、勉強に集中することができます。
③実際の体験談をご紹介
TMクラスに入るための勉強法について、生徒様や保護者様の事例を3つご紹介します。
事例1:日々の勉強時間について細かい計画を立てる
「日能研と習い事を両立しながら、TMクラスへのアップを目指す。」
塾の他に習い事も行っていたため、限られた時間を有効的に使うことが重要でした。
習い事との両立で時間が限られる中、こちらの保護者様は生徒様の勉強スケジュールを管理するサポートを行いました。
スケジュールを決める手順: ①まず、学校の登下校の時間や塾・習い事の時間を確認する。 ③予定通りに勉強ができた時は、精一杯褒める。
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時間が決められていることで、勉強机に向かう習慣が身につきました。
また、習慣が身についたことで生徒様の自己肯定感も向上し、TMクラスに入るための勉強も継続できました。
事例2:子ども(生徒様)と一緒に問題に取り組む
「楽しみながら、勉強に取り組める工夫をする。」
長期的な目線で考えた時に、無理に勉強させて、勉強を嫌いになってほしくなかったので、楽しみながら取り組める工夫を行いました。
こちらの保護者様は、生徒様が楽しみながら勉強に取り組めるよう、以下のサポートを行いました。
親(保護者様)も一緒に勉強に取り組む: 親子で同じ問題にチャレンジして、競争することで、子ども(生徒様)も楽しんで勉強に取り組むようになりました。 また、解いた後には、一緒に解説を読んで振り返ることで、理解が一層深まり、知識の定着度が高まりました。
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勉強は1人よりも誰かと一緒に取り組むほうが、競争意識が芽生え、学習意欲が高まります。
こちらのご家庭様のように「一緒に勉強に取り組む」というのは、とても効果的な勉強法です。
事例3:勉強に集中できる学習環境を整える
「メリハリつけて勉強に集中できる環境を整える。」
家では、ダラダラと塾の宿題をこなすだけで、集中力が上がらない癖がありました。そこで、子ども(生徒様)が勉強する環境を見直してみました。
こちらの保護者様は、勉強環境の見直しを行う際に、以下のことに注意しました。
子ども(生徒様)が休憩する空間と勉強をする空間をスペースで区切って、勉強机からゲームやテレビなどの誘惑が見えない工夫をしました。
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結果、勉強と休憩のスイッチの切り替えがスムーズになり、生徒様の集中力は高まりました。
当たり前のことですが、勉強をする際は、周りの環境をを整理整頓し、集中できる環境を作ることが大切です。
6. TMクラスに入室後、よくあるお悩み
TMクラスを維持するためには、生徒様の継続的な努力と保護者様の適切なサポートが必要ですが、保護者様には様々な不安や悩みが伴います。
特に、TMクラスを維持したい生徒様に対して、以下の悩みを持つ保護者様が多くいらっしゃいます。
◾️ ストレスやプレッシャーを感じず、楽しく勉強を続けられているか ◾️ どのような声かけや励まし方がサポートになるのか分からない
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ここでは、TMクラスを維持するために保護者様が抱える、よくある悩みについて詳しく見ていきます。
①ストレスやプレッシャーを感じず、楽しく勉強を続けられているか
TMクラスの授業は、難易度が高くスピードも速いです。
宿題の量も多く、他の生徒様との競争意識も強いため、ストレスやプレッシャーが原因で、生徒様のモチベーションが低下してしまうことはよくあります。
特に、興味のない科目や得意でない分野では、学習意欲が低下しやすくなります。
成績が一時的に下がったり、授業についていけなくなったりすると「TMクラスに残れるのだろうか」「勉強が嫌いになっていないか」など、不安になる保護者様が多いです。
②どのような声かけや励まし方がサポートになるのか分からない
生徒様がハードな勉強に疲れを見せた場合、休息を取らせるべきか、頑張らせるべきかの判断に悩む場合があります。
TMクラスのハイレベルさについていこう頑張っている生徒様のことを、どうサポートするのが最適なのか、と悩まれる保護者様は数多くいらっしゃいます。
▼日能研についていけない際の対策の詳細は、以下ページも併せてご覧ください。
7. TMクラスを維持するために気をつけたい勉強法
①「質」の高い勉強を心がける
TMクラスに在籍している段階で、家庭学習の時間はある程度確保できているでしょう。
しかしTMクラスの難易度を踏まえると、ここからは学習の「量」だけでなく、「質」も高める必要があります。
積極的に、応用・発展問題に挑戦することが重要です。
②勉強へのモチベーションを高める声かけ
TMクラスに入った後、クラスを維持するために、生徒様が一生懸命勉強することを期待する保護者様は多いでしょう。
しかし、その期待が大きすぎるあまり、つい言い過ぎてしまうことで、生徒様のやる気を損なってしまう危険性があります。
(1)NGな声かけ・対応
【NGな声かけ】
具体的なNGの声かけとしては、以下が挙げられます。
これらの言葉は、必死で頑張っている生徒様のやる気を損なってしまう可能性があります。
・「どうしてできないの?」
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【NGな対応】
・生徒様がTMクラスを維持するために努力している様子に対して無関心 ・生徒様が勉強に取り組んでいる際に「もっとやれ」と圧をかける ・「どうせできないんでしょ」と冷たく突き放す
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(2)推奨される声かけ・対応
一方で推奨される声かけは、以下が挙げられます。
・「わからないことがあれば、いつでも聞いてね」
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上記のような声かけは、生徒様に安心感を与え、モチベーションを維持させるのに効果的です。
また、生徒様が安心して日頃の勉強の成果を出せるように、失敗を恐れず挑戦できる雰囲気作りを心がけましょう。
保護者様が結果に一喜一憂することなく、安心感を与える環境をご家庭内で作ることが大切です。
③TMクラスを維持したご家庭様の事例
実際にTMクラスに通われている生徒様を持つご家庭様が、家庭内でどのように過ごしているかをご紹介いたします。
事例1:親子で勉強の進捗を確認する時間を設けたご家庭様
週に一度、親子で学習の進捗を確認する時間を設けていました。
その際、一緒に勉強内容を振り返り、うまくいった点や改善すべき点を話し合う時間を作るようにしていました。
こちらの保護者様は、話し合いの際に、以下のことに気を付けました。
話し合う際は、子ども(生徒様)に主体となって話を進めてもらうようにしました。 そうすることで、子ども(生徒様)が今どこで悩んでいるのかについて、様子を細かく確認し、効果的なアドバイスをすることができました。
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保護者様から客観的なアドバイスをもらうことで、生徒様も次の目標に向けた計画を立て、自発的に勉強に取り組む姿勢を保ち続けることができました。
事例2:生活リズムの確立に努めたご家庭様
勉強ばかりではストレスが溜まってしまうと考え、適度な運動や趣味の時間も大切にしました。
勉強と休憩のバランスが良い生活リズムの確立に努めました。
こちらの保護者様は、生徒様の生活リズムを整えるため、以下のことに気をつけました。
勉強の合間に運動を取り入れたり、週末に家族でリフレッシュする時間を設けていました。 子ども(生徒様)はまだ小学生なので、勉強ばかりしていると疲れてしてしまうと考え、定期的にストレスを発散できるよう工夫しました。
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適度な運動などでストレスを発散することで、勉強の際に集中力を高めることができた事例です。
まとめ|TMクラスに入るには家庭学習の見直しが大切!
本記事では、TMクラスの特徴や基準、TMクラスに入るため・維持するための勉強方法について解説しました。
TMクラスは日能研のクラスの中でも「最高峰レベルのクラス」です。
本記事を参考に、ぜひ勉強法を工夫してみてください。
▼当会では、日能研生への指導に特化した家庭教師をご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
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