1. 日能研の全国公開模試とは?基本情報と2026年度の日程
まずは日能研の全国公開模試の基本情報を押さえましょう。受験者数の規模や2026年度の日程・受験料、外部生の受験方法、そして混同されやすい「全国テスト」との違いまで、順に解説します。
①全国公開模試の概要と受験者数の規模
日能研の全国公開模試は、日能研が主催する中学受験生向けの全国規模の実力テストです。首都圏を中心に全国の日能研校舎で実施され、1学年あたり約12,000人が受験しています。
四谷大塚の「合不合判定テスト」や首都圏模試センターの「首都圏模試」と並び、中学受験の三大模試の一つとして位置づけられています。日能研が40年以上にわたって蓄積してきた7万件を超える入試データに基づき、全国600校以上の合格可能性判定が可能です。
日能研に通う生徒様は4年生から原則全員が受験しますが、日能研に通っていない外部生の受験も可能です。他塾に通いながら日能研偏差値で自分の立ち位置を確認したいという生徒様にも広く活用されています。
②2026年度の日程・受験料・申し込み方法
2026年度の日能研全国公開模試は、2026年2月の新学年スタートとともに実施が始まります。申し込みの際は「現在の学年」ではなく「4月からの学年」で申し込む点にご注意ください。
▼学年別の実施回数の目安
■4年生
9月まで隔月・10月以降は毎月の実施。年間8回前後の「実力判定テスト」を受験。
■5年生
毎月1回ペースで「実力判定テスト」を受験。12月には「PRE合格判定テスト」も実施。
■6年生
前半は「実力判定テスト」→「志望校選定テスト」、夏以降は「志望校判定テスト」→「合格判定テスト」と名称が段階的に変わる。月1〜2回の受験。
▼受験料一覧(税込)
| テスト種別 | 4科(国算理社) | 2科(国算) |
| 4年生 実力判定テスト | 3,850円 | 3,300円 |
| 5・6年生 実力判定テスト等 | 4,400円 | 3,300円 |
| 6年生 合格判定テスト | 6,050円 | 4,950円 |
申し込みは日能研公式サイトから行えます。最寄りの日能研教室に直接お問い合わせいただくことも可能です。なお、教室によって申し込みの受付期間が異なりますのでご注意ください。
③外部生(日能研に通っていない方)の受け方
日能研全国公開模試は、日能研に通っていない外部生でも受験できます。申し込みは日能研の公式サイトから行い、最寄りの日能研教室を受験会場として選択します。
外部生が受験するメリットは、中堅校〜難関校を幅広くカバーする日能研の偏差値で自分の立ち位置を確認できることです。SAPIXや四谷大塚など他塾に通う生徒様が「日能研偏差値ではどのくらいか」を把握するために利用されるケースも少なくありません。
なお、外部生も試験翌日〜2日後にはNポータル上で結果を確認できます。成績表には偏差値や順位だけでなく、設問ごとの正答率データも表示されるため、弱点の把握に大いに役立ちます。
④全国公開模試と「全国テスト」の違い
日能研には「全国公開模試」と「全国テスト」という名称の似た2つのテストがあり、混同される方が多くいらっしゃいます。この2つはまったく異なるテストです。
▼全国公開模試と全国テストの違い
| 全国公開模試 | 全国テスト | |
| 受験料 | 有料(3,300円〜6,050円) | 無料 |
| 対象 | 日能研生+外部生(4〜6年生) | 主に塾をお探しの方(小1〜小5) |
| 難易度 | 中学受験レベル(中堅〜難関校対応) | 学校の学習内容よりやや高い程度 |
| 偏差値 | 4年生以上で表示あり | 学年によっては表示なし |
| 実施頻度 | 月1〜2回 | 年2回(6月・11月頃) |
| 主な目的 | 中学受験の実力測定・志望校判定 | 学力レベルの把握・入塾テスト免除判定 |
全国テストは「中学受験を検討し始めた方」や「入塾を検討中の方」向けの入門的なテストです。一方、全国公開模試は中学受験の勉強をしている生徒様が対象の本格的な実力テストで、日能研のクラス昇降にも直結します。
中学受験の偏差値を正確に把握したい場合は、全国テストではなく全国公開模試を受験しましょう。
2.【学年別】テストの種類・名称と目的(4年・5年・6年)
日能研の全国公開模試は、学年と時期によって名称と目的が変わります。テスト内容自体はすべて「出題範囲の指定がない実力テスト」ですが、6年生になるにつれて志望校判定の精度が高まっていく仕組みです。
①4年生〜6年生5月「実力判定テスト」|今の実力を正確に測る
全国公開模試の中核をなすテストです。日能研4年生が初めて受ける全国公開模試はこの「実力判定テスト」であり、6年生の5月まで継続して実施されます。
▼実力判定テストの特徴
■出題範囲
範囲指定なしの実力テスト。ただし4〜5年生は直近3〜4ヶ月に習った内容が中心に出題される傾向がある。
■志望校判定
なし。ただし偏差値が表示されるため、R4偏差値表と照らし合わせて合格可能性のおおよその目安を把握できる。
■活用ポイント
毎月の偏差値推移を追うことで、得意科目・苦手科目の変化を定点観測できる。
②6年生5〜6月「志望校選定テスト」|志望校の方向性を定める
6年生の5月〜6月に2回実施されるテストです。内容は実力判定テストと大きく変わりませんが、志望校を意識した情報が成績表に反映され始めます。6年生としての受験意識を高める狙いが込められた名称変更でもあります。
このテストの結果をもとに、「自分の実力に合った志望校はどのあたりか」というゾーンを見定めていきます。
③6年生夏「志望校判定テスト」|合格可能性を具体化する
6年生の夏に実施されるテストで、志望校の合格可能性判定が初めてつく点が大きな特徴です。夏期講習前の重要な指標となるため、ここまでの学習の仕上がりを確認する意味でも非常に重要なテストです。
ただし、夏の時点での判定は最終的なものではありません。夏期講習での伸びや、秋以降の過去問対策で大きく成績が変わる生徒様も多いため、判定結果に一喜一憂しすぎないことが大切です。
④6年生9月以降「合格判定テスト」|最終的な合否予測
6年生9月以降の全国公開模試のメインテストです。受験日程が重ならない8校(A判定登録校)と他4校(B判定登録校)の合格可能性を判定できます。
合格判定テストでは、中学・高校・大学の会場で実施されることもあり、入試本番さながらの緊張感を体験できる点も大きなメリットです。同じ志望校を志願している受験生の併願校傾向も確認できるため、受験戦略を立てるうえで欠かせない情報が得られます。
⑤受験回数・配点・テスト時間の一覧
▼テスト時間・配点一覧
| 学年・テスト | 国語・算数 | 理科・社会 | 合計 |
| 4年生 | 各40分/各150点 | 各25分/各100点 | 500点満点 |
| 5年生・6年生前半 | 各50分/各150点 | 各30分/各100点 | 500点満点 |
| 6年生9月以降(合格判定) | 各40分/各150点 | 各35分/各100点 | 500点満点 |
国語・算数の配点が各150点、理科・社会が各100点という傾斜配点になっている点が特徴です。中学受験のトレンドに合わせて国語・算数の比重が高く設定されており、この2科目が総合偏差値を大きく左右します。
体験授業を申し込む
ご相談からでもOK!
3. 全国公開模試の出題範囲・難易度・科目別の傾向
全国公開模試で安定した偏差値を取るためには、出題の特性を正しく理解しておくことが不可欠です。
ここでは、育成テストとの出題範囲の違い、母集団のレベルから見た難易度の目安、そして算数・国語・理科・社会それぞれの出題傾向を整理します。
①出題範囲の特徴|学習力育成テスト(カリキュラムテスト)との違い
全国公開模試と学習力育成テスト(旧カリキュラムテスト)は、出題範囲がまったく異なります。
▼全国公開模試と学習力育成テストの違い
| 全国公開模試 | 学習力育成テスト | |
| 出題範囲 | 範囲指定なし(実力テスト) | 直近の授業内容(2〜4単元) |
| 頻度 | 月1回程度 | 4・5年生は隔週、6年生は毎週 |
| 性質 | 総合的な実力を測定 | 授業内容の定着度を確認 |
| 対策の方向性 | 幅広い知識の整理と弱点克服 | 直近の授業の復習・宿題の完璧な仕上げ |
全国公開模試は「これまで習ったすべてが出題範囲」ですが、4〜5年生の実力判定テストでは直近3〜4ヶ月に習った内容が中心に出題される傾向があります。6年生になると出題範囲が広がり、全範囲からまんべんなく出題されるようになります。
▼あわせて読みたい
「日能研の学習力育成テスト(カリキュラムテスト)の対策と勉強法」
②難易度の目安|母集団のレベルと偏差値の読み方
日能研の全国公開模試は、中堅校〜難関校までを幅広くカバーする「ほどよい難易度」が特徴です。基礎問題から応用問題まで段階的に出題されるため、どのレベルの生徒様にとっても実力測定に適したテストといえます。
一方で、最難関校(御三家など)を志望する生徒様にとっては、やや難易度が不足する面もあります。SAPIXのテストと比較すると、日能研の偏差値は3〜5ポイント程度高く出る傾向があるため、日能研偏差値はあくまで日能研のR4偏差値表と照らし合わせて判断することが重要です。
なお、日能研のR4偏差値とは合格可能性80%を示すラインのことで、R3が50%、R2が20%を意味します。
③【科目別】算数・国語・理科・社会の出題傾向と注意点
▼科目別の出題傾向
■算数
大問1は基本計算・一行題、後半に進むほど応用問題が出題される。正答率1%台の超難問も含まれるが、大問1〜2の正答率70%以上の問題を確実に得点することが偏差値55の目安。算数で差がつきやすく、配点150点の比重が大きい。
■国語
長文読解が中心。物語文と説明文の2題構成が多く、記述問題の配点も高い。漢字・語句の基本問題で失点しないことが前提となる。
■理科
物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題。計算問題と知識問題のバランスがよく、図表を読み取る問題も多い。水溶液・天体などの頻出単元は重点的に復習すべき。
■社会
地理・歴史・公民の全分野から出題。特に地理は他分野の基盤となるため、優先度が高い。時事問題が含まれることもあるため、日頃からニュースに関心を持つ習慣が有効。
体験授業を申し込む
ご相談からでもOK!
4. 全国公開模試の結果の確認方法と成績表の活かし方
日能研全国公開模試の結果は、確認して終わりではもったいないテストです。
Nポータルでの成績速報の見方から、正答率データを使った弱点の特定方法、そして偏差値に振り回されない成績表の読み解き方まで解説します。
①Nポータルでの成績速報・結果の見方
日能研全国公開模試の結果は、試験の2日後まで(夕方予定)に個人別Web情報サービス「Nポータル」で確認できます。このスピーディな結果提供は日能研の大きな強みです。
▼Nポータルで確認できる主な情報
■採点結果(答案画像データ)
自分の答案がスキャンされた状態で表示され、どこで間違えたかを正確に確認できる。
■基本成績情報
科目別の得点・偏差値・順位(全体・男女別)が表示される。
■偏差値グラフ
偏差値50〜54を中心に5ポイント刻みで人数分布を表示。自分の位置が★印で示される。
■設問ごとの正誤情報と正答率
各問題の正答率が表示され、「解くべきだった問題」と「捨ててよかった問題」を判別できる。
②正答率データの読み解き方|”解くべき問題”を見極める
日能研全国公開模試の結果を活かすうえで、最も重要なのが正答率データの読み解き方です。
正誤一覧表では、正解した問題(○)よりも、間違えた問題(×)や空欄だった問題(レ)に着目しましょう。特に重要なのは、正答率50%以上の問題で落としたものです。これは「多くの受験生が解けているのに、自分は解けなかった」問題であり、最優先で解き直すべき問題です。
逆に、正答率10%以下の超難問に固執する必要はありません。この取捨選択が全国公開模試のスコアを着実に伸ばすカギとなります。
▼正答率に応じた優先順位の目安
| 正答率 | 優先度 | 対応方針 |
| 70%以上 | 最優先 | 絶対に落としてはいけない問題。間違えた場合は基礎理解の抜けを疑う。 |
| 50〜70% | 優先度高 | 偏差値55〜60を狙うなら確実に得点したい層。解き直し必須。 |
| 30〜50% | 余裕があれば | 偏差値60以上を目指す層に必要。応用力が求められる。 |
| 30%以下 | 後回しでOK | 超難問。無理に解く必要はなく、優先度の高い問題に時間を使うべき。 |
③偏差値・順位だけで判断しない|成績表から次の一手を導く方法
全国公開模試の結果で多くの保護者様が真っ先に見るのは偏差値と順位ですが、それだけでは次のアクションにつながりません。成績表を「次の学習計画のための素材」として活用することが大切です。
▼成績表から読み取るべき3つの視点
■科目間のバランス
4科目のうち極端に低い科目がないか。1科目だけ偏差値が10以上低い場合、その科目の基礎に重大な抜けがある可能性が高い。
■前回との比較
偏差値が上がった科目は「対策が正しかった」証拠。逆に下がった科目は学習法の見直しが必要。
■正答率と自分の正誤のギャップ
正答率70%以上の問題を落としている科目・単元こそ、最も伸びしろが大きい領域。
体験授業を申し込む
ご相談からでもOK!
5. 公開模試によるクラス昇降の仕組みと基準の目安
日能研のクラス分けは生徒様のモチベーションを大きく左右するテーマです。「公開模試の偏差値が下がったら即クラスダウンになるの?」と不安に感じる保護者様も多いでしょう。
ここでは、クラス昇降に関わるテストの評価の仕組みと、クラスが変動した後に取るべき行動を解説します。
①クラス昇降に影響するテストと評価の仕組み
日能研のクラス替えは、全国公開模試だけで決まるわけではありません。クラス昇降の判定は、「全国公開模試」の偏差値・順位と「学習力育成テスト」の共通問題の偏差値・順位をベースに、育成テストの基礎問題・応用問題の点数も加味して最終的に決定されます。
つまり、一発勝負ではなく、複数回分の「平均偏差値」で総合的に評価される仕組みです。1回の模試で偏差値が下がっても、すぐにクラスが落ちるとは限りません。逆に、1回良い結果を取っただけでクラスアップが確定するわけでもありません。
クラス替えの頻度は2ヶ月に1回、もしくは1ヶ月に1回程度で、結果は郵送で通知されます。また、テストのたびに席順が変わる仕組みも日能研の特徴です。
▼あわせて読みたい
「日能研のクラス分け・クラスアップの基準と対策法」
②クラスが上がった後・下がった後にやるべきこと
▼クラスアップしたとき
■授業のペースに慣れる期間を確保する
上位クラスは授業のスピードと難易度が上がる。最初の1〜2週間は「ついていくこと」を最優先にし、宿題の量が増えても焦らず取り組む。
■これまでの学習習慣を崩さない
クラスが上がった要因は、日々の学習の積み重ね。環境が変わっても、育成テストの復習と解き直しのルーティンは維持する。
▼クラスが下がったとき
■生徒様の気持ちに寄り添う
クラスダウンは生徒様にとって大きなショック。まずは「次に上がればいいよ」と前向きな声かけをし、結果よりもプロセスに目を向ける。
■原因を具体的に特定する
全国公開模試で落としたのか、育成テストで落としたのかを明確にし、弱点科目・単元を洗い出す。漠然と「がんばる」のではなく、対処すべきポイントを絞り込むことが重要。
▼あわせて読みたい
「日能研についていけない時の原因と対策」
6.【学年別・科目別】全国公開模試の対策と勉強法
「範囲のない実力テストに、どう対策すればいいの?」——これは多くの保護者様が抱える疑問です。
全学年に共通する勉強の基本姿勢から、4年生・5年生・6年生それぞれの学年に応じた具体的な対策法、そして実際に偏差値を伸ばした東大生教師の勉強の工夫まで、実践的にお伝えします。
①全学年共通|解き直しの習慣と試験中の時間配分
全国公開模試は範囲のない実力テストですから、「模試のために短期的に詰め込む」という対策は効果が薄いです。最も有効な対策は、直近3〜4ヶ月の「学習力育成テスト」で間違えた問題の解き直しです。
また、試験中の時間配分が得点を大きく左右します。特に算数では正答率1%台の超難問も出題されますが、そこに時間をかけすぎると正答率の高い問題まで手が回らなくなります。
▼試験中の時間配分のコツ
■前半の基本問題は確実に・素早く解く
大問1〜2の計算問題・一行題は正答率が高い。ケアレスミスなく解ききることを最優先にする。
■「捨てる勇気」を持つ
残り時間が少なくなったら、難しい問題に固執せず、見直しに時間を回す。正答率10%以下の問題は、最初から飛ばす判断も有効。
■見直し時間を必ず確保する
国語なら最低5分、算数なら最低5分の見直し時間を確保する意識で取り組む。
②4年生・5年生前半の対策|苦手単元の発見と基礎固め
日能研4年生にとっての全国公開模試は、「今の自分の立ち位置を知る」ためのテストです。この時期に最も大切なのは、模試の結果から苦手単元を発見し、基礎を固めることです。
▼4年生・5年生前半で意識したいこと
■算数
計算力の土台を徹底的に固める。計算ミスによる失点は、偏差値に大きく響く。特に分数・小数の計算が不安定な場合は毎日の計算練習を習慣化する。
■国語
漢字・語句の知識問題での失点をゼロに近づける。読解問題は「設問で何を聞かれているか」を正確に把握する練習を積む。
■理科・社会
暗記に偏りすぎず、「なぜそうなるのか」を理解する姿勢を持つ。社会の地理分野(都道府県・地図の読み取り)は後々の歴史・公民の土台にもなるため、早期に定着させる。
③5年生後半・6年生の対策|実践力と得点戦略の強化
5年生後半以降は単元の難易度が上がり、公開模試でも応用問題の比率が増えてきます。この時期に重要なのは「解ける問題を確実に得点する実践力」と「限られた時間で得点を最大化する戦略」です。
▼5年生後半〜6年生で取り組みたい対策
■全国公開模試の直近2回分の解き直しを追加
育成テストの解き直しに加え、直近2回分の公開模試で間違えた問題も解き直す。同じタイプの問題が形を変えて再出題されることも多い。
■科目ごとの得点戦略を立てる
全科目を均等に底上げするよりも、「算数で10点伸ばす」「社会の地理で失点を5点減らす」など具体的な得点目標を設定する。
■6年生は志望校の出題傾向を意識する
合格判定テスト以降は、志望校の入試傾向と自分の弱点の重なりを意識して重点的に対策する。
④模試の点数を伸ばした具体的な勉強の工夫
東大家庭教師友の会の東大生教師の中には、日能研出身で全国公開模試を受け続けてきた教師が多数在籍しています。実際に偏差値を伸ばした教師に共通する勉強の工夫をご紹介します。
▼東大生教師が実践していた具体的な勉強の工夫
■「間違いノート」で弱点を見える化
公開模試で間違えた問題を1冊のノートに集約し、次の模試の前に必ず見返す。同じミスを繰り返さないための最も効果的な方法。
■育成テストの「共通問題」を完璧にする
応用問題より先に、共通問題(基礎問題)の正答率を限りなく100%に近づける。基礎が盤石なら、公開模試でも安定した偏差値が取れる。
■理社の知識を「つなげて覚える」
社会は地理→歴史→公民の順で知識がつながっている。バラバラに暗記するのではなく、「なぜこの地域でこの産業が発達したのか」と背景まで理解することで、公開模試の応用問題にも対応できるようになった。
7. 家庭でできる模試サポート|保護者様の関わり方
全国公開模試の成績を伸ばすうえで、保護者様のサポートは欠かせません。模試前の声かけ一つで生徒様の集中力は変わりますし、模試後の振り返りの質が次回の偏差値を左右します。
ここでは、家庭ですぐに実践できる3つのサポート法をご紹介します。
①模試前の声かけと準備サポート
全国公開模試の前に保護者様ができる最も大切なサポートは、生徒様が平常心で臨める環境をつくることです。
「今回は偏差値〇〇以上を目指そうね」というプレッシャーのかかる声かけよりも、「いつも通りにやれば大丈夫」「わからない問題は飛ばして、できる問題を確実にね」といった具体的かつ前向きな声かけが効果的です。
また、試験当日の持ち物確認(受験票・筆記用具・時計など)や、試験会場までの交通手段・所要時間の確認も、保護者様がリードしてあげると生徒様は勉強に集中できます。
②「リベンジノート」で解き直しを仕組み化する
模試の解き直しは、生徒様まかせにすると「なんとなく眺めて終わり」になりがちです。そこでおすすめなのが、「リベンジノート」の仕組みです。
▼リベンジノートの作り方
■STEP1:間違えた問題を正答率順に並べる
Nポータルの正答率データをもとに、正答率が高い順に並べてノートに書き写す。
■STEP2:正答率50%以上の問題から解き直す
最優先は「みんなが解けたのに自分は解けなかった問題」。ここを確実に潰すだけで偏差値は着実に上がる。
■STEP3:次の模試の前に必ず見返す
リベンジノートは「作って終わり」ではなく「見返す」ことで効果を発揮する。次の公開模試の1週間前に必ず読み返す習慣をつける。
保護者様の役割は、このノート作りのルーティンが途切れないようにサポートすることです。「模試が終わったら一緒にリベンジノートを作ろう」と声をかけるだけでも、生徒様のモチベーションは大きく変わります。
③結果が良くなかった時の保護者様と生徒様の振り返り方
全国公開模試で良くない結果が返ってきた時、保護者様の対応が生徒様の学習意欲を左右します。
▼避けたいNG対応と効果的な対応
| 避けたいNG対応 | 効果的な対応 |
| 「何でこんな点数なの!」と叱る | 「どこが難しかった?」と一緒に振り返る |
| 他の生徒様や兄弟と比較する | 前回の自分との比較にフォーカスする |
| 結果を見てすぐに志望校を下げる話をする | 「次の模試で挽回しよう」と前向きな言葉をかける |
| 勉強量を一気に増やそうとする | 正答率データから具体的な改善ポイントを2〜3つ絞る |
全国公開模試は範囲のない実力テストですから、結果には「これまでの学習の未修得部分」が正直に現れます。言い換えれば、それは「次にやるべきことを教えてくれるロードマップ」です。
模試の結果をもとに次回のテストで類似問題に正解できたなら、生徒様を大いに褒めてあげてください。
8. 日能研公開模試の対策に東大家庭教師友の会を活用するメリット
ここまで解説してきた全国公開模試の対策を、ご家庭だけで実行するのが難しいと感じることもあるかもしれません。
東大家庭教師友の会では、日能研出身の東大生教師が生徒様一人ひとりの成績データを分析し、最短距離で偏差値を伸ばすサポートを行っています。
①日能研出身の東大生教師だからわかる|模試の傾向と科目別攻略法
東大家庭教師友の会には、自身が日能研に通い、全国公開模試を何度も受けてきた経験を持つ東大生教師が多数在籍しています。
単なる「教科の知識」だけでなく、「公開模試の時間配分のコツ」「正答率を見た優先度の付け方」「育成テストとの両立方法」など、日能研生だからこそ直面する課題に対して、実体験に基づいた具体的なアドバイスが可能です。
集団塾の授業では「全員に共通する対策」しか提供されませんが、家庭教師なら「この生徒様の算数は、正答率50〜70%の図形問題を重点的に強化する」といった個別最適な対策が可能です。
②塾の集団授業では補えない|生徒様一人ひとりの弱点に特化した学習計画
日能研の集団授業は全員が同じカリキュラムで進むため、「自分だけが苦手な単元」を重点的に扱ってもらうことは困難です。
東大家庭教師友の会では、Nポータルの成績表を教師と共有し、正答率データを分析したうえで、生徒様一人ひとりの弱点に特化したオーダーメイドの学習計画を作成します。
特に、全国公開模試の結果で「正答率50%以上の問題をどれだけ落としているか」を科目別に分析し、最も効率よく偏差値を伸ばせるポイントを特定する指導が好評です。
▼あわせて読みたい
「日能研のTMクラスとは?特徴と対策を解説」
③年齢の近い教師だからできる|模試前後のメンタルサポート
中学受験において、生徒様のメンタル面のケアは学力向上と同じくらい重要です。東大家庭教師友の会の教師は現役大学生が中心であるため、「ほんの数年前に自分も同じ経験をした先輩」として、生徒様の気持ちに寄り添ったサポートが可能です。
模試で結果が出なかった時の励ましや、模試前の緊張への対処法など、保護者様や塾の先生とはまた違った立場から生徒様を支えます。「憧れの先輩」の存在は、生徒様の学習モチベーションを長期的に維持する大きな力になります。
体験授業を申し込む
ご相談からでもOK!
9. 日能研全国公開模試に関するよくある質問(FAQ)
最後に、日能研全国公開模試について保護者様からよくいただくご質問にお答えします。
Q1. 公開模試の結果はいつ・どこで確認できますか?
-
A:試験の2日後まで(夕方予定)に、日能研の個人別Web情報サービス「Nポータル」で確認できます。
採点済みの答案画像、科目別の偏差値・順位、設問ごとの正答率データなどが表示されます。外部生も同様にNポータルで確認可能です。
Q2. 公開模試の結果はクラス替えにどのくらい影響しますか?
-
A:クラス昇降は全国公開模試の偏差値だけで決まるものではありません。
「全国公開模試」と「学習力育成テスト(共通問題)」の複数回分の平均偏差値をベースに、育成テストの基礎・応用問題の点数も加味して総合的に判定されます。1回の模試の結果だけで即座にクラスが変わることは稀です。
Q3. 公開模試の対策はいつ頃から始めるべきですか?
-
A:全国公開模試は範囲のない実力テストのため、「直前に集中対策する」ものではありません。
最も効果的な対策は、日頃から学習力育成テストの解き直しを丁寧に行い、基礎を確実に定着させることです。模試の1〜2週間前に、直近3〜4ヶ月の育成テストで間違えた問題を見直す程度で十分です。6年生はこれに直近2回分の公開模試の解き直しを加えるとよいでしょう。
Q4. 偏差値が下がってしまった場合、どうすればよいですか?
-
A:まずはNポータルの正答率データを確認し、正答率50%以上の問題で落とした科目・単元を特定しましょう。
それが「次にやるべきこと」のロードマップになります。偏差値は1回のテストで上下するものですから、数値そのものに振り回されるよりも、弱点の特定と具体的な対策に集中することが大切です。もし家庭学習だけでは対応が難しいと感じた場合は、東大家庭教師友の会の日能研対策も選択肢の一つとしてご検討ください。
まとめ|全国公開模試は「受けた後」が偏差値を伸ばすカギ
日能研の全国公開模試は、中学受験における自分の立ち位置を知るための重要な指標です。しかし、模試の本当の価値は「結果を受け取った後の行動」にあります。
▼全国公開模試を最大限に活かすポイント
■正答率データを使って「解くべきだった問題」を特定する
偏差値や順位よりも、「どの問題を落としたか」に注目することが偏差値アップへの近道。
■リベンジノートで解き直しを習慣化する
模試を「受けっぱなし」にせず、次の模試までに同じミスを繰り返さない仕組みをつくる。
■保護者様は結果に振り回されず、前向きなサポートを
1回の結果で一喜一憂するのではなく、長期的な成長に目を向けることが生徒様の安定した学習につながる。
それでも「どの単元を優先的に対策すればいいかわからない」「家庭学習だけでは限界を感じる」という場合は、日能研出身の東大生教師に相談してみませんか?
東大家庭教師友の会では、Nポータルの成績データをもとにした個別分析と、生徒様一人ひとりに最適化された学習プランのご提案が可能です。
中学受験塾対策ができる家庭教師をご紹介
SAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚などの通塾経験や、通塾生の指導経験がある教師が在籍しています。
上記は在籍教師の一例です。他にも様々な経歴の教師が在籍しています。ご希望の条件の教師が在籍しているかは無料でお探しできますので、まずはお気軽にお問合せください。
中学受験の合格実績
当会はこれまで、多くの受験生の皆様をサポートしてきました。当会で指導をさせていただいた生徒様の代表的な合格実績をご紹介します。
中学受験の合格実績
■東京都
御三家(麻布・桜蔭・女子学院他) / 新御三家(海城・駒東・鷗友学園他) / 渋渋 / 慶應中等部 / 広尾学園 / 都立小石川 など
■神奈川県
浅野 / 横浜共立 / 慶應普通部 / 洗足学園 / 鎌倉学園 / 逗子開成 / 山手学院 / 中央大学附属横浜 など
■千葉県
渋幕 / 市川 / 東邦大付属東邦 / 昭和学院秀英 / 芝浦工業大柏 / 専修大松戸 など
■埼玉県
栄東 / 開智 / 大宮開成 / 開智所沢 / 淑徳与野 / 浦和明の星女子 など
■その他地域
海陽 / 洛南高校附属 / 東大寺学園 / 西大和学園 / 大阪星光学院 / 同志社女子 / ラ・サール など
中学受験の合格体験記
東大家庭教師友の会の特徴
当会には、東大生約9,700名、早稲田大学生約8,500名、慶應大生約8,000名をはじめ、現役難関大生が在籍しています。
生徒様の憧れとなる教師のご紹介と、安心・充実のサポート体制で、生徒様の目標達成に貢献します。
中学受験対策、大学受験対策に選ばれる理由を動画で紹介
東大家庭教師友の会の料金
当会では、「入会金」「指導料」「交通費」「学習サポート費」以外のご料金は、一切ご請求しておりません。指導キャンセル料や教師交代費、解約金等は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
ご入会時
体験授業料0円
ご入会金 22,000
体験授業は1ご家庭様につき1人のみ無料でご受講いただけます。2人以上受ける場合、1人につき2,420円(税込)の体験授業料が発生します。
月々のお支払い
交通費は教師が所持する定期区間を除きます。
口座振替でお支払いの場合、手数料385円(税込)が発生します。
東大家庭教師友の会「7つの0円」
ご利用の流れ
STEP 1
STEP 2
STEP 3
STEP 4
中学受験に強い家庭教師をお探しなら
あわせてチェック|日能研の関連記事








