1. テストの点数が悪い中学生によくある原因と見分け方
中学生のテストの点数が悪いとき、原因は大きく4つに分かれます。
まずは全体像を確認し、そのうえで答案を見ながら当てはまるものを探していきましょう。
▼点数が下がるときに多い4つの原因
| 原因 | よくある様子 | 立て直しの方向 |
| ①開始が遅い | テスト前日や3日前から慌てて始めている | 2〜3週間前からの進め方を決める |
| ②演習不足 | ノートや教科書は読むが、問題を解く量が少ない | ワークを繰り返して解き切る |
| ③前学年のつまずき | 英語や数学だけ極端に点数が低い | つまずいた単元まで戻って復習する |
| ④生活リズム | 睡眠不足で授業中に集中が続かない | 就寝時間と勉強の時間帯を整える |
①テスト勉強を始める時期が遅い
中学校の定期テストは、5教科に加えて実技教科のテストがある学校も多くあります。
あわせて9教科となると範囲が広く、数日で全教科を仕上げるのは難しくなります。
■間に合わないときによくある進み方
範囲表が配られてから計画を立て始め、実際に手を動かすのは1週間前から。ワークを1周するだけで時間切れになります。
■間に合う生徒様の進み方
範囲が発表される前から授業の復習を続けており、2〜3週間前はワークの解き直しと苦手な単元の補強にあてられます。
■まず確認したいこと
「いつから始めたか」を責める形ではなく、「次はいつから始めようか」と一緒に決める形で確認すると、話が前に進みやすくなります。
②わかったつもりで問題演習が足りていない
「勉強したのに点数が取れない」というときに多いのが、読む・写すといった作業が中心になり、自分の力で解く時間が足りていないケースです。
中学校のテストでは、覚えた知識を使って答えを組み立てる力も問われます。読んでわかる状態と、自分の力で解ける状態は別のものです。
■「わかったつもり」になりやすいサイン
ノートをきれいにまとめる時間が長い、教科書を何度も読み返している、答えを見ながらワークを進めている、といった様子が続いている場合です。
■家でできる確かめ方
ワークの1ページを、何も見ずに解いてもらいます。手が止まる問題が半分以上あれば、解く練習が足りていないと考えられます。
■何を変えればよいか
まとめる時間を減らし、解く時間に振り替えます。1周目で間違えた問題に印を付けておくと、2周目以降が短時間で済みます。
③前の学年までのつまずきが残っている
英語と数学は、前に習った内容が土台になる教科です。
以前のつまずきが残っていると、今回の範囲だけを勉強しても点数につながりにくくなります。特定の教科だけ極端に低い場合は、この可能性を疑ってみてください。
▼教科別に戻って確認したい内容
| 教科 | つまずきが残りやすい内容 | 確認のしかた |
| 英語 | be動詞と一般動詞の区別、過去形、三人称単数現在(三単現)のs | 前の学年のワークの文法問題を解いてもらう |
| 数学 | 正負の数、文字式、方程式の計算 | 計算問題だけを10問ほど解いてもらう |
| 国語 | 漢字・語句、指示語が何を指しているかの読み取り | 答えの根拠を本文から探せるか聞いてみる |
| 理科 | 計算を含む単元、実験の手順と結果のつながり | 用語の意味を自分の言葉で説明してもらう |
| 社会 | 用語を覚えていても出来事のつながりがつかめていない | 年表や地図と結びつけて答えられるか確認する |
戻る範囲が広いと感じても、つまずいている単元は数個に絞られることがほとんどです。
④生活リズムが整わず授業に集中しにくい
部活動や習い事で帰宅が遅くなると、就寝時間が後ろにずれ、授業中の集中が続きにくくなります。
授業で理解できない部分が増えると、家庭学習の負担が重くなり、さらに時間が足りなくなる流れが生まれます。
■まず見直したい3つのこと
就寝時間、朝の起床時間、帰宅後に最初に取りかかることの3つです。すべてを変えようとせず、どれか1つから始めます。
■勉強の時間帯
夕食後に眠くなりやすい場合は、帰宅直後の30分を勉強にあてるなど、集中しやすい時間帯に移すだけでも変わります。
■スマートフォンとの付き合い方
勉強中に手元にあると集中が途切れやすくなります。具体的なルールの決め方は5章でご紹介します。
【見分け方】答案の間違え方から当てはまる原因を探す
原因を見分けるいちばんの材料は、返ってきた答案そのものです。当会の指導でも、点数を確認するだけでなく、点を落とした問題を「知識不足・理解不足・ケアレスミス・時間不足」の4つに分けるところから始めることを大切にしています。
▼間違え方の種類と、当てはまりやすい原因
| 間違え方 | 答案に表れる様子 | 当てはまりやすい原因 |
| 知識不足 | 用語や語句を答える問題が空欄になっている | ①開始が遅い/②演習不足 |
| 理解不足 | 答えは書いているが、考え方の途中から違っている | ③前学年のつまずき/④生活リズム |
| ケアレスミス | 符号の付け忘れ、単位の書き忘れ、問題の読み違い | ②演習不足(見直しの手順が決まっていない) |
| 時間不足 | 後半がまとまって白紙になっている | ②演習不足(解くスピードが上がっていない) |
▼重要ポイント
■点数ではなく「どこで落としたか」を見る
同じ40点でも、空欄が多い答案と、解き方の途中で間違えている答案では、次にやることがまったく違います。
■いちばん多い種類から手をつける
4つすべてを一度に直そうとすると続きません。落とした点数が最も大きい種類を1つ選び、そこから取り組みます。
■原因がわかったら、まずは声のかけ方から
原因が見えても、生徒様が前を向けないままでは行動に移りません。次の章では、返却直後の声かけをご紹介します。
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2. テストの点数が悪い中学生への声かけと保護者様の関わり方
テストの点数が悪いとき、生徒様自身がいちばん結果を気にしていることは少なくありません。
ここでは、返却直後から次の目標を決めるまでの関わり方を、場面ごとに整理します。
▼場面別の声かけ早見表
| 生徒様の様子 | 声かけの例 | ねらい |
| 落ち込んでいる | 「見せてくれてありがとう。悔しかったね」 | 気持ちを受け止める |
| 気にしていない様子 | 「どの教科がいちばん手ごたえがあった?」 | 自分で振り返る入り口をつくる |
| 答案を見せたがらない | 「点数は聞かないから、間違えた問題だけ一緒に見よう」 | 評価ではないと伝える |
| 頑張ったのに下がった | 「やり方を少し変えれば変わりそうだね」 | 努力ではなく方法の話にする |
①結果を見た直後は責めずに受け止める
返却直後は、生徒様の気持ちがまだ落ち着いていないタイミングです。
この場面で原因を追及すると、次から答案を見せてくれなくなることがあります。答案が手元に来なければ、どこでつまずいたのかを確かめられなくなってしまいます。
■最初のひと言の例
「見せてくれてありがとう」「そっか、頑張ったもんね」など、まずは受け取ったことだけを伝えます。
■1回のテストで決まるわけではないと伝える
「これで高校が決まるわけじゃないよ」と短く添えるだけでも、生徒様の気持ちがほぐれます。詳しい見通しは3章でご紹介します。
■原因の話は日をあらためる
その日は受け止めるところまでにして、答案を一緒に見るのは翌日以降にすると、落ち着いて話せます。
②場面ごとに気持ちに寄り添う声かけの例
同じ点数でも、生徒様の受け止め方は一人ひとり違います。
落ち込んでいるときと、気にしていないように見えるときでは、かける言葉を変えたほうが伝わりやすくなります。
▼場面ごとの声かけと、その後の進め方
| 場面 | 声かけの例 | その後の進め方 |
| 落ち込んで口数が少ない | 「悔しかったね。気持ちが落ち着いたら一緒に見ようか」 | その場で原因を聞かず、翌日以降に答案を開く |
| 気にしていない様子 | 「どの教科がいちばん手ごたえがあった?」 | できた教科から話し、そこから他の教科に広げる |
| 言い訳が多い | 「なるほど、そこが大変だったんだね」 | いったん受け止めてから、次にできることを聞く |
| 勉強したのに下がった | 「時間はかけていたよね。やり方を見直してみよう」 | 努力ではなく方法の問題として一緒に考える |
③避けたい言葉・対応と代わりにできること
心配な気持ちから出た言葉が、結果として生徒様のやる気を下げてしまうことがあります。
言い方を少し変えるだけで、同じ内容でも受け取り方が変わります。
▼避けたい言葉・対応と、代わりにできること
| 避けたい言葉・対応 | 受け取られ方 | 代わりにできること |
| 「なんでこんな点なの」 | 責められていると感じ、話す気持ちがなくなる | 「どこが難しかった?」と事実を聞く |
| 兄弟姉妹や友達と比べる | 自分は期待されていないと受け取る | 前回の答案と比べ、変化した部分を見る |
| 「やる気がないだけ」 | 性格の問題にされたと感じる | 勉強のやり方という直せる部分の話にする |
| スマートフォンを取り上げる | 罰と受け取られ、勉強と結びつかない | 使う時間帯を一緒に決め直す |
| 何も言わずに任せきりにする | 関心を持たれていないと感じる | 週に1回、進み具合を聞く時間をつくる |
▼重要ポイント
■人ではなく、やり方の話にする
「あなたは〜」ではなく「このやり方だと〜」と主語を変えるだけで、生徒様が受け止めやすくなります。
■過去の話を持ち出さない
「前も同じだったよね」と重ねると、話が今回のテストから離れてしまいます。
■できていた部分を1つ挙げる
提出物を出せていた、苦手な教科だけは前回より上がった、など小さくてもかまいません。
④次のテストの目標は生徒様と一緒に決める
保護者様が決めた目標は、生徒様にとって「やらされるもの」になりやすく、途中で止まりがちです。
次のテストの目標は、生徒様の口から出た言葉をもとに決めると、取り組みが続きやすくなります。
■手順1:上げたい教科を1つ選んでもらう
全教科を上げようとすると負担が大きくなります。まずは1教科に絞ります。
■手順2:今回の点数に10点から20点を足した点数にする
手が届く範囲の目標にすると、達成したときの手ごたえが次につながります。
■手順3:そのために何をするかを1つだけ決める
「ワークを2周する」「毎日15分復習する」など、行動の形にしておくと振り返りやすくなります。
決めた内容は紙に書いて見えるところに貼っておくと、保護者様からも声をかけやすくなります。
⑤保護者様が勉強を教えるときに気をつけたいこと
保護者様が直接教えようとすると、関係が近いぶん、お互いに感情が動きやすくなります。
教えること自体が悪いわけではなく、役割を決めておくとうまく進みます。
■教える範囲を決めておく
「わからないと言われた問題だけ」など範囲を決めると、長時間になりにくくなります。
■答えではなく、次の一手を伝える
「教科書の何ページを見てみよう」と示すだけでも、生徒様が自分で進められます。
■学校で教わる解き方が変わっていることがある
保護者様が習った方法と学校の進め方が違う場合は、学校のやり方に合わせるほうが混乱しません。
■うまくいかないときは無理に続けない
言い合いになってしまう場合は、第三者に任せたほうが、生徒様も保護者様も負担が軽くなります。
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3. テストの点数が悪い中学生の高校受験への影響と見通し
「このままでは高校に行けないのでは」という不安は、内申点の仕組みがわかると落ち着くことが多くあります。
まずは、定期テストの点数がどのように評価につながるのかを確認しましょう。
▼定期テストから内申点までの流れ
| 段階 | 内容 | 1回のテストの重み |
| 定期テスト | 学期に2回から3回程度 | 評価のもとになる材料の1つ |
| 通知表の評定 | 教科ごとに5段階で付く | 学期・学年を通して判断される |
| 内申点 | 評定をもとに算出し、調査書に記載される | 対象学年は都道府県で異なる |
①定期テストの点数が内申点に反映される仕組み
通知表の評定は、定期テストの点数だけで決まるわけではありません。
現行の評価では、教科ごとに「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から学習の状況を見ることになっています。
■知識・技能/思考・判断・表現
定期テストや小テスト、レポートなどで確かめられる部分です。テストの点数が最も反映されやすい観点といえます。
■主体的に学習に取り組む態度
自分の学習を振り返り、進め方を工夫しているかなどを見る観点です。挙手の回数やノートの取り方といった形式的な活動だけで判断するものではないとされています。
■実技教科も評価の対象
音楽・美術・保健体育・技術・家庭も5段階で評定が付き、都道府県によっては入試で重く扱われます。
※評価の観点の扱いは、今後の学習指導要領の見直しにより変わる可能性があります。最新の内容は文部科学省や各教育委員会の公表資料でご確認ください。
②内申点に使われる学年は都道府県で異なる
内申点は、調査書に記載されることから調査書点とも呼ばれます。
対象になる学年や計算方法は都道府県によって違うため、お住まいの地域の仕組みを知っておくと、いつからの成績が影響するのかがはっきりします。
▼公立高校入試で使われる内申点(調査書点)の例
| 都県 | 対象学年 | 計算方法 |
| 東京都 | 中3 | 5教科の評定25点+実技4教科の評定を2倍した40点=65点満点 |
| 神奈川県 | 中2・中3 | 中2の9教科45点+中3の9教科を2倍した90点=135点満点 |
| 千葉県 | 中1〜中3 | 各学年の9教科45点を3学年分合計=135点満点 |
※制度は年度によって変更される場合があります。最新情報は必ずお住まいの都道府県教育委員会の公表資料でご確認ください。
入試当日のテスト(学力検査)と内申点の配点の比率は、高校ごとに異なります。志望校の選考基準もあわせて確認しておくと安心です。
③中1・中2・中3それぞれの挽回の見通し
同じ点数でも、学年によって優先したいことは変わります。
今の学年で何から取り組めばよいかを確認しておきましょう。
▼学年ごとの見通しと優先したいこと
| 学年 | 見通し | 優先したいこと |
| 中1 | 入試までの期間が長く、やり方を整える時間が十分にある | 勉強の進め方を固め、英語と数学のつまずきを残さない |
| 中2 | 内容が難しくなる時期で、差が開きやすい | 苦手な教科を1つ決めて集中的に立て直す |
| 中3 | 内申点と入試対策を同時に進める必要がある | 定期テストの範囲と受験勉強が重なる部分から進める |
▼重要ポイント
■1回のテストで進路が決まるわけではない
評定は学期や学年を通して判断されるため、1回の結果だけで確定するものではありません。
■中3からでも取り組める部分がある
中3の評定を重く見る都道府県では、3年生からの取り組みが結果に表れやすくなります。
■入試の方式によって重みが変わる
入試当日のテストを重く見る高校もあります。志望校の選考基準を早めに確認しておくと、対策の優先順位が決めやすくなります。
高校受験に向けた進め方や、当会での対策については、こちらのページでご紹介しています。
▼あわせて読みたい
「高校受験コース|東大家庭教師友の会」
4. テストの点数が悪い中学生が次回までに挽回する勉強法
原因が見えてきたら、次のテストまでに取り組むことを3つに絞ります。
返却直後・毎日・テスト前という3つの時期に分けて伝えると、生徒様も手をつけやすくなります。
▼次のテストまでの3ステップ
| 時期 | やること | 1日の目安 |
| 返却後1週間以内 | 答案の解き直し | 1教科20分から30分程度 |
| 毎日 | その日の授業の復習 | 15分から30分程度 |
| テスト2〜3週間前 | 学校のワークの繰り返し | 1時間から2時間程度 |
※時間の目安は当会の指導現場から見た傾向です。部活動の状況や通塾の有無により適切な時間は変わります。
①返却後1週間以内に答案を解き直す
答案は、生徒様がどこでつまずいたかがそのまま残っている教材です。
記憶が新しいうちに解き直すほうが、なぜ間違えたのかを思い出しやすくなります。
■手順1:間違え方を4つに分ける
1章の見分け方の表を使い、間違えた問題に印を付けます。
■手順2:知識不足と理解不足の問題から解き直す
ケアレスミスより先に、覚えていない・わかっていない問題に取り組みます。
■手順3:解説を読んでから、何も見ずにもう一度解く
解説を読んで終わりにすると、自分の力で解けるところまでは届きません。
■手順4:間違えた問題だけを数日後にもう一度解く
時間をあけて解き直すと、身についているかどうかを確かめられます。
②毎日の授業を短時間で復習する
テスト前の負担を軽くする最も確実な方法は、ふだんの授業を短時間で復習しておくことです。
当会の指導でも、1日15分でも毎日続けることを、テスト前にまとめて長時間取り組むことより優先しています。
■英語・数学を優先する
前に習った内容が土台になる教科は、遅れるほど取り戻しに時間がかかります。この2教科を毎日の復習の中心にします。
■その日の範囲のワークを解く
ノートを見返すだけでなく、習った範囲のワークを数問解くところまでを1セットにします。
■わからなかった問題に印を付けておく
テスト前に、その印だけを見直せば済む状態にしておきます。
■時間帯を固定する
帰宅直後や夕食前など、毎日同じ時間にすると習慣になりやすくなります。
③テスト2〜3週間前から学校のワークを繰り返す
定期テストは、学校のワークや授業で扱った問題から出題されることが多くあります。
範囲が発表される時期は学校によって異なりますが、2〜3週間前から進めておくと、解き直しの時間を確保できます。
▼テスト前の3週間の進め方の例
| 時期 | 取り組む内容 | 目指す状態 |
| 3週間前 | ワークの1周目を進める | できない問題を見つける |
| 2週間前 | 1周目で間違えた問題を解き直す | 苦手な単元を減らす |
| 1週間前 | 実技教科と暗記が中心の内容に取り組む | 9教科をひと通り仕上げる |
| 前日 | 印を付けた問題だけを確認する | 新しいことは増やさない |
▼重要ポイント
■1周目は早く終わらせる
丁寧に進めすぎると2周目に入れません。できない問題を見つけることが1周目の目的です。
■すでに解ける問題に時間を使わない
2周目からは、印を付けた問題だけに絞ります。
■実技教科の時間も確保する
実技教科も評定の対象です。1週間前に時間を取っておくと、あとから慌てずに済みます。
教科ごとの進め方や、テスト前の時間の使い方は、こちらの記事でくわしくご紹介しています。
▼あわせて読みたい
「【東大生解説】中学校の定期テストのおすすめ勉強方法」
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5. 【ケース別】テストの点数が悪い中学生の立て直し方
やることがわかっていても、実行できるかどうかは生徒様の環境によって変わります。
ここでは、ご相談の多い3つの状況ごとに立て直し方をご紹介します。
▼状況ごとの立て直しの方向
| 状況 | つまずいている部分 | 立て直しの方向 |
| 家で取りかかれない | 勉強を始めるまでのハードル | 環境とルールを先に整える |
| 中高一貫校で授業が速い | 進む速さに家庭学習が追いつかない | 範囲を絞って身につける |
| 塾に通っても上がらない | 授業を受けた後の復習 | 授業のあとに復習する時間をつくる |
①家では勉強に取りかかれない場合
やる気の問題に見えても、始めるまでのハードルが高いことが原因になっている場合があります。
まず取りかかりやすい形に整えるところから始めます。
■最初の1つを小さくする
「英単語を5個」「計算問題を3問」など、すぐ終わる内容から始めると動き出しやすくなります。
■スマートフォンのルールを一緒に決める
取り上げるのではなく、「勉強中は別の部屋に置く」「22時以降は充電場所に戻す」など、生徒様と話し合って決めます。
■机まわりから気が散るものを減らす
その日に使う教材だけを机に出しておくと、迷う時間がなくなります。
■始める時間を決めておく
「何時からやるか」だけを前日に決めておくと、声をかけやすくなります。
②中高一貫校で授業の速さに戸惑う場合
中高一貫校では、独自のカリキュラムで進度が速く、1回の範囲が広くなることがあります。
公立中学校と同じ進め方では追いつかず、点数が下がったように見える場合があります。
■全部を追わず、優先順位を決める
授業で扱った問題と、学校指定の教材の基本問題を優先します。
■その週のうちに復習を終える
進度が速いぶん、後回しにすると戻る量が増えます。週単位で区切ります。
■学校の教材に合わせる
市販の教材を増やす前に、学校で使っている教材を解き切れているかを確認します。
中高一貫校の進度に合わせた指導については、こちらのページでご紹介しています。
▼あわせて読みたい
「中高一貫校向けの指導|東大家庭教師友の会」
③塾に通っているのに点数が上がらない場合
塾に通っていても、授業を受けるだけで復習が追いついていないと、点数に表れにくくなります。
通う回数を増やす前に、今の使い方を見直してみてください。
▼通塾していても点数につながりにくいとき
| よくある状態 | 起きていること | 見直したい点 |
| 宿題が終わらない | 量が今の学力に合っていない | 解く問題を絞り、解き直しの時間を作る |
| 授業中に質問できない | わからない部分が残ったまま進む | 質問できる場を別に用意する |
| 学校の範囲と合わない | 塾の進度と定期テストの範囲がずれている | テスト前は学校のワークを優先する |
| 前学年の内容が抜けている | 集団授業では戻る時間が取りにくい | 戻って復習する時間を別に確保する |
▼重要ポイント
■通う回数を増やす前に復習の時間を見る
授業が増えても、復習の時間が取れなければ同じ状態が続きます。
■わからない部分を残さない仕組みをつくる
その日のうちに質問できる相手がいるかどうかで、身につく度合いが変わります。
■塾をやめる前に組み合わせを考える
塾は続けながら、抜けている部分だけを1対1で補う方法もあります。
ここまでの見直しを試しても変化が見られないときは、塾以外の方法もあわせて考える段階です。
当会にご相談いただくご家庭様にも、次のような状態が続いていたケースが多くあります。
▼1対1の指導を検討したいサイン
■どこでつまずいているかがわからない
答案を見ても、どの単元まで戻ればよいか判断がつかないとき。
■保護者様が教えると話し合いが進まない
教えようとするたびに言い合いになってしまうとき。
■勉強しているのに結果が変わらない
時間はかけているのに、2回続けて点数が下がっているとき。
1つでも当てはまる場合は、次の章でご紹介する1対1の指導もご検討ください。
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6. テストの点数が悪い中学生を支える東大家庭教師友の会
当会は、東大生をはじめとする難関大生の家庭教師をご紹介しているサービスです。
テストの点数の立て直しについても、原因の見分けから次のテストの計画づくりまで1対1で対応いたします。
①高校受験を経験した東大生・難関大生の教師が在籍
当会には、高校受験を経験した教師が多数在籍しています。
自身が中学生のときにどう立て直したかという経験をもとに、生徒様に合わせた具体的な進め方をお伝えできます。
■志望校出身の教師をご紹介できます
全国の有名高校を受験し合格した教師が在籍しているため、志望校や同性といった条件でのご紹介が可能です。
■年齢の近い先輩として支えます
勉強の内容だけでなく、悩みや不安についても相談しやすい存在として関わります。
■プロ家庭教師もご紹介できます
高校受験の指導経験が豊富な大学院生・社会人の教師もおります。ご希望に合わせてお選びいただけます。
②つまずきに合わせた学習計画と1対1の指導
集団の授業では、生徒様一人ひとりのつまずきに合わせて戻ることが難しい場合があります。
当会では、答案の確認から次のテストの計画づくりまでを1対1で進めます。
■体験授業で学習計画を作成します
150分の無料体験授業では、教科指導に加えて学習計画の作成と面談を行います。
■学習した内容をご確認いただけます
どの範囲を学習し、どこを苦手としているかを、指導後の報告やマイページでご確認いただけます。
■生徒様と保護者様の間に入ります
学習の状況など、生徒様から直接は話しにくいことについても、教師がお伝えします。
③テスト前に合わせて指導回数を調整しやすい
当会は月謝制ではなく、受講した分だけの後払い制です。
テスト前に回数を増やすなど、そのときの状況に合わせた調整がしやすい仕組みになっています。
▼料金と日程の仕組み
| 項目 | 内容 |
| お支払い | 受講した分だけの後払い制で、月謝制ではありません |
| 日程の調整 | 教師と直接ご相談いただき、塾や学校の予定に合わせて調整できます |
| キャンセル | 指導キャンセル料、教師交代費、解約金はかかりません |
| 体験授業 | 入会前に150分の無料体験授業で相性をご確認いただけます |
※料金体系やサービス内容は変更される場合があります。最新情報は必ず当会の公式サイトでご確認ください。
④指導のない日もオンライン自習室で質問できる
当会では、ご自宅から参加できるオンライン自習室を開講しています。
指導のない日でも、わからないところをその場で質問できる環境をご用意しています。
■教師が常駐しています
東大・難関大に在籍する教師が常駐し、中学生・高校生の文系・理系科目から受験対策まで幅広く対応します。
■予約は不要です
開講時間内であれば、「今日は30分だけ」「テスト前なので3時間」といった使い方ができます。
■追加の費用はかかりません
自習室の利用料は毎月の学習サポート費に含まれているため、何回参加しても追加の費用はかかりません。
開講時間や参加方法は、こちらのページでご確認いただけます。
▼あわせて読みたい
「オンライン自習室のご案内」
ここまで、当会の教師とサポートの内容をご紹介しました。ご検討にあたって、特にお伝えしたい点をまとめます。
▼重要ポイント
■相性を確かめてから決められます
無料体験授業で教師の指導と相性をご確認いただいたうえで、ご入会をお決めいただけます。
■塾との併用もできます
塾は続けながら、抜けている部分だけを1対1で補う使い方にも対応しています。
■ご相談だけでもかまいません
「どこから手をつければよいかわからない」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。
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7. テストの点数が悪い中学生についてよくある質問
Q1. 中1の最初のテストの点数が悪いと高校受験に響きますか?
-
A:影響の大きさは都道府県によって異なり、1回のテストだけで決まるものではありません。
対象学年や計算方法の違いは「3. テストの点数が悪い中学生の高校受験への影響と見通し」をご覧ください。
Q2. 次のテストの目標点はどう決めればよいですか?
-
A:上げたい教科を1つ選び、今回の点数に10点から20点を足した点数にすると取り組みやすくなります。
生徒様と一緒に決める手順は「2. テストの点数が悪い中学生への声かけと保護者様の関わり方」でご紹介しています。
Q3. 部活が忙しく勉強時間が取れないときはどうすればよいですか?
-
A:まとまった時間を作ろうとせず、1日15分程度の復習を毎日続ける形に切り替えてみてください。
優先する教科や続け方は「4. テストの点数が悪い中学生が次回までに挽回する勉強法」をご覧ください。
Q4. 実技教科のテストの点数も内申点に関係しますか?
-
A:関係します。実技教科も5段階で評定が付き、都道府県によっては重く扱われます。
都県ごとの扱いの違いは「3. テストの点数が悪い中学生の高校受験への影響と見通し」でご紹介しています。
Q5. 点数が上がったらご褒美を約束してもよいですか?
-
A:点数ではなく、取り組んだ行動に対して用意すると続きやすくなります。
点数だけを条件にすると、届かなかったときにやる気が続きにくくなります。「毎日15分の復習を2週間続けられたら」など、自分で達成を確かめられる形にしてみてください。
Q6. テスト前だけ指導の回数を増やすことはできますか?
-
A:可能です。当会は受講した分だけの後払い制のため、指導回数を調整しやすい仕組みです。
料金と日程の仕組みは「6. テストの点数が悪い中学生を支える東大家庭教師友の会」をご覧ください。
まとめ|テストの点数が悪い中学生への声かけと次の一歩
テストの点数が悪いとき、まず大切なのは点数そのものではなく、どこで点を落としたかを見分けることです。そのうえで、返却直後は責めずに受け止め、落ち着いてから次の目標を一緒に決めていくと、生徒様が前を向きやすくなります。
内申点の仕組みは都道府県によって異なり、1回の結果だけで進路が決まるわけではありません。答案の解き直し、毎日の短い復習、テスト2〜3週間前からのワークの繰り返しを続ければ、次のテストにつながります。
ご家庭様だけで進めることが難しいと感じたときは、当会までお気軽にご相談ください。
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中学生の指導ができる家庭教師の紹介
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